2002年5月6日
FastAbsに続く、人体実験シリーズ第2弾ということで、あこがれの体脂肪計を買ってきました。
中央にさんぜんと輝く「サンプル」の文字がかっこいいです。展示品だったのですが、「早く壊れるなんて事はありませんよ」の言葉に安心して買いました。楽しみにしながら飛んで帰り、早速使ってみることに。
なになに?私の体脂肪は31.2%で「やや肥満」ですと?
なんたることだ! 私はFastAbsでダイエットした身だぞ。それを小錦だと!? パパイヤ鈴木だと!?
おいらすねちゃうもんねー。プンプン。
……いや、ちょっと待てよ?
これ、乗る前から31.2%になっていたぞ。リセットしなきゃだめだろ。
操作部分にリセットボタンを探し、のぞき込んだとき、恐ろしい事実が判明しました。
この操作部の液晶画面、カラー印刷だよ? ということは、これって動作サンプルじゃなくて、モックアップ(形状見本)!?。
たしかに店員の言ったとおり、早く壊れることは無いだろうな。動かないんだもん。っていうか、動くかどうか確認もせずに「壊れない」と言い切って売ってたのか。
そっこく返品してやる。と思っていたが、よくよく考えてみると、これは「どんなに食べても太らない、理想的な体脂肪計」ではないか。一種の「発想の転換」だ。女の子と友達になったらすかさずこの体脂肪計に乗せ、「ほら。きみはやや肥満だよ♪」とささやけば、どんな女の子でもイチコロだ。さらに肥満の部長をこの体脂肪計に乗せ、「もう少しで標準ですよ」とゴマをすれば、次期係長のイスも夢ではなくなる。まさに夢の体脂肪計。サンタさんからの贈り物だ。
そうなってくると返品するのももったいないと考えるようになる。結局FastAbsも返品しなかったしなぁ。私のお宝箱に入れておこうかな。
というわけで、今回は測定不能のため、実験失敗でした。次回の人体実験3をお楽しみに〜(やるのか?)