ビデオキッズ(アニメ雑誌の読者コーナー)に文章投稿を行っていたとき、私が気を付けていたことを書きます。 こうすれば必ず掲載されるというわけではないですが、ネタがないときなどは文章の構成でカバーするといったことを身につけておけば、常連への道は ずっと近くなります。
書き方を押しつけるつもりはありませんので、こういう書き方もある、程度に見てもらうと、いいかもしれません。
基本的に私は「です・ます」調です。これは、書いたものを2,3日置いて、冷静に読み直すことにより、文章全体が落ち着いてくることから、文体も「です・ます」調に統一しました。それで、私の文章は淡々としたものが多くなっています。文体や語尾の言い回しは、話の時間や情景を表現しますので、統一されている方が読みやすいです。例外として、文中での話し言葉や心情を表す場合に「だ・である」調に変えています。
ワープロでは、漢字が使えるところは全て漢字に変換してしまいますが、普段使わない単語はひらがなに変えたほうが読みやすいので、投稿でもいくつかの単語がひらがなに修正されました。ビデオキッズ以外でも、一般的にひらがな表記をする風潮の単語です。そのほかにも、読み方を間違えやすいものは、ひらがな表記をするようです。ただし、修正されたからと言っても、国語的に間違っているわけではありませんのであしからず。
前:和やか
後:なごやか
前:訊ねる
後:たずねる
前:靴を履く
後:靴をはく
前:その頃、
後:そのころ、
前:子供達
後:子供たち
前:曖昧
後:あいまい
前:お腹がすいた
後:おなかがすいた
前:全てを話す
後:すべてを話す
前:理由が解る
後:理由がわかる
前:結構
後:けっこう
前:過ごす事になる
後:過ごすことになる
逆に、漢字に修正された単語です。
前:とりつける
後:取り付ける前:うれしいことに
後:嬉しいことに要約
難しい単語はすべてひらがなにする! くらいでちょうどいいようです。文章というと、なんでも漢字にしてしまう人がいますが、VKへの投稿(趣味の要素が強い文章)のような場合は、ひらがなが多い位の方が読みやすいですね。
読者に呼びかける
文章中で、「○○ですよね?」「皆さんもそう思いますよね?」と、呼びかける。同意する、しないに関わらず、呼びかけによって読み手を引き込む効果があります。
「!」
効果としては呼びかけと同じです。「なんだって!」のように心情を表すセリフは、効果が高いです。
ワープロ
まず、私にはワープロが必須になりました。手書きのほうが味が出るので、投稿には手書きのほうが有利なのですが、私は鉛筆を持つのが嫌いなので、必ずワープロ書きです。ワープロソフトはなんでも良いですが、私は一太郎を使っています。一太郎に付属しているATOKという日本語入ソフトは、お役所関係の文章を書く場合に都合がよいので。ATOKが他の日本語入力プログラムと違うところは、日本語審議会という「正しい日本語を規格化しよう」という組織の指標に従っており、従って教科書などの文章をワープロうちしたときに、最も“正しい”変換をしてくれます。
音楽
バックグランドミュージックとして、聴きたい曲を選び、リピートで一日中音楽を鳴らしています。文章に集中したいときは曲を止めることもありますが、気に入った曲は精神の集中を助けるので、たいていなんらかの曲がかかっています。アニメVへの投稿の時には、やっぱりアニソンが良いです。
飲食
執筆中は、コーヒーをよく飲みます。食べ物も、アゴを動かしていると、頭が明快に働くので、なにか口にしています。ただ、食べるのに夢中になると、執筆できないので、スルメなど噛むものが多いですね。私が最も愛用するのは、ピーナッツです。ピーナッツって、食べ過ぎると鼻血が出るっていうけど、どうなんでしょ。ピーナッツは口の中に渋みが残るので、スナック菓子や、最近では昆布など試していますが、ピーナッツにかなう食品はまだありません。食事は、食べ過ぎると眠くなるので、多少の空腹は我慢しています。コーヒーだけで一日を維持することもあります。
服装
きちっとした服装をしたほうが長時間書けますね。精神的に集中できるからだと思います。投稿を書くために、お風呂に入るのは、私としずかちゃんだけでしょうか?
ノート
科学に関する画期的な発明・発見は、睡眠中に思いついたものが多いそうです。私も寝入るときにネタが浮かぶことが多く、枕元には必ずノートが置いてあります。起きてから、夢を忘れないうちに書き残しておくこともあります。あと、お風呂に入っているときにもネタを思いつきます。血液の循環が良くなるからだと思われるが、残念なことにノートを風呂場へ置くことが出来ず、風呂から出る頃には心も体も、そしてネタもキレイさっぱり忘れていることが多い。
メモ
外出時にノートを持ち歩くわけにはいかないため、ズボンのポケットにはネタ帳が入れてある。かれこれ6冊目になる。家を出るときには必ず携帯するのは、私は歩いているときにネタが出てくることが多いためである。見慣れない風景が、刺激になっているためでしょうか。ネタが浮かぶと、ところかまわずメモします。
執筆期間
アニメVの投稿の場合、最もおもしろく書ける日程は、
- アニメV発売日に、他の人の文章を読みながら、「俺も似たような経験がある」などと、おもしろい体験を思い出したら、それをノートに書き綴る。ここでは箇条書きでも良い。
- アニメVを最後まで読み終わったら、書き綴ったものをワープロで清書する。
- ワープロによっては「文章校正」という機能があり、これは、文法的に間違った日本語を指摘する機能である。一太郎やWORDにはこの機能があり、長文の時にはよく利用する。
- 文章を一週間ほど寝かせる。
- 冷静になったところで、文章を読み返す。おもしろいと思った文章がおもしろくなかったりするが、だからといってボツにするのでなく、おもしろくないところの表現を修正する。
- ビデオキッズをさらに読み返し、さらに思いついた小ネタも投稿する。
- 締切前にポストに投函する。
ネタの選別
私は獅子王”さわやか”ペパーミントと呼ばれていることもあるので、自分で下ネタを禁止にしています。たまにえげつないネタを思いついて、投稿したい衝動に駆られますが、全国1万6千人のペパーミントファンのために、我慢しています。下ネタはなまちち&イるミナ!?コンビにまかせることにしました。