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商売繁盛も玉の輿もお任せ!!
江戸っ子が頼る神社の御利益
秋葉原は、住居表示では神田になり、喧嘩とお祭の大好きな江戸っ子の本場だ。喧嘩のことはともかく、神社やお社はあちこちにある。いまはパソコンで成り立っているこの街が、
ときどき商売繁盛を祈願したりしているからおかしい。
このあたりでいちばん有名なのは、よく時代劇の舞台になる神田明神。天平2年に大手町に創建されたものが、元和2年にJR御茶ノ水駅わきの現在の位置に移された。以来、江戸っ子
の守り神としてその調子のいい気風を支えている。
まつられているのは大巳貴命(おおなむちのみこと・大黒さま)、少彦名命(すくなひこなのみこと・恵比寿さま)、そして平将門(たいらのまさかど)という豪勢な顔ぶれ。江戸っ子は、どんな厄介ごとが持ち上がろうと何はともあれ「大黒さま恵比寿さま将軍さま」と念じて両手を合わせ、たちどころに解決してしまうのだ。

電気街の近くでそこそこに有名なのは、JR山手線と神田川が交差したあたり、ワシントンホテルの神田川をまたいだ裏手にある柳森神社。東京メトロ日比谷線の秋葉原から電気街へ向か
うなら、道を1本
、遠回りすれば立ち寄れる。
柳森神社のご神体は
、地元で「お狸さん」と呼ばれる狸。で、この狸がただものではない。のちに徳川綱吉を生む桂昌院が、ふくらんだ腹と大きなアソコに懐妊を祈願して江戸城にまつっていたものといわれる。桂昌院は八百屋の娘から成り上がった人なので、江戸っ子は狸を「他抜き」とかけて、立身出世、商売繁盛の神さまとした。女性には、玉の輿にのる御利益もあるらしい。
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