仙北鉄道   '63.5.2 撮影

瀬峰駅です。DC102の牽く堂々たる貨物列車が入線してきました。この辺りは有数の穀倉地帯でまだ農産物輸送に貨物の活躍する場があったようです。この機関車DC102は静鉄駿遠線等と同じく、Cタンクの走行部を使って改造したものです。

当線のエースキハ2406です。'60年東急車輌製でセミクロスシート付き、長さも13.8mと最大です。場所は失念。多分高石だと思うのですが。左奥貨物ホームに昔懐かしい手動式の給油機が見えますね。

以前、瀬峰から築館までの線路があったのですが、昭24年、台風被害のため廃止となり、線路跡はバス専用道路となりました。しかし瀬峰駅から築館方面に数百米、築堤上の線路が残されており、バスはレールをまたいで走っています。乗車時もお客はちゃんと改札を通りブリッジを渡ってこの2番ホームからバスに乗り込む事になっています。廃止後14年経っても、頑固に鉄道時代のやり方を変えないのは、何かほほえましい感じです。

キハ2404?  瀬峰駅
右側に見える東北本線には電化の為の架線柱が立ち始めています。

ハフ1410
大12年の雨宮製の木造車です。こういう付随車には暖房は全くなかったらしいです。一時期火鉢を置いて暖をとっていたけれどやはり火災の危険からすぐ廃止になったそうです。あの辺、冬寒かったろうな。

ワ613、ワ621、ワフ65   瀬峰
全長5米ちょっとの小さな車ですが、こんな有蓋車が当時34両もあったと言うから驚きです。農産物の輸送が多いので積み荷が雨に濡れるのを嫌った為らしいです。


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