2011/11

●オブサンズバンド・ボージョレーライブ+マジック@三軒茶屋 オブサンズ
◎11/26(土)
1st 19:30〜 2nd 21:00〜 ¥5000(フリードリンク、フード、ショーチャージ込み)
●ジャマライブ(JAZZ&MAGIC)@菊川 なあーじゅ
◎11/30(水)
←驚異の超能力者・エスパー熊五郎、放送禁止ねたで大暴れ。レギュラー出演中!
予約が必要です。 (ADULT ONLY)
ライブにて震災の募金をしていますのでよろしくお願いします。
〜マイ日本復興ソング〜
---------------------------------------------2011/11/29
悲しいなあ。大橋ツヨシのエレキングが終わった。
でも、10年の連載が「第一部」だったとは! 第二部を気長に待っているか。。。
話しは違うけどマジックショーを人前でするという状況は大きく分けてふたつある。
ひとつは自分のライブ。そしてもうひとつは不特定多数の場所でのライブ。
自分のライブというのはソロライブだけではなく、寄席とか劇場での催しものの中で出演する場合もある。
この場合の演技はお客さんが見にこようという意志があるのでやりやすい。仮に劇場型ライブとよんでおこう。
しかし後者の場合は、ストリートであったりスーパーの客寄せだったり、酔客のいる場所だったりする。仮にストリート型とよんでおく。宴会の余興も含む。
このやっかいなストリート型の場合を考察してみる。
さてその際、マジシャンが有名かどうかは別にして、熟考した手順を演技するべきだと思う。
劇場型と同じでは目をひかないし、お客さんは見ようとしないだろう。
落語家だって、ストリート型のお客さんの前では「時そば」とか「寿限無」をやるだろう。決して「芝浜」はやらない。
マジシャンだって、いくら超不思議な演目でも不思議に到達するまでが複雑だったり時間のかかるものは、ストリート型のお客さんの前では無益になってしまう。
いずれにしてもアトラクションとは「人目につく」とか「誘惑する」という意味のアトラクトからきているから、どちらのケースでも目立たなければならいないのはいうまでもない。
ストリート型のお客さんの時は、目を引く物を使い、なるべくシンプルな現象、わかりやすいネタの運びそしてひとつのマジックの始まりから完結までの時間が短いのが重要だ。
そんなこんなを考えると、手順を構成するのはこの歳になっても難しい。
でもそれが思惑通り決まると、作戦勝ちで、実に気持ちがいいけどね。
――私の演目のひとつ、エスパー熊五郎はほぼ自分のライブでしかやらない。やつは人見知りするからな。
あしたのなあーじゅジャマライブではやりますよ。
やつに会いたければ見に来てくださいね〜(結局、この話しは宣伝かい!!)
---------------------------------------------2011/11/28
土曜日の昼は円楽一門会。好の助と一緒でした。やつの落語を袖で見たけど、思わず吹き出したよ。
下座の三味線のおねえさんも笑っていたから、親の欲目ではないだろうね。
そのあと夜は、オブサンズでライブ。
別のバンドで活躍しているベースのOちゃんも遊びにきてくれたよ。写真は
ブログに。
最近、連絡をとりあってる高校時代の同級生(10/28参照)のファミリーが見に来てくれた。喜んでいただけたようです。
帰りの電車の方向がちがうから写真が撮れた。
「こんど飲もう」というから「芸人と飲むならそっちもちだよ」と言っておいた。
――同級生としてなら割り勘だけどね。
昨日は浜松駅から車で1時間以上かかるところでの文化講演会。
移動中の車の窓からみると、天竜川沿いにサッカーや野球のできる場所がいたるところにあった。
が、とあるサッカーグランドになんとヘリコプターが。
そのあと救急車の音が聞こえてきた。患者を運ぶのかな。
今日は近所のホテルでジャズバンドの仕事。最近マジックの仕事より多いかも。
---------------------------------------------2011/11/25
とある製紙会社の御曹司がカジノで莫大なお金を使ってしまった。
カジノは相手を見て最初に勝たせる場合がある。それにハマったんだな。
笹沢佐保原作の渡世人、木枯紋次郎は賭場で少し勝ったら、すぐやめて帰り際に「これ、若い衆の酒代です」といっていくらか置いて去る。
賭場から少しの金を巻き上げたが高額ではない上に、このチップで、追いかけられておそわれたりしないのだ。
裏街道をうまく歩く渡世人のルールだな。
人間はいい思いをすると深みにハマる。――それはギャンブルだけに限らない、マジックショーでも同じ。
お客さん自身が他のお客さんのカードをあたかも当てたかのような演出があるが、本人はそれで気分よくマジックショーにハマってもらえればマジシャンにとっては好都合だ。
ところで御曹司の件だけど、大昔だったら三太夫という家老がいて放蕩な若様を諫めたりしただろう。
ちょっと前の昔だったら落語にもでてくる大店の若旦那に苦言をいう大番頭がいただろう。
あの会社にはそういう人がいなかったんだなあ、きっと――というかそういう人を作らなかった親も未熟だったとしかいいようがない。
製紙会社だけに薄っぺらな経営だったかも……。
――そんな親子もあれば、こちらの親子は中村とみじゅうろう(81歳)さんとその息子の中村たかのすけ(11歳)くん。人間国宝の歌舞伎役者の父は先日亡くなってしまった。
そのたかのすけくんを励ます会があり、マジックを披露してきたよ。彼はマジックが好きだそうです。
はっきり言ってお客様のほとんどが歌舞伎界の長老ばかりでやりにくかったですが、たかのすけ君と友達が10人ほどいたので、助かりました。もちろんエスパー熊五郎も出演。
来年、彼は一人前として舞台に立つ。応援したいですね。
実はこの私をこの会に呼んでくれたのはあの映画監督の山田洋次さん。以前、高井研一郎画伯の生前葬でご一緒して私の演技を見ていたのです。
数少ない友人の中原まこと先生の
ブログにも書いてありましたが、人と人とはうまく繋がっていくなあと、改めて実感しました。
会の帰り、その高井画伯にお礼がてら、銀座でマッカラン18年をダブルでおごりました。
ところで山田洋次監督の長年飼っていた愛犬の名前は――熊五郎だったそうです。動物同士?、これも繋がった。
↓翻って我が親子は――先日の夕刊に載せてもらった。
写真は兼好さんですよ。26,27が余裕がある?! いかんだろが。みんな電話予約してね〜。
でも、ありがたい。
↓銀座にて。なぜ傘が。。。
――彼方を見たら、ジーン・ケリーが談志師匠と踊りながら歩いて行った。師匠! 忘れ物ですよ!
---------------------------------------------2011/11/23
「談志が死んだ」という回文があるが、ほんとにその日が来るとは。。。。
マジックを誰よりも愛していた。
スライハンドの名手、ノーム・ニールセンを一緒に見た時、師匠が誰よりも早くスタンディング、オベイションをした。
芸がわかってる人だと思った。そしてあの、スーパーマジシャン、シマダについても熱く語っていた。
つい最近、好の助が買ってきた師匠の若い頃の「黄金餅」を聞いたばかりだ――ずば抜けて面白かった。
師匠はいつでも、素晴らしい。そして天才だった。 私と同じ時代に重なりそして、生きて、そして何度も一緒の仕事をさせてもらって――天に感謝!
↓今日は、「五人廻し」を聞きながら寝るよ〜。笑いながら、そして、たぶん泣くだろうな。。。。
---------------------------------------------2011/11/21
ブータン国王夫妻は、いいなあ。。。彼らをみるだけで癒されるし幸せとはなんだろうと考えさせられるなあ。
先日、両国でジャマライブをしました。吉良亭というイタリアンレストランです。マジック自体を生で見たことがないような方々がほとんどです。
なるべくわかりやすい現象で、不思議なものを選んで手順を作りましたが、このベテランの私でも気がつかなかった失敗がありました。
腹話術のエスパー熊五郎の後に、トランプを一杯出す、カードマニピュレーションをしたのですが、右手が熊五郎のせいで汗でべとべとになっていました。
「ああ、これはまずいなあ」と思いながらカードを扱ったのですが、いつものように鮮やかにはいきませんでしたよ。ああ、びっくりした。
それでも初めてのお客様には驚きと不思議さを与えたようで一安心。
――みなさんにアドバイスです、腹話術の後にはカードマニピュレーションをしないようにしましょう。
あ、いっこく堂さんに伝えなきゃ。。。。(せんでいい!)
↓写真は吉良亭の料理の一部。このあとパスタなどが続きます。
このライブ、飲み放題食べ放題、さらにボナ植木のマジックと吉澤紀子のボーカル、そして野田ユカのピアノのライブチャージ込みでたった¥5000です。
ほとんどが店主のお客様ですが、次回は少しの椅子の割り当てをもらって一般のお客様にも来てもらえるようにしたいです。
なあーじゅやオブサンズでのジャマライブとはひと味違ったライブですよ。
朝7時直前のNHKの天気予報をだいたい二日酔いになっていなければ見るのだが、最近、なんかへんなことに気がついた。
天気予報の後、7時のNHKニュースがあるのだけど、いまはいきなりキャスターがでてお辞儀をしてニュースが始まる。
何か変だというのは、以前はあった7時の時報と、それに続くニュースのタイトルと音楽が無かった。
――時報がなくなったのは地デジだからだと気づいた。つまり、実際の時間と地デジから流れる時報とは時差があるということを、以前きいたことがあった。
アナログと地デジの両方を見られるテレビの時、同じ番組を見ると1〜2秒ぐらいの差があったからね。
ということは今のテレビを正確な時計がわりにはできないということだ。
昔はテレビの時報で家のゼンマイ時計を家人が合わせていたなあと懐かしく思い出した。
そうそう、いっこく堂さんのやっていた衛星放送の腹話術も「昔は音声ラインと映像ラインがちがっていたので時差がでました」と解説しないとできないというわけだ。
テクノロジーが進んでいくと、無くなっていくものが多々あるね。
そう考えると、マジックはいまだアナログが主流だ。リンキングリングなんかは300年前から続いている。
つまりマジックという芸は永遠に時代遅れにはならないし、無くならないだろう。
――マジシャンでよかった。
でも、仕事が無くなったりしてな……あはは(汗)
---------------------------------------------2011/11/18
福島第一原発の吉田所長が地震発生から一週間の様子を語る中で「死ぬだろうと思った」と言った。
「死ぬかと思った」というフレーズはよく聞くがそれは一瞬の出来事でそう意識したという意味あいがある。
「死ぬかもしれない」という言葉もあるが、「死ぬだろうと思った」は、持続している時間の先には確実に死が待っているということを意識した恐怖の体験の言葉だ。
収束作業をしている人たちは大変だろうが、その発言の裏には「――今もそれは続いている……」という現在進行形のメッセージだなと私は受け取った。
えらいこっちゃ。
話しは違うが、上の文章を書くのに実は通算5回も推敲している。たかが五行、たかがHPの日記でだ。
言葉の並び順やらで意味がわかりにくいかもしれないなどの理由だ。
このコーナーは日記だから思いついたまま書いてもいいのだが、どうもそれは気に入らないし、進歩がないと思う。
ちなみに日記を公開するなんてことは今に始まったことではない。
土佐日記や更級日記があるではないか。人に自分のことを読んでもらいたいという気持ちは平安時代からあるのだ。
――それはともかく、ブログやツイッターは思いつくまま書くためのものだから推敲などしなくていいと思う。それでも最低、誤字脱字は気をつけるべきだ。
世間に自分のアホを発表しているようなものだからね。
HPのこの日記はある意味、出版と同じだと思っている。読者が読みやすく、こちらの意図がわかるかどうかが大切。
だから私はブログやツイッターはやらない。
パソコンでじっくり書いている。これは将来、自分がもっと歳をとったときの足跡でもあるからボケて読み直しても大丈夫なようにちゃんとしているという意味もある。
――継続は力だ、とよく私は主張しているが、HPのこの日記も何年も続いているからいいというわけではない。
回数を重ねることによって自分が進歩しているかどうかが問題なのだ。
つまり「いい文章、読みやすい文章を書こう」という意識があるかどうかだ。
マジックライブを100回やったとて同じことを同じ意識でやっていては「継続は力」ではなく「継続は時間の無駄」になってしまう。
前回よりも今回、今回よりも次回、そして同じ演目でも「よりよく見せよう」と意識するかどうか、そうやってこそ継続することに意味がある。
――どんな業種でもそうだけど、特に芸事はよりそうだと思うよ。
つまり、果てしないということだ。ふー。
明日は両国のイタリアンでの3回目のジャマライブです。ほぼプライベートライブに近いので一般のお客様はごらんになれませんが、次回よりいいライブにしたいと思います。
さて昨日は夜まじめな打ち合わせの帰り、いつものビストロにボジョレーを飲みに。
今年のボジョレー、なんと熟成仕切っちゃった感じで、ヌーボーらしさ、つまり若さがないイメージ。
あまり飲めませんでした。
どうやら気候がよくて早めに収穫したようで、立派な普通のワインでした。
↓写真はそのビストロにあったボジョレー樽。この中に店のマスターが入ってます。
ボジョレーヌーボーは、やはり、ぬ〜ぼ〜っとした感じがいいなあ。←意味わからんが、推敲はしません。
---------------------------------------------2011/11/16
昨日は日帰りで博多へ。
とある企業のパーティでの余興。30分の演技だが丸一日仕事だ。
しかもサプライズゲストという扱いなので「お客さんにみつからないように」とのことでトイレ行くにも他の階に忍び足で行った。
私は普段の格好ならばれないのにね。
というか、サプライズゲストで舞台に出たとき「誰?」っていわれるかもしれないね。
幸いそんなことはなくてみなさん宴会中なのにじっくり見ていただきました。ありがとう。
その日、私は帽子をかぶっていたし眼鏡は普通の眼鏡だからナポレオンズとはわからないはずなんだけど、その帰りの飛行機の中で、サービス中のキャビンアテンダントさんが私に腰をかがめ顔を近づけて小声でこう話しかけてきた。
「私、今日が最後のフライトなんです、最後の日にお目にかかれて本当にうれしいです」と自分の胸に手をあてて言った。
普通、仕事中の彼女達はあまりプライベートな会話をしない。
きっと、こんな私でも彼女にとっては会ったことがうれしかったというんだから、いままで仕事をしてきてよかったよと思った。
あ、もしかしたら違うタレントと間違えたのかも……よくキムタクに間違えられるからなあ。。。きっとそうだ。あはは。
いつの間にか羽田に自動販売機専用レストランがあった。外にも長椅子がずらーっと並んでいた。しかも24時間と書いてある。
誰が利用するんだろう。国際線はエリアが違うし。
このレストランでは全部マシンだから「いらっしゃいませ〜」と声はかからない。
しかし「コーヒーになります」とか「サンドウイッチでよろしかったでしょうか?」とか「1000円の方からいただきます」などという不毛な会話はなく、静かである。
あれ?そうすると人間のウエイトレスのほうがマシンみたいだな。へんなの。
---------------------------------------------2011/11/14
週末は任天堂3DSのマジック教室の収録。ランチ以外、ほぼ休みなして夜まで。
この収録は結構疲れる。ちょっとした休みもないからね。
特殊な3Dカメラを扱うカメラマンさんも結構、重労働で体調くずしていたし、3Dモニター自体も連続使用でダウン。クーラーで冷やしながら収録しました。
そろそろ3DS買って見てみるかな……。←持ってないのかい!!
昨日は私の生徒が初めて人前でマジックをするというので見に行きました、というか応援にいってきました。
1回目は身体がちがちで手が動かなかったけど、2回目の出演はなんとかうまくいきました。
やはり経験だなあと改めて実感しました。頑張ってな。
帰り、電車に乗ったらドアの上の車内モニターに目がいった。なんじゃ?これ、というので写メをとりました。
運行情報が「た。」かい。
まさか次の駅の田町の「た。」じゃないよなあ。
しばらくしたら、この前のページの残りの一文字だとわかりました。句読点をつめればいいじゃんと思っ た。
さてこれから歯医者です。須原歯科ではないけど、素晴らしい歯科です。
---------------------------------------------2011/11/11
あれから今日で八ヶ月かあ。。。
水曜日は徳島の小松島へ。ジャマライブ常連のO上ちゃんから「徳島なら竹ちくわですよ」とメールがきた。
↓楽屋にいくとなんとそのちくわが。素晴らしい!
あれ?竹ちくわって漢字で書くと、竹竹輪だな。おかしいな。変竹林だな。
その前に腹ごしらえにまずうどんを食べに。
↓写真は小間使い――じゃなかった曲コマ使いの三増れ紋さんが私の頼んだ玉とじうどんに魔の手を伸ばすところ。右奥のとんがり頭は木久蔵さん。
そんなに腰は強くないがほどよい感触でうまい。
今回の仕事は恒例の宝くじ寄席である。
出演者は(敬称略)、猫八、昇太、れ紋、木久蔵、昇也、ナポ。
ここ数年、10月とか11月の地方寄席はこの話題。(過去HPを参照)
それはともかく、写真は海保。
散策すると、素晴らしか〜という歯医者を発見。
でも、そばにいつも謝っている病院もあった。
夜は徳島グランビアホテルに泊。
翌日は三好市池田。公演前に散歩。池田といえばムヒで有名?な高校野球の名門・池田高校。

左の坂を上るとある。が、疲れるので行かなかった。
↓写真は阿波池田駅あたり。ジオラマみたいだ。
楽屋にもどると猫八師匠と昇太さんがサインを。奇しくも猫サイン。

猫にごはんの意味は不明だ……。
というわけで帰りはボーイング767を操縦して無事帰京。気流が乱れて操縦しにくかったなあ……。
で、そのとき飛行しながら聞いたレディ・ガガとトニー・ベネットのThe Lady Is A Trampはすんごいかっこいい! 映像はこれ→
★
---------------------------------------------2011/11/9
時空をとらえることができるマジシャン・ドクター○オンが、先日とあるところで空間移動しているところに遭遇。
どこに行くのかと思ったら銀行に入っていった。近くによって移動装置をみるとなんと自転車にそっくりのマシンだった。
↓自宅でインスタントの長浜ラーメンを食べる。どんぶりは高井画伯からいただいたもの。
これから徳島です。やっぱうどんかなあ。。。
---------------------------------------------2011/11/7
ギリシャといえば賢人が多くいたというイメージがあるが。。。あ、かなり大昔のことだね。大丈夫かな今のギリシャ。
先日、夜、出かけるときになんとマンションのエントランスで、びったーん!と転んだ。
高度な図解解説をすると、○| ̄|_ ではなく _○_ __ こうだ。
まさに両手両足は蛙のごとく広がり、一気に倒れた。ああ、びっくりした。
実はエントランスに3センチくらいの段差があるのは知っていた。前々から気をつけていたのだが、なぜかどんぴしゃりにつま先がひっかかった。
歳のせいもあるだろうが、両膝も同時に地べたについているから、たぶん、後足ではなく前に踏み出した方の足がひっかかったのだ。
その時、足より上の身体は等速直線運動をしているからつま先が止まっても慣性の法則で前に移動する。
そして、つま先が支点となり行き場を失った身体のパワーは地面に向う――物理法則は正確だったのだ。
――歩いていてつまずくことはよくあるし、人生もそうだけど、こんなに見事に転んだのは思い起こせば、5歳の頃、錦糸町駅前で乳母と散歩中に転んだ時以来だ。
で、現代に話しはもどるけど、その時たまたまそばにいたマンションに住んでいる女性が「大丈夫? あそこ危ないのよね」と声をかけてくれた。
エントランスには防犯カメラがあるから、きっと写っているだろう。ああ、恥ずかしかった。。。
そういえば、昔、ジャグラー都一さんというマジシャンがいて、その人はスライハンドの名人だったそうだが、駅の階段から転落した時、思わず手をかばったため頭を打ち、亡くなったという話しを聞いたことがある。(たしか奇術研究にその話しが載っていたなあ)
手を守るとは、まさにマジシャン魂だ。
で、私はというと、転んだとき両手のひらをパーにしてびったんと地面についていた。あほか、と自分に言いたい。
しかし、マジシャンなら手を守るべきだったのだろうが私はとっさの判断で、手よりもハンサムな自分の顔を守ったのだ。。。。文句ある?
↓写真はゆるキャラ界のドル箱スターにはなれないせんと(Cent)くん。
↓紅葉狩り?のシーズン。標高ゼロメートル地帯にて。ロケ地――近所の裏路地。
---------------------------------------------2011/11/4
そうそう、先月のお酒勝敗を書いてなかったけど、実は1勝のみです。とほほ。まいった。飲み過ぎたね〜。
と書いたにもかかわらずお酒の話し。とある方から下の焼酎をいただきました。
↓復刻版のようです。
結構きついけど、うまかった。
↓もらったものといえば下の写真はカイロのYUMIKO先生からのパリ土産のTシャツ。おしゃれだ。そしてなんとなく私にぴったり。
サイズはXLと書いてあったから巨大かと思ったら、身体にぴったり。フランスのサイズは違うのかな。
↓下の写真は汐留にあった看板。日テレが近いからね。
この番組、視聴率がいいらしい。
Tシャツのデザインもこの番組のタイトルもアイデアだなあ……と思う。
今月もなんだかんだで地方にいくし、忙しい。。。
---------------------------------------------2011/11/1
うわああーっ。もう12月じゃん!! 何もしなかった一年だああ。。。。と思ったら11月だ。1ヶ月助かった!!――という文頭の挨拶は、どうでしょう?
さて日曜日は山形で、大学の同級生が主催の震災復興スーパーチャリティーマジックショーに出演。
マギー審司、ふじいあきら、瞳ナナ、山上兄弟(アシスタントはプチレディーのここあちゃん)そしてナポレオンズ。
招待された石巻の被災者家族も喜んでいただけたようです。ありがとう。
↓写真は集合写真。ナナちゃんからいただきました。我々の間にいる人は山形中央ライオンズクラブ会長の同級生長田くん。
スタッフの皆さんもありがとう!!
昨日は元NHKアナウンサーの羽佐間道夫さんのゴルフの会のアトラクションにオブサンズ・ジャズ・オーケストラと私のマジックが出演しました。
意外と?みなさん静かに真剣に見てくれました。
――また来年も呼んでいただけるそうです。うれしいですね〜。しかもお客様から「うちのパーティにも」と営業1本とれました。
で、その帰り、地元のあの花月ラーメンに。店主に「震災前からきてませんよね。数ヶ月ぶりですね」といわれました。ママからは「スマートになりましたね」とも言われました。
旨かったなあ。。。でも――毎晩は食べないぞー。(当たり前だ)
そういえば、カイロのYUMIKO先生に健康診断結果を持っていたら「食事のあと血液検査をしたからですよ」と言われました。
「でも2時間たってますよ」というと「それぐらいではだめです」といわれました。
なるほど、毎年、午前中が健康診断だったのが今回午後3時だったから、つい遅いランチをとったのが間違いだった。
とはいえこれからも節制と健康管理には気をつけようとおもう。プロだからね。(なんの?)
さて毎年恒例の「このミステリーがすごい!」アンケートの締め切りが迫った。さっそくメールで送らなきゃあ。
自分のつけた順位もいまの段階で公表は禁止されていますのであしからず。
発売は12月です。お楽しみに。

