2007/7

--------------------------------------------2007/7/30
ジャマライブ35、終了。
トランペットの伊勢秀一郎さんが飛び入りでスターダストを吹いてくれた。うれしいね〜。
新ネタの「真実の口」は赤城農水大臣バージョンをやったよ。時事ネタなのでこれはもうやりませんが。

←この絆創膏の下には…。
選挙にいきましたよ。
帰りにマジックランドのトンさんとママさんとで、トンさんの好きな「新子(しんこ)」をお寿司屋さんに食べにいきました。
江戸の夏は花火に新子。あーうまかった。
両国花火で5000円寄付すると見やすい席が用意されるというが中止になるとそれは返却してはくれない。
浅草のおばさんに<返却されない>ことをテレビでインタビューしていた。
返事はこうだった――『いったん出したものはいいのよ、江戸っ子だよ』
その言い方が、気持ちよかったね。
落語にもあったね。
拾ったサイフを届けたら「落としたものはいらねえ」といえば、拾った人は「おめーの金だ。オレもいらねーよ」
というへんな意地のぶつかりがある。
江戸っ子に金持ちはいない。私に金が貯まらないのはそのせいだなあと思ったよ。
金に糸目はつけない――これは夢を売るマジシャンにはある意味必要だ。
マジック道具ではなく、その道具を置くテーブルがセコかったら、夢を見せるマジックではいけません。
むしろ日々の食費を減らしても「いいテーブル」「いい服」などに金をかけるべきですね。
その部分には外国人であっても、潔い江戸っ子気風が必要ですよ。
江戸っ子だから全部、招待にしたいところだけど、そうはいきません、ごめんちゃい。
予約してぜひおこしください。
最近たしなむ程度にお酒を飲んでますよ…。今月は6勝です。
--------------------------------------------2007/7/24
テレビ放送があったのでした。(人ごとのようだ)
ネットのみのお知らせになってしまいました。
なんせ急でしたので。
●7月28日(土)朝9:15〜9:59 『科学大好き土よう塾』 NHK教育
●7月28日(土)昼12:30〜13:55『笑いの花道』 テレビ東京系
キムラ緑子さんのブログに前世はマジシャンだったと書かれていた。
基本的には背後霊とか前世とかは私は信じないけど、彼女をこんなに前向きにしてくれるこのヒーラーさんってなかなかいい存在ですねえ。
彼女の次回公演「エンジェルアイズ」は東京では8/29〜9/5まで紀伊国屋ホールです。
見にいこーっと。
さてひとさまの宣伝はともかく、ボナのライブは27日の「なあーじゅ」でのジャマライブですがあと2−3席ほど残っていますよ。
8月22日(水)は銀座シグナスです。予約してくださいね。
そしてその後ナポレオンズ30周年ライブになりますので、もろもろよろしくお願いしま〜す。
2日連続で酒抜いたぞ。
お医者さんに説教くらった。
「お酒というのは、味わって飲み、食事と会話を楽しんで、たしなむものです。がぶ飲みするものではありませんよ!」
さらに付け加えて言った「もちろんお酒を飲む時は美女と一緒ですね…」と、
そう言ったのは先生ではなく私だが…
--------------------------------------------2007/7/22
山口六平太500回達成記念パーティの写真です。
↑兄弟仁義。契りの杯を受けているのは某組長ではなくて、ゴルゴ13――じゃなかったさいとう・たかを画伯。
左で飲みたそうにしているのは新宿中央公園在住の方ではなくて釣りバカ日誌の北見けんいち画伯。
↓かなり酩酊状態の黒鉄ヒロシ画伯。
↓ファンから送られた手作り山六クッションにご満悦の高井画伯とちばてつや画伯。
他に古谷三敏画伯もいらした。
この日は画伯ばかりだ。ちなみに飲み過ぎて、ボナ植木が吐く。。。。
--------------------------------------------2007/7/21
いやー最近飲み過ぎている。昨日も夜中の2時まで飲んでいた。
したがって今朝は体調がすこぶる悪い。
腹の立つことがあったりするとストレスが溜まり発散するために酒を飲んで体調が悪くなるもんだ。
医者にいったら先生から「もう50過ぎてるんだからあまり酒はね…他でストレス発散したらどうですか?」といわれてしまった。
しかしここ三日間ほどの酒はストレス発散のために飲んだのではない。
ひとつは作家の中原まことさんのホールインワン記念飲み会。
次は山形に仕事に行って学生時代の友人との飲み会。
昨日は「山口六平太500回記念パーティ」での飲み会。
談志師匠が自分の昔の酒の話をしていた。
「夕方睡眠薬を飲んでからお酒を飲む。これがうまい。つまみも取らずにひたすら飲む。へべれけになって朝がた帰ってばったりと寝る。昼頃起きてすぐ風呂に入って、出たあと飲む冷たいビールのうまいこと。。。こんな生活をしていました」
これはいくらなんでも飲み過ぎだけど。
――酒を飲むなら気のあった親しい仲間と楽しくいい気分で飲むのが一番だね。。。。
無理して飲む酒はおいしくないし身体に悪い。
↓山形の同級生の美人の娘さんのちえちゃんと飲んだ時の写真。
テーブルには山形牛の刺身とたたき、そして芋汁。みんなおいしかったよ。
もちろんこのお嬢さんも9月のライブには見に来るそうですよ。
彼女はかなりの酒豪だった。ちなみに同級生のオヤジは洋服のサンエーという会社をやっているよ。
高井研一郎画伯のパーティの写真は後日アップしますね。
--------------------------------------------2007/7/16
最近、中華料理のレトルトの表示に『この中華の具材は日本産です』って、なんか変だな。
サーズが流行ったころ<高級本場の中華料理店>の看板に『当店のシェフは日本人です』っていう笑い話があったな。
大昔はメイドインジャパンは粗悪品の代名詞だった。
アメリカの古い映画などでもジョークでよく言われていた。
石炭ガラ事件というのがあって、何かは忘れたが、日本からの輸入品に石炭ガラが入っていたというのがあった。
子供の頃の印象だからさだかではないけどね。
マジシャンになって外国のショーを見たりすると――もうかなり昔のことだけど――外人コメディアンが「いいネクタイだね」とお客のネクタイを触り「あ、メイドインタイワン!」と言うのを聞いて「なるほどね、もうメイドインジャパンではないんだ」と納得したことがあったよ。
今週末は忙しい上に台風がきて大変だったけど、仕事に穴をあけずになんとか済んだ。
土曜日はNHK収録終わりで「M&Uライブ」に駆けつけた。
台風近づく中、お客さんがたくさんいらしてくれて感謝。なかなか楽しいライブでした。
飛び入りでマンガ家の高井毛位置LOW(仮名)先生がマジックを披露。なぜか?うまくいって大喝采!!!
やれば出来るね。
これからお台場でライバルの山上兄弟と一緒だぞ。。。
最近パソコンの調子がよくない。もし更新が怠っていたら入院したと思ってください。(私ではなくパソコンがね。あれ?このパソコン、裏をみたらメイドイン○○だあああ)
というところで夢から目が醒めた。
--------------------------------------------2007/7/12
当サイト250000番をゲットしたのは、なんと元GS――ガソリンスタンドではない――のドラマー籠利さんだった。
連絡いただきましたが、何も景品はありませんので許してね。
7/14(土)にM&Uバンドのライブがあります。なあーじゅバンドのバンマスのUSUKURAさんとメンバーの益田さんのツートロンボーンのライブです。同じくメンバーのピアノの丹羽さん。
他にキリ番をゲットしたドラムの籠利さんとベースの細川さん。
ボナは友情出演で当日、NHKのテレビ撮りが終わったら駆けつけます。
場所はいつものなあーじゅ。7時45分くらいからスタートする予定です。¥2000です。
見に来てね。
相方の小石はテレビの仕事でロンドンロケに行ってます。
ホントはナポレオンズでいくところでしたが、私個人の仕事が重なっていたため、私は行けなくなりました。
思えば、以前ならテレビ優先だったから、先に決まっていた仕事ですらキャンセルしてテレビの仕事に行ったものです。
しかし私は50歳すぎたころ、相方や会社のボスやマネージャーに宣言したのです。
「ナポレオンズの仕事はやっていくけど、自分個人の活動もやっていきたい。みんなには迷惑かけるけどよろしくお願いします」と。
以前にも書いたけど、
ナポレオンズは大いなるマンネリになっている――しかし芸でのマンネリは宝だと思っている。
しかしこの宝であるマンネリを維持するためには、かなりの力を付け続けていかないと下降線をたどっていつか消えてしまうのだ。
マンネリだなあ、という観客の感想はそれをいまだ見ている、つまりいまだに露出しているということであり、昨日より今日、今日より明日へと力を付けていかないと維持できないのだ。
平坦な道を時速100キロで走っていた車がちょっとした登り坂でアクセルを踏まないと100キロを維持できないで後ろから来た車に抜かれるのと同じだ。
そのためにはもう個人個人で――芸の力をつけていかないと、このマンネリを維持できないと思うのだ。
だから私はいろいろなライブをしてそして他のショーにも出演しているわけなんです。
たぶん相方もそのために何かをしているに違いないのだ。
大いなるマンネリを維持する裏には大いなる努力があるのです。
というわけで、その大いなるマンネリの30周年感謝ライブにきてね〜。
さて私はそのために個人でライブもしているけど、先日、ラジオに夏木マリさんがでていていみじくもこう話していました。
「私(夏木マリ)のライブ(一人芝居の『印象派』)でチケットが即完売になったのは10年たってからでした。続けることが大事なんですよ」と。
彼女の『印象派』というライブは1993年からやっていて、最近、海外でも評価を得ているとのこと。
私のジャマライブはまだ始めて4年くらい。あと6年はヤリ続けないと意味がないわけだな。。。。。曲目増やさなきゃあ。
↓写真は8歳くらいの、将来マジシャンになるとはつゆ知らず三ツ矢サイダーをビールのように飲んでいるボナと、つまみの塩豆に私と手を一緒に突っ込んでいる額の広いオヤジ。その後ろは祖母である。
マジシャンの片鱗はないが酒飲みの予兆はある。
そのつまみが入っている缶をよくみるとコーヒーのMJB缶だとわかる。
あの頃、我が家ではコーヒーを飲んでいたんだなあ、と思うとこの写真からは想像できないと思うけど、中途半端?に裕福だったとわかるね。でもコーヒー缶に塩豆を入れるところが下町だね。
だいたい「三丁目の夕日」の頃――昭和35年(1960年)くらいだ。
オヤジと祖母はテレビを見ている。写真右後ろにテレビがおいてあったからね。
そんなこんなでここまで来たというわけさ。。。。。
--------------------------------------------2007/7/9
ひさしぶりです。
なんやかんや忙しいのとパソコンの具合がいまいちのため更新がままなりませんでした。
3日のスイートベイジルでの「水木英昭プロデュース・ライブ」に参加してきましたが、いやー実に気持ちよく歌わせてもらいました。いいマイク、いいスピーカー、いいモニター。
(なあーじゅもそろそろスピーカー換えませんか? え?お前が歌を練習しろってか?)
そしてもちろんマジックもうけてくれました。
でも、出番直前はドキドキしました。カード・マニピュレーションだったし歌の歌詞を忘れないようにと気を使いました。
実はジャマライブでもスライハンドの出番前はドキドキします。
思えばナポレオンズの時はあまりそんなことはありませんが本来緊張があった方がうまくいくようですね。
もちろんステージに出てしまえば、気持ちはもうリラックスしていてパフォーマンスするには丁度いいコンディションになるわけですねよ。
前にも書きましたが越路吹雪さんも出番前には心臓が飛び出そうになるとのこと。
それから他の人から聞きましたが美空ひばりさんも和田アキ子さんもしかりだそうです。
緊張というよりテンションを高めていくんでしょうね。
昨日はテーブルマジックの仕事をしてきました。
10分間のマジックを会場内三カ所まわりました。
テーブルマジックのショーを自分でやっていたのでそつなくこなしましたよ。
やはり日頃から練習したりショーをしたりすることが成長につながるんですね。
さて先週は別々のところでいろいろなマジシャンを見ることができました。
やはり難しいのは客扱いですね。
観客をいじるのはよほど自信がないとできません。
一番まずいのはステージにあげたお客さんを卑下したり見下したりする言葉や態度です。
確かにその手の言葉は他の観客にはうけるために、若いマジシャンがよく言います。
というのはその方が一瞬笑いがとれて楽だからです。
しかしステージに上がった本人はあまり気分がよくありません。
選ばれた観客が舞台にあがった時点で「自分(お客さん)よりマジシャンの方が優位にたっている」と思っている上に失礼な言葉を言われたら不愉快でしょう。
歳とったマジシャンが若い観客に例えば『さっさとやってくださいよ、若いんだから』とか『うーん、不器用な人を選んじゃったなあ』とかいうのは笑えますが、若いマジシャンが歳上の観客にこのような言葉はいけません。
とある方がいってました。
「他の観客が、『ステージに呼び出されなくてよかったなあ』と思われたイカンということですよ。カパーフィールドに呼び出されたら行きたいでしょ?彼はお客さんを丁寧に扱っているからですよ」
もちろん私もお客さんをからかったりしますが、最後はちゃんと丁寧にお礼をいい他の観客からの拍手をもらいますよ。
若いマジシャンで客扱いが難しいのなら自己完結型のマジックをたくさん覚えましょう。
マジシャンなのですからまず「マジックありき」です。
客ばかりへたにいじっていると素敵なマジシャンにはなれないでしょうし、観客はマジックに感動はしないでしょう。
どうしてもお客さんが必要なら、台本のようにセリフを書いておけばいいでしょう。
そしてそのセリフを暗記しておくのです。もちろん、無理に笑わせる必要はないのです。
その後に起こるマジックが不思議であったり笑えるものになっているならね。
そのとある方はこうもいってました。
「アシスタントはやはり美人を使わないとねー。ハンカチだって道具だって綺麗なの使うでしょ?」
アシスタントがハンカチと同じだという発言には笑いましたね〜。でも正論だあ。
○そうそう、ナポレオンズの30周年感謝ライブがあります。
9月5日,6日,7日,8日。場所は品川プリンスのクラブeX(エックス)
全席指定で¥4000です。
開演は夜7時、8日の土曜だけは午後3時です。
申し込み予約は、チケットぴあ、テレビランド、マジックランド。
それぞれ18日から発売です。
よろしくね〜
↓写真は新宿ISETAN地下のエスカレーターに並んだワインボトルのオブジェ。
--------------------------------------------2007/7/2
上野広小路亭でひとりコントのモロ師岡を見に行った。
ちなみに彼も専修大学だ。
二ヶ月に1回のペースでやっているこの独演会を以前から行こうと思っていたのだがなかなかタイミングが合わなかったが、今回、久しぶりに見にいくことができた。
背広を着て演じるサラリーマン落語もおもしろかったし、ひとりコントも相変わらず楽しかった。
いつか私のライブにも来てもらおうと思っている。
その時はマジシャンを扱ったコントをやってもらうつもりだよ。
二日間のジャマライブ終了。ふー疲れたなあ。
というのも衣装を新しくしたからね。肩凝ったよ。
新ネタも三つほど。
社会保険庁ネタとカード当てと下の写真のローマの休日でお馴染みの『真実の口』をモチーフにしたもの。
いつかテレビでもやるかもね。。。。
↓最相葉月(さいしょうはづき)さんのノンフィクション・『星新一、1001話をつくった人』を読んだ。
星さんのファンだから生い立ちなどはだいぶ前に読んでしっていた。
しかし小説家になってからの苦悩や苦闘は、この本を読まなかったら知らなかったことだ。
最相さんの取材は見事なほどクールでそしてその分、非情でもある。
あの楽しいショートショートが星新一さんの頭と身体を削ってできたものだと実感したよ。
後半の方にファンクラブの在り方が書かれていた。その意見は星さん自身ではないのだが、ある意味、ファンとはかくあるべきだということを考えさせられた。
星さんのファンクラブの人が会報に「作品の批判的な文章」を送ったことがあって事務局ともめたことがあったそうだ。
『ファンクラブとはその作家がいかなる状況にあっても変わりなくエールを送り、支え続ける応援団のような存在である』
というのだ。
檄を飛ばすサッカーのサポーターとは違うかもしれない。
私たちの芸能界はむしろ作家のファンクラブのようであってほしいと思う。
盲目的に応援してくれるのがファンでいいのだ。批判をするならファンをやめればいいのだ。
つまらないマジックだとしてもけなすことはせず、その才能の回復?をじっと待つのがファンなのだ。
歌がへたでも「味のある歌ですね」といってくれるのがファンなのだ(誰だ、人が歌いだしたらトイレにいった人は!)
私は、ファンの皆様の愛に支えられて活動しているというわけだよ。
ジャマライブもそうだからこそ34回も続いている。
皆さんありがとう、これからも続きますのでよろしくね。
それに実は9月にナポレオンズ30周年感謝ライブがありますので、ますますのご愛顧たまわりたくぞんじます。
よろしくね〜
先月はたった三日しか酒抜けなかった。。。がっくり。
しかし、昨日はカイロにいったので7月は全勝!ってまだ二日目だし。
しかもカイロの先生が「1年以上施術しているからお酒飲んでも大丈夫かもしれませんね」とおっしゃる。
え! 飲んでも痛くないのかなあ。。。。
飲もうかな。。
いや
やめとこう、また夢になるといけねー(飲んで楽しかったのが夢なのかあ!!)

