2007/6



--------------------------------------------2007/6/26
ジャマライブ用の衣装を買った。

いつもはアニエスのスーツだったが、今回はちょっとフロックコート風のものだ。

もちろんマジック用の衣装はただの服ではなく、ここだけの話だけどいろいろな仕掛けが施してある。
したがって改造しなくてはならないのだ。

あんなものやこんなものを取り付けたり、ああだこうだと切ったり貼ったりする。

今その作業中だ。

できあがったら、それぞれの手順を練習してみる。不具合がなければそれでいけるが、今週末のジャマライブで前と同じ衣装を着てたら「ああ、まだ改造中なんだな」と思ってください。


これらの作業は裏で行われていてもかまわないが、ミートホープ社の偽装はいかんだろうな。

なんか「人知れず裏の作業をする」ということは同じなんだけど食中毒をも起こしかねない肉偽装と人に喜びを与えるマジックでの裏作業とでは、雲泥の差がある。

女性の身体のシェイプが綺麗に見える下着だって、裏で行われているのは――まさにゼイ肉偽装には違いないが、
男性の目に喜びを与えているということから、イイとしましょう。

でもホテルに行ったら「ゼイ肉偽装じゃないか!」と訴えてもいいけどね。

――ああ、世の女性のみなさん、セクハラ文章だと訴えないで。。。。

--------------------------------------------2007/6/21
ダ・ビンチに続き、家に招待券があったのでお台場のグレゴリー・コルベール写真展に行ってきた。
これももうすぐ終わりなので結構並んでいたが、チケットがあったのですんなり入れた。

↓象や鳥や人間を自然の中において、写真や映画でその融和している姿を表現しています。


その仮設美術館をでるとそこは人間が構築した観覧車という物体が目に飛び込んできます。
不思議な感覚だったな。

ただ私にはその人工物がとても美しく感じたよ。





↓新宿歩いていたら変な看板。


やや入荷中。

「すいません、今、やや食事中なのであとで電話します」
「すいません、今、部長はやや外出中でいません」
「彼はやや睡眠中なので起こさないでね」
「いま、あなたの選んだカードをやや探し中。もうすぐ当たります」

なんちゅう日本語じゃあ。


あれ?まてよ。『やや』という物があるのかな。。。。


↓仕事にいったさきの駐車場にあったハッチ。ここを開けて下に逃げる必要があるのだろうか?


たぶん、下から出てくるから上に物を置くなということでしょうね。。。。



↓黒猫ドイツワイン。ドイツワインは甘いね。


RIESLING(リースリング)はドイツの白ワイン最高品種のぶどう。


二日酒を抜いて、カイロにいって脚のマッサージされてから酒が弱くなっているみたい。
いいことかも。。。。


●今月のジャマライブは6/29(金)、6/30(土)です。

土曜日に若干の余裕がありますからぜひ予約してください。

JAZZ・BARなあーじゅ→03−3635−8366

プロアマとわずマジシャンお断りですのでご了承下さい。

--------------------------------------------2007/6/19
今月はかなり飲み過ぎていてさすがに日曜日は仕事があったけど帰りどこへも寄らずに帰還。

胃が重たいと思ったからね。で、昨日はカイロにいって胃腸も調整(腸整)してもらった。

脚のマッサージもオプションしてくれて天国だったなあ。。。。

したがって日、月と酒を抜いて今月はその前のカイロの日を入れて3日抜いたよ。






↓「賢人の知恵」を購入。400年語りつがれた処世術だ。


1ページに一教訓。そして解説付き。

たとえば「自分(の欠点と)と対極にある人とつきあう」という教訓がある。

――見習いたいと思える人を手本とするべし。尊敬する人につねに接し、学びとれ。

また、自分が大酒飲みなら酒を少ししか飲まない人たちとの仲間に入るべし――というわけだ。

すると、あの人はだめだなあ、あいつもだめだなあ。。。みんな知り合いは大酒飲みじゃん!!


もちろん中には相反している教訓もある。
ことわざでも正反対の意味もあるのと同じだ。



他にも
○評判の悪い人とつきあわない。
○運のいい人をみわける。

仕事関係でいえば
○いい道具をつかう。
○今いる場所で一番になる。

この手の話が240話ある。人間としてもマジシャンとしても教訓になるなあ。。。






先日、日本テレビで会った超能力バスターのランディさんの放送が昨日あったね。

20個のうち5個透視できれば100万ドル提供するという。
あたりそうだが、あたらないんだね。

その超能力者もなんと1個しかあたらなかった。

しかしランディさんの偉いところは「ほれみろ、あたらんじゃないか」といばるのではなく、こう締めくくったのだ。

「超能力はないのです。それに惑わされてはいけません。邪悪なカルトに騙されてはいけないのです。今回、彼は超能力実験には失敗しましたが、実験に真摯に参加したということには敬意を表しましょう」と言った。

偉いなあ、ランディさんは!! 礼儀正しいのはきっと「賢人の知恵」を読んでいるに違いない。。。。



今日は酒飲みじゃない人を探して飲むかな……(飲むんかい!!)
--------------------------------------------2007/6/17
とある方から「タマネギ」が送られてきた。



あわじ産の玉葱は有名だ。早速食べてみると、あんま〜い!!

こういうプレゼントは結構うれしいね。ごちそうさまでした。





昼間、上野の美術館で「ダ・ビンチ展」を見てきた。

「受胎告知」の絵がメインだったが、なんと40分待ちだった。しかも炎天下の外でだ。

つーわけでそれはいつかフィレンツェの美術館にいくとして、パスしました。

で、彼の天才ぶりを紹介している文献やら模型などの方を見てまわったが、確かに大天才だったんだとわかるね。
マジックのネタを頼んだらとてつもないイリュージョンを考えてくれそうだ。

おしい人と時代が会わなかったなあ。



↑描かれている人物の身体や後ろの壁などのバランスが悪いのは、ななめ右下の一点からみると均整がとれているように見えるための計算だというのだ。

つまり教会などで絵をかかげていた場所が決まっていたためその視点からよく見えるように描いたというのだ。

あったまいいなあ。。。。









その後とある方からのお誘いで、長い人生の中ではじめて『宝塚』なるものを鑑賞した。

いやー、初体験はおもしろいなあ。。。。

目がまだ極彩色でちらちらしているよ。

歌舞伎が男だけの伝統芸なら、宝塚は女だけの伝統芸だ。

特にラインダンスはすばらしかった!!あのダンスは毎日でも見たい気がするね。
たいしたものだ。あの美脚には静脈瘤はなかったと確信したよ。

星組で組長?は安蘭けい(あらんけい)さんというかた。
長身で美男?だった。
そして毎日2ステージをこなすあの体力! よかったよ私が宝塚じゃなくて、、、身体もたんし。



――この「安蘭けい」という名前を聞いたとき、何か聞き覚えがあるなあと、ずーっと気になっていたのだ。
でも宝塚は初めてだし、で、検索したら、あった!

パソコンの父といわれたアラン・ケイだ!! パソコンという言葉もこの人が考えたものだ。
しかもジャズ・ギタリストでもある。あーすっきりしたよ。

二人の「あらんけい」さんは偉い! そしてダ・ビンチもね。。。。

--------------------------------------------2007/6/15
最近、「なあーじゅ」に来るようになった外資系会社の社長さんのH氏はサイフを持たずにマネークリップを使っている。

その彼になんでクリップにしたのかきいてみた。

以前サイフをすられたことがあったそうだ。
確かに背広の内ポケットにしろ、ジーンズのお尻のポケットにしろ、長サイフは抜き取りやすい――あ、抜き取られやすい、だ。

そこでマネークリップにしたのだが、カード類や免許証をどうするか考えた結果、お札に挟んでクリップで留めることを思いついた。

これですられないし薄着でもサイフがあるようには見えない。

しかし外国生活がメインのH氏には、SUICAもパスネットもカラオケ会員カードもヨドバシゴールドポイントカードも山野楽器カードもいらないわけだ。

私の場合は頻繁に使うその手のカードが多い。重ねるとかなり分厚い。


するとバンマスのUSUKURAさんが「カードケースにマネークリップがついてるのがあるよ」と見せてくれた。
おお、確かにこれは二つ折りサイフよりはかさばらなくてポケットに入る。

私はいつも二つ折りサイフを後ろポケットに入れているが、必ずジーンズの一カ所に穴があく。座るとサイフのカドが同じ所に当たるからだ。マネークリップにすればお尻のポケットに入れても穴はあかないだろうしスリも手が入らないだろう。

さてどうしたものか?

マネークリップ付カードケースが日本人には(H氏もちなみに一応日本人ではあるが)いいかもしれない。

しかし今手元にはティファニーのビルクリップがある。

そこで手持ちのカードケースにクリップを挟んでみた。

↓こんな感じだ。


確かに二つ折りサイフよりは小さい。

携帯電話用の長いストラップもつけられるので落とす心配がない。



マネークリップは携行するにはいいが、支払いなどの時にお金がいくらあるか他人に見られるのが欠点だ。

脇でみていたら襲いやすい――じゃなかった襲われやすい。

さらに社長のH氏は領収書なるものをもらわない。私は必要だからもらう。それらはサイフに入れていたが。

いまお試し期間?で使っているが、便利なのかこれから何か不都合なことがあるのか、しばらくは様子見である。





関係ないけど、今ユニクロのCMのバックに流れてる曲は「サマー・プレイス」――映画「避暑地の出来事」だ。

懐かしいね。といっても私は8歳。1960年の映画だ。トロイ・ドナヒューというイケメン俳優が主人公だった。



日本語タイトルがなんか魅惑的でそそるね。
--------------------------------------------2007/6/11
39歳、桑田がメジャーのマウンドに立った!
結果はともかく、夢を諦めない――その見本だな。。。





さて先日おこなった『卓上の奇跡・2』の詳しいレポートがあるブログを紹介します。

この方は私のショーを見に来たついでに札幌に遊びに行った奇特な人です。

(褒めてくれているのでリンクさせてもらいましたよ)





昨日長野の帰り、新幹線高崎駅でイケメンの青年が乗ってきた。

あのジャニーズを脱退してレーサーになった森くんだ。
彼もレーサーになりたかった夢を実現させたんだっけなあ。


高崎だからレースの帰りだろうか。
やはりイイ男は目立つ。





さて今週も始まりますがどんな小さな「夢」でもあきらめないようにしましょう。

――例えば、あの居酒屋のちょっと高い焼酎を飲もうとか、たまった本を読破しようとか、そろそろ道具の片付けしなければとか、あれ?こういうのは夢とは言い難いか。。。。。失礼しました。




あ、六本木のライブハウスのHPの7月のスケジュールで3日をクリックしてみてください。右に詳細がでますが、なぜか私の名前がありました。何やるんだろう? スケジュールはだいぶまえに押さえられたけどね。。。。

STB139(スイートベイジル)
--------------------------------------------2007/6/7
みのもんたさんの番組の時、となりの楽屋の名前に『ジェームス・ランディ』とあった。

? もしかしてあのアメイジング・ランディだろうか。

部屋をのぞいてみるとまさしくマジシャンで超能力バスターのランディ爺さんだった!

久しぶりの再開にお互い喜んだよ。

初めてあったのは25年前だ。ハワイのコンベンションに来ていたよ。
←相変わらず爺さんだった。

超能力検証の特番に出演らしい。






夜はNHKで西川きよし師匠にお会いした。

最近、娘に携帯を持たされたそうです。しかも御守りを付けてくれたとのこと。
「携帯に御守りはないわなあ」とぼやいていたよ。








倖田來未さん御用達の靴下が送られてきた。

ゲルマニウムを繊維に織り込んでいてなおかつスパイラル編みになっていてツボを刺激するようになっているのだ。

なかなか快適だったので追加注文したよ。

注釈に『ゲルマニウムは放射線ではありません』と書いてあって思わず笑ったね。

ついでに『イヤホンを取り付けても、ラジオは聴けません』と書いてもいいかも。(若い人にはわからんかも…)

とにかく長旅には必要だね。




さて今週8日(金)夜6時からBS2で『ななみDEどーも!』がありますよ〜見てね。


--------------------------------------------2007/6/3
突然ですが、明日の月曜日みのもんたさんの「おもいっきりテレビ」に出演します。

といっても13時くらいからの演芸コーナーです。笑いは身体にいいということで最近コーナーができました。

いつものマジック?をやりますよ。








ボナ植木のテーブル・マジック・ショー『卓上の奇跡・2』は今回ホテル・イースト21で行いました。
中華ビュッフェもドリンク飲み放題も好評で、さらに私のテーブルマジックがオマケに約45分ついて¥12000です(オマケかい!)。

1月におこなった一回目の時にも書いたように前列後列のみのセッティングで、後ろは40pの台に乗っていますので見やすいです。
そして途中で前列と後列を入れ替えます。

今回はマジック好きな安治川親方(元・横綱旭富士)も見えました。親方は最近、白鵬に不知火型を伝授したばかりです。

今回、私の知り合いやその知り合いの紹介のあつまりで24名になりました。

そう考えると、一般客を募集するのではなく、今の形態は――知り合いが知り合いを連れてくるという――サロンやクラブのような体裁になっていることに気がつきました。

むしろお互いなんとなく知った顔がいるだけで、和気あいあいとなってイイ空気が生まれていることは事実です。
そしてビュッフェパーティの談笑後にテーブルマジックですから、観客のノリも違います。

欠点は閉鎖的であり観客数が劇的に増えるということはありません。
しかし、むしろそういう会で運営したほうがテーブルマジックを見る側からすればいいのかもしれません。

もちろんマジックをまったくしない観客がほとんどですから私もやりやすいですよ。




 Photo by Y.Yoshida