2007/5



--------------------------------------------2007/5/31
今月は5勝だ。とほほ。







うーん、私には自殺する心理がわからんのだよ。

もっとも、正常な精神ではないからそういうことをするんだろうな。

みんなから責められようが後ろ指をさされようが、生きていた方がいいではないか。
楽しいこともあるだろうし、例え牢屋に入っても生きていればいろいろな考えもできるし、食事の楽しみもあるだろうし労働も楽しいと思えばいいだろう。

厚顔無恥――でもいいじゃないか。生きているだけ、その部分だけでも立派だと思う。




「こんなことが続くなら死んだ方がましだ」なんて考えもよくわからん。

いじめでよくそんな悲惨な結末がある。

でも、逃げ出せるなら逃げ出せばいいではないか、なにも死ぬことはない。

自分にとって辛い人生だとしても、生きていれば他人にとって何かのためになることはできる。

街で困った人がいたら助けてあげればいいではないか。生きているからできることだし。

自分より困った人の助けをすればいいではないか。




「自殺したら楽だろうな」と思うのは、論理的に間違いだ。

つまり、自殺して死んだら、そのあとにくるだろうと予測していた「楽」もあるいはクソも実感できないのだからね。
(ちょっと下品で失礼)



とにかく、何も死ぬことはない――そんな雑感が最近のニュースで浮かぶよ。








さて今週の土曜日には私のプライベートな限定20名ほどのテーブル・マジック・パーティがある。

まだ雑誌でいうなら「創刊準備号」というものだ。
今年1月にやったのだが、今回がまだ2回目だ。

私のテーブル・マジック・ショーの運営が定着するのはまだ時間がかかると思う。
一般に開放するのにはもう少しお待ちください。

で、いまその手順の練習をしている。
あーだこーだと自問自答しながらやっているよ。私自身も少したのしみである。







静脈瘤の話を書いたらとある方から「足のむくみに最適なストッキングおくりますよ」との電話。

なんでもあの倖田來未がツアーでバス移動の時に必ず履いているというものだ。

おもわず「え、倖田來未の使用済みストッキングを送ってくれるの!!」と叫んだ。

「なわけないでしょ!」と怒られた。

特殊な繊維でできているらしい。どんなものか楽しみだ。




中原まこと先生のラジオ付き添いの模様は、先生のブログにありますよ。
--------------------------------------------2007/5/28
以前、膝が痛くなったようなのでスクワットを止めた、と書いたが、先日カイロにいったら先生が「右の足がおかしいですね。静脈瘤(じょうみゃくりゅう)のようですね。専門医にみてもらったら」と平然とつぶやいた。

じょーみゃくりゅうううううう!!!!

スクワットのしすぎで膝がおかしかったのではなかったのだ。


つーわけで、さっそく医者にいってみてもらうと。

「そうですね。静脈瘤ですね。エコノミー症候群のようなものです。ただ非常に軽いものです」
「ああ、聞いたことあります」
「仕事で飛行機や新幹線の時は足をよく動かしたほうがいいですよ。だるかったでしょ?」
「はい、確かにだるい感じがしました。薬とかは?」
「大したことないですよ。とにかく足を動かすことですね」


たしかに最近は地方が多くてさらに移動も車が多かった。



静脈は心臓にもどってくる汚れた血。それは血管が弁のような動きをして心臓にもどそうとしているのだ。
しかーし、歳をとると血管も弱ってくるとのこと、しかも背が高いと足からのもどりが遠くなる分、負担もあるという。

亀なんか地面に這っているから静脈瘤はないらしい。(ウソ)

というわけでいまはこまめにつま先を動かしているよ。

それにカイロの先生が「今度きたとき両脚を特別なマッサージをしてあげますよ」というので、いまから楽しみだなあ。。。。







ジャマライブNO33は相変わらずの盛況でした。新しいお客様にもきていただき感謝。

ひさしぶりに女優のキムラ緑子さんが見に来てくれた。
彼女も今はダンスやピアノやギターも習いだしたそうだ。

実力派の女優さんにしてまだ勉強中とは――頭が下がる。

彼女はいま公開中のパッチギ2に出演中。

ジャマライブを充分楽しんでもらえたようでうれしかったです。また来てね。。。。

さて次回は6/29(金)/30(土)の2DAYSです。ボーカルは29日が吉澤紀子さん、30日は上西千波さんです。

必ず予約してくださいね。「なあーじゅ」→03−3635−8366
よろしく〜








数少ない友人の中原まことさんは自著の「いつかゴルフ日和に」の宣伝のためあしたはFM江戸川に出演します。
ラジオは初めてというので私がマネージャーでついていくことになった。

なんと、先日、男子ゴルフツアーで優勝した15歳の遼くんとそのお父さんの愛読書が中原まことが別ペンネームで書いているゴルフマンガ「千里の道も」だそうだ。いま中原先生はのりにのっている。

「特ダネ」の小倉キャスターも「僕も全巻もっています」とのコメント。翌朝も特集してくれたそうだ。

増刷して印税でのもう!!

――だからラジオに私も付き添うわけだよ。。。。。。

--------------------------------------------2007/5/25
あーなんだかんだで忙しい!!


↓前から予約していた「スパイ大作戦・シーズン2」のDVDが送られてきた。



帯にこんなことが書かれていた。

『本当のスパイ大作戦はシーズン2から始まった!』

ちょっとまてこらあ! オレはシーズン1も買ったんじゃい!!

ま、確かにボスがピーター・グレーブスの方がストーリーも洗練されていて面白かったけどね…。



さて、これからジャマライブです。満員ですのであしからず。

そのために昨日一昨日と酒抜いたぞーーー。



つーわけで、存在証明の日記更新でした。


さて発声練習しなきゃあ。。。。♪あ”〜〜〜!!
--------------------------------------------2007/5/21
岡山で収録。

地元の親友・●越さんが「広島焼き(焼きそばお好み焼き)」をもってきてくれた。



だが、よく見たら、これはケーキのモンブランなんだよ。タマゴではなくプラム。抹茶にチョコだ。
湯気で曇っているのではなく、冷気だ。

マジシャンを騙すとは。。。。







鬼のバンマスから借りた「プラネタリウムのふたご」(いしいしんじ著)の中にこんな文章があった。

――老手品師が若い手品師に『世界一の舞台を間近に見られるから楽しみだ』というようなことをいう。

するとその若い手品師は『そんな、世界一だなんて』と謙遜。

老手品師はつづける。
――『その夜のその演技が、一生のほかに、かけがえのない出来事に思えたなら、その手品師は誰だって世界一と呼ばれるのにふさわしいのだ』

そのとおりだ。

だからこそ我々マジシャンは、名のある大劇場ではなくどんな小さな場所でもどんな少人数の客でもそのショーが観客にとって「かけがえのない出来事」であったと思える演技を心がけなければならないのだ。

この<かけがえのない…>という言葉は素敵だね。

かけがえのない時間、かけがえのない命、、、、

漢字で書くとなんか興ざめ――「掛け替え」がない。
つまり「予備のもの」がない、ということ。

マジックの道具には掛け替えのあるカードやその他のものが一杯だ。

時間や命は本人にとって確かにかけがえがないけど、こういう言葉はどうでしょう。

――かけがえのないマジシャン。

マジシャンは他にも一杯いるのにね。その人でなければだめだという意味。

ちょっと言われてみたいが。。。。











岡山収録の前日は笠岡市に泊まり、夜は「かとう」という小料理屋で食事。うまかった。
写真はおかみさん。



色紙には浜谷真理子さんとナポレオンズと、なぜかどさくさまぎれにテレビのディレクターのサインも。

茄子の絵はもともと色紙にありました。(武者小路実篤さん用の色紙らしい――(ウソ))

--------------------------------------------2007/5/18
おととい、初めて錦糸町のA♭というジャズバーでジャマライブをやった。

今回女性ボーカルなしでピアノの野田さんと私だけ。

出ずっぱりで約40分間のマジックとボーカルのショーだ。

慣れない場所なのでいろいろ手順を考えてのぞんだが結構ひとりでやるのはネタの仕込みの制約があって難しい。
が、それも経験だと思った。
このジャズとマジックのライブ歴は4年くらい。まだ新人の私です。
だから積み重ねが大事というわけ。


今回ジャズボーカルを7曲うたってしまったが、新曲もあったりして心に余裕がなかったね。
ネタを家に忘れてきたり、友人の予約をすっかり忘れて大あわてで席を作ったり、歌詞も忘れちゃったしね。

お客さんは立ち見客まで入れて超満員になってしまった。

混雑してごめんなさい。次回から快適な環境を考えますので許してね〜。









さて、昨日は『エプロン・ペペ』というユニットのライブをみた。
なかなかおしゃれなライブだったよ。歌が私の年代に意外と合うかも。

桜沢エリカ原作の「愛しあう事しかできない」という映画(夏以降公開)の挿入歌を歌うことが決定したそうです。

かっこーいいなあ。。。



↑右の人はどうみてもジャマライブでお馴染みのピアニスト――野田ユカさんに似てるなあ。。。





今月はいまだ1勝しかしてないぞーー。
--------------------------------------------2007/5/14
今月は13連敗中。。。。とほほのほー、だ。

先日、「養命酒」という薬用酒をもらったのだが、これは健康の為に毎日呑まなければいけないらしい。

するってーと、お酒が入ってるのだから、永久に連敗することになるなあ…。どうすべー。





マジックの練習は自慢じゃないが毎日かかさずやっている。
が、今、スクワットは中止している。

というのも、数ヶ月前にやり始めた時は50回やっていたのだが、段々、60回、70回と増やしていった。

いつしか80回になってやっていたのだが、どうやら数を増やすのが性急すぎたらしくて膝が痛くなってしまったのだ。
つーわけでサボっているのではなくて「故障者リスト」に入って休止しています。(大リーグか!)


さて先日の三遊亭きつつき、三遊亭かっ好のバードウイークに催された「ヤ鳥会」はいろいろな意味でおもしろかったよ。
この様子は数少ない私の友人の中原先生のブログにあります。
落語を初めて生で聞くひともいたようだけど、何回も通うと慣れてきます。

話の中で
『おでんに靴を入れず』

『じかに冠をかぶらず』

という故事をもじった話があるが、これは元ネタを知らないと笑えないのだがいまとなっては万人に受けるわけではない。

おでんに靴を入れず――原典は「瓜田(かでん)に履(くつ)を入れず」だ。つまりしゃがんで靴をなおしていると瓜泥棒にまちがえられるよ。
ということであり

じかに冠をかぶらず――は、じかにかぶると痛いからではなくて原典は「李下(りか)に冠をたださず」だ。
つまりスモモがなっている木のところで帽子を直していると、スモモ泥棒に間違えられるよ、ということです。

ということは疑わしいことはあえてするなという中国の古い教えでありますよ。

これらの教訓はマジシャンにも当てはまります。

マジック教訓にもあるよ。

『尻かゆくてもかくべからず』

――これは、マジックの演技中にお尻が痒(かゆ)くても、かいてはいけないということ。
なぜなら、後ろポケットからネタをとっているように疑われるからである。

『胸元にゴミがついていても払うべからず』

――これは演技中にゴミが胸元のあったとしても指先で数回小刻みに払うと、まるで見えない糸を指に引っかけて何かしていると疑われるからである。



あれ?話が脱線しましたね。落語にもどしましょう。

とにかく、ある程度の知識がないと落語は楽しめない部分があります。
そういった古いことわざもそうですが、江戸時代や明治、あるいは昭和初期の文化を知っていたほうがいいというわけですよ。物の名前とかね。
でも不思議なもので、知らなくても落語を聞くことを経験していくと、外国語がわからなくて現地にいっても時間がたてば理解してくるのと同じで、落語言葉もわかってきますから、どんどん寄席にいったりCD聴いたりして体感してくださいね。


今後ともよろしくね〜。次回をお楽しみに。。。。(次回のヤ鳥会は未定ですけど…)

きつつきさんは二つ目、かっ好は前座、えらくならないうちに見ておくのもいいかもね。






先日、日本橋界隈を歩いていたら、へんな名前のラーメン屋さんが。
〜萬馬軒〜まんばけん


居酒屋でこの名前だったら絶対「競馬の呑み屋」をやっているな。

--------------------------------------------2007/5/11
リハ当日、Hさんは緊張のあまりガタガタだった。

←ドラムはもとGS――ガソリンスタンドではない――の籠利達郎さん。

下の写真は鬼のバンマスのUSUKURAさんが日野さんに指導を受けているところ。
鬼のバンマスがいろいろ言われるのを見ているのは、なぜか、実に気持ちいい。。。
←右はもちろん、天才バイオリニスト・斎藤ネコさん。


←ピアノはもちろんヤマハ、、、、じゃなかった野田ユカさん。




――さて本番当日。。。

前座で私がマジックショーをやったあと、Hさんが「ボナさん歌ってよ」というので歌い出すと。。。

日野さんがシャレでドラムを叩いてくれた。ベースの元シャープ&フラッツの小林さんも参加してくれた。
ピアニストはもちろん野田ユカ。

世界広しといえど、日野さんのドラムで歌ったマジシャンはいないだろう。




↑本番はばっちりのHさんのサックス。そしてこのあと涙の結婚30周年記念式典?を迎える。

↓最後は日野さんのソロでスターダストを熱演!!!うーたまらん。。。
 Photo by Bona




ジャズのスタンダードに♪The Party's Over♪という曲がある。

自分の恋が叶わなかった心境をパーティが終わった後の虚しさになぞらえた歌だ。


いま私はなぜかそんな気持ちだ。


人間は不思議なもので、極度の感動を味わうとそのあと、虚しさ、寂しさを覚える。

友達とおもいきり遊んだ夏休みのプールで、着替えている時に心にぽっかり穴が空いたような気持ちになる。

それは精神的なクールダウンといって、病気ではないのだ。その興奮状態のままだと心身とももたないからだ。
自然のなりゆきといっていい。

心に空いた穴は人間の興奮した気持ちをリセットするのに必要なもので、あらたな生活をしていこうという気持ちが時間とともに再び生まれるのだ。

つまりその寂寞感(せきばくかん)とその自然治癒の過程で、ある意味、人間を情緒豊かにし、日々の活力のもとを培っているのだ。

――だから本を読んだり、映画をみたり音楽を聴いたりスポーツをしたりするわけだよ。






そして今回その感動と寂寞感をくれた偶然に感謝。人と人とのつながりに感謝――そして縁に感謝。

でもそれらを引き寄せるのは自分の日々の行いだと思っている。

少なくとも「人の気持ちを考えて」生きていかなければね。それが出来るのが大人なんだ。
そういう人は人に好かれる。

別の言葉で『粋(いき)』といってもいいだろう。

ちなみに粋とは――気持ちや身なりがさっぱりしてなおかつ色気がある。人情の裏表がわかる。(広辞苑)

色気もそうだがこの「人情の裏表がわかる」というところが重要だね。





下はおまけの写真。二人とも粋でしょ?(自分でいうところが粋じゃないな)
 楽器もっていいよ、というので。。つい。




今日は(11日)そのなあーじゅで『三遊亭きつつき、三遊亭かっ好』のヤ鳥会がありますよ。

6時30分開場、7時開演。喫煙、飲食はできません。¥1500なり。
予約「なあーじゅ」 03-3635-8366

ゲストはどうやら私らしい。。。。

通常の営業は9時からになります。
--------------------------------------------2007/5/10
酔っぱらって女性に抱きつき胸をさわり逮捕、なんていう人が決まって警察で言うのは

『泥酔していておぼえてません』だ。

先日とあるライブがあったのだが、すごいライブだったので「泥酔して翌朝すべて忘れた」ということにならないように酒をあまり飲まなかった。






さて、そのライブの話の前に、そこにいたるまでの話をしよう。

人と人がかかわるのはいろいろなパターンがある。職場だったり、出張先だったり、学校だったり、親戚関係だったり、趣味の会だったりする。

その中で、ひとつの店を介して広がっていくというパターンもある。

その例を私に当てはめるとすれば、近所のジャズバーの『なあ〜じゅ』である。

自分のソロライブができるのもこの店があるからだし、有名なジャズのミュージシャンと知り合えてなおかつ音楽に感動できるのもこの店がそばにあるからだ。
もちろんお客さんとのかかわりもあるし、ここのバンド仲間で広がることもある。

つまりその店を拠点にして、そこからいろいろなつながりができるところから、さしずめ「ハブ空港」ならぬ「ハブ店」といっていい。

しかし問題は、そばにあったとしてもその店の前を通らなければ永久にその存在がわからないのだ。
遭遇しなければ何も起きないし始まらない。

別れた恋人にもう一度会いたいと思っていても、タイミングが悪いと会えない。
つまり同じ電車に乗っていたとしても、同じ車両じゃなきゃあ会えないと同じで、これはもう俗な言葉でいえば「縁」というしかないのだ。

数年前にこの店の前を偶然通らなければ私は入らなかったのだ。


そこで知り合ったマスターやママは人柄もいいし会話も楽しい。。。いわゆる大人なのだ。
もちろん私とも意気投合してくれた。
そしてそこに出入りする人々(お客さん)もいい人ばかりであり、その空気になじまない人は自然と来なくなるのである。



最近、わたしと同じように偶然この店に遭遇した新しいお客さんがいる。
近所に長年住んでいながらわからなかったのだ。

というのもいつも彼は車で出勤しているし外資系の会社だからアメリカと日本をいったりきたりしている。
そんな御仁がこの店を発見するのは、砂漠で落とし物を捜すようなものといってもいいだろう。

しかもその人は趣味でサックスをやっているから、偶然歩いていて発見した時は、近所にジャズの店があると知って驚いたのだ。――もちろん、いい方の驚きであって、それからというものはその人はそこに通い詰めることになった。

その人をHさんとしておこう。(別にエッチという意味ではなくイニシャルだ)

Hさんの来店2回目で私と会った。

この店がなければ接点がまったくない人間同士だ。

それからというものは私は彼と食事に行ったり家に遊びにいったりを現在も続けている。

彼の奥さんが外国の家にいて、本人だけが日本で仕事の時、いつも夕飯は部下を呼び出して食べていたのだが、この店を発見していらいそこでHさんは過ごすこととなり、その部下は「自分の夜がひさしぶりにもどった」といって現在「なあ〜じゅ」に足を向けて寝られないという。


さてHさんは年齢的にも私や<なあ〜じゅバンド>の鬼のバンマスと近い。
そのせいもあって気が合い、よく一緒に行動する。

するとあるときこのHさんがとあるジャズトランペッターと懇意にしていることを知った。

しかもこの『なあ〜じゅ』で自分の結婚30周年パーティを身内で開催して、そのゲストでくだんのジャズトランペッターを呼ぶというのだ。

しかもHさんのサックスと競演するという。

ここだけの話だが彼のサックスは……うーん、よくご馳走になるから、か、書けないが。。。。そのぉ…なんというか。まあ、う、うまいです。。。

そんなわけで本当にその有名なジャズトランペッターがそのパーティに来て、なおかつ演奏してくれるのだろうか?

と、思っていると、なんとHさんから連絡が入り「前日にリハをやりたいといってるんだけど、ボナさん来てよ」と。

Hさんの為にリハまでする!!
ますます眉唾ものになってきた。

その人は有名なジャズトランペッターと同姓同名の人じゃないのか?
このHさん自体があやしい人なんじゃないのか?


そのリハの日がやってきた。

そして、キャディラックから降り立った人は――




おお! し、しの(あ、江戸っ子だった)ひの、日野てる子じゃくて、日野美歌じゃなくて、日野キャンター(トラック)じゃなく



日野皓正(ひのてるまさ)だあああ!


以下次号。(次号かい!)


--------------------------------------------2007/5/4
昨日まで愛媛の松野町というところでロケをしていました。

宇和島などもそうですが、このあたりは闘牛がさかんで――といってもマタドールが出るのではなく、牛同士の戦いです。

朝から夕方までその牛の世話をしてみました。
はじめは巨大で怖かったけど、最後の方に愛着が湧いてきましたよ。

写真はタイヤめがけての訓練。迫力あるよ。
 ウシシ!

角が武器になるわけだが――カドではなくツノです。確かに机のカドも武器にはなる。足なんかカドにぶつけたひにゃー飛び上がるね! それはともかく、この場合はツノです――不思議なもので自分の頭の部分にそういう物体があるってよく自覚できるよね。

だってネコみたく手(足)を頭まで持ってくることができれば、『ありや? なんだこの硬いとんがったものは?』と感じることができるけど、牛くんはその角に直接触ることができないじゃないですか。

まして鏡を見て確認はしないだろうし。

他の牛をみたからといって自分がそれと同じとは限らない。

にも関わらずだよ、タイヤを角で持ち上げたり闘牛のときは突き合うわけだよ。
それもいわゆるDNAのなせるわざか、生命の不思議を感じるね。

(牛の顔をよく見たら、まつげが意外と長くチャーミングだった)



愛媛の松野町は若葉が美しく、まるでつくりもののビニールのようだった。それほど眩しい緑だった。
そして空はどこまでも青く、風は永遠に爽やかだし、人々はみなやさしい。

人間はやはり自然の中の一部なんだなあと実感した。

と同時に大都会は実に不思議なところなんだなあとあらためて思ったよ。










最近ニュースを見てると企業の偉いさんが「申し訳ありません」などといって頭(こうべ)を垂れるのをよくみるね。


マジックショーでも使ってみますか。カード当てに失敗したあと…

「お客様のカードを当てられず、まことに申し訳ありません」→おじぎ→「今後このような失敗のないように日々努力します」→おじぎ→「次回のマジックショーはスタッフ一同気持ちを新たにカード当てに挑戦したいと思います」→おじぎ→「えーしばらく謹慎してまたマジックショーを再開したいと思います。まことに申し訳ありませんでした」→全員ペコリ










今日へんな夢をみたなあ。ビルインレモンというお札がレモンに入るマジックをするためにレモンを買いにいくのだが、近所のスーパーがもう遅くて閉まっていた。そこで伊勢丹にいけばあるよという情報で新宿三丁目までいくのだけど街はがらんとしてかろうじて伊勢丹の入り口だけが薄暗い。もう閉店まじかだ。
入り口の人に「レモンがほしいのですが」というと「ちょっとまってください」といってどこかに電話してしばらくするとレモンを2個もってきてくれた。しかしそれはいぼいぼだらけの形の悪いもの。「もっときれいなのありませんか?」というと「お客さんねぇー、いまこの季節にレモンがあること自体が奇跡なんですよ」という。横に買い物にきていたおばさんが「そうよあなた、江戸時代に夏場にミカンを千両で買った人もいるくらいなんだから」するとなんと脇をあの高木重朗先生(いまはなきマジック研究家)が通った。「あ、高木先生」と声をかけると「いえ私は違いますよ」(甲高い声で)といって去っていった。本人なのにね。

よく高木先生の夢見るよなあ、たしかこのあいだも見たよね。。。。あの時は確か呼び戻されたんだよね。。。。



さあ、五月! 休みあけはリフレッシュして元気にいくぞー(でもあのマットレスっていつまでも寝られるんだよねー)