2004/10

--------------------------------------------2004/10/30

ムーンライダーズのリョウメイさんとガカンさんとのコラボが終わった。
やってるほうも楽しかったけど、体力使ったね。翌朝、身体の節々が痛かったよ。
ひさしぶりに横向きマジックをしたけど、マジックは体力だと改めて実感したよ。

リョウメイさんがマジックをした。
「ではトランプ手品を…」といっていたが、いまは「カードマジック」で通用する。

だから、私がカードマジックをするときに「好きなカードをおっしゃってください」といったあとすぐに「あ、VISAとかアメックスとかは選ばないでくださいね」というギャグが使える。


トランプという言葉は「切り札」という意味で、ゲームで勝つための札という意味になる。
多分、昔――と、いいかげんな時代設定で申し訳ないが――外国人がゲームして「このトランプであがり!」なんて連呼していたのを日本人が見ていて「おお、この御札のような束をトランプというのか」と思ったに違いない。

といっても、大昔は――と、またまたいいかげんな時代設定で申し訳ないが――カルタといっていたからそんな昔ではないと思うが。。。。。。

と、ここまで書いたところで「時代ぐらい調べろよ」という声が聞こえたので、調べました。

こほん、えー、トランプというのは鹿鳴館時代つまり明治十年代に外国人が遊んでいるのを見てそう思ったらしいのです。それ以前は西洋かるたと呼ばれていたようですぞ。。。


週刊誌の取材をうけた。キャバクラなどで女性にもてるマジックをというリクエスト。
2ー3紹介したけど、大事なことはマジックではなく本人。

私なんかマジックしなくてももててもてて困る。(願望)
だから決してもてる為にマジックをしないように。そこで一言。

トランプは切り札。でもマジックはトランプじゃない。




岩の隙間に幼い命が生き続けていた、かと思うと危険なイラクに単身入った若者もいる。
みんな命を大切にしようよ、命は自分のものだけではないんだ。

宇宙空間に偶然できた地球環境。その中で偶然できあがってきた人類。
生き続けて、この2度と体験できない「奇跡」という別名のある「人類」という人生を、しみじみと味わい実感しながら生きていこうよ。命は大切にしようよ。

--------------------------------------------2004/10/27
やはり日本は地震が起きる宿命なんだよなあ。
それにしても小学生で亡くなるなんて…合掌。



旅がちょっとでも続くと、身体がもたないな…疲れるね。やっぱ歳だな。
それに忙しくて飲みに行けない。むしろ身体にいいか。。。。

浜松でのマギー審司とのディナーショーには340名のお客さん!大盛況でした、感謝。

楽屋で撮った彼のマジックテーブル、これで30分できる。右下にあるのはラッキー君。後半で使うから下に埋もれている。
←やばいのはモザイク処理。




岡山駅で新幹線ドクターイエローがゆっくり通過した。あわててカメラを向けたよ。この車両に会うのはきわめて稀だ。10日に1回ほどしか走っていないからだ。
この列車には計器がたくさん積み込まれていて、レールや架線の状態をレーダーなどで調べることができるらしい。



そんな稀なドクターイエローのそばを僧侶が通るというのも珍しいし、撮ったカメラマンがマジシャンというのも奇跡に近い。世の中は偶然で成り立っている。
新潟の地震であの新幹線があれくらいの事故で済んだのもそうだ。
早ければトンネルで崩落にあうし、ちょっとあとではカーブで大脱線になる、そして対向列車との衝突も起こりえた。
偶然がいい方にかさなったのだ。仏さまに感謝。。。。。



くさやの瓶詰め」をもらった。私は子供ころ食べていたから大丈夫だが、子供達は初めてだった。
「どれどれ」と娘がビンを開けてにおいをかいだ、その瞬間、「ぐえーっ!!!!」と土砂崩れのような叫びをあげながら、床を5分ほどのたうち回りそのまま息絶えた。
それを見ていた息子が、無言で立ち去った。

いいアイデアが浮かんだ。
外国人スリ集団の催涙スプレーに対抗して「くさやスプレー」を作ったらいいかも。これは売れるぞ。
別に健康に害があるわけじゃないからね…。




コラボ・ライブに向けてみっちりリハをした。こんなに練習したのは初めてかも…。
しかしプロ・ミュージシャンはうまいな、あ、当たり前か…。
--------------------------------------------2004/10/23
ヤンキースが負けてしまった。がっくり。ま、大リーグ2年目でチャンピオンは早いという天の声か。来年また楽しみだな。。。
で、もと巨人の川相がいる中日を応援することにしたよ。彼は巨人を追われて中日に入った時、巨人を見返したいと言っていた。そうなってくれよ。




カズ・カタヤマの本ができた。
推薦文は私が書いた。マジックのタネを知りたくない人は買わないように。よく書けているのでマジックを見る楽しみがなくなるので。
←東京堂出版




今度コラボをするガカンさんとリョウメイさんのリハ風景がちょっと見れます。
白井良明さんのサイトのポチョムキン放送局です。
動画ではボナがブルースフレーズを弾いているのをリョウメイさんがバッキングしてくれてます。未熟な私をやさしく見守っているでしょう?




本当にマジックブームだよなあ。DVDもいろんな人が出したりこれから出たりする。
ナポレオンズ、セロ、ヒロサカイ、ふじいあきら、前田知洋が2種類(我々が出演しているのは来年になりそうだ

それだけ人材がそろってきたんだね。うれしいような怖いような。。。。
先日どこかで前田知洋とふじいあきらが営業で一緒だったらしい。
今度はナポレオンズとマギー審司のディナーショーが10/25(月)グランドホテル浜松で開催される。
彼とは結構営業をしている。これもマジックブームのお陰だろう。

ダイエーの経営のことを桂文珍師匠がテレビで「屏風と商いはひろげすぎると倒れる」と言っていたが、マジックブームでもみんな自分の力量をわきまえて行動しような。
テレビ局や業者は実はマジシャンのことを考えていろいろ言う人はいない。信頼のおける人はほんのひと握りだ。みんな自分の仕事の為にマジシャンを使うわけだ。

相手のペースやいいなりにならないように、みんな注意しよう。種明かしやその他の演出もダメなものはダメと言い切れるようにしよう。いまマジシャンが優位に立っている状態だからね。
そうすることで、少しでもブームが長く続くようになるだろう……。

--------------------------------------------2004/10/21
飛行機の急ブレーキを先日体験したが、その前日、羽田を発つ時には滑走路上で病人がでたため駐機場にもどってその人を降ろすという体験もした。

その待機中に、燃料をかなり使ってしまったため乗客を乗せたまま補給をすることになった。

客室乗務員はそんな場面になんども遭遇しているわけではないから、前の列の方から「安全ベルトをはずしてくださ」というべきところを何度も「安全ベルトをしめてください、、失礼しました、はずしてください」と言い直してたな。

万が一、引火して火が入ったらすぐに逃げるようにというわけだが、機内放送が使えないのか英語の説明がなかったからか、横の二人の外国人がはずしていなかった。
会話からロシア人とわかっていたから、私が安全ベルトをはずすジェスチュアーをしてあげたら、理解してはずした。

後部のドアは開けっ放しになっていて、すぐ脱出できるようにしてあった。
初めての体験だったなあ。。。。

昔は、よく飛行機が怖いという人に安心させる定番の話しがあった。

「飛行機自体、落ちない確率は高いよ、もっとその確率を高くするなら、ハイジャックしてみな。ハイジャックされた飛行機が落ちる確率はゼロに近いぜ」

しかし、今の世の中ハイジャックされた飛行機は落ちる確率が高そうだ。いやな時代だよね。




最近、男性でも爪をぴかぴかにしている人がいる。私はもう十年くらい前から美容院でやってもらっているけど、そういう男性が多くなったので反対にぴかぴか度を下げて?さりげなくつやつや感をだしている。
マジシャンじゃなくてもぴかぴかの人がいるけど、ちょっと気持ち悪いなあ。

と思って大リーグを見ていたら、ヤンキースのポサーダ捕手の爪はぴかぴかだった。
マニキュアを塗っているのだ。

もっとも、おしゃれの為ではなく、ピッチャーに指を何本だしたかサインが見やすいようにというアイデアだ。




銀座小劇場のライブにたくさんのお客さんがきてくれた。ありがとう。新しい若い人――特に女性も多くて、純粋にマジックに驚いて感動していたなあ。
きっと前田知洋効果だな。

そのお客さんからはプレゼントをよくもらう。食べ物なんかは当然うれしい。ありがとう。あ、お話できなかった鎌倉井上蒲鉾の山口さんごちそうさま。

で、写真のゼンマイロボットもうれしいよ。
HONDAのアシモで限定品らしい。私の喜ぶツボを心得ている。

←大きさがわかるように胃薬の<キャベ2>を横に置いてみた。
(よけいわからん? でも色のコーディネイトがいいでしょ)

公演後、前田くんがお客さんからサインや写真責めにあっているのを見ると、なぜかちょっとうれしいよ。。。。




また台風だよ。昨日の仕事がキャンセルになった。
台風の実況でいつも思うんだけど、レポーターの後ろでパントマイムの人が傘を持ったふりをして右往左往しているっていうのは面白いと思うけど、やはり不謹慎だろうなあ。。。。

--------------------------------------------2004/10/18
●10/8の文章で、『自分のパーティにあのマジシャンを呼んで安心できる』とはどういう意味?ときかれた。

この中には沢山の意味が含まれている。

まず、マジックがうまいこと。これは当たり前。
と同時にエンターティナーでなくてはならないこと。
つまり笑わせたり楽しくさせること。

そして清潔であること。これは当然のことだけど、マジックバカにはそこまで気がまわらない。
フケがあったり爪がきたなかったり服が清潔でなかったり…、気を付ける点はマジック以上かもしれないのに。

そしてお客さんに対して失礼な行動や言動がないこと。
意外とマジシャンは,ネタがウケると調子に乗って自分では気が付かない暴言やセクハラもどきのことをしてしまうことがあるのだ。(誰だ、ボナだといったやつは!)

早い話が、そのマジシャンのいるその場の空気がいいこと、つまり誰でもが居心地いい空気にひたれるということ。


そんなマジシャンがいたら紹介してくれ。



●新聞で「ヒマラヤ登頂十座で無念」の見出し。登山家名塚秀二さんが遭難したという。

ところで、十座ってなに?見出しになるくらいだから、みんな知ってることかあ?
広辞苑にはなかった。週刊誌をみてやっと理解。

高峰を座というらしい。
ヒマラヤには8000m級の高峰が14座あって、全部を制覇するのが登山家の夢なのだそうだ。
つまり、今回、成功すれば日本人では十座目単独トップだったという意味。
まだまだ知らないことだらけだ。



●博多からの帰り、B777が滑走路に入り離陸のためフルパワーで滑走に入った、と、しばらくして急ブレーキ!!!
身体が前のめり!
かなりのスピードがでていたはずである。

いやーこんな経験初めてだ。止まるまで時間がかかったから、もう何かにぶつかると覚悟したよ。

ちょっとなまはんかな知識をひけらすと、滑走路で、V1、Vr、V2と決められた速度を経て離陸することになっている。

このV1は重要な境目で、V1を超えたらエンジンが一個停止しようが、赤子が泣きわめこうが、ハイジャック犯が立ち上がろうが、何があっても離陸しなければ大事故になってしまう速度のことだ。

つまりいいかえればV1直前なら車輪ブレーキで止まれるぎりぎりの速度ということになる。

ジャンボではV1は時速260キロだ。
つまり乗っていた飛行機のスピードはおそらく新幹線なみのスピードで急ブレーキがかかったことになる。
ふー!驚いた。


管制官が、着陸する飛行機と離陸する飛行機の時間の間隔が短いのに、ゴーのサインをだしたと判明。


ブレーキが加熱したので、しばらく待機となった。この熱い車輪のまま空中で格納したら……どうなるか。。。なまじ知識があるのも困ったもんだ。おーこわ。




●最近忙しくてつらいなあ…。
若手もたくさんでてきたし、そろそろ隠居しようかと思っているが、前にも書いたがそんな滅入っている時、元気にしてくれて心を暖かくしてくれるのが絵本の「がまくんとかえるくん」の本だ。

それともうひとつは、およそ30年くらい前から読んでいる谷川俊太郎詩集だ。

中でもやっぱり「ネロ」は好きだね。

無断で転用させてもらうよ。だっていい詩なんだ。
悲しいけど最後には力がわくんだよね。亡くなった愛犬ネロの詩だ。


ネロ
――愛された小さな犬に   谷川俊太郎



ネロ
もうじき又夏がやってくる
お前の舌
お前の眼
お前の昼寝姿が
今はっきりと僕の前によみがえる

お前はたった二回ほど夏を知っただけだった
僕はもう十八回の夏を知っている
そして今僕は自分のや又自分のでないいろいろな夏を思い出している

メゾンラフィットの夏
淀の夏
ウイリアムスバーグ橋の夏
オランの夏
そして僕は考える
人間はいったいもう何回位の夏を知っているのだろうと

ネロ
もうじき又夏がやってくる
しかしそれはお前のいた夏ではない
又別の夏
全く別の夏なのだ

新しい夏がやってくる
そして新しいいろいろなことを僕は知ってゆく
美しいこと みにくいこと 僕を元気づけてくれるようなこと 僕をかなしくするようなこと
そして僕は質問する
いったい何だろう
いったい何故だろう
いったいどうするべきなのだろうと

ネロ
お前は死んだ
誰にも知られないようにひとりで遠くへ行って
お前の声
お前の感触
お前の気持までもが
今はっきりと僕の前によみがえる

しかしネロ
もうじき又夏がやってくる
新しい無限に広い夏がやってくる
そして
僕はやっぱり歩いてゆくだろう
新しい夏をむかえ 秋をむかえ 冬をむかえ
春をむかえ 更に新しい夏を期待して
すべての新しいことを知るために
そして
すべての僕の質問に自ら答えるために

                       ――詩集「二十億光年の孤独」より



さ、元気でたから仕事しよーっと。



●さっきセオマジックの携帯に電話したら「しばらくお待ちください」のBGMが「別れの曲」だったぞ。
待てばいいのかい、切ればいいのかい?



●今でているエプソンのプリンターを買うとナポレオンズの解説DVDかビデオが付いてくる。
秋葉原では、店頭で流れているらしいよ。。。。見に行ってみるか。



●ケン正木が倒れた。
しかも芸術祭参加公演のリハの時だ。大事にいたらなければいいが。
いまは家族や関係者がてんやわんやの状態だろうから、安定し落ち着いたら見舞いにいくよ。

まだ先があるから、ゆっくり休んで力をためるといい。あわてることはない。
ネロじゃないけど、また新しい夏は必ずきっとくる。。。。。

元気になるのをみんなが待ってるぞ!!

--------------------------------------------2004/10/14
最近、歳のせいでよく聞き間違える。空耳アワー状態だ。

つけっぱなしのテニスのテレビ放送では、アナウンサーの「…背後霊ですね」という声に、え、テニスコートになんで?
と思ったら、
「ハイボレー」が正解。

台風情報を何気なく聞いていたら「関東圏はブー・フー・ウー」 え、って3匹の子豚がくるのか、
と思ったら、
「暴風雨」が正解。

「じゃあ、現場にはタキシードで」とスタッフが言えば、え、なんで?わざわざ?
と思ったら、
「タクシー移動で」が正解。




祝!日本。
サッカーワールドカップのアジア最終予選に出場。

昨日の試合でジーコ監督の通訳が退場になった。審判に暴言をはいたらしい。
そりゃ、監督の言葉を訳すのが仕事だけど、暴言まで訳さなくてもいいのにな。ジーコ監督はさっさとベンチに帰ったから、通訳は暴言をはいたあと、横をみたら張本人がいなかったというわけだ…。

確かJリーグの試合でも通訳が退場になるのをみたことがあったな。

これってドラえもんによくある。
すねおが言ったジャイアンへの悪口を、のび太が伝えたら「のび太のくせに!」とジャイアンに殴られるようなもんだ。



★ライブのお知らせ
10月18日(月)レッツマジック
銀座小劇場(銀座松屋3本裏通り)
前田知洋、アレマー玉井、古山光、YUKA、ナポレオンズ
6時と8時にそれぞれ開演。¥2000
いまなら6時に席があります。
マジックランド→03−3666−4749

★10月28日(木)のムーンライダーズ・白井良明&雅寛(リョウメイ&ガカン)+ナポレオンズのコラボにぜひ来てください。
場所は原宿竹下口抜けて明治通り左、神宮前一丁目。10分 or 千代田線明治神宮前5番出口。
ブルージェイウェイ(ダヴィンチ原宿FACEビル B1)

チケット予約は03−5785−1148(13:00〜22:00) ¥3800
e+でも受付中。

午後6時開場、7時30分開演。それまでは好きなドリンクをどんどん飲んで、好きな料理をどんどん食って自分で払ってください。


コラボは見物ですよ(けんぶつではない、みもの)。マジで。

私がギターもひきますし、白井さんのリクエストで久しぶりに横向きマジック(バーズアイ・マジック。鳥目ではない)もやります。
--------------------------------------------2004/10/10
書店で偶然、戸松淳矩(とまつあつのり)著「名探偵は9回裏に謎を解く」が目にとまった。
え、復刻したんだ!

およそ20年くらい前に読んだことのある軽妙ミステリーだ。昔のは捨ててしまったのだがなぜか印象に残っていた小説だった。
そしてその隣をみたら「名探偵は千秋楽に謎を解く」がおいてあった! おお、懐かしいぞ。

早速購入。

←誘拐の身代金を1週間で使い切れ、が誘拐犯の命令だ。へんなの。

ま、コメディミステリーといっていいだろうね。お気軽に読めるのが私は好きなんだよね。
読んでみたら、この文体、私のによく似ているぞ。

子供のころそうだったな。まじめな本より、筒井康隆のどたばたや星新一や北杜夫の軽い?小説が好きだった。

考えてみたら、簡潔な文章は簡潔なマジックと似ているよ。
わかりやすく、インパクトがある。
そして読みやすいというのは、リズムがあるということ。
それらがマジック演出の鍵でもある。



飲んでいた所に美人がいた。爪を見せてもらったら、ハロウインのネイルアートがしてあった。自分でしたそうだ。
←かぼちゃとお化けだ。

その日、一緒に飲んでいたT井歯科の若先生の手帳を見せてもらった。なんとカラオケで歌える歌が書いてあった。
確かに歌はやまほどあるので、何を歌っていいか迷うことがあるが、これなら大丈夫だ。うーん準備万端だ。
←右の古くさい写真は、キャンディーズの引退ライブのチケット。いつも御守り代わりに財布に入ってる。



大雨は降ったけど、私の住んでるところは大丈夫だった。


仕事帰りについ一杯。というのはあるけど、本格的に飲みに行く時間がない。

「今度のみにいこうよ」と言われた人々、許してね。

これから山形に。
パチンコ店でマジックをやるんだけど、初めての経験だな…。
うちのマネージャーはいろんな仕事を取るよなあ、本人は現場に来ないけど…。
パチンコの景品でも持って帰ってやるか。化粧品を大量に。。。。

--------------------------------------------2004/10/8

●最近ほんとうにテレビでマジックをよく見る。特にクロースアップ系だ。
しかもたくさんのマジシャンが出演している。

ならばマジシャンを品定めして見るのも、自分のマジックをするうえで役立つでしょう。

私が思うに、テレビを見ている一般人はテクニックのうまいヘタ、演出がイイ悪いとかの専門的な見方はしていない。各マジシャンがするほとんどのマジックは驚くだろうし「えーなんで?」「わかんない」という言葉を発するだろう。

そういう意味では、いまテレビにでたりステージやバーやパーティで活動しているマジシャンにとって、これから仕事をし続けて生活していくには、このブームがある限り可能でしょう。

しかし、問題はこのブームの後のことだ。
テレビは無情な職場だから、他のブームがくればそちらに移っていく。

とたんに仕事がなくなることもあるのだ。
ならばどうすれば食っていけるかということだ。


以前にも書いたがお金がとれるマジシャンは『あのマジシャンを、他の人にも見せてあげたい』という気持ちが観客に起きるかどうか、がひとつ。


もうひとつは『自分のパーティにあのマジシャンを呼んで安心できる』かどうかだ。
とくにマジックのテクニックや演出より、これがむしろもっとも重要なファクターだと思う。


マジックはそのもの自体に強烈なインパクトある。それなのにさらにそのマジシャンの個性が強烈だったらどうだろう?
おいしいピザを食べた後、またデザートでピザが来るようなもの。
もういいや、となってしまう。

強烈な個性の人がマジックをするなら、軽いマジックで十分だ。
よくタレントが簡単なマジックでもうまくこなしてウけるのはそのせいでもある。
マリックさんもスプーン1本曲げるだけでウけるのもそうだろう。
ふじいあきらなら口からトランプを出すだけで十分だ。

また品のあるあっさりした個性なら強烈なマジックをしたほうがいいだろう。
前田知洋がその代表だ。


マジックは料理そのもの。マジシャンはシェフでもあり料理の器でもあると考えればわかりやすいだろ?


若いマジシャンにとって自分にあったマジックは何だろう?と考えながら活動していったほうが、多分この先、長くプロマジシャン人生を送れることになるだろうね。

9日10日11日と前田くんのテレビがあるようだ。特に10日は「波瀾万丈」だよ。




●朝のニュースで、山で仕事中クマに至近距離で顔を傷つけられたオッサンが、病院のベッドでインタビューを受けていた。
「どうしてそんなそばで襲われたんですか?」

顔じゅう包帯だらけのオッサンが答えた。

「…女房が来たと思ったもんで」

私は思わず飲んでたコーヒーを吹き出しそうになったヨ。

きっとこのオッサン、家に帰ったらクマの襲撃より恐ろしいことが待っているに違いない。

--------------------------------------------2004/10/5
おいおい、イチローはあっさり新記録をつくったね。
確かにあの雰囲気じゃあ、やめられないね。
よく考えたらアメリカという国は様々な人種の集まりだ。
大リーガーだってキューバ人やメキシコ人いろいろな人がいるんだから、奥ゆかしい私の美学は通じないだろうな。
開拓精神の国だもんね。
それにしてもイチローはえらいな。



なあーじゅバンドの発表会にたくさん来てくれてありがとう。去年より盛況だった。
途中でやったマジックだけど、スライハンドは辛かったね。りきんでギター弾いたもんだから左手の中指と薬指がつっていた。
よく、コインを落とさなかったよ。ちょっと「えへん!」という感じだ。

←マラカスでボナの頭をたたこうとしている瞬間。
photo by  シオP & ミカ


ムーンライダーズのギタリスト白井良明さんとコラボをすることになった。
10月28日。詳しくは後日。
しかも3回もリハがある。
白井さんに「ナポレオンズはライブの時は何回くらいリハするんですか?」
と聞かれて返答に困ったなあ。

ほとんどしていないんだよな。。。。。。

--------------------------------------------2004/10/2
そうそう、明日、なあーじゅビッグバンドの発表会があるよ。

午後2時から都営新宿線森下、のらくろーどにある森下文化センターです。
ワンドリンク、軽食付きで¥2500

途中、ボナ植木のマジックもあるよ。
何やろうかな、コインプロダクションに、ビルinレモン、うーん、モナリザ、胴切りかな。。。。。。

詳しくはなあーじゅのHPからなあーじゅバンドに行ってください。

あ、もちろん私はギターと司会です。

--------------------------------------------2004/10/1
日本○○○ムという電話会社から契約セールスの電話がきたけど、
「夜分すません」とか「お忙しいところもうしわけございません」とか「いま、よろしいですか?」などという電話エチケットの最低ルールすら言わなかったな。そんな電話会社と契約できるわけがない。
「いま、メシ食ってるんだよ」といったら会話が終わった。



どんな物にも書ける油性ペンがあるけど、残念ながらそのペン本体にそのペンでは書けないぞ。どうだ?


SOMETHING7月で紹介したけど、子供の頃、窓に激突して人型を作った池D書店の女性編集者K村さんと打ち合わせをした。
キャッチ・コピーを書きなぐったメモを渡しながら「ごめん字がきたなくて。読める?」
と聞いたら、「大丈夫ですよ。古文書解読が趣味ですから…」と言われた。

オレの字は古文書か!!!  ドモンジョ?



北見伸さんは映画をよくみるらしい。私は「最近みてないなあ」というと、「ボナさんは錦糸町だから一杯映画館があるじゃないですか?」という。おっしゃるとおりなんだけど、たまに映画を見ようと錦糸町楽天地にいくと、急カーブしてやきとりの小川に行ってしまう。
そこで今回、意を決して映画を見に行った。「我はロボット」だ。今回は寄り道せずに見たぞ。

アイザック・アシモフの古典SF<I’robot>の映画化だ。ロボット三原則で有名なやつだ。
今にして思えば大したストーリーではないけど、当時なにもないところからこの手の物語をつくるのは、才能だと思うよ。

映画の方は、いやーすごい映像だ。簡単に見てしまうけど、いくらCGとはいえ、創るのは大変だろうなと思うよ。
高速道路でのロボット襲撃シーンは見モノだったな!!


以前、世界第二位のユミちゃんと飲みながらロボット三原則マジック三原則をまぜてギャグにしたことがあったけど、それと似たようなサウンドにロボット三等兵というのがある。

私が子供の頃読んでいたマンガ本だ。

いつだったか息子が虫プロから復刻した本――昭和45年の第三巻の初版をブックオフから100円ほどで買ってきたのがあった。
ネットで調べたら、げっ、結構な値段になっていた!! そりゃあそうだ、昭和45年といえば30年以上前の本になるのだから。
酒代に困ったら内緒で売ってしまおう。

←息子所有

酒のみ三原則
1)酒飲みは毎日酒を飲まなければいけない。
2)他人のおごりではいつもより倍飲まなければならない。
3)割り勘の雰囲気を察知したら、相手より先に「じゃあ」といって立ち去らなければならない。