2003/7/26(土)
さていよいよFISM最終日。
朝のロケの前にギャラを支払うというので、会場にいくと責任者のMartin Hansonさんがトランクの中の大金を数えてる。襲うならいまだ!

大金?をもらってそのままFISM番組の締めのロケ。
西田ひかるさんがここでマジックを披露。うまくいく。(テレビで見てね)

白夜に近いため不眠不休で過労死寸前のNHKロケ隊。日本が白夜の国なら、勤勉な日本人のことだから、働きづめで、ものすごい大国になっていたろうなとカメラマンさんがつぶやいていた。

この後またアムステルダムに移動。そこで大道芸をすることになる。
この間、会場ではコンテスト順位の発表がある。

さてダム広場というところは大道芸で有名なところ。一応決まりがあって、朝、芸人が集まり時間のクジをひく。持ち時間20分。オーバーすると後の芸人からクレームがくるという。
我々は午後3時の出番。
写真は出し物をやり尽くし、得意の腕まわしでご機嫌を伺ってるところ?
さらに運河でのロケも続けて夜6時にホテルにもどる。
夕飯は、わっはっは!ラーメンではないぞ。インスタントご飯だ。どうだ!
うーんどうもまともな食事はしてないなあ。朝のビュッフェだけかもしれん。

夜8時からファイナルガラショー。コンテスト上位が演技をし、オランダのスター、ハンス・クロックのイリュージョンショーがつづき、グランプリの発表になる。

マニピュレーション部門で日本の峯村さんが3位にそして韓国リー・ウン・ギョルが2位をとった!

そしてジェネラル部門で、なんとスイスの俯瞰マジックがとった。マジック効果は少ないがはっきりいって仮装大賞のノリだ。それでいいんだね。
グランプリはフランスのフェレ。ジャグラーも入ったスライハンドマジックだ。演出がおもしろかったね。
FISMはマジック界最高の権威ではなく、最大の祭典だということを改めて認識しました。
マジックを3年に1度楽しめばいいんです。そして目新しいもの、おもしろいものが受け入れられるということです。まさにオリンピックと同じで「参加することに意義がある」そして付け加えるなら「楽しむことに意義がある」
というわけです。
また3年後スウェーデンのストックホルムで、なんか考えてコンテスト出ようかなあ。。。楽しみだね。
でもまた明日、ロケがあるんだよね。

関係ない話しだけど、大昔、テレビで「スウェーデンの城」という映画の宣伝をしていたなあ。毎回決まってサントラも流れていたから覚えてしまったよ。なまめかしい女性の動かない写真があった。いつの映画だろ。あとで調べよう。ま、3年後、でもいいか。