2004/2

--------------------------------------------2004/2/29
あーいかん、もう2月も終わってしまう。

先日、芸術祭受賞を祝うパーティを開いた。たくさんの人たちが来てくれてうれしかったよ。
プリンセス天功さんも来てくれたし、ランスバートンとノームニールセンが「おめでとうビデオ」を送ってくれた。
サンキュウ。。。
またファンの方が、北海道や東北、関西からも駆けつけてくれて、ありがとう。
花や電報もありがと!!
つーことは、もっと精進しないといけないことになってしまったな。

さて最近、目玉の運動をしている。
考えてみれば目玉のまわりには筋肉があるのだが、それを運動としてやっていないのはおかしいわけだ。朝起きたら鏡の前で前後左右斜めと目玉をストレッチする。パソコンやテレビのせいで確実に目玉筋は衰えている。みんなもやろうではないか。
本当は、水晶体も縮めたりふくらましたり――つまり遠いところと近いところを交互に見た方がいいらしいよ。
目玉筋の専用の健康器具ができたら、通販の目玉になるに違いない。なんちって。

ラバーコーティングの四つ玉を買った。確かにこのボールは指からは落ちにくい。FISMチャンピオンのフェレだってこのコーティングをしているものを使っている。
昔は木製でラッカー塗装だから、よく指から滑り落ちた。汗がでればそれだけ落ちやすい。それでもプロは指の間にボールを挟み続けたのは、熟練のなせる技なのだ。
指から落としたら、木製のものは無情にも舞台上をころがるか、へたすると客席に落ちる。
今のは弾むから落としても、うまく空中でふたたびキャッチすれば、失敗には見えないし、かがんで拾うこともない。
ということは今の人は同じスライハンドでも、もしや昔の人とレベルが違うのかなあ。
マジックのテクニックコンテストだったら使用ボールも銘記するのが本筋かも。
カズ・カタヤマさんはちゃんと木製ボールを使っていたよ。
--------------------------------------------2004/2/25
先日、上諏訪にいったら駅のホームに足湯場があった。
観光客が楽しんでいたので写真をとらせてもらった。しかも看板には誰が考えたかだじゃれが燦然と輝く。
  ←すあしで。
これじゃあ、私の作ったしゃれ――ビリー・ジョエルのお年寄り向けのバラード「巣鴨のままで」とかわらん。

さんぜんといえば、昔ホテルで割り箸がほしくて「割り箸、三膳ください」といったら、若いボーイが「え!三千もですか!」と大声をだした。すかさず、となりの人が「…3本だよ」とぼそっとつぶやいた。

先日もらったメールに「なにをおいてもナポレオンズが大好きという危篤な人がいます」と来たけど、オレのファンはにそうなのかい!
――奇特な人――が正解。

久しぶりにバンドレッスンにいこうとして、「じゃ、ギター練習に行ってくるよ」と女房に言うと「いってらっしゃい。ギターがお化粧して待ってるんでしょ。。。」と言った。落語の「佃祭り」のつかみだよ、それじゃあ。。

最近、よく聞く好きな曲はジョン・ピザレリの「EVERYTHING HAPPENS TO ME」だ。ついてない男の話。マット・デニスやチェット・ベイカーもあるよ。イイ曲なんだよね。1940年代の歌です。

♪ゴルフに行けば雨が降る。パーティをしようとすれば近所に文句を言われる。
♪いろいろあるもんさ。
♪もちろん、はしかやおたふく風邪もご多分にもれずにやった。カードゲームでAが来た時は相手のがもっと強いカードを持っている。そんなことばかりさ。
♪そしてやっと初めてそんな不運を破ってくれる素敵な女性にめぐりあった。
♪この恋はボクの絶望を救ってくれるかもしれないと思ったよ。でも現実はきびしいね。
♪電報も電話も特別航空便も送ったのに、きた返事は「さよなら」。しかも料金不足!
♪とにかく、ボクには、いろいろなことが起こるもんさ…まいったネ。。。。

というダメ男のバラードが切ないよ。。。。でもそんな人生を歌にするところなんざあ、この主人公、意外とタフで人生を楽しんでる感じがして、好感がもてるね。誰かいい女性がいたら紹介してあげてよ。
このタイトルの「いろんなことがボクに起こるよ」という言葉は、なんかイヤなことがあってもこのセリフさえ言えば、精神安定のおまじないになるから、いいかもね。。。

Fタッチから注文しておいたネタが届いた。これはいろんなバリエーションに使えるので、飛躍的に不思議なマジックができるだろう。エレクトロニクスの○○チップ版という感じかな…。

昨日イエローキャブの、ね、ね根本はははるみさんと、仕事したよ……べべ別に興味はないけど…E、E、EVERYTHING HAPPENS TO ME……!
--------------------------------------------2004/2/21
深夜番組「アッコとマチャミの新型テレビ」の視聴率が4.8%とった!
いつもより遅い1時近かったのにこの数字とは、うれしいね。なんだかんだ言っても、芸能人やテレビ人は視聴率が気になっちゃうんだよなあ。

前から気になっていたんだが、パペットマペットをイベントで地方の人が呼んだら、駅に迎えにいってわかるのかなあ。。。まさかあの覆面でくるのかな。今度、業者さんにきいてみよう。
そんなこといったらマスクマジシャンもそうか。

「蹴りたい背中」を読み終えた。うーん、確かに表現はうまかったけどなあ。。。以上。
次は「蛇にピアス」です。読んでいくうちに今度は14行目でストップ。
読めない漢字があったわけじゃなくて、気持ちが悪くてやめました。黒板に爪をたてて音をききながら読んでる感じ…、あとでトライしよう。

駅の書店で平積みになっていた銀座のママますいさくらさんの「できる男できない男の見分け方」をついうっかり買ってしまった。うーん。当たり前のことが書いてあったなあ。
本の端を折ったのは一カ所だけだった。そこは銀座でいくらあればクラブで遊べるかというページで、ぞんぶん楽しんで帰りに女の子と食事をして1万のタクシー代を渡したら30万あれば十分とのこと。でも10万もあればいいですよとのこと。…文字でかいし。。。
私はまだ銀座の高級クラブで遊んだことはない。いつか文壇バーとか漫画家バーとかにいってみたい気がするが。あ、天才漫画家の高井研1郎大先生に連れてってもらおうかな。おごりで…。

ある人からジョセフ・ガブリエルのことを知りたいというので、450ページもあるマジシャン・フーズ・フーで調べた。ついでに自分のも調べたら載ってた。

どこで調べたか、実に詳しい…。

ん?待てよ、ということはあの謎に満ちたプリンセス・天功さんもあるのかなあ、、、と調べたらありやした。

これも詳しい…一体どこで取材してるんだろう。不気味だ。
その天功さんは、忙しいのに我がパーティに来てくれるから、うれしいね。

ああ、最近飲み過ぎて、自己嫌悪の日々。。。いっそジーコ・賢男というブラジル人になってサッカーでも指導しようかな。

昨日送られてきたSAMジャパンの会報の表紙が、あの高校生マジシャンの能勢裕里江さんだ!

この表紙にサインもらいたいなあ、師匠のスピリット百瀬さん!

私の汚れた心が、きれいになりそう☆☆☆
--------------------------------------------2004/2/19
ジャズピアニストの世良譲さんが亡くなった。2年ほど前、とあるパーティでご一緒させていただいた。我々は自分達のショーが終わると、いわゆるチェイサーというエンディングで「ブルーマイナー」をMDで流すわけだ。
その間に我々は挨拶やらお辞儀をして舞台を去るのだが、その曲が流れている間に世良さんがピアノの椅子に座り同じ曲を重ねて生で演奏しだした。その間、他のバンドメンバーがさりげなく配置についた。別に打ち合わせをしたわけじゃないのに、粋なもんだなと思ったよ。合掌。

先日、ドラムにしゃれで座ってみた。ドラマーから「とりあえず両足だけでやってごらん」というので、シンバルとバスドラムを左右の足で「ドン、シャン、ドン、シャン」とやるが、結構むずかしい。これにスティックで両手が加わるのだから、いくら器用な私でも無理だ。もう足だけで手一杯?だった。

よく羽田空港などで仕事にいくために荷物を持ってエレベーターに乗ることがある。手ぶらの人も乗ってくるが、そんな人たちは横にあるエスカレーターで行ってほしいもんだと思う。それによって荷物を持った人が乗れないこともあるからだ。
しかもそういう手ぶらの人達で、荷物を持った人が降りるまで「開」ボタンを押してくれたりドアを手で押さえてくれる人はほとんどいない。たまにそうしてくれる人は男性より女性が多いね。

初めてエレベーターを体験したのは小学生の頃だ、昔は家が裕福?だったから日本橋三越デパートにはよく家族でいっていた。網ガラス張りで箱がくるまで暗い空間がのぞけて怖い思いがしたものだ。中に入ればきれいなお姉さんのエレベーターガールがいてハンドルのようなもので開け閉めをしていた。
そうしてみると、昔からエレベーターガールがいたから、ドアを押さえてあげたりの習慣がなくなったのかなあ。いや違うだろうな、私なんざあ、自分が荷物を持っていてもベビーカーの人がいれば、押さえてあげるんだが。

結局、自動ドアの普及で、後の人に気を使わないという習慣ができてしまったといえるだろうね。ドアを開けてお先にどうぞなんて紳士の行動はなくなってしまうのだろうか。
自動ドアでこれをやったらなんか間抜けな絵だもんね。さまにならない。

それはともかく、みんな!公共の場所では少しまわりに気を使おうよ!!!
(今日はちょっとまじめな話しだったね)
ではこれから仙台に、まわりに気を使いながら、行ってきまーす。
--------------------------------------------2004/2/17
2月14日は
<男が女装して女風呂に入る日>→銭湯・バレタラタイヘンダデー

ばっちり決まったところで、、、、

そういえば、毎年必ずバレンタインにチョコを送ってくれる女性がいたが、今年はこなかった。ついに結婚したのかと思って電話してみると「そうなのよ、仕事に追われて、すっかり忘れていたのよ」という返事。ついに女をやめたようだ。なんとなく声も男のようだ。…仕事の鬼になってがんばってください。

函館で「バンビのミルクキャラメル」を買った。復刻版とある。なんとなく懐かしいけど、子供の頃に見たのかなあ。キャラメルだったらフルヤのウインターキャラメルは結構好きで買っていたね。スキーヤーが滑ってるデザインの箱だった気がする。


お菓子といえばカバヤ製菓なんていうのもあったな。確かテレビヒーローの七色仮面の提供だったような気がする。なんせ40年くらい前の話しだからなあ。七色仮面は千葉真一だったよね。
他にも今思えばすごいヒーローものがあったな。タイトルは
「アラーの使者」
イスラムの神を子供ヒーローに使うなんて、今だったら不謹慎きわまりないな。
主題歌も
♪〜アラー、アラー、アラーの使者はぁ〜どっこにいるう〜♪
どこにいようが大きなお世話だが。。。。

「アラーの使者」も千葉真一だったかな。。。
意外と全部記憶違いっていうこともあるから、そうだったらゴメンなさい。

最年少芥川賞の「蹴りたい背中」を読み始めたが、7行目でストップ。
気怠く」という文字が読めなかった。
娘にきいたら、「けだるく」と気怠く答えた。恥ずかしい。。。自己嫌悪。

蹴りたい自分…
--------------------------------------------2004/2/15
先日の「おすピー問題」のマジック特集の視聴率は13.6%だった。裏でサッカー「日本VSロシア」が16%以上とってるから、大健闘したことになる。やはりマジックはブームかもね。

青色ダイオードの中村教授は控訴しないそうだが、もっととれるのにね。
そうなるとあの会社は経営が危ないことになる。
スポーツ新聞の見出しはこうだろうな。
「青色ダイオードの会社、訴訟で青息吐息。赤字に」

さて先日、ある人に個人的に頼まれてアマチュアマジッククラブのレクチュアに行ってきた。レクチュアは過去5回くらいしかしていないから慣れていない。別に売る商品もないから、ほとんどボランティアだ。自分の勉強のためといってもいいだろう。
長い手順ではなくて、ステージマジックで使えそうな短いトリックを主にしてみた。こういうベテランの会で、エンターテイメントを教えるのは難しいので、たんなる技術的なことばかり教えた。

1時間30分ほどだったが、あとで気が付いたことがあった。
いろんな種類のステージマジックを教えたが、そのテクニックの根底にあったのは、物を出現する手は、絶対に激しくかさないという基本原理だ。
花をだす、ステッキを出す、カードを出す。
動かさないことによって、あたかもその空間から突然あらわれたように見えるからだ。

またあるものをスチールしたら、必ず、片方の手にパスをする。これによってそのスチールしたものがどこから来たのか気が付かれないからだ。

スリでも万引きでも財布や商品を別の仲間にパスをする。
また盗んだものを激しく動かさないという原理もスリと同じだ。カモのポケットから抜いた財布はすばやく動かすと捜査員にみつかる。ではどうするか。いったんスッたら、電車の揺れを利用して、その財布の方に自分の体を近づけて、自分のポケットにしまうのだ。これで完璧!!!あ、ははは。
何?詳しすぎるって?
あ、やばい。。。。

文藝春秋買った。若い芥川賞の作品を読んでみるか。ついでに「博士の愛した数式」というのも買った。
仕事にいく移動中に読むつもりだ。
--------------------------------------------2004/2/12
10日のこのコーナーの話しでちょっと誤解している人がいたので補足しますね。
行き当たりばったりの志ん生はいい加減だと言う意味ではないし、職人の石原八十太さんの作ったものが不正確という意味ではなく、そんなにお気楽で何も考えていないようだけど、仕事や結果がすぐれているという意味ですよ。
サッチモだってマルサリスだって観客が感動するのは同じだけど、パフォーマー側からすれば、私は前者のタイプのがいいなというこってす。

ケータイ「メモ撮り」発想法(山田雅夫:光文社新書)を読んだ。
メモ替わりに携帯のデジカメでなんでも撮りまくるそうだ。それをパソコンに入力にして発想法にしているという。それをデジメモと呼ぶ。

枚数は週に300枚、ひと月で1400枚、年17000枚! 解像度やピントは関係ないからケータイでいいとう。
しかも絶対消さずに入力しておくそうだ。なぜ消さないかというと、撮るという行為をしたからには何か心にひらめいたあるいは何か感じたことがあるはずだというのだ。

名刺、テレビ画面、新聞、バスの時刻表、地図、看板、ショーウインドウ

著者は都市設計家。いろいろな発想法があるもんだ。

牛丼最後の日」〜〜このタイトルはどうみたって往年の筒井康隆のSF短編みたいだな。
近所の吉野家が学生で込んでいた。あ!こういうときこそデジメモをすべきなんだな。

昔、マリックさんが売れ始めたころ、知り合いが「この間、あのマリックが吉野家で牛丼くってたよ」といったのを思いだす。超能力者(当時のイメージはこれ)が黒い服きてサングラスで並を食べてるという絵が浮かんで、それはどうかなと思った。まだ自分がスターと思っていなかったんだろうね。
私も吉野家にいって食べてたことがある。お笑い?だからいいか…

並、みそ汁、おしんこ、紅しょうがたっぷり、ああ、食いてー!!
他の丼を出すにしろ牛丼を偲んで、メニューはこれにしてくれ!

午丼(ごどん)

あ、ゴボウ丼ってあったなあ。
ということはゴボウは牛蒡と書くから、じゃあ牛丼でいいんじゃん!
--------------------------------------------2004/2/10
笑点20.8%。これで出演した回の視聴率は毎回20%を超えている。ラッキー!!
でも総合ランキングが8位だった。そう思うのがちょっと贅沢な話しだな。あはは。

ゴーンさんがポルシェで事故?
「ポルシェが、交差点で直進バイクより速くUターンできるかテストしたんですよ。あははは!」
(ゴーン氏:談・ウソ)

アメリカの第46回グラミー賞でビヨンセが5冠!
彼女のアルバムを実は持っているのだ。去年、FISMから帰る最終日、アムステルダムのCD屋さんで買った。といっても、音楽的に知っていたわけじゃない。
ジャケットの彼女は、実にイぃーーー女だったからだ。いわゆるジャケ買いだったのだ。
ミニ写真集?もついていていいよ。だからまだ音楽聞いてない、あはははは!


「犬を買ったら猫が来た」はグラミー賞無理だろうな。
瀧本瞳さんはこの曲で実にうまく子供達と遊んでたなあ。10分はやっていたみたいに感じるよ。親子ショーの営業ネタとしてはいいなあ。。。。活用してくださいね。
NHKの「みんなの歌」に売り込みたいと書いたが、どうもあそこは競争率が高いらしい。そりゃ確かに本職の音楽屋さんが売り込みにいくくらいだからね。確かにそうそうたる歌手が歌っているよね。「北風小僧の寒太郎」は北島三郎御大が歌っていたし、最近は椎名林檎も何か歌ってた。
…でもチャレンジしてみよう。

いま同時に少しずつ、4つの本の原稿を書いている。別に締め切りがあるわけじゃないから、時間のあるとき少しずつ書いている。するとある日、原稿が仕上がるというわけだ。楽しいなあ、あははははは!

話しは替わるが、
志ん生を聞いていると、行き当たりばったりで話しをする。CDの中で自分でもそういっている。それに対して志ん朝匠は立て板に水のごとく完璧な話しをする。

それはトランペットで言えば
サッチモに対してマルサリス

マンガでいえば
砂川しげひさに対してさいとうたかお

往年の野球でいえば
長嶋茂雄に対して王貞治

金属加工でいえば
大村製作所の石原八十太に対してNC旋盤

蚊取り線香に対してベープマット
うーん、これはちょっと違うな。

さて自分はどっちのタイプのマジシャンかと考えたら、やはり志ん生やサッチモや金属加工職人タイプだろうな。。。。
とはいえそれにはもっと熟練して歳をとる必要があるだろう。老後が楽しみだ???

話しは違うが、最近、川原亜矢子さんがなぜか気になるよ。。。。。
--------------------------------------------2004/2/7
あー危なかった!
右手にハガキ、左手に携帯を持って、考えごとをしてぼーっとしていたら、あやうく携帯の方をポストに入れるところだった。あーびっくりした。
入れちゃったら大変だったなあ、着メロの「はじめてのチュウ」がポストから響き渡るわけだ。。。。

バンド仲間のカトちゃんから新潮新書、山本益博著「至福のすし」〜すきやばし次郎〜の本がおもしろいと言われて読んでみた。

そこはおまかせで約1時間で25000円くらいだそうだ。ものすごくいい寿司をだすそうだ。
店主は78歳。ちょっと食べてみたいが私のようにおしゃべりが好きでお酒をちびちび飲みながらはダメらしい。
でも寿司を食べる速度は速いよ。寿司は出されたらすぐ食べるのが当たり前と思っているからだ。
この間なんか板さんがしゃりをとってネタを乗せる前に奪い取って食べたくらいだ。
カウンター(この本でつけ台ということがわかった)で横の客が注文した寿司を食べずに、連れと話しをしているのを見ると、いらいらして横から手だして食ってやろうかと思う。それが女をくどいてる男だったらよけいにそう思うね。
残念ながら、その<すきやばし次郎>店は、酒を飲みながら、好きな寿司をゆっくり食うというところではないらしい。

いつか食べてみたい気がするが。。。。

そのご主人は40歳になってから、つねに手袋をして手をきれいにしてきたらしい。マジシャンでギタリスト?の私もそうしなければいけないかなあと思ってる。

また、料理人で大事なことは<健康、感性、清潔、勤勉、謙虚>という。
これってマジシャンにも必要なことだと思った。というか、人間の生き方そのものだなあとも感じたよ。

8日(日)は夕方5時半から笑点です。
また5時からNHK教育の「夢りんりん丸」で瀧本瞳さんが私の作詞作曲した曲「犬を買ったら猫が来た」を初めてテレビで歌います。
デモCDは西司さんとのデュエットでこれはFM西東京やマリンパルFM清水でかけてもらってますが、チャンスがあればどんどん歌ってよと彼女にいってあるので、ライブでも歌ってくれてるらしい。
彼女の出番が何時かわからないので、笑点をみながら、NHKをビデオに録って何回も聞いて憶えてくださいね。よろしく。

瞳さんと初めて会ったのは彼女が17歳の時だ。お互い子供ショーのゲストだった。大人っぽかったので「お酒飲めるの?」と聞くと、笑って「まだ、未成年ですよ」といわれた。
数年たってまた会った時に「もうお酒飲めますよ」といわれたので、いやいや(?)飲みにいったことがある。私より強いかも…、あ、これって彼女の事務所的にはまずいコメントだったかな。。。。
でも、懐かしいなあ。。。。
で、そのつながりで私は自分の曲を歌ってくれるように頼んだわけです。
明日のテレビがなんだか楽しみだよ〜。
17歳の瀧本瞳さん。そうは見えないでしょ?長島社長に怒られるな、無断で…
--------------------------------------------2004/2/5
「おすピー問題」は放送がずれて、来週になったもよう。失礼しました。

いやーうちの美人マネージャーが久しぶりに?Wブッキングをしてしまった。

てっきり消えたと思っていた仕事が聞き違いで生きていたのを知らずに、もう一本その日に入れてしまったというわけ。先方からの確認の電話で「え!決まっていたんですか!」と愕然となったというわけ。
後から入れた方には平謝りで、相手の納得する別の人を自腹(美人マネージャーの)でブッキングするしかないのだ。

いくら注意しても何年かやっているうちにこれは起こりうること。これを防ぐのは非常に難しい。相手の言った言わないということもありうるからだ。とはいえ先方には申し訳ないことをした。

先日のSOMETHINGで、江國さんの俳句に誤字がありました。読者からメールがきました。ありがとうございました。直しておきました。「そうぜ」→「さうぜ」
そこに気が付いた人は、博識だね。

さて、飲み屋にいるといろんな話しがでるが、ある人から「君はいままで生きてきたことに誇りを持てるか?」と問われたが、うーん難しいところだ。
そんなのは酒の席の話しじゃないだろに…と思ったが、ちょっと考えてみた。

――私は、なんとか人に迷惑をかけまいと気を使ってきたし、人のいやがることをするのは避けてきたつもりだ。それに、こうしたら相手はこう思うだろうな、なんてことまで気を使って生きてきた。
それでも、さっきのWブッキングのように、落ち度はでてくる。
そう思うと、ああ、大した人生ではないなとも思う。

そして、そういう気を使った人生を送ると、他の人からはなめられるケースがある。つまり、気を使い過ぎて生きていくと、しまいには、あいつなら何しても文句は言わないだろうと思われることだ。
つまり、貧乏くじをひくというやつだ。

でも、私はそれでいいと思う。

そのことで自尊心を傷つけられても、なめられても、バカにされてもいい。他人を傷つけるよりは何倍も何十倍も、誇りを持って生きている、といえるからだ。

いろんなエッセイにも書いたが、マジシャンは思いやりが一番だと思う。観客を思う気持ちが、わかりやすくそしていいステージを作ると確信している。
その気質が原因で、人生を失敗してもいいとさえ思うんだよ。。。。

そして、さっきの質問の答えは簡単だった。
誇りを持って生きてきたかって? もちろんさ! これからもそうだよ…
と答えたよ。
--------------------------------------------2004/2/2
ああ、桂文治師匠が亡くなってしまった。
よく仕事をご一緒させていただいた。
――「火焔太鼓のおかみさんはね、沢村貞子さんをイメージしてやってるんだよ」と裏話をしてもらった。
確かにちゃきちゃきの下町のおかみさんは「お貞ちゃん(沢村貞子さんの愛称)」の雰囲気にぴったりだ。

そうやってキャラを決めた方が演じやすいかもしれない。そんなことは弟子には言わないだろうな。妻(づま―マジック)の私だから話したんだろうなと今になって思う。ありがとうございました。

さて、テレビで「キャタピラー社」という言葉をきいた。キャタピラーと言えば戦車やブルを走らせるものだ。あれは会社の名前だったんだ。
それで最近「惑星探査機は無限軌道で移動している」とかいう情報があった。なんでキャタピラーと書かないのかなあと思ったら商標名だったのだ。
しかも語源は「芋虫」だ。
化学調味料を入れますなんていう料理番組があったが、「味の素」のことだと知ったのも最近だ。

商標ではないが、最近電気のヒューズも気になった。
作家や詩人や実業家のヒューズとは明らかにスペルが違う。
FUSEと書く。どうやらエジソンの発明らしい。
それは「溶解」という意味だ。フュージョンという音楽も解け合ってまざりあってるという意味だ。

思うに人間にヒューズ――があったら絶対イイよなあ。今の家庭にあるブレーカーと同じだ。子供の頃は電気が切れると、懐中電灯やロウソクで父親がヒューズを取り替えていたな。
ま、それはともかく、例えば怒り専用のブレーカーがあったらいいかも。頭にきて暴力をふるう直前にカクンと切れる。
痴漢したくて仕方ない人が女性のお尻に手を伸ばそうとした瞬間、カクンと切れる。もっとも電車の中で倒れたら迷惑だが。
仕事のしすぎで、カクンとなる。ま、世間では病気になるのが健康のブレーカーが落ちるというんだろうな。
そのほうが過労死なんていうのはなくなるだろう。

とりとめのないことを書いたが、とにかくこの歳になっても、世の中知らないことが多すぎる。ま、だから百科事典があるんだが…。そして、知ることは実におもしろいのだ。。。。。。
--------------------------------------------2004/2/1
なるほど!
と、突然で失礼。ちょっと納得したことあったので。。。。
空中から赤い光をつまむというマジックがあるけど、その赤いのが¥1000ナリ。ところが写真の青いのが¥1500ナリ。。。なぜ青いのが500円高いのか。。。。

やっぱ「青色発光ダイオードの開発者に200億円」だけのことはある。儲かってるなその会社…。

私はCD-RWにパソコンデータをバックアップしている。
このバックアップというのは保険のようなものだが、フイルムカメラのバックアップはよく考えられている。カメラの裏蓋が開いてしまうことが以前はよくあったけど、最近では始めにいったんフィルムを巻き取ってから、写した分はパトローネ(フィルムのケース)に巻き取られていくから、万が一フタが開いても感光されずに残されるというわけだ。誰が考えたかいいアイデアだ。
マジシャンの場合はバックアップする人としない人との二通りにわかれるようだ。
まったく保険をかけないで失敗できない状態でプレッシャーをかけるとマジックがうまくいくという人と、いろいろ保険をかける人がいる。私は保険をかける方で、もしスライハンドのカードマジックをするなら、予備のカードは必ずもっている。というと、それは100%のテクがないからだという人もいるが、世の中100%はない。
ま、精神安定剤の御守りと思えばいいだろう。それがあるから<楽天的>に演技ができリラックスできるのかもしれない。人生のバックアップは、あ、生命保険か……。

ジャズ・ギターの練習にいって、バッキングやらアドリブやらをやった。といってもうまくなかったが、なんとかがんばった。
世の中はデジタルだらけだが、楽器のほとんどはアナログだ。ギターは指で押さえて弦をふるわせて音を出し、テンポも自分の体でとる。実にアナログだ。だからこそ音楽センスと練習が必要なんだろうな。。。難しいものだが、おもしろい。ベースのおうじろう君が「ジャズは一生もんですね」といったが、そうかもしれないな。飽きることはないだろう。そしてセッションができればもっと楽しいに違いないな…。いつのことやら。