2002/5/20-6/19



------------------------------------------------2002/6/19
いやー、負けちゃいました。
予言で当たったのは、前半0−1で負けるということと、西沢とアレックスがでたくらい。
でも韓国は強い。さすがサッカーでは先輩です。
日本も4年後、ガンバレ!! W杯2回目で16強は立派だぞ!
さ、明日から、みなさんもまじめに仕事しましょう。
我々なんぞも、FIFAならぬFISMという3年ごとのマジックの大会でも最高3位です。世界は難しい。と思ったけど、前回のFISMで「ゆみ」さんが2位、とってやんの。
しかも、「ゆみ」さんは、コンピュータ会社の技術系のOLさんでプロでないんでやんの。
しかも酒つよいんでやんの。
一緒に飲んだ時の写真、これでもう一升は飲んでやんの。ビールはチェイサーでやんの。

いやーそれにしても、ボールはゴールに入らないですね。ポルトガルなんかもそうでしたが。
あのゴールの枠、両サイドの垂直棒を「ポスト」、上の横棒を「クロスバー」といいいますが、あの丸い棒のほんの内側に当たるか、外にいくか、本当に分かれ目です。
それは、まるで人生を見ているようです。
目的のそばまでいっているのに、かすって成功する人と、ボヨーンと大きくはじかれてしまう人がいるのをみているようです。
それを達成するためには、日々の猛猛猛猛練習そして猛猛猛猛勉強しかないでしょうね。
私はそんな練習も勉強もしたくありませんが。。。。。
それにしても、入らないもんだなああ。。。。。
------------------------------------------------2002/6/17
なんか、昨日、電波少年に例の糸井さんの番組が放送されたらしいね。
前田さんと私がでていたと言われた。うーん見たかった。。。。。
さて
明日、トルコ戦なんだけど、なまじ予言がちょっと当たったモンだから、いろんな人から「トルコ戦も予言して」というメールがきていた。
こうなるとできないなあ、シャレじゃなくなるし。。。。。
でもこういうのを商売にしている人はどう予言するのか、ちょっと考えてみました。つまりまったくはずれてはいけないことになるのです。ですから、パターンとしてはこんな感じでしょう。
1)日本の勝ちを予言する。
はずれた場合、「運命的には勝ちだったのに、応援がたらなかった」と人のせいにする。
2)トルコの勝ちを予言する。
はずれた場合、いいわけとして「1億の応援パワーは、すごい。運命をも変えるほどだ」という。日本が勝ったことになるから、うれしい誤算で、どっちにしても予言のことは忘れてしまう。
で、とりあえず予言します。細かいからね。
まず、前半、戸田の反則でPKで1点トルコ先制。
守りに入ったトルコに攻撃できず、前半0−1でトルコ。
後半もすでに20分経過。そこで投入された初出場の西沢、そしてアレックスで2点獲得!
で、日本の勝ち!!という楽しい結果になる、と思う。
ところで、新聞におもしろい記事がでていた。
公衆電話で自宅に電話しようとしたら「9」がなくてかけられなかったという。
「9」をさかさにしたうえに、続けて「7」「8」とずらして工事してしまった。
(C)読売新聞6月16日
女性を使って男を恐喝するのを「美人局」(つつもたせ)といっていましたが、
最近は出会い系サイトで女性を装って携帯で呼び出し、恐喝するらしい。
これを「電話局」という。うーん…なんか古くさそーだ。
------------------------------------------------2002/6/14
えー、今日はW杯、日本対チュニジア。ジャズで「チュニジアの夜」っていうのあったなあ。関係ないけど。
予言しましょう。3−0で日本の勝ち。
前半15分柳沢。前半40分中田。後半38分森島。でどうだ。今、2時15分くらいだけど、また試合終わったら、書くね。めちゃくちゃはずれたら、許してね。
今日は仕事なくてよかった! 本当は富士山ロケの予備日だったんだよね。
じゃすぐあとで。
*****その2
今5時30分くらい。
あはははははは!!どうだ!私の予言は!
点数はおしかったけど、中田森島、当てたぞ!!この森島がツーっぽくていいでしょう?と自画自賛。。。。。がんばれニッポン!
前半の予言だけ見た人、楽しめましたね。
------------------------------------------------2002/6/10
くっ、くっ、くっ、いやー、日本勝っちゃったよ。ロシアびいきの宗男さん、ごめんね。きっとムネオハウスのテレビで見たかったろうなあ。
先日、新幹線で消火器をみつけました。取扱い方が書いてある(写真参照)

しかしこのまま、この通りにやると大変なことになる。
なぜなら、本体はケースに入っているからだ。(全体写真参照)

つまり正しい「使い方」は
(1)まず、ケースから出す(2)火もとに向ける。そして(3)に写真の使い方になる。
これを見て思い出したことがあります。
エッセイストの松田道弘さんの本にあったギャグ。正確には憶えてないけどこんな感じ。
「象を冷蔵庫に入れる方法」
そりゃ無理だというかたは、頭が固い方です。正解は
(1)冷蔵庫のドアを開ける
(2)象を入れる
(3)ドアをしめる
ね。入ったでしょ?
今度は「キリンを冷蔵庫に入れる方法」
同じだと思ったら大間違い。正解は
(1)冷蔵庫のドアを開ける
(2)象を出す
(3)キリンを入れる
(4)ドアをしめる
日常生活でもおこりがちなことです。当然知っていることだからといって省略しちゃうと失敗することがあるわけです。
マジックでも起こりえます。マジシャンは後ろ向きでお客さんにトランプを一枚ひかせます。そして、それをもとにもどしてシャッフルさせます。
マジシャンは「では、そのカードを当ててみましょう」と言う。
すると、そのお客さんは「え、カード憶えるんですか!」と答える。
「カードをひいて憶える」ということは、マジシャンにとって当然のことだと思ったことが一般人には、思いうかばないこともあるのです。
コミュニケーション作業に省略は危険ということです。
仕事や近所つきあいでの人間関係、とりわけ男女の仲も同じかも…。(別に意味はありませんが)
------------------------------------------------2002/6/9
先日、ある人から、あるチケットを2枚いただいた。一体なんのチケットか、世間にうとい私には、わかりません。
しかも、その方は「どこから、どうやって手に入れたか、いくらで手に入れたか、きかないでくれ」という。ふーん、そんなチケットがあるんだ。
私には興味がないそのチケット、一応写真にとっておきました。
ついでに誰からいただいたか、忘れてしまった。しかも、そのチケット、どこにやったかも忘れた。
手にとると健忘症になってしまう魔法のチケットだ。

モノを憶えておくということは難しいものです。
用事や約束はメモなどに書き留めておけますが、誰かに「ここだけの話なんだけど…」と切り出されると、その大前提を忘れる。しかも、秘密の話のほうは運悪く忘れずに残っていてある時、会話にぽっとでてしまう。
本の内容は話せるのに、タイトルを忘れるようなものだ。
私はなるべく積極的に話をしないようにしている。
だからマジックでも、黙ってやっているわけだ。ヘタをするとタネを話してしまうからね。
口は災いのもと。
写真:とあるライブハウスで美人フルート奏者のナオコさんと。
一体いつ?どこで?撮った写真か、うーん、忘れた…。

-------------------------------------------------2002/6/6
今日も富士山ロケ。
すがすがしい気持ちのまま帰り、地元錦糸町の飲み屋にいった。
下界に帰ると実におもしろいことがあるものです。
飲んでしばらくすると、チンピラ風の男が入ってきてオヤジの態度が悪いとくってかかった。私は隣りの席だが、この歳になると、この男が空威張りしているのが、見え見えだ。そして、なぜか怖くもない。
男は、やおら携帯を出し「あ、組長? 今XXXというところでもめてる」と電話。
錦糸町は元々ヤーサンが多いけど、地元でからむヤーサンはまずいない。
得なことがひとつもないからだ。
問題を起こすのは他からきたヤーサンだ。
しかもこんな些細なことで組長に電話する人はいない。そんな組長がいたとしたら、弱小ヤクザで、このチンピラの上がすぐ組長ということになって、あり得ない話になってしまう。
これもハッタリだとわかる。
店のオヤジも落ち着いていて、どこの関係?ときくと、ワケの分からないことを言ってる。やがて、地元のやーさんがきて「すいません」といって連れ出した。
やーさんは、普通は低姿勢だ。
あのチンピラ、入った店が悪かったな。
で、話は富士山ロケにもどるけど、そこで食べたおこわまぜご飯やフキは絶品だった。
葉っぱのお皿はお洒落でしょ?

-------------------------------------------------2002/6/4
今日は、演劇チェーホフの「桜の園」での女優・銀粉蝶さんのマジックシーンの指導にいきました。
演出は栗山民也さん。いつもは穏和ですが、今日はカミナリ爆発(?)
「段取りで憶えないでください! 理由があって立ち位置をきめているんです!」
確かにその通りです。
テレビドラマの演出はカメラの位置から、俳優さんの位置が決まります。でも舞台は違うのです。クロースアップやCGなどはありません。生身の人間がテレビでいうアップやカメラの揺れなどを表現しなければならないのです。
立ち位置やら動きにも理由があるのです。相手の言葉を遮るために動いたり、全体のリズムをつける為に移動のスピードも違います。
それはマジックも同じこと。
タネの都合の動きでは、なんと意味のないステージになってしまうのでしょう。
実に勉強になります。
写真はその演出家の机の上。演出中、後ろからとりました。
ブラック・チョコレートの山。タバコ。水。コーヒー。さらに風邪薬。手は本人。この机の下にはタバコがワンカートン待機している。
どうみても健康的な仕事ではないようです。

日本対ベルギー。2−2の引き分け。強豪相手によく戦いました。私は全然ハラハラしませんでした。だって負けて当たり前の相手ですから。。。。。。
よく解説で「勝てる試合でした。。」などといいますが、そんな試合はありません。
幼稚園チームと日本代表がやって、負けるならそのコメントはありえますが、ワールドカップにそんなゲームはないのです。
「勝てる試合なら、勝ったはずだろう」といいたい。
次のロシアも強いから、負けなきゃいいや。。。。。私はそういう性格です。
-------------------------------------------------2002/6/1
クイズ:
ある男がパチンコ屋で大損したので腹を立て、ピストルを持ち出してパチンコ屋の社長を撃ったのですが、その社長は無事でした。なんでか?
答え:

実際にあった事件をもとに富士山で考えたクイズです。
(私は何しに富士山にいったのだろう?)
清めのご来光の写真。

高知の岩村さんから「べく杯」なるものが送られてきた。
お酒のゲームだ。3つの杯があって、おかめ、ひょっとこ、天狗の順で容量が大きくなっている。コマを回して、でた杯で飲んでいくという、急性アルコール中毒になるかもしれないという過激遊び。

おかめは一番小さくてしかも机に置けます。ひょっとこは底に穴があいていて、そこを押さえて、飲み干さないとこぼれてしまいます。
天狗は鼻があるため、置けません。
次は人からいただいた酒飲み用のグラス。机に置けないような形状をしている。

他に沖縄の、杯にお酒をいれすぎると、底からこぼれるという、これは他の杯と違って、「飲み過ぎるな」と同時に「欲張るな」という人生教訓つき杯もある。
でも酒飲みは、杯がなければ、ラッパ飲みするだろうし、手を器にして飲むに違いない。
酒をやめるには肝硬変になるしかないでしょう。
中島らもの小説「今夜、すべてのバーで」を読むといいですよ。(講談社文庫)
肝機能のγGTPが1300という話から入ります。
この小説のあとがきで作家の山田風太郎さんと対談していますが、その山田さんが手品のタネをしりたくて、「奇術研究」という雑誌を100冊ほど買ったけど、種明かしがあまりでていなかったと書いてあります。
P56に久里浜式アルコール依存症のテストがついてます。
この本は酒飲みと手品好きの両方が楽しめます。
(といっても、手品の話はあとがきのみです、私は酒のみです)
-------------------------------------------------2002/5/30
いやー、体験をしてみるもんですねえ。
富士山の5合目の佐藤小屋に泊まり、朝3時に起き、仕事をし、ご来光を眺めると、地上の嫌なことや、つらいことを忘れます。そして汚れた(?)心もきれいになった気がします。
山は不思議な空間です
山というと井上靖の小説「氷壁」を思い起こします。なぜか好きな小説で何回も読んだものです。
とくに友人が落下する描写は、シンプルですが、ぞっとします。
うまい文章とはそういうものです。
あ、それから、ゴミもちゃんと持って帰ってきましたよ。
前の晩はモンブラン登山の訓練に来た13人の人達と一緒に語らい、マジックも見せました。
写真中央のゴミのような一列はそのパーティ。もうすぐ頂上直前です。
五合目の山小屋から撮りました。
望遠写真をみると、よくわかる。ちゃんと13人いてよかった!
しかも数分の時間がたっているから、移動しているのがわかる。
これを見ると、いかに人間が小さいか、そして自然のなんと大きなこと!
という当たり前のことしかいえません。
ああ、人間の生活のなんと些細なことよ!
ボナ菌がついてるみたいだ…。

夕焼けの佐藤小屋。影はボナ植木です。
-------------------------------------------------2002/5/28
先日、ジャズ・バー仲間からギターを買った。写真左のオベーションです。アンプ付きで、ちょっと言えないくらい安かったのです。
気が付くと、隣りの「フェンダー」、「象さんのフェルナンデス」下の「5000円のギター」となぜか増えてきています。
いつからミュージシャンになったんだろう?
magician
musician
似てるでしょ?
明日から、富士山ロケで登ります。下界で汚れた私の心を富士山に置いてくつもりだったのですが、最近はゴミの持ち帰りをしなくてはならないようで、その汚れた心をビニール袋に入れてまた持って帰るつもりです。
私の汚れた心が原因で、世界遺産に指定されなかったら心が痛む。。。。あら、まだ痛む心が残ってるようだから、よかった!
でも途中で落として、誰か拾って、開けちゃったらどうしよう。ボナ菌がうつらないように注意してください。
ボナ菌の症状:●●●で、●がうまく、●好きで、●も好きで、●●●者で、ちょっと●●ッ●がうまい。でも●●気がでない。

-------------------------------------------------2002/5/24
近所のジャズ・バー<なあーじゅ>は、ランチもやっています。これがうまい!
だいぶ前、ランチの料理見本が、白昼どうどうと盗まれた。
お客さんが入ってきて「あれ?今日ランチないの?」の問いにマスターが外にでると、ラップにくるんだポークソテーが皿ごと盗まれていたのです。
今日、ランチを食べにいって、私が「…そういえば、もうランチ盗まれないの?」ときくと「あれから、ないですね」の返事。
「盗んだヤツが腹でも壊したんじゃないの」というと、マスターが身を乗り出してきて、小声で「絶対そうなんだ。なぜかというと、肉は回りしか焼いてないんですよ。ちゃんと焼くと縮んじゃうから、見本として貧相に見える。で、ちょっとしか焼かないと、大きく見えるんですよ…。中身、生だから絶対、腹下したね…」と。
そばで聞いていたウエイトレスが「…皿がほしかったんじゃないの?」
「なんてこと言うんだ!」とマスター。
「マスターまだいいじゃん、料理がマズかったんじゃないのって言われるより…」これにはマスターも苦笑い!そして小声で続けて
「風俗でも、キャッチガールと店の中の女は違うでしょ? 見本にだまされちゃいけません」
なるほど、納得!?よく知らないけど…。
ランチのあと、うち合わせに麻布十番にいきました。
なぜか、ここは「いい思い出のある場所」という印象を受けました。ホントにそんないい思い出があったかどうかは定かではないのですが、心がなぜか温かく感じました。初恋のような懐かしい感じがするのです(私は中学生か!)。
きっと風情が下町だからでしょうね。今の私の地元はその味わいが薄れてきてるかも。
本の出版のうち合わせです。マジックの本ではないです。個人的に書いたものです。でも、出版というのは難しい。うまくいくようで途中でポシャる(つぶれる)ことがあるからです。
ペンディングになっている個人的な本はあとひとつあります。これもマジックの本じゃありません。
今回は、一応ゲラとよばれる原稿の直前の状態まで作っていただきました。うまくいけば、7月には出版されるでしょう。
なんの本かは、お楽しみに。
というより、買ってくれ!!
写真は昨日の「電波少年的ほぼ日中継」の移動中のショット。目隠し運転ではありません。
クロースアップ・マジシャン前田知洋(まえだともひろ)と一緒に。これで車に酔った。。。。。

-------------------------------------------------2002/5/20
やっと、開設してから1ヶ月を迎えました。わけわからず作ってみましたが、まだまだ見やすいとは思えない。適当にがんばります。
さて最近、近所のジャズバンドに参加しています。みんなアマチュアですが「うまい!」。私はギターですが、はっきりいって譜面もよめませんし、コードもちょっとしか弾けません。ま、色モノと思ってます。
しかもこのバンドリーダーの薄倉さんは、きびしい人です。
「いいじゃん、趣味でやってんだから!」なんて思って譜面を渡され、「えーと、使うコードは…Cmでしょ、CM7でしょ…」なんて指で追いだしたほんの2−3秒のうちに「ではいこうか、1,2,3,…」おいおい!待てよ、はえーよ!!あんたはバンドリーダーか!(答え:そうです)
左のタバコを燻らせている人が鬼のバンドリーダーUSUKURA。右はやさしいドラマーの森さん。
昨日、羽田の搭乗口のセキュリティで、カバンを調べられました。すると横から声が
「ナポレオンさん、どうしたの?」
と訛のある頼りない声。
見ると漫画家の蛭子能収さん。
私が「いやー捕まっちゃいました」というと、蛭子さんが間髪入れず「そこならいいじゃない。オレなんか本当に捕まっちゃったんだから…」
そういえば以前ギャンブルで、そんなことあったなあ。
横に並んでた他の客に受けていた。
さて、博多で、またカールを買って来ちゃいました。明治製菓から何かこないかなあ〜。もちろんめんたいこ味。これもビールに合う!