ひよこの短歌(98夏・秋)
これらの作品はすべて未発表の作品です。
無断引用、転載などなきよう、お願いします。
(しがらみ短歌クラブ事務局)


○1998.8.7


月影の機を待つ乙女心にも
君の後ろ背漫ろ寂しく

 輝ける月の姿に酔いし君
 その裏側は土埃の闇

 屈託のない笑顔見せる君が好き
あれは恋でこれは恋ぢゃない?


○1998.9.4

命さへ君に捧げん雛菊を
ぎゅっと両手で抱く深まり

 醒めて見る寝ても見ると夢のごとし
君の最後の恋となる幸

 官能の蛇を導きて息詰める
待ちわびる胸至福のエクスタシー



○1998.10.20

鍋に寄り熱燗ひとつ猪口ふたつ頬染め瞑るきゅんと幸せ

パソコンが距離埋めるキー弾くときワイングラスを君と乾杯


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