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共生 モーゼルに寄せて 屋久杉 夢追い人 友よ 二軍選手 旅の宝物 根無し草 遠く離れたら 心盗人 風渡る南の島 いつも笑顔で おやすみ 静夜 再会 待ち合わせ 海辺の一時 二人の七夕 ひとりぼっちの夕暮れ 恋のアマチュア
「共生」
あなたと共に歩き /同じ空を見上げ/互いのことがすべて/わかっていたつもり
そんなことは/私の思い上がり/やっとわかってきた/だから もう一度
お互いを認めあい/共に手をたずさえて/大きな樹をはぐくみ/共に伸びてゆこう
あなたにはあなたの/進む道があり/それをできるだけ/支えて行きたい
正しい答えは/一つではないから/押しつけはしないよ/だから もう一度
*お互いを認めあい/共に手をたずさえて/大きな樹をはぐくみ/共に伸びてゆこう
*繰り返し
トップページで解説したとおりです。 評判いいです。
[二軍選手]
長いシーズンの開幕を前に
一人の男がユニフオームを脱いだ
もはや若くない男は人気のない
グランドにたたずみ
短いようで長かった
自分の足跡を振り返る
ヒーローインタビューはもとより
一度もこれといった
華やかな舞台に立つこともなかった
彼だった
人より努カした精一杯頑張った
けれどプロの道は厳しかった
「しかし」と男は思う
俺はここまで辛抱できた
今度こそは人生というグランドで
一軍選手になるんだと
誰もかも花道を歩けるわけじゃない
苦しみぬいて戦いに敗れ
去り行く男もいる
そして今 花道を歩けない男たちが
人生の負け犬になると
決まったわけじゃない
プロスポーツは好きです。そして、その陰で頂点に行けなかった人達が私は気になります。沢木耕太郎が好きなのも、彼の視点が似ているからなのかもしれません。
「旅の宝物」
1) あの森で
木漏れ日を浴びた
あなたと出会ったとき(瞬間)
それは私にとびこんだ
かけがえのない宝物
だから今年も
あの森に行きましょう
宝物を探しに
想い出を作るために
2) あの川で
水しぶき浴びた
あなたと出会ったとき(瞬間)
それは私にとびこんだ
かけがえのない宝物
だから今年も
あの川で泳ぎましょう
宝物を拾いに
想い出をつかむために
3) あの山で
小麦色に焼けた
あなたと出会ったとき(瞬間)
それは私にとびこんだ
かけがえのない宝物
だから今年も
あの山に登りましょう
宝物を眺めに
想い出を消さぬように
[再会]
昔君と肩を並べて歩いた通りを/こうして二人でまた歩いてる 夢のようだね
別れてから街角で出会っても挨拶もせずに/互いに別の人と歩いてたこともあった
うらみあったつらい日々/今日限り幕を降ろせるね
*
だからサヨナラ 互いの過去に/ そして再び恋の始まり
曇ったレンズを拭いてみたら見えてきたんだ/昔知る由もなかった君のすてきなところ
割れ鍋と綴じ蓋の君と僕だった/回り道をしてやっと気づいたよ/お互い馬鹿だね
消えたと見えた消し炭が/燃え上がることもあるだろう。
(*印繰り返し)
☆人間回り道は重要だと想います。うん。
[モーゼルに寄せて]
些細なことに悩んで/歩みをとどめる私をせせら笑うように/流れつづける河よ
濁り水も澄んだ水も/分けへだてなく呑み込んで
*おおモーゼル あなたは私に教えてくれた
** 小さなことにこだわらず 堂々と生きろと
ぶどう畑の間をとうとうと流れて/街へワインの香りを運びつづける河よ
古(いにしえ)から今日のように/人の心をなごませて
(*印繰り返し)のんびり流れに身を任せ/答えを待てと
(**印繰り返し)
☆ライン川の支流であるモーゼル川を一人旅したときに創った曲です。私の代表作のようになってますが、そうかもしれません。
[いつも笑顔で]
君が教えてくれたこと/ほんとうはつらくても/いつもみんなを明るくさせること
大輪のひまわりに負けないぐらい
そう いつも笑顔で生きていこう/沈んだ太陽もいつかは昇る
君が教えてくれたこと/どんなに傷ついても/いつも誰にも優しくなれること
白衣の看護婦さんに負けないぐらい
そういつも笑顔で生きていこう/どんな嵐でもいつかは晴れる
いつも笑顔で:新曲です。マラソンの高橋尚子選手を観ていて創りました。アジア大会のゴールシーンは感動しませんでしたか?いつもニコニコしてる彼女を見ると元気が出ます。
[屋久杉]
屋久杉は今日も/幾千年の時を越えて/僕等の生まれる前から立ち続けている
僕は傍らに立ち/おのれの心に問いかける
自分が生きていた証を/この杉のように残していけるか
*風よ 島を渡る風よ/ こんなささやかな僕の想いを
山深く佇む屋久杉のもとへ届けておくれ
屋久杉は今日も/激しい雨に打たれながら
僕等の死んだ後も多分/立ち続けている
僕は一人佇み/おのれの心に問いかける
あるがまま飾らずに けれど/何よりも美しく生きていけるか
(*印繰り返し)
屋久杉:1000年以上たってない杉は屋久島では「小杉」と言います。一年ぐらい前に行ったのですが、やっと曲になりました。屋久杉は機会があったら自分の目でたしかめていただくといいです。
[夢追い人]
夢を追いかけて 追いかけて/夢に敗れて泣きぬれて
けれど振り返りはしない/夢をつかむまで/新たな夢を
前を向いて 歩き続けよう
*夢追い人の行く手ははるか/ 飽くこと知らぬ 旅路は続く
夢を追いかけて 追いかけて/回り道を繰り返し
しかし悔やんだりはしない/夢を掴むことも かなわなければ
前のめりに 倒れ果てるまで
(*印繰り返し)
夢追い人:いつもラストに歌います。嘗てこの名前で活動してました。夢をいつまでも追い続けて行きましょう。貴方の夢は?
[遠く離れたら]
愛に疲れた 僕が夜行列車に 飛び乗って
こんな北の街を 一人 そぞろ歩く
「私たち 遠く離れたら 愛も終わるのかしら」
何気なく つぶやいた 君の
言葉がとても気になって
二人の愛の 行方はどうなるか 一抹の不安が
僕を駆り立て 君に何も 告げずにやってきた
恋に疲れた 人が渡るという ため息橋で
淀んだ川の 流れを一人 見つめている
二人の今までが走馬燈のように 駆けめぐる
そして何のことはなかった やっぱり 僕には 君が 必要さ
君が側に いないとたまらないと やっとわかった
帰ろう 帰ろう 君の待つ 愛の町へ
帰ろう 帰ろう 君の胸の中へ
☆オリジナルでまだ人前で歌える曲の中ではもっとも古い曲です。
[友よ]
1) おーい友よ もうすぐ夜が明ける 俺は明日東へ向かう
共に追いかけた 夢と希望を 俺は忘れないぞ
2)おーい友よ たまにはお袋さんに 「元気です」と言ってやれよ
お前が筆不精なのはわかっているから せめて電話でも
3)おーい友よ 共に飲んだ酒と 共に歌った歌は
いつまでも いつまでも 俺は忘れないぞ
☆大学の同期の白血病で亡くなったN君が好きだった曲です。 いつも彼のことを思い出しながら歌ってます。
[根無し草]
でっかい 夕日が 沈む頃 おいらは 荷物をまとめ
思い出多い この町を 一人 寂しく出て行く
誰もが 親切な この町だから おいらみたいな
根無し草には もったいないし 町のみんなに 迷惑かけるから
峠を越えて 山越えて 夜空に 星がともり
口笛吹けば むなしさ つのる 戻れたら 戻りたい
色恋沙汰は 似合わないと 自分に 言い聞かせてはみるものの
可愛い あの娘(こ)の 面影が 今もまぶたに 浮かぶ
☆一人旅が好きでした。仙台の友人が好きな曲です。
[風渡る 南の島]
1)
エメラルドグリーンの海で 魚と戯れて
星の砂と 君への思いを 小壜に詰めて
砂浜に 寝転べば 頬を焼く陽射し
風渡る 南の島 ここは西表
2) 心の傷も この島では すぐに 癒えてゆく
ヒナイサワラの滝に 打たれれば 目も覚める
今日は スコールがないから 南十字も顔を出す
風渡る 南の島 ここは西表
☆西表島は大好きな島の一つです。
[おやすみ]
1)冷たい夜風が君を包み 君はまどろみの中
僕は傍らで君の顔を そっとのぞきこむ
窓の外の漁り火に重なり 君は輝く 星となる
おやすみ 僕の肩で眠れ この夜の静寂の中で
2)夜汽車よ走れ二人を乗せて はるかな夢の世界へ
君は覚えているだろうか 天頂に光るアルビレオ
僕も君も 夜空へ昇り 二つ寄り添う 星になる
おやすみ僕の肩で眠れ この夜の静寂の中で
☆夏の夜空に輝く白鳥座。 その嘴にあたるところに全天一美しい二重星があります。これを題材にしました。
1)
さざ波 寄せる この浜辺 /人もと咲ける 浜百合に
心も身体(からだ)も 奪われて 君は今夢うつつ
※何もなくても 言葉もなくてもいいさ
海を見つめる二人の 心は溶けあうよ
2)
たゆとう小舟に君を乗せ /ゆらり ゆられて 白昼夢
たえなる波の ゆりかごに 僕は今夢うつつ
※繰り返し
ひとりぼっちの夕暮れは さみしすぎて
君とよく来たこの店の 窓辺に座る
今日も夕日は赤々と 僕の頬に照り返し
変わったことは君が 今いないこと
なくしてからわかる 大切なものだと
※伝えれば良かった 愛のキーワード
すぐ開いたはずの 愛の扉
ひとりぼっちの夕暮れは さみしすぎて
指が勝手にダイヤルを 廻し始める
君は悩んでいたんだね 友達なのか恋人か
はっきりしない 僕が 悪かったんだ
君が僕を愛してたのは 知っていたのに
※繰り返し
[待ち合わせ]
※ゆらゆら揺れる 僕の心/ ゆらゆら揺れる 恋の炎
今日の君との待ち合わせ いつもと同じ改札口の ブロンズの美女の正面に
午後五時のはず 時計の針はとうに 予定の時刻を通り過ぎ
早めに来ていた僕も ちょっぴり焦り出す
※繰り返し
今日は化粧に時間かけ 遅れるのなら まだいいけれど
そうでもないのに遅刻する いつでもそうだ
けれどもそんな君に 「ごめんなさい」と言われると
簡単に許すそれが まずかったようだ
※繰り返し
改札を通り過ぎる 人混みの中 君を捜すよ
同じ所に立つ人達は どんどん変わる
けれども僕は一人 相手が来なくて立ちつくす
いくら何でも遅い 今日はおごらせよう
※繰り返し
[静夜]
※すべてが星になっていく そんな静かな 夜だから
忘れかけてた 愛の言葉 天の川に 浮かべよう
1)
君に 初めて思いのたけを綴ったのが
こんな星澄む 月のない しずかな夜だった
あの頃の 素直な心に 今日は戻れそうだから
書いて送ろう あらためて 愛の言葉
すべてが星になっていく そんな静かな 夜だから
2)
君を見初めた あの日のように 心を込めて
一言 一言 言葉を選び 愛を並べよう
「何を今更」と君は笑う そうだね けれど
こんな夜は 綴ってみたい 愛の言葉
※繰り返し
☆友人の結婚式でよく歌った歌です。
[二人の七夕]
七夕の夜に二人で 思い思いの 短冊を 笹の枝に つるしたことがあったね
君は僕の 嫁さんになれますようにって サインペンで そう書いた
僕は君と 結婚できますようにって 無邪気だったね あの頃
それから町へでた僕は 正月に一度 家へ帰るだけで
その時 一度だけ君の 元気な顔に出会った
見合い話が今ありますって 手紙が届いて 気付いたよ
君も僕も ずいぶん年をとったね
君も待たせたし 親も心配してるし そろそろ帰ろうか 故郷へ
そして今年の七夕からは いつも二人で祝おう
天の川は 空高く輝いてるけれど 僕らの間には
もう 二度と 流れることはないだろう
[心盗人]
君は僕の心のすべてを 盗んでいった
人の心の中に 土足で入り込んだね
少しぐらいなら 見逃してやろうと 思った
現金(げんなま)なら テレビなら ギターなら 盗っていってもいいけれど
僕の一番 大事な所を ひっかき回したね
※だから 地の果て 海の果て 空の果て どこまでも
追いかけて 捕まえて とっちめてやるんだ
僕も君の心を お返しに 盗みに行こう
そう できることなら 唇も 奪ってやろう
空き巣ねらいに 入られたものの苦しみを
とことんたっぷり十分に わからせてやるんだ
そして言うんだよ 「君は逃がさない 観念したまえ」
※繰り返し
[恋のアマチュア]
僕はいつでも 恋のアマチュアさ 君の心を とらえられない
みんなから好かれてる 君の心を 僕が独り占め それは無理だろう
君に向かって 気の利いた言葉を 一言すら言えない 僕だから
そりゃそうさ 僕は プロじゃない 華やかなプレーをして
君の目に留まればいいのだけど そうさ
僕はいつでも 恋のアマチュアさ 君の心を捕らえられない
秋風渡る 通りでぼんやりと 考えてみたら 僕はだらしない
恋の下手は下手なりに 努力してみること
そいつが僕に 一番かけていた
そりゃそうさ 僕は プロじゃない でもそれに甘んじて
指をくわえて見てることはない そうさ
僕はいつでも 恋のアマチュアさ でも 君の心にアタックしてみよう
君のこと 誰よりも 愛しているんだ この僕の 真心
君の心へとぶつけてみよう そうさ
僕はいつでも 恋のアマチュアさ
でもやるだけやってみようと思うんだ