近況(2010.3.24現在) |
3月上旬も大北牧場第一分場で放牧されている。「馬体に実が入ってきた感じがするし、だいぶ大きくなりましたね。血統面からも、これから先の成長が楽しみな1頭ですよ」と齋藤善厚氏。元々、やや小柄ながら均整のとれた馬体が目立っていたが、ここにきて、首さしから肩にかけてボリューム感が増し、力強さも感じられるようになった。放牧地では、回転の速いフットワークで走る姿がスピード感に溢れていて、実に軽快そうに見える。気性面も難しいところは見られず、素直で従順だという。心身ともに幼さが目立っていた本馬が、春を前にガラッと変わってきた。 |
近況(2010.2.24現在) |
2月上旬も大北牧場第一分場で放牧されている。「今のところは大人しいですね。同世代の他の馬とも仲良くしていますし、人間に対しても素直で悪さをしないですよ。なかなか賢いのかもしれませんね」と牧場スタッフ。馬体は腹回りがフックラとしていて、ガッシリとした造りをしており、なかなかパワーがありそうだ。適度な胴伸びがあるので、均整のとれた体型をしているのも好感が持てる。放牧地ではダイナミックなフットワークを見せており、力強さが十分に感じられ、父アドマイヤマックス譲りのスピードと豪快さを受け継いでいる印象だ。 |
近況(2010.1.22現在) |
1月上旬も大北牧場第一分場で放牧されている。「馬体に伸びがありますね。お母さんもそうでしたが、祖母のノースフライトの良さが出ているのでしょうね」と齋藤氏。放牧地では常に元気一杯で活気に溢れているし、筋肉に柔らかみのあるタイプで、しなやかな身のこなしが目立っている。馬体は全体的に幼さが抜けてきて、同時期の母と同じように脚がスラッと伸びてきており、なかなかバランスの良い体型になってきた。全体的に実が入ってきて少しずつ幅も増してきているし、それに伴って良質の筋肉がついてきており、シャープさに磨きがかかってきた。 |
近況(2009.12.22現在) |
12月上旬も大北牧場第一分場で放牧されている。「毛色もそうですが、特に顔なんかはこの一族の特徴、雰囲気がよくでていますね。血統面からも奥手でしょうし、これからの成長次第では楽しみにしているんですよ」と齋藤氏。馬体はまだ背丈も低く、小柄な印象でゆっくりと成長している様子。現時点ではまだ幼い感じがあるが、それでも徐々に肉がつき始めて実が入ってきたし、これから成長期に鍛えていけば、筋肉質な身体つきになってきそうだ。放牧地では重心の低いフォームから蹴り出す力は強く、瞬発力に長けていそう。体型からもやはりスピード色豊かなタイプに成長してくれるだろう。 |
近況(2009.11.24現在) |
11月上旬は大北牧場第一分場で放牧されている。「離乳してからも変わりなく、標準くらいの大きさですし、問題ありません。こういう風に印象が残らないほど順調に成長した方が、意外に競馬で結果を出すケースが多いですね」と齋藤氏。馬体は他馬と比較してやや上背は小さいが、初仔ということを考えれば着々と成長している。胴が詰まったスピード系の体型は父アドマイヤマックスに似ており、筋肉質でパワータイプに見える。放牧地では地面をしっかりと蹴り上げて走り、その姿はバネがあってとても力強く、またスピードもあって運動能力が高そうだ。 |