近況(2010.3.24現在) |
チェスナットファームで調整されている。中間はフレグモーネの経過も良好で、2月中旬より調教を再開。近日中にBTCでも乗り始める予定だ。「軽めの調教をしただけで、身体が締まって雰囲気が変わってきました。脚元はもう問題ありませんし、これから徐々にペースを上げていく予定です」と育成スタッフ。馬体は幾分か余裕があるように見え、最近はだいぶ幅も出てきており、成長分もあるだろう。相変わらず皮膚が薄く均整のとれた馬体は惚れ惚れするし、これから強めのところを乗り込んでいけば、暖かくなる頃にはグッと良くなるだろう。3月16日現在の馬体重は485kg。 |
近況(2010.2.24現在) |
チェスナットファームで調整されている。左前脚のフレグモーネの経過は良好で、中間は調教を再開する予定だったが、ここは万全を期して2月上旬現在もウォーキングマシンによる運動を行っている。「患部の回復は順調ですし、近日中に調教を再開できそうです。本当にいい身体をしている馬ですから、これから乗り運動を始めていって、どこまで良くなってくるのか、期待しています」と育成スタッフ。休養中なので、当然、馬体は腹周りに余裕はあるが、恵まれた身体の持ち主だけあって、踏み込みも一歩一歩が力強い。2月9日現在の馬体重は487kg。 |
近況(2010.1.22現在) |
チェスナットファームで調整されている。中間はフレグモーネの経過を観察していたが、良好とのことで、12月下旬からパドック放牧を開始した。1月上旬はウォーキングマシンによる運動を行っている。「もうすっかり腫れも引きましたし、脚元は大丈夫そうですね。この分なら、早ければ今月末にも調教を再開する予定です。最近は元気を持て余し気味なのか、キツイところを見せますが、この血統は皆、素直で乗りやすいし、どんどん調教を進めていけるタイプだと思いますよ」と育成スタッフ。12月末現在の馬体重は476kg。 |
近況(2009.12.22現在) |
チェスナットファームで調整されている。移動後、すぐにブレーキングを開始し、中間は順調に進めていたが、11月下旬頃から左前脚の繋から球節部分が腫れてしまい、エコーやレントゲン検査など詳しく調べたところ、フレグモーネの一種であることが判明した。12月上旬現在は、念の為、舎飼で安静にしているが、徐々に回復に向かっており、このまま問題なければ年内には運動を再開できる見込み。馬体は前月に比べてまた伸びてきており、更に馬が変わってきた。伸びがあって身体はしっかりしているし、柔らかみのある歩様を見せており、遅生まれを考えれば成長ぶりはすこぶる順調。 |
近況(2009.11.24現在) |
市川ファームで放牧されていたが、11月13日に浦河のチェスナットファームへ移動した。「まだ移動して来て間もないから少しうるさいけど、この血統は皆気性の勝ったところがあるから、心配ないですよ。今の時期は今までの兄弟の中で一番身体が出来ている感じがしますね」と育成スタッフ。元々、当歳時からバランスのとれた好馬体が目立っていたが、前月あたりから身体つきに厚みを増し、またひとまわり逞しくなった。特に筋肉質なトモの造りが素晴らしい。正直、やや遅出来な血統というイメージを持っていたが、本馬はキビキビとした力強い動きをするし、やけに大人びた雰囲気が漂っている。 |
近況(2009.10.23現在) |
10月上旬も市川ファーム分場で夜間放牧されている。「最近は、育成場への移動に備えて、徐々にエサも増やしているし、利かなくなってきました。元気いっぱいですよ」と牧場スタッフ。以前は、スッキリとした身体つきで、やや華奢にすら映ったが、前月あたりから、肉づきが良くなり、どんどん逞しさが増している。それでいて、相変わらず、バランスの良さが目立ち、今時期としては垢抜けて見える。放牧地では力強いフットワークで走りまわり、長い時間を動いていても疲れを見せず、スタミナも十分。父は芝・ダート共に活躍するオールラウンド型だけに、本馬もどちらにも可能性を秘めていそうだ。 |
近況(2009.9.24現在) |
9月上旬も市川ファーム分場で昼夜放牧されている。「夜間放牧を始めた時は、疲れが溜まってバテることもあったけど、今はそんな仕草も見せないくらい体力がついてきましたよ」と牧場スタッフ。気性は相変わらずまだヤンチャで幼さを残すものの、馬体は胴伸びがでてきて、全体のバランスが良くなり、迫力が増してきた。放牧地では力強さに加えて、キレのある走りで軽快だし、キビキビとした動きはスピード感に溢れている。成長力のある血統からも、まだまだ良化しそうな印象で、今後が非常に楽しみだ。なお、8月26日現在の馬体重は450kg。 |
近況(2009.8.24現在) |
8月上旬も市川ファーム分場で夜間放牧されている。「運動量が多く、いつも放牧地を元気一杯に走り回っているので、身体が引き締まってきました。無駄な肉が落ちるとやっぱり見栄えが良くなりますね」と牧場スタッフ。同世代の仲間たちと相撲を取り、じゃれ合っている姿を見ると、ヤンチャな性格が垣間見えてくる。馬体の方も、幅、胴伸び共に増し、一層バランスが良くなったように見え、順調な成長ぶりは好印象。放牧地では、集団の先頭を気持ち良くリードして走っており、競走馬向きの勝ち気な性格をしていそうで、この馬本来の資質の高さを感じる。なお、7月26日現在の馬体重は421kg。 |
近況(2009.7.23現在) |
7月上旬も市川ファーム分場で昼夜放牧されている。「順調に大きくなっているし、放牧地でも元気一杯です。最近は、会員さんに馬を見せたり、写真を撮る時なんか、ずいぶん我慢するようになって、大人になってきたように思います」と牧場スタッフ。馬体は、更に背が少し伸びたように感じるし、胴伸びも増したようだ。成長力のある血統馬らしく、ぐんぐんと良くなってきた印象だ。歩様も力強く、放牧地でも軽快で、スピード感ある動きを見せており、現状は期待通りに成長しているようだ。なお、6月26日現在の馬体重は441kg。 |
近況(2009.6.23現在) |
6月上旬は市川ファーム分場で昼夜放牧されている。「先月の20日から昼夜放牧を始めました。最初はバテるかなと思っていたんですが、かえって元気になったような気がするし、逞しい馬だと感心しているんですよ」と牧場スタッフ。馬体は毛ヅヤ、張り共に良くて、見るからに順調な発育ぶりが伝わってくる本馬。青草がつくこの季節になって、トモには更に筋肉がついて、いかにも瞬発力がありそうだ。充実ぶりが目立っているが、成長力のある血統なので、もっと良くなっていくだろうし、今後が本当に楽しみになってきた。なお、6月上旬現在の馬体重は376kg。 |
近況(2009.5.22現在) |
5月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「順調に成長してくれて、良くなってきましたよ。夜間放牧も近いうちに始めるけど、そうすれば更に変わってくるでしょうね」と牧場スタッフ。放牧地では活発で元気一杯だし、運動量は豊富に見える。馬体は、ここにきて胴伸びが出てきたこともあって、腹まわりの辺りがスッキリとしてきた印象。とにかく成長力のある血統なので、今後は更に良くなってくるだろうし、ますます楽しみだ。なお、4月26日現在の馬体重は346kg。 |
近況(2009.4.22現在) |
4月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「運動量が増えて、良い感じに筋肉も付いてきて、順調に成長してくれてます。あと1、2ヶ月で夜間放牧も始まるでしょうけど、その頃にはもっと良くなると思います」と牧場スタッフ。馬体は胸前、トモと万遍なく筋肉が付いて、実が入ってきたようだ。放牧地でも、常に集団の先頭を気持ち良さそうに走っているし、走る馬に必要な気の強い面も持ち合わせており、心身共に逞しさがあって、今後の成長が楽しみだ。なお、3月26日現在の馬体重は343kg。 |
近況(2009.3.23現在) |
3月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「今くらいの時期のタンゴノセックは、もっと薄くって華奢だったからね。それが競馬で480kg台なんだから、この馬の身体つきなら、かなり立派になるんじゃないかな。とにかく成長力のある血統だから、まだまだ変わってくるよ」と牧場スタッフ。遅生まれの分、背丈こそ大きくないが、ここにきて幅を増して、一段とバランスが良くなってきた。とにかく、この時期の1歳馬としては垢抜けた馬体が目につく。暖かくなるにつれて運動量も増してきており、今後は更に成長して、心身ともに変わってくるだろう。 |
近況(2009.2.23現在) |
2月上旬も市川F分場で放牧されている。「少し我が強くなってきてるのか、利かないところも出てきたけど、このくらいの気性じゃないと走らないからね。馬体は兄のタンゴノセックで480kgになってるから、この馬だと500kgくらいになりそうですね。最近は兄弟が好調だし、この馬も勢いに乗ってもらいたいですね」と牧場スタッフ。凛とした顔つきで、胴伸びが良く、バランスの良さは世代の中でもひと際目立っている。また、歩様は小気味が良く、力強さもあり、いかにもスピードに長けていそうだ。暖かくなって、運動量が増えていけば更に良くなるだろうし、今後が益々楽しみになってきた。 |
近況(2009.1.23現在) |
1月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「最近はどんどん力が強くなってきてますね。全体的な雰囲気が半兄のタガノマーシャルによく似ていて、芝もダートもこなせそうなタイプですよ。冬の寒い時期でも食欲は旺盛ですし、それだけ大きくなっていますから、春にはある程度立派な身体つきになりそうですよ」と牧場スタッフ。全体的に一回り大きくなった印象で、特に胴伸びが更に増してきたように見える。これから春先にかけて、もっと幅も出てくるだろうし、とてもバランスのとれた好馬体をしているので、今後どのように成長していくのか楽しみだ。12月26日現在の馬体重は320kg。 |
近況(2008.12.22現在) |
12月上旬は市川ファーム分場で放牧されている。「馬格がしっかりしているのがこの馬の良いところですね。タガノブルードレスの仔どもは堅実に走ってくれるので、期待も大きいですよ。毛色が同じということもありますが、どことなく半兄のタガノマーシャルと雰囲気が似ていますね」と牧場スタッフ。いくらか胴伸びを増した印象でスクスクと成長してきている。本場から移動したため、環境が変わったが、飼葉はよく食べていて、元気一杯に放牧地を駆け回っている。動きの柔らかさ、軽さは相変わらず抜けていて、スピード感も抜群である。順調に成長してきているようで、今後さらに良化していきそうな雰囲気。 |
近況(2008.11.21現在) |
11月上旬は市川ファームで放牧されている。「将来的には兄弟のタガノマーシャルとタンゴノセックの中間くらいの馬体重で競馬が出来そう。血統的にはダートの方が合っているかもしれないけど、芝でも十分いけそうな身体つきだよ」と市川氏。腹袋のしっかりした馬体をしており、父アグネスデジタルから非凡な筋力を良く受け継いだようで、随所に力強い動きが目立つ。放牧地での動きは柔らかく、身のこなしも軽快そのもので、その姿はスピード感に溢れていて、とても印象的である。今後は11月17日に分場へ移動する予定。 |