キタノレリクス


3代血統表
デュランダル サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
サワヤカプリンセス ノーザンテースト
スコッチプリンセス
キタノオゴジョ トウショウボーイ テスコボーイ
ソシアルバターフライ
キタノベンチャー ヴェンチア
ミスチカコ

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重
2010.3.20 阪神 メイクデビュー阪神 12 13 渡辺 54 芝1800 1.54.2 2.0 444
4.4 阪神 稍重 未勝利 16 浜中 54 ダ1200 1.17.0 2.8 442

近況(2010.3.24現在)
坂口正大厩舎で調整されている。ゲート試験に合格後、徐々に距離を伸ばしながらCWコース、芝コースで追い切りを行っている。まだトモに力がつききっていない面は残るものの滑らかな力強いフォームで、やる毎に時計も詰めて上々の調整過程。中間には右首、右尻の筋肉痛が見られたが、治療を行いながら進められており特に問題はなさそうだ。なお、3月14日の阪神戦を除外になり、20日阪神、3歳新馬戦・芝1800mでデビューの予定。追い切りに跨がっている浜中騎手は「奥が深いタイプのようです」とのことなので使いつつかもしれないが、まずはデビュー戦の走りに注目したい。
近況(2010.2.24現在)
湖南牧場で調整され、背中から腰にかけて3回のショックウェーブ治療を行い、まずまずの時計も出せるようになったため、1月29日に栗東・坂口正大厩舎に入厩した。しばらくはゲートを最優先に、併せ馬で角馬場からCWコースで調教されたが大人しくてとても素直。担当助手は「トモが多少甘いと聞いていましたが、へこたれずに頑張ってくれています。とにかく疲れを溜めないように、背中や首にはマイクロウェーブ治療を行いながら進めています」とのことで、2月12日には見事一回でゲート試験に合格した。今後はデビューに向けての追い切りをすすめていく。
近況(2010.1.22現在)
湖南牧場で調整されている。移動後も特に問題はなく、すぐに馬場で調教を開始した。調教の前後にはウォーキングマシンで運動を行い、800m馬場でダク2周とキャンター3周のメニュー。これまでも少し調教が強くなると背中からトモに疲れが見られるようだったので、12月17日、1月11日とショックウェーブ治療を行い、筋肉の張りを取り除いた。効果はかなりみられ、現在、キャンターの終いは18-18くらいまでペースを上げているが、動きは上々。今後はあと一回ショックウェーブ治療を行う予定で、このまま入厩に向けてペースを上げて、1月下旬には入厩できる見込みだ。
近況(2009.12.22現在)
チェスナットファームで調整されていたが、あちらも寒さが厳しくなり、また状態が良くなればすぐに入厩させる事も視野に、11月20日に滋賀県の湖南牧場へ移動した。移動当初こそ飼葉の食いが落ちて、しばらくはウォーキングマシン運動のみだったが、その後は馬場で調教されており、テンションが過度に上がることもなく、とても素直で扱いやすい馬だとのことだ。12月中旬現在、ダク2周、20-20程度のキャンター3周を乗られ、すこぶる順調。今後も状態を見ながら徐々にペースを上げて乗り込む予定。
近況(2009.11.24現在)
チェスナットFで調整されている。中間はコンスタントに強めを乗られ、11月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター3200m程、週1回は15-15にペースアップしている。「直接入厩を目標に調教を進めてきましたが、北海道も寒くなってこれから屋外の広いコースが使用できなくなりますので、近いうちにトレセン近くの育成場へ移動させる予定です」と育成スタッフ。馬体は背丈こそ前月からそれほど伸びた感じはないが、一段と胸囲が深くなったし、まだまだ良化中。これからの成長も大きそうだが、段々とピリッとした面が出てきて、やはりスピードがありそうで、血統どおり期待できそうだ。
近況(2009.10.23現在)
チェスナットファームで調整されている。中間はコンスタントに強めを乗りながら、調教を進めており、10月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2600〜3200m、週1回は15-15までペースを上げている。「だいぶしっかりして来ましたね。ただ、坂路調教だとまだトモの緩い感じがするし、もう少し鍛えてから厩舎へ送った方が良いと思いますよ」と育成スタッフ。調教を強化してからは、身体つきが引き締まり、馬体に張りが出てきた。調教では気合い乗りの良さが目立ち、スピード感のある動きを見せており、着々と良化している。このまま順調なら、11月中の入厩を目標にしている。
近況(2009.9.24現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教を進めており、9月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2000〜2600mを乗られ、週1回は15-15までペースを上げている。「じっくり調教を進めてきた甲斐もあり、だいぶ馬がしっかりしてきましたね。血統的に若干トモが緩いところは残りますが、調教のペースを上げてからも順調ですよ」と育成スタッフ。相変わらず背丈は小さいが、小気味良い動きは目につくし、この馬なりに確実に良化している。それでも、まだ成長が見込めそうなので、入厩はもう少し先になりそうだ。
近況(2009.8.24現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教を進めており、8月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2400〜2600mを乗られ、速い日は18-17までペースを上げている。「いいスピードを持っているのですが、真面目な性格で一所懸命走ってしまうんです。まだ無理をすると、どうしてもトモに疲れが残ってしまうので、もう少しだけ、じっくり乗り込んでいくつもりです」と育成スタッフ。調教を進めるにつれて確実に良くなっているし、キビキビとした歩様は、スピード色豊か。やはり短いところが良さそうだ。なお、7月下旬現在の馬体重は445kg。
近況(2009.7.23現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教を進めており、7月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2400〜2600mを乗られ、速い日は18-17までペースを上げている。「だいぶ動きも良くなってきましたが、身体はもう少し大きくなりそうだし、まだ良化の余地は残していますよ」と育成スタッフ。6月23日に浦河で行われた、第2回産地馬体検査を受け、無事に登録が完了したが、秋入厩の方針は変わりなく、今後も成長に併せた調整を行っていく予定。
近況(2009.6.23現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教を進めており、6月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2400〜2600mを乗られ、速い日は18-17までペースを上げている。「身体が少しずつ出来て、力もついてきました。この調子でどんどん成長してくれればいいですね」と育成スタッフ。馬体は小柄だが、少し背が伸びたのか、バランスがよくなってきたようで、6月生まれを考えれば、順調な成長ぶりと言えそうだ。また、同馬は6月23日に浦河で行われる第2回産地馬体検査を受ける予定。なお、6月5日現在の馬体重は440kg。
近況(2009.5.22現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教のピッチを上げ、5月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2400〜2600mを乗られ、速い日は18-17までペースを上げている。「ここのところ、腰や背中がしっかりして、動きも変わってきましたよ。ダートを走る時に蹴り上げる砂の勢いが凄いし、やはり素質を感じますね」と育成スタッフ。遅生まれで、馬体は少し幼い印象もあったが、ここに来て、成長が感じられ、だいぶ大人っぽくなってきた。この調子でどんどん実が入ってくれば、意外に早く本格化してくるのかもしれない。なお、5月上旬現在の馬体重は448kg。
近況(2009.4.22現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教を進め、4月上旬はBTCの屋内ダートトラックと屋内直線ウッドを併用し、キャンター2000mをハロン22秒前後で乗られている。「トモがしっかりしてきたので、乗り味が良くなってきたし、調教での動きも力強さが出てきました。チップとダートならダートの方が動きがいいので、本当に力がついてきたらダートが活躍の場になるかもしれませんね」と育成スタッフ。前月と比べても馬体には付くべきところに筋肉が付いてきて、逞しさが出てきた。遅生まれでじっくり進める方針ではあるが、順調に良化しているようだ。なお、4月3日現在の馬体重は445kg。
近況(2009.3.23現在)
チェスナットファームで調整されている。中間はリフレッシュ休養を終えて調整を再開し、3月上旬はBTCの屋内直線ウッドでキャンター2000mをハロン22秒前後で乗られている。「遅生まれで、まだこれからどんどん変わってくると思うので、あまり調教で負荷をかけ過ぎないよう、気をつけて調整していきます」と育成スタッフ。馬体は背丈が少し伸びて腰に筋肉がつき始めており、歩様に力強さが出てきている。調教では手脚の軽い動きを見せて、この馬なりに確実に良化している。特に悪いところはないが、じっくり進めた方が間違いなく良いタイプだし、今後も焦らず調整していく方針。なお、3月5日現在の馬体重は431kg。
近況(2009.2.23現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調整されていたが、2月上旬からリフレッシュのため休養に入っている。「遅生まれで、馬体もまだ成長を促してやらないといけない時期だと思うので、馬に負荷をかけ過ぎずに、たまにこうやってリフレッシュ休養を挟んで、メリハリをつけて調整する予定です」と育成スタッフ。確かに顔つきはまだあどけなさが残り、馬体的にも成長の余地を残しているが、今の時期の1歳馬としては幅があるので、少し上背が伸びれば大きく印象も変わってきそうだ。なお、2月4日現在の馬体重は415kg。
近況(2009.1.23現在)
チェスナットFで調整されている。中間はブレーキングを問題なく済ませ、1月上旬はBTCの屋内直線ウッドで、ハロン25秒前後のキャンター1000mを乗られている。「ブレーキングは順調に終了しました。遅生まれということもあって、まだまだこれから伸びてくるだろうし、今後の調教過程でどんどん変わっていくでしょうね」と育成スタッフ。血統に違わぬバランスのとれた好馬体をしており、調教での動きもなかなかのものである。本当の意味で実が入ってくるのはこれからなのかもしれないが、身体の柔らかさ、素軽さなどは特に目につくし、父譲りのトモも迫力十分だ。1月7日現在の馬体重416kg。
近況(2008.12.22現在)
市川ファーム分場で放牧されていたが、ブレーキングを開始する為、12月10日に浦河のチェスナットファームへ移動した。上旬現在は環境に慣らしながらハミ受けなど、初期馴致を行っている。「6月生まれにしてはなかなか肉付きが良いし、この状態なら無理なく、ブレーキングを進められそうですね」と育成スタッフ。移動後すぐに見に行ったが、特にうるさくすることなく落ち着いており、すぐに環境に適応できたようだ。相変わらず馬体のしなやかさと素軽さが目につくが、それ以上に馬の顔つきが精悍になってきたのが印象的である。今後は馬の成長に合わせて、じっくりと調整されていく方針。
近況(2008.11.21現在)
市川ファーム分場で放牧されている。「見てのとおり、とても幅があって、おそらく短距離に向いてくるんじゃないかな。遅生まれだからそれほど無理はさせないで、じっくりと成長を促したいね」と市川氏。背の高さは、それほど大きくはないが、先月と比べて、更に幅を増している。いかにもスピード馬らしく、どんどん力強くなってきているものの、腹袋が出過ぎて、ボテっとしているのではなく、純粋に付くべきところに肉がついてきており、理想的である。今後については、月末か来月初旬頃に育成場へ移動させ、馴致を開始する予定。11月6日現在の馬体重は442kg。
近況(2008.10.23現在)
10月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「トモの逞しさはもちろんだけど、最近は肩の筋肉がすごく発達してきた。まだまだ変わり身がありそうだし、今後が楽しみだよ」と市川氏。体高こそそんなに伸びてはいないものの、グッと幅が出てきて、馬体の厚みが増してきた。全身がバネといった感じの柔軟性に富んだ父譲りの身体つきは、いかにも瞬発力がありそうだ。遅生まれだけにまだまだこれから成長する要素は多いが、現時点でも牝馬としては十分な馬格を備えており、今後どのような変わり身を見せるのかとても楽しみである。10月6日現在の馬体重は430kg。
近況(2008.9.24現在)
9月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「遅生まれなので、まだ小さい方ですが、その分秋にはグンと伸びてくると思いますよ」と牧場スタッフ。現在は涼しくなってきたこともあり、夜間放牧から通常放牧に切り替えられている。小柄ながらもボリュームがあり、見栄えのする馬体になっており、しっかりと成長してきているようだ。放牧地では重心が低く、見るからに力がありそうな動きを披露している。6月生まれということを考えれば、これからどんどん伸びて、良くなっていきそうな馬なので、その成長力に大いに期待したい。9月6日現在の馬体重は403kg。
近況(2008.8.22現在)
8月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「6月生まれですから、まだまだこれから伸びていきそうですね。牝馬としては平均的な大きさになるのではないでしょうか」と牧場スタッフ。現在も夜間放牧を行っており、より一層逞しさを増しているようだ。先月と比べても幅が出てきたようで、腹袋もしっかりしている。放牧地ではゆったりとした走りから、グングン加速して、伸びのある走りを見せるようになってきており、確実に父譲りのスピ−ド能力と瞬発力の高さを兼ね揃えているようである。8月6日現在の馬体重は395kg。
近況(2008.7.24現在)
7月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。6月生まれにしては他の馬と比べても小さく感じられず、常にゆったりとしていて、いかにも品の良さそうな雰囲気を持った馬である。「トモの造りなんかを見ると、デュランダルの良いところが出ているんだなと思います」と牧場スタッフが言うように、短距離で抜群の切れ味を見せた、父の最大の特徴を良く受け継いだようで、この馬のトモの造りは秀逸である。普段はおっとりしているものの、いったん走り出せば素軽い脚捌きで、スピ−ド感溢れる動きを見せている。7月6日現在の馬体重は384kg。
近況(2008.6.24現在)
6月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「普通6月生まれだと、生まれの早い馬とは一緒に放牧しないけど、これはあまりにも発育が順調ですから一緒に放牧しています。性格がのんびり屋さんなので、この中にいても常にマイペースですね。本当に良い根性をしていますよ」と牧場スタッフ。夜間放牧も始めているが、特に疲れている様子もなく、青草がついてきて、どんどん立派な馬体になってきた。体高こそまだ他の馬に比べれば小さい方だが、心肺能力の高そうな胸の厚みや、いかにも瞬発力がありそうな雄大なトモを見ていると、期待はますます膨らむ。6月6日現在の馬体重は362kg。
近況(2008.5.23現在)
5月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「上背はそれほどでもないのですが、幅がかなり出てきましたし、どんどん牝馬らしい身体つきになってきましたね」と牧場スタッフ。先月と比べても、馬体はますます丸みを帯びてきた。また時折右後ろ脚に口をつけてみせるなど、とても柔らかい身のこなしを見せている。腹袋もしっかりしていて、とても好感が持てるし、踏み込みも力強さを見せるようになってきた。何より顔つきが良い馬でとてもしっかりとしているし、その瞳を見ていると吸い込まれそうな魅力を持っている不思議な馬である。5月6日現在の馬体重は333kg。
近況(2008.4.23現在)
4月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「もう遅生まれを気にするような大きさじゃなくなったし、素直で人懐っこいところも好感が持てますね。この前、坂口調教師がこの馬を見に来られて、状態を確認していきましたが、現状の出来に満足されていたみたいですよ」と牧場スタッフ。母キタノオゴジョの産駒は総じて遅咲きではあるが、本馬もその傾向があるようで、この時期はゆったりとした成長曲線を描いているような気がする。ただ放牧地で見せる雰囲気は上々のもので、特にバネのありそうなトモの造りはスピードと瞬発力の高さを感じさせる。4月6日現在の馬体重は324Kg。
近況(2008.3.24現在)
3月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「筋肉質で幅があるし、今までのオゴジョの牝馬の中では、ゴッツイ方だよ。本来は後から変わる血統だけど、このまま成長したら、案外、早出来のタイプかもしれないね」と牧場スタッフ。ここ最近も順調に背丈が伸びており、他馬と比べてももう遜色ない大きさ。適度な長さの首さしや背中から腰にかけてのラインなど、均整のとれた造りをしており、本当に垢抜けた雰囲気を持っている。放牧地で見せるバネの利いた軽快な脚捌きからも相当なスピードがありそうで、父デュランダル譲りの瞬発力を想像させる。3月6日現在の馬体重は312kg。
近況(2008.2.22現在)
2月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「6月生まれを考えたらどんどん大きくなっているけど、この血統はちょうど良い辺りで止まりますからね。上背よりもお尻の筋肉の発達ぶりが凄いですよ」と牧場スタッフ。遅生まれながら、大きさ的には他馬にだいぶ追いついてきた。身体つきも徐々にフックラと丸みを帯びてきたし、牝馬としてはとてもいい雰囲気がする。適度な胴伸びでバランスが良いし、本当に見栄えがする。放牧地では重心の低いフォームでスピード感のある動きをしており、見た目通りかなりのパワーを秘めていそうだ。2月6日現在の馬体重は306kg。
近況(2008.1.22現在)
1月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「冬場で見栄えは悪いけど、今時期のお姉ちゃん(K-5)より、こっちの方が大きいと思うし、順調ですよ。実が詰まっている感じだし、立派な馬だよね」と牧場スタッフ。上背に関しては、前月と同様に大きく伸びた感じはないが、一段と肉づきを増し、遅生まれとは思えないほど逞しい馬体をしている。放牧地では一歩一歩と完歩が力強く、しっかりとしたフットワークで、スピード感溢れる走りを見せている。堅実な血統通り、悪いところはなく、このまま順調に成長すれば結果はついて来るだろう。1月6日現在の馬体重は293kg。
近況(2007.12.25現在)
12月上旬も市川ファームで放牧されている。「そんなに太いってわけじゃないのに、大きく見せるんだ。気性も落ち着きがあって度胸がある。馬に奥行きがあるというか、独特な雰囲気があるんだろうね」と市川氏。体高は普通くらいだが、遅生まれを感じさせない身体つきで、放牧地の中でも目立つ存在。首から背中にかけての力強いラインや、トモの肉づきなど目を見張るものがある。走る姿は、バネの塊といった感じで身体全体を使い、スピード感溢れる動き。父の瞬発力と母系の柔軟性を十分に兼ね備えており、やはり血統馬らしく素質が高そうだ。12月6日現在の馬体重は247kg。
近況(2007.11.27現在)
11月上旬は市川ファームで放牧されている。「牝馬でまだ離乳前だし、スザクの仔よりはこっちの方が気が強いですね。馬体は6月生まれとは思えないほど逞しいし、身体が出来すぎているくらい順調な成長ぶりです」と牧場スタッフ。遅生まれで、背丈こそ大きくないが、肩やトモの筋肉の発達ぶりは目を奪われるものがる。動きはトモの踏み込みの力強さは特筆すべきで、相当なスピードを秘めていそうだ。現状申し分ない成長ぶり。他馬と並んでも抜かせないような闘争心があって、力強く駆け回っているし、気の強いところも競走馬としては必要不可欠なもの。11月6日現在の馬体重は247kg。