キタノサング


3代血統表
フジキセキ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ミルレーサー Le Fabuleux
Marston’s Mill
キタノオゴジョ トウショウボーイ テスコボーイ
ソシアルバターフライ
キタノベンチャー ヴェンチア
ミスチカコ

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重
2008.7.19 小倉 メイクデビュー小倉 10 12 藤岡康 52 芝1000 0.59.3 1.8 432
2009.1.24 中京 未勝利 13 14 中村 54 芝1800 1.54.3 2.0 440
2.14 京都 不良 未勝利 10 16 東川公 54 ダ1200 1.16.4 4.3 438
3.17 名古屋 稍重 ストロベリー賞 10 岡部誠 54 ダ1400 1.35.6 4.3 426
7.18 新潟 稍重 未勝利 17 17 草野 51 芝1400 1.24.1 2.0 440
8.29 新潟 未勝利 18 12 草野 51 芝1400 1.24.8 2.8 444

近況(2009.9.24現在)
8月19日に帰厩し、8月29日新潟、3歳未勝利・芝1400mに出走した。スタートまずまずで押して5番手グループから。道中は押っつけながらの追走で、3〜4コーナーでは4番手の外目まで進出も、直線に向き、馬場の中ほどから追い出されたが、伸びを欠いて2秒8差の12着だった。天間調教師は「この馬なりに状態も良く、今日も頑張ってはいるのですが」とのこと。この後出走出来る番組がなくなることから、レース終了後、今後のことにつき関係者で協議を行い、中央登録を抹消して生まれ故郷で繁殖入りすることに決まった。これまでご声援ありがとうございました。なお、精算は10月末の予定です。
近況(2009.8.24現在)
7月18日新潟、牝馬限定3歳未勝利・芝1400mに出走。前走からの馬体重はプラス14の440・。スタートまずまずも行けずに中団後方より。3〜4コーナーでは後ろから4番手を追走し、そのまま直線に向き、馬場の中ほどから追い出されるも、伸びを欠いて17着。草野騎手は「道中は内、外から寄られてしまったし、押しても前に進みませんでした」とのことだ。レース後も変わりはないが、次走まで放牧されることになり、22日にスピリットファームへ移動。そのまま馬は緩めずに調整されている。次走は29日の新潟、3歳未勝利・芝1400m辺りを視野に入れており、8月19日に帰厩の予定だ。
近況(2009.7.23現在)
ノースショワ・目黒レースホースクリニックで調整されていたが、厩舎の馬房調整がついたため6月24日の検疫で帰厩。復帰戦に向けて、7月1日に南Dコースで15-15、8日には68秒1〜54秒0〜40秒7〜13秒6を馬なり。天間調教師は「福島の4週目の芝1200mも視野に入れていたが、荒れてボコボコした馬場だし、それなら馬場の良い新潟の芝で走らせたいからね」とのことで、7月18日新潟、牝馬限定3歳未勝利・芝1400mに減量騎手で出走を予定している。この馬なりに状態は良さそうだし、何とか変わり身に期待したい。
近況(2009.6.23現在)
ノースショア・目黒レースホースクリニックで調整中。ササ針後は舎飼されていたが、徐々に馬体が回復し、5月中旬から馬場ではダク、ハッキングを乗られるようになった。牧場スタッフは「元気を取り戻してきた」とのことで、さらに調教を進めるため、6月からは22秒前後のキャンター1200mも交えている。天間調教師は「身体もふっくらしてきたし、ここの馬場ではこれ以上のペースアップはできないので、6月下旬には厩舎へ戻して、次走に向けてトレセン内で調整させたい」とのこと。
近況(2009.5.22現在)
辰美牧場で調整されていたが、天間調教師の指示で4月22日に美浦トレセン近辺のスピリットファームへ移動し、厩舎の馬房調整がついたため24日の検疫で入厩した。入厩後は南角馬場で身体をほぐしてから、Aコースでキャンターを乗られていたが、息遣いもひと息で、天間調教師は「バランスは悪くないが、全体的に体力強化を促したい」とのことで、5月2日に千葉県香取市の目黒ホースクリニックに移動し、天間調教師と目黒獣医で相談の結果、8日に笹針治療を行った。経過は順調とのことだが、馬体が幾分淋しいため、少しフックラさせることに重点をおいて調教を進めている。
近況(2009.4.22現在)
3月17日名古屋、交流競走のストロベリー賞・ダート1400mに出走したが、スタートは良かったものの行けず、4番手を追走し、3コーナーでついて行けなくなり10着。現状力のいるダートは厳しかったようで、マイナス12キロも影響したようだ。レース後はひとまずトレセン近辺の辰美牧場に移動し、関係者で協議の結果、美浦・天間厩舎へ転厩することになった。ただ、レース後の回復が遅く、飼葉の食いも落ちてしまい、調教を再開するのに手間取ってしまった。現在は距離を伸ばして乗られているが、帰厩にはもう少し時間がかかりそうだ。
近況(2009.3.23現在)
グリーンファーム甲南で調整され、厩舎の馬房調整がついたことから3月6日に帰厩した。タイムオーバーのため3月14日まで出走停止が課せられており、次走は芝のレースをとのことだったが、3月17日の名古屋での交流競走、ストロベリー賞・ダート1400mに選ばれたため、地元の岡部誠騎手で出走することになった。前走の内容から、ダートはどうかとも思うが、2度目でもあり、宮調教師は「メンバー的には中央の芝よりも与し易いと思う」とのことで出走に踏み切る予定。状態は良いので、何とか変わり身を見せて欲しいところだ。
近況(2009.2.23現在)
1月24日中京、牝馬限定、芝1800mに出走した。馬体重が8kg増えて、日常の動きも力強くなってきたが、追い切りと同じように、引っ張っているうちは良いものの、追われると伸びず14着。その後、2月7日京都、ダート1400mを除外になった為、2月14日京都、牝馬限定、ダート1200mに出走した。徐々にしっかりしてきて、追い切りの動きも良くなっていたのだが、スタートは良かったものの、ダートでは前に進めない感じで16着。勝馬から4秒3差だった為、タイムオーバーとなり、3月14日まで出走停止が課せられた。一旦グリーンF甲南へ放牧に出し、次走は中京開催の芝レースを使う予定。
近況(2009.1.23現在)
小松トレーニングセンターで調整されていたが、ようやく厩舎の馬房調整がつき、1月10日に帰厩した。当初はうるさいくらい元気一杯だったが、徐々に落ち着きを取り戻し、1月14日にはCWコースにて併せ馬で時計を出した。身体はかなりしっかりしてきた印象だが、宮調教師は「引っ張っているうちは良いが、追われるとまだ動けない印象。ただ、チップだと気にするのかもしれないが、芝コースで追えばまた違うかもしれない」とのことだ。今後は1月24日中京、牝馬限定・芝1800mでの復帰を目標に進められる予定だ。
近況(2008.12.22現在)
小松トレーニングセンターで調整中。ようやく身体に芯が入ったようで、調教の際にも、以前のように集中力を欠くような面は見られず、馬場での走りは本当にしっかりしてきた。馬場でダク2周とキャンターを3周、手前を替えてさらに3周乗られた後、日により、坂路でも乗られている。11月下旬には坂路で15-15の時計を出し、一気に気合いが乗ってきたようだ。その後もコンスタントに時計を出しており、早ければ12月下旬、遅くても1月上旬には帰厩できそうだ。12月上旬現在の馬体重は460kg。
近況(2008.11.21現在)
小松トレーニングセンターで調整中。ここに来て、ようやく食べたものが身になってきたようで、スタッフからは「元気で順調。心身ともにすごく良くなってきた」との声が聞こえて来た。中間に調教師が状態を確認され、そろそろ時計を出すように指示されたとのこと。まだ幼い面は残っているようだが、時計を出すようになれば帰厩の時期も具体的になってくるだろう。
近況(2008.10.23現在)
小松トレーニングセンターで調整中。プール調教も併用して体力の強化を図っているが、馬場に出ると頭を上げているように、調教の際にスムーズなところが見られず、まだまだ時間がかかりそうな印象を受ける。それでも馬場でダク2周、ハッキング3周、さらに坂路を軽いキャンターで1本のメニュー。中間に調教師が状態を確認され、「中途半端に帰厩させるよりも、もうしばらくはここで調整した方が良いだろう」とのことで、帰厩はもう少し先になりそうだ。
近況(2008.9.24現在)
小松トレーニングセンターで調整中。「移動後一ヶ月は乗らないでウォーキングマシンとプール調教を行うよう」にと調教師からの指示で、かなり身体がふっくらし、上も横にも伸びが出た印象。8月下旬に調教師が状態を見て、ゴーサインが出たため、現在は馬場でダク2周と軽いハッキングを3周乗られている。飼葉の食いも良く、徐々に実が詰まってきたようで、成長ぶりは明らかだが、もうしばらくはプールも併用して進める予定。
近況(2008.8.22現在)
7月19日小倉、芝1000mでデビューした。見た目には仕上がっている感じだったが、まだ芯が入っていないようで、ただ大人しかっただけの競馬で、ゲートは出たものの、向正面でハミを気にして下がり、終いはいくらか伸びを見せて12着。レース後は成長を促すため23日に小松トレーニングセンターに移動している。調教師の指示で、まだ体力がないので、一ヶ月は騎乗せず、ウォーキングマシンとプール調教を行うようにとのこと。8月上旬に状態を見たが、身体がフックラして明らかに成長が感じられ、現在はウォーキングマシンとプールを左右3周ずつ泳いで心肺機能を高めるトレーニングを行う毎日。
近況(2008.7.24現在)
仕上がりが思ったより早そうなので、阪神開催でも使えるだろうと、目標を7月13日阪神、芝1400mでのデビューに切り替えた。ただ、頭数が多くて除外になりそうだったし、もともと血統的にトモが緩い面があり、坂路だと思うように追い切り時計が詰まらず、小倉開催まで待つことになった。その後、芝コースやCWコースにて併せ馬で追い切りを行い、坂路よりは走りやすいようだが、まだ自分からハミを取る感じではないとのこと。それでも入厩の頃に比べると気合いが乗って顔つきも身体つきも変わってきているし、7月19日小倉、芝1000mでは何とか実戦での変わり身を期待したい。
近況(2008.6.24現在)
5月21日に栗東・宮厩舎に入厩した。すぐに僚馬と一緒に馬場入りをし、当初は頭を振ったりして落ち着かない様子だったが、すぐに慣れて、手脚の軽い走りを見せている。とにかく、素直で、良く食べるし、何も注文がつくところがない。強いて挙げれば、トモの緩さは気になるが、柔軟性の高さとは紙一重だし、この血統特有のもので、むしろプラスに考えたい。一度のアクシデントもなく、6月13日にはゲート試験にもあっさり合格した。「順調なら小倉開催の開幕週には使える」と宮調教師。
近況(2008.5.23現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も引き続き状態が良く、5月21日に入厩することが決まった。5月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2500〜3000mを週1回は15-15で乗られている。「3月頃から急に良くなって、それからずっと好調を維持してきたね。この血統だからこれからまだまだ良くなるだろうし、今の時点でもこれだけ動けているんだから素質は高いんだろうね」と育成スタッフ。馬体を見ても毛ヅヤの良さや筋肉の張りが適度にあって、いよいよ入厩態勢が整ったようだ。柔軟で素軽そうな馬体を見る限り、母父トウショウボーイの良さが随所に表れているようにも感じる。5月13日現在の馬体重は458kg。
近況(2008.4.23現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教され、4月上旬はBTCの屋内直線ウッドとダートトラックで、キャンター2000〜2600mを週1回は15-15のペースで乗り込まれている。「最近はトモの緩さが抜けてきたようで、動きにもキレが出てきたね。気が良くって自分から動くようなタイプだし、このまま順調に行けば5月の連休明けくらいには入厩態勢も整いそうだよ」と育成スタッフ。コンスタントに速い時計の調教もこなせるようになり、張り、毛ヅヤが良くなって、いかにも体調が良さそうだ。それに伴って全体の雰囲気が垢抜けてきたし、血統馬がようやく本領発揮か。
近況(2008.3.24現在)
チェスナットFで調整中。中間はリフレッシュ休養を終えて、調教を再開しており、3月上旬はBTCの屋内直線ウッドで、ハロン20秒前後のキャンター2000mを乗られている。「急に良くなってきたね。乗り役が抑えるのに苦労するくらい、力がついてきたよ。今でこれだけ動けるんだから、トモがしっかりしたら、凄そうだよ」と育成スタッフ。馬体から受ける印象はそう変わらないが、ここにきて大幅に良化したと言う。元々、柔らかみがあったが、後躯に力がつき、以前より動きがシャープになった感じがする。これから春にかけてグンと変わりそうな雰囲気だ。3月上旬現在の馬体重は450kg。
近況(2008.2.22現在)
チェスナットFで調整中。中間はBTCの屋内直線ウッドでキャンターまで進めた為、2月上旬はリフレッシュ休養に入っている。「この血統だからトモが緩いところはあるけど、今でも凄く動くんだよね。馬格については、この馬みたいに筋肉の柔らかいのは、後から伸びて大きくなるから、心配ないと思うよ」と育成スタッフ。まだ上背は大きくなってこないが、腹構えなどしっかりと実になってきている。相変わらずトモの容積や、内腿の筋肉の発達は素晴らしい。ただ、血統的にもこれから変わってくるタイプなので、冬場は焦らずジックリと体力面を強化していく方針。1月末現在の馬体重は436kg。
近況(2008.1.22現在)
チェスナットファームで調整中。中間はブレーキングを問題なく済ませ、正月の期間はリフレッシュ休養に当てたが、1月上旬はBTCの屋内直線ウッドでダク3000m、ハロン27秒ペースのキャンター1000mを乗られている。「まだ軽いところしかやっていないけど、乗った人に聞くとかなり背中がいいみたいですよ。小さい以外は何の心配もないし、期待できそうです」と育成スタッフ。馬体は大きくなく、お尻の高い体型で幼さも残るが、トモの容積があり、とにかく後躯の力強さが目立つ。血統どおり、随所にスピード馬としての良さが感じられ、楽しみだ。1月上旬現在の馬体重は435kg。
近況(2007.12.25現在)
市川ファームで放牧されていたが、12月10日に浦河のチェスナットファームへ移動した。上旬現在は環境に慣らしながらハミ受けなど、初期馴致を行っている。「まだ本当に来て間もないから落ち着かないけど、慣れてしまえば問題ない程度ですよ。少し小さいけどフジキセキはこんなタイプの牝馬が動いているし、この血統は信頼性が高いから、まず大丈夫でしょう」と育成スタッフ。馬体はやや小柄ながら首抜けが良くなり、だいぶ体型が変わってきた。脚元も良く、キビキビとした動きで気の良いタイプに見え、丈夫でどんどん育成されそうな雰囲気がある。12月12日現在の馬体重は440kg
近況(2007.11.27現在)
11月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「デルタと比べてしまえば小さく見えるけど、牝馬としては平均上の大きさですよ。それに、これだけのトモをした馬はなかなかいないですよ。脚元の方はこの血統らしく真っ直ぐで全く問題ないし、丈夫に走れると思います」と牧場スタッフ。やや遅出来な血統であるが、徐々に身体全体に肉がつき、まずは順調な成長と言えそう。今でも雄大なトモが目立ち、柔軟な筋肉は母系特有のものだろう。放牧地では回転の速いフットワークで駆け回っており、とにかく活発で元気いっぱいな姿が印象的だ。11月12日現在の馬体重は455kg。
近況(2007.10.16現在)
 10月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「春に比べたらしっかりしてきましたね。均整のとれた馬体はお母さんにそっくりだし、遅出来な血統を考えたら、今の段階では言うことはありませんよ」と牧場スタッフ。秋も深まり、気温が低くなってきたが、本馬は風邪ひとつひかず、相変わらず元気一杯。最近は上背よりも胴伸びがでてきて、少しずつ体型が変わってきた。全身を覆うはじけそうな筋肉は父の良さで瞬発力がありそうだし、それでいてゆったりとしてきた体型からも、短距離一辺倒でもなさそうな感じがしてきた。血統馬らしく楽しみな存在である。10月12日現在の馬体重は450kg
近況(2007.9.18現在)
9月上旬も市川ファーム分場で夜間放牧されている。「引き続き順調な成長ぶりだね。相変わらず悍性が強い傾向ですが、このぐらい元気な方が丈夫に育つと思います。現に当歳時から風邪一つ引かない体質ですしね」と牧場スタッフ。9月12日現在の馬体重は429kgと目方上は多くない本馬だが、数字以上に馬体を大きく見せるところは、SS系の良さが出ているといえる。柔らかそうな皮膚感に小気味良いフットワークは、半兄のビッグサンデーのようなスピードタイプを彷佛とさせ、母と同じように短距離での活躍が望まれる。まだまだ成長途上なだけに、今後の変わり身にも期待したい。
近況(2007.8.21現在)
8月上旬も市川ファーム分場で、1日おきに夜間放牧されている。「ようやく馬体に実が入ってきたし、やっぱりこの血統は後から良くなってきますね」と牧場スタッフ。大きさこそやや小柄だが、前月よりも肉づきが良くなり、順調に変わってきた。胸前やトモに厚みが増し、筋肉質タイプの父の良さもでてきたようだ。トモがグッと逞しくなってきたことで、動きにも力強さがでてきて、小気味良いフットワークを見せており、やはりスピードタイプに成長していきそう。遅生まれだけに、まだまだ変わり身を見せてくれそうだ。8月5日現在の馬体重は420kg。
近況(2007.7.17現在)
7月上旬も市川ファーム分場で、1日おきに夜間放牧されている。「順調だよ。夜間を始めて、身体も増えて馬が出来てきた。これだったら、お母さんと同じくらいの馬体か、もう少し体重がかかるくらいには成長すると思うよ」と市川氏。5月生まれということもあって、大きくはないが、当歳時に比べれば馬体に厚みがでてフックラとしてきたし、血統馬らしくいい雰囲気の本馬。皮膚の薄いところは母系の良さだし、お尻からトモにかけては肉づきが目立ち、父フジキセキのように力強い体型が強調されてきた。やはりスピードとパワーを兼ね備えたタイプだろう。7月5日現在の馬体重は407kg。
近況(2007.6.18現在)
6月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「これはおとなしいし、扱いやすいよ。オゴジョの血統は、平均的に利口なんだけど、スザクみたいに用心深いところはないし、素直なんだ。成長しても品のある馬体は変わらないし、順調だと思うよ」と牧場スタッフ。大きさこそ前月とあまり変わらないが、張り、ツヤがでてきて見栄えが良くなってきており、順調な変わり身を見せている。やや胴の詰まったスピードタイプな体型は父の良さを受け継いでいて、皮膚が薄く柔らかそうな筋肉は、母系の良さといった感じがする。やはり血統の良さがでている。6月5日現在の馬体重は375kg。
近況(2007.5.17現在)
5月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「今だったら平均か少し小柄な方だけど、この血統は後出来してくるからね。将来的には十分な身体になると思うよ。お父さんのフジキセキだって、大きいのから小さいのまで色々なタイプがいるもんね」と牧場スタッフ。馬体は前月から大きく変わった感じはなく、スッキリと見せているが、胸前やトモなどの肉づきが良く、メリハリのある身体つきをしている。放牧地では、キビキビとした力強い動きを見せており、瞬発力のあるスピードタイプに成長していきそうだ。4月5日現在の馬体重は338kg。
近況(2007.4.17現在)
4月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「やっぱり、この血統、段々とキツイところが出てきたね。それでも馬同士では負けないけど、人間に対しては従うし、利口なんだ」と牧場スタッフ。馬体は前月から比べて大きく変わった感じはなく、牝馬としては平均くらいの上背だが、しっかりとした身体つきで、至って順調な成長ぶり。肩やトモなど必要なところに筋肉がつき、均整のとれた馬体は同世代の中でも垢抜けて見え、やはり血統馬らしくいい雰囲気だ。放牧地では踏み込みが力強く、スピード馬らしいキビキビとした歩様を見せている。4月5日現在の馬体重は328kg。
近況(2007.3.16現在)
3月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「牝馬として上背は、今で平均くらいかな。ただ、フジキセキ産駒だし、そんなに大柄にはならないと思うよ」と牧場スタッフ。前月同様、冬毛が目立ち見栄えは今ひとつだが、胴伸びが出てスッキリとしたし、成長してバランスが良くなってきた。背丈は高くないが、骨格がしっかりしていてボリュームがあるし、それでいて柔らかみのある筋肉は、さすが母の仔といった印象だ。放牧地では重心が低く小気味良い動きを見せており、いいフットワークをしている。やはり体型からもスピードタイプな感じで瞬発力もありそう。3月5日現在の馬体重は320kg。
近況(2007.2.16現在)
2月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「少し上背は小さいけど、フジキセキの牝馬はこんなカタチが良く走っているからね。これも短距離向きだろうけど、スピードはあると思うよ」と牧場スタッフ。最近、急に寒くなり毛ヅヤは悪くなったが、肉厚で張りの良い身体つきは変わらず、引き続き状態は良さそう。肩の筋肉は一層とムキムキしてきたし、父の仔らしくバネの強さを感じる好馬体をしている。走る姿は柔軟かつパワフルで、短い距離が合いそう。素軽く俊敏性に長けた動きも見せており、さすが血統馬らしくスピード色豊かである。2月5日現在の馬体重は305kg。
近況(2007.1.17現在)
1月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「放牧地の中では、他の馬にお尻を向けたり、結構キツイところを見せるけど、人間に対しては従順でおとなしいですよ。今までのオゴジョの仔と比べても、利口そうないい顔をしていますね」と牧場スタッフ。背丈は平均サイズだが、一段と胸前や肩に筋肉がつき、冬場ながらも丸みを帯びた身体つきは、とにかく見栄えがする。放牧地ではドシッとした歩様で踏み込みが深く、フットワークも力強い。SS系らしく適度な悍性も持ち合わせており、今のところ申し分のない成長ぶり。1月5日現在の馬体重は298kg。
近況(2006.12.20現在)
12月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「オゴジョの牝馬はこれで3頭目だけどダンス(ビッグシンガー)とはぜんぜん違うし、どちらかと言えばスザクに近いかな。5月生まれだけど、馬格は牝馬の中で標準よりあるし、十分なサイズだと思うよ」と牧場スタッフ。前月と比べて、随分と上に伸びたし、放牧地の中で大きさは普通くらいに見える。バランスが良いし、グッと盛り上がった胸前に厚みのあるトモ、とにかく好馬体が目立っている。父フジキセキ産駒らしいキビキビとした軽快な動きをするし、当歳馬ながら走りがしっかりとしている。スピードとパワーは間違いなさそうだ。
近況(2006.11.20現在)
11月上旬は市川ファームで放牧されている。「寒くなってきて毛ヅヤは今ひとつだけど、馬の出来に関しては、言うことはないくらい順調ですよ。牝馬としてはトモの厚みが凄いし、フジキセキ産駒なので短距離でしょうが、スピードは間違いないと思います。気性はオコジョの仔らしく頭が良すぎる分、気難しさを見せる時もあるけど、納得してしまえば問題ないし、スザクと比べて素直でおとなしいですよ」と牧場スタッフ。5月生まれの分、やや小ぶりだが、見るからに血統馬らしく柔らかい筋肉をしており、腰からお尻にかけて発達ぶりが目立ち、かなりの瞬発力を秘めていそうだ。