パワフルメーカー


3代血統表
バブルガムフェロー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
バブルカンパニー Lyphard
Prodice
バクシンメーカー サクラバクシンオー サクラユタカオー
サクラハゴロモ
ソシアルメーカー マルゼンスキー
リトルマネーメーカー

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重
2006.11.12 京都 新馬 太宰 54 ダ1200 1.15.8 2.2 502
12.10 阪神 未勝利 11 14 太宰 54 ダ1400 1.31.6 4.4 504
2007.1.13 京都 未勝利 14 15 太宰 54 ダ1200 1.16.1 4.1 506
2.25 阪神 未勝利 13 13 スボリッチ 54 ダ1800 2.01.1 3.0 500
3.11 中京 不良 未勝利 15 15 中村 52 ダ1700 1.51.8 5.0 496

近況(2007.3.16現在)
2月25日阪神、牝馬限定・ダート1800mに出走し、無理なくハナに立ったが、直線入り口までで、最後はバタバタになり13着。芝の方が良いかもしれないとのことだったが、なかなか出られないため、もう一度使ってから一度放牧に出す予定で3月11日中京、ダート1700mに出走し15着。これまでもある程度は前に行けるが止まり方が極端で、勝馬から5秒も遅れてしまったため、放牧に出して立て直しても良くなる可能性が薄いとの判断で、このまま繁殖として引退することになり、3月14日に聖心台牧場へ戻った。これまでのご声援ありがとうございました。精算は4月末を予定しています。
近況(2007.2.16現在)
厩舎で調整されている。連日併せ馬でBコースで調教されているが、中間、咳をするので、ルゴールを塗るなどの治療を行っている。復帰は阪神開催を予定しており、それに合わせて追い切りを行っていくが、ここへきて背が伸びている感じだし、身体は細くなっているようなので、成長にかかっている印象。まだ本当に良くなるには時間がかかりそうな感じだが、2月14日の追い切りはこれまでになく、好時計をマークしていた。復帰戦は距離を伸ばし、2月25日阪神、牝馬限定・ダート1800mを予定している。
近況(2007.1.17現在)
12月23日中京、ダート1200mに登録したが除外になった。中間には併せ馬で追い切りを行っており、こなすにつれて動きがしっかりして、終いの粘りが見られるようになってきている。1月13日京都、牝馬限定、ダート1200mに出走したが、とにかく時計が速くて、ゲートを出た途端に後方に置いて行かれ、ついて回っただけの15着で、残念ながらタイムオーバーになってしまった。太宰騎手は「もう少しピリッとしないと・・・」と言っており、本来は暖かい時期でないと駄目なタイプなのかもしれない。放牧には出さず、このまま厩舎で調整していく予定。
近況(2006.12.20現在)
追い切りの動きが変わってきて、終いまでしっかりし、渋太くなってきたので、12月10日阪神、牝馬限定、ダート1400mに出走した。変わり身を見せてくれそうと期待したが、ハナに立ってレースを引っ張ったものの、早々と止まってしまった。まだ心身ともに幼くて、この血統の良さが出ていない現状だが、辛口太宰騎手が「次は良くなる」とのことなので、使いつつの良化を待ちたいもの。次走は具体的になっていないが、気になるところはなく、いつでも出走できる状態なので頭数を見ながら登録を行う予定。
近況(2006.11.20現在)
追い切りの動きは、相手と馬場次第で遅れたり先着したりしていたが、思いのほか渋太く、終いまでしっかりした印象。まだ全体に出来がゆっくりの感じはあるが、それなりの時計も出たため、11月12日京都、牝馬限定、ダート1200mでデビューした。とにかく大人しすぎて緊張感がまったく感じられず、馬運車やパドックでボロをすることもなかったようだ。レースは全体にもさっとして9着だったが、使った変わり身は大きいだろうという印象。レース後も変わりなく、次走は12月10日阪神、牝馬限定、ダート1400mか、同日中京、父内限定、ダート1700mを予定している。
近況(2006.10.20現在)
ここへ来て全体に筋肉がつき、とてもいい雰囲気になってきているが、この血統にしては、ガサガサしたところがなく、大人しすぎるくらいで、ダクの時など、のろのろしてやる気がなさそうに見える。それでも追い切りも順調だし、12日にはゲート試験を受け、見事一回で合格した。今後はデビューに向けて追い切りを行っていくことになるが、飼葉の食いが落ちることもなく、気になる面もないため、ドンドン進めていけそう。このまま順調なら4回京都開催でデビューできるだろう。
近況(2006.9.20現在)
9月6日に、栗東・柴田光陽厩舎に入厩した。熱などは上がらなかったが、輸送でガレてしまい、あばらが浮き出て、腰角も尖っているので、しばらくは角馬場での調整。その後馬場入りしたものの、2周目になると息が荒くてバテてしまう感じで、のろのろした動きに見えた。ただ、これまでのこの血統に比べるととても素直で、物見などもせず、扱いやすい印象。飼葉の食いが安定しており、一時に比べるとふっくらしてきたし、それにつれて調教も普通にやれるようになってきた。時間はかかりそうだが、きれいなフォームのキャンターを見せており、筋肉がつけば名前通りの馬になりそう。
近況(2006.8.18現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も順調に乗り込まれ、8月に入ってからは距離もペースも伸ばし、上旬は500mの坂路をダク3本、ゆったりしたペースでキャンター3〜4本。また、週1回は大典牧場へ通って1000mのダートトラックでキャンター3000m、終いを15-15で乗られている。「初めは気合いが足りないかなと感じましたが、絞れてきたら走る気になってきました。わりと跳びの大きい、ゆったりしたフォームで走ります」と騎乗者。暑さが厳しい中、「とにかく食うし、へばらない」というタフな本馬。馬体も本来のトモの逞しさを取り戻し、今後は入厩に向けどんどん乗り込んでいく予定。
近況(2006.7.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も順調に調教を進め、7月上旬はトラックを主体にダク、キャンター併せて3000mを乗られている。「まだ重いのは重いんだけど、だいぶ絞れて良くなっているし、動かしたらやっぱり力はあるね」と渡辺氏。この中間も大典牧場へ通い、2度目となるが、今回は「しっかり走っていた」と。これまで順調さを欠いていた本馬だが、最近ようやく軌道に乗ってきたようだ。馬体もだいぶすっきりしてきて本来の逞しさが戻りつつある。もう脚元の心配もなくなったが、少し身体がゆるく感じられるし、まだまだ成長しそうな身体つき。しばらくはじっくり進めていく方針。
近況(2006.6.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間はしばらく骨瘤の治療を行いながらWマシンで運動していたが、5月下旬には「やっと固まってきた」とのことで脚元の熱もなくなったので、6月に入って調教を再開。上旬は坂路を中心に軽めのキャンターを乗られ、近隣の大典牧場へ通い調教も始めた。「しばらく休んだからまだ身体が太いんだ。もう少し絞ってからだけど、脚は良くなったから徐々にペースを上げていこうと思う」と渡辺氏。少し太いが、ボリュームのある馬体はまるで牡馬のよう。まだお尻も高いし、少しずつ上にも伸びているようだ。今後もしばらくは成長の方も見ながらじっくり進める方針。
近況(2006.5.19現在)
聖心台牧場で調整されている。前月、左前管骨に骨瘤が出てしまい、しばらく治療に専念したが、腫れも熱も引いてきたので、4月下旬からWマシンで運動を開始。5月に入って調教も再開した。ところが、乗り始めるとすぐにまた熱を持ってしまったため、もうしばらく患部を水で冷やしながらWマシンで様子を見ることにした。脚元は場所的に心配ないだろう。馬体も立派で申し分ない。ただ、まだトモのゆるいような感じがするし、身体が大きいだけに全体がしっかりしてくるにはもう少し時間が必要かもしれない。いかにもダートが良さそうな好馬体だが、こういうタイプは意外に固まるのが遅い。
近況(2006.4.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間は徐々にペースを上げ、坂路でキャンターも乗りだし順調に進めていたが、4月上旬に左前管骨の内側に骨瘤が出てしまい、熱があるためシップで治療し、中旬は運動を休んでいる。今月一杯くらい調教を休む必要はありそうだが、場所的にも心配ない。「上が立派なだけに無理しない方がいいと思って。少し不器用なところもあって身体を持て余している感じはあるけど、動きはいいようだね。馬体は良いから走ってほしいね」と渡辺氏。馬体は徐々にスッキリして良化中。大型馬でも奥手な風ではなく、脚元さえ落ち着けばドンドン進めていけそうな雰囲気はある。
近況(2006.3.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も変わりなく、3月上旬もWマシンと屋内運動場で乗り運動を1時間ほど行っている。「順調ですよ。身体もあるし、しっかりしている」と渡辺氏も満足そうに話し、最近は頼もしささえ感じさせる好馬体。パワー型も適度な素軽さと柔軟性を持っている。2月に調教師から産地馬体検査を受ける提案もあったが、もう少し時間をかけて成長を待つことになった。「大きいし実が入っているようだし、すぐにでも競馬が出来そうな格好だけど、まだあまり無理はしない方がいいと思ってね。ただ順調なので、今後は先生と相談しながら進めていきたいと思います」と渡辺氏。
近況(2006.2.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も順調に乗り込まれ、2月上旬もWマシンと、屋内運動場で1時間の乗り運動を行っている。「具合はいいよ。ボーッとしてたけど、最近は気合いが乗ってきていいな。動きも良くなった。馬体も絞れてだいぶ素軽くなってきた」と渡辺氏は変わり身を強調する。バブル産駒らしい立派な馬格。パワーとスピードに加え、それなりの軽快さも出て良くなっている。「母の産駒は出来がいい。フリートスティードくらい走ってくれたらいいね。こっちは身体があるから。あとは気性だけ」と期待も増すばかり。順調そうだが、暖かくなるまでこのまま成長を促していく予定。
近況(2006.1.20現在)
聖心台牧場で調整されている。1月上旬は外の坂路は使えなくなったが、Wマシンの運動と、屋内馬場でダクと軽いキャンターを併せて30分、常歩を入れると計1時間と調教量は増えている。「初めは重くてなかなか動かなかったけど、ほんと徐々に徐々に良くなっている感じです」と育成スタッフ。馬体はまだ少し太いが、トモにしっかりと肉が付き、大柄で逞しく動きに硬さも見られない。気性もドッシリと落ち着いて見せ、「普段はボーッとしててデカイからモッサリしているかなと思ったけど、そうでもない。見た目より俊敏だし、化けないかなと期待してるんだ」と渡辺氏の期待も増すばかりだ。
近況(2005.12.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も順調に調教を進め、12月上旬は屋外坂路コースでダクと最近は少しずつキャンターも乗り始めている。「まだ反応が鈍くてズブイ面がありますが、初めの頃に比べたら全然いいし、段々良くなると思います。ちょっとハミを気にしたりまだ子供っぽいところも見られますが、古馬かっていうくらい落ち着いています」と育成スタッフがいうようにドッシリした気性の本馬。母系は奥手な面がありこれもそんなに早い方ではないと思うが、どれも敏感な気性のソシアルメーカーの仔とは一代経ると違った面が出るようだ。馬格的には申し分なく徐々に張りも出て良化。
近況(2005.11.21現在)
聖心台牧場で調整されている。「それにしてもデカイな。骨も管囲が21cmくらいあってすごいもんだよ。牡でもなかなかいない。さすがにパワーはあるだろうね」と渡辺氏。やはり成長力があるらしく、ここにきて馬格や力強さという点では他の牝馬にさらに差をつけた印象。骨も太いが、爪の大きさに驚かされ、大型馬でも丈夫そう。調教の方も順調でブレーキングも「これは短時間で済んだ」と。初めのうちは落ち着きすぎて拍車を使って前に進ませたくらいというから、神経の方もなかなか太いようだ。11月上旬は屋内運動場でアイドル16と一緒に常歩を20分、併せてWマシンでも運動している。
近況(2005.10.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間はパドック放牧とWマシンに変え、順番待ちで遅れたが10月11日から、専門の外人スタッフの手によってブレーキングが進められている。今後に注目だが、牧場スタッフは「スイッチが入ると手がつけられない面は相変わらずですが、人なつっこく言うことは聞くので大丈夫だと思います」と。秋になり本当にいい馬になった。大柄でドッシリした力強い雰囲気。母方が強く、馬体、動きともますます短距離馬っぽさに磨きがかかった印象だが、トモがしっかりとして柔らかみがあり、母よりも丈夫そう。成長は順調な方に見え、雄大でなかなか大人びたところがある。
近況(2005.9.20現在)
聖心台牧場で放牧されている。「最近は元気がいいし、もう元に戻った」と牧場スタッフ。引き続き1頭で放れているが、馬っぷりはドンドン良くなって本当にいい馬になった。バブル×バクシンオーの血のとおり大柄で立派だが、母父より伸びがあってやはり父親がでた印象。「上は立派ですけどメーカーの血統は骨量があって脚元が丈夫なのが多いから。あとは気性。母譲りで1回テンションが上がると手がつけられない面がある。これがいい方に出れば」と同スタッフ。夏前に順調さを欠いてしまったが、育成を前に盛り返した。1頭でも落ち着いており、このまま今月中にブレーキングを始める予定。
近況(2005.8.19現在)
聖心台牧場で放牧されている。8月上旬もまだ1頭で放れているが、「もう大丈夫ですが、元気のいい馬だからもう少し大事をとって」と牧場スタッフは話し、もうすっかり調子を取り戻したようで、馬体もどんどん良くなっている。この馬らしいボリュームの良さが戻り、夏前より胴伸びしているだけに一段と逞しく見える。牝馬にしては大柄で骨も太く、そのうえ体型がよくまとまっており、全体に力強くしっかりした印象。「削蹄師も『これ1歳?』と聞いてきました。小さめの2歳馬くらいに見えますからね」と同スタッフ。血統の近いプリティメーカーよりパワー型でタイプは違うが、これも期待。
近況(2005.7.20現在)
中間はしばらく舎飼されていたが、歩様も良くなってきたので、パドック放牧から始め、7月に入ってからは広い放牧地に1頭で放している。もうしばらくこのまま様子を見るが、獣医に診てもらったところ特に悪い箇所は見当たらず、上旬はもう何ともない。成長の過程でよくある事だが、育成スタッフも「成長が早すぎたのかもしれません。急にデカクなりましたから。一時に比べたら成長もゆるやかになったし、もう心配ないでしょう」と話す。まだ本領発揮とはいかないが、徐々に逞しさを取り戻しつつある。以前より馬体に伸びが出て成長もした。順調ならかなり良くなりそうな雰囲気である。
近況(2005.6.21現在)
聖心台牧場で中間は他馬と一緒に放牧され、外傷後、細くなっていた馬体も日に日に回復してきた。ところが、6月に入って放牧地で何処かぶつけたらしく、外傷はないものの歩様が良くないため、上旬は再び舎飼。9日に獣医の診察を受け、心配ないとのことだったが、大事をとってもうしばらく舎飼してから、小さいパドックに放して様子を見ていく予定。同牧場では6月から昼夜放牧を始めているので、十分に体力が戻ってから他馬と一緒に放牧を再開する方針。「馬は大人しいのに神経質なところがあるから。何かの拍子に暴れたのかな。でも基本的に頑丈で馬力があるから大丈夫ですよ」と渡辺氏。
近況(2005.5.20現在)
聖心台牧場で放牧されている。中間は放牧を再開し、しばらくは1頭にしていたが、5月上旬には皆と一緒に元気よく放牧されている。外傷で舎飼されていたのと成長期が重なって少し馬体が細くなってしまい、まだ本領発揮とはいかないようだが、徐々に良化中。成長の方もひとまずお休みといった感じだが、渡辺氏は「大して馬は良くなった。骨太で男馬みたいな骨格をしているし、本当に力があるんだ。いざっていうときには牝馬にない馬力を見せるからね」と相変わらず牝馬ばなれした面がある。いかにも短距離馬らしい骨格のしっかりしたタイプ。これから青草がついてグンと良くなってくる筈。
近況(2005.4.20現在)
聖心台牧場で中間も元気に放牧されていたが、4月初めに放牧地で右前脚の管をスリ剥いてしまったため、上旬は舎飼されている。もう傷も治って近く放牧を再開する予定だが、うるさい面も見せず変わりなく元気そう。ここ最近、馬体は以前より他馬と差がなくなったが、「牝馬でも500kg級」と言われる本馬は、他より全体に一回り厚みがあり、おそらく今でも体重は違うだろう。また、牝馬らしからぬ骨量で、ここにきてまた伸びてきたようにも見え、やはり成長力がある。気性的にもピリッとして、大柄でゴツクても重たいようなところは全くなく、その辺りに母父バクシンオーの良さを感じる。
近況(2005.3.18現在)
3月上旬も聖心台牧場で放牧されている。相変わらず放牧地では一番身体が大きい親分格の本馬。ひとまず成長は落ち着いた感じで、他馬も伸びてひと頃より目立たなくなったが、ボリューム満点の大人びた馬体はやはり成長度において群を抜いている。「重戦車といった感じで牝馬の力ではない。男馬みたい。気性もこれはドッシリ構えていますよ」と牧場スタッフ。短距離向きのコンパクトな体型は以前より少し胴が伸びたようで、ますます力強くなりドッシリしてきた印象。柔らかくしっかりとした歩様はいかにもパワーがありそうに見え、スピード馬らしいキビキビした俊敏な走りを見せている。
近況(2005.2.18現在)
2月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「太くて丈夫だしパワーが違う。もう1頭大きいのはいるけど幅がない。デカさといい幅といい、これが一番」と牧場スタッフが言うように、相変わらず大きくて逞しい馬体が群を抜いている。胴は詰まり気味で前後躯が大きくそれでいて腹目のスッキリした馬体は、ますます母に似てきた。ただ、母はここまで肉づきが良くないし、もっと身体がゆるい印象。本馬はお尻の幅がすごいし、見るからにしっかりした造り。キビキビした動きは短距離馬っぽく、しっかりとした身のこなしがパワフル。父の産駒はダートでの活躍が目立つし、その辺は父の良さだろう。
近況(2005.1.20現在)
1月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「身体つきが母親そっくりになってきました。顔の大きいところなんかも(笑)。聞き分けがよくて母より性格はいいんですが、たまに利かないことがあると、すごい力で押さえるのが大変なんです。まさに重戦車といった感じですよ」と牧場スタッフ。馬体は相変わらず他馬より一回り大きく、胸が深いしトモが立派。本当に1歳馬と思えないほど馬が整っている。スタッフが言うように母親にも似てきた。以前よりもトモが発達してさらに厚みを増している。悍性もありそうでキビキビした素軽い身のこなしを見せ、やはり短距離馬っぽい雰囲気になってきた。
近況(2004.12.20現在)
12月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「牝馬でも500kgいくんじゃないかな。普段は落ち着いているけど、暴れたら力が強いから押さえきれないよ」と渡辺氏。前月でもその変身ぶりに驚かされたが、最近もドンドン成長し、骨太で大きな馬体は放牧地の中で群を抜いて目立っている。肉づきもかなり良いし、上腕の太さもすごい。父譲りで胸が深く、腹袋なんかも牡馬並みで、容積に富んだボリューム感満点の馬体。また、柔らかく芯のしっかりした動きにはやはりサンデーの良さが見え、ゴツクても短距離に偏った感じではなく、放牧地を走る姿を見ても父バブルガムフェローを彷佛とさせる。
近況(2004.11.19現在)
11月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「ゴッツイ。母親の仔はソシアルメーカーよりさらにパワーアップしていそう。牝馬だけど骨も太いし、パワーがあるんだ」と渡辺氏。馬体はパンフレットの写真より随分とボリュームが良くなり、かなり成長した印象。産まれから初仔にしては大きめだったが、今では牝馬の中で大柄な方で、骨太で肉づきが良く、いかにも大きくなりそうな雰囲気を持っている。体型的にはバブルに似た感じ。また、牧場スタッフは「普段はボーッとしてるけど、スイッチが入るとメーカーらしい反応を見せます。けっこう利かないですよ」と、放牧地でも存在感たっぷり。