近況(2009.2.23現在) |
1月10日京都、ダート1200mを除外になり、1月18日京都、ダート1200mに出走した。スタート良く6〜7番手につけ、手応えは良かったのだが、砂をかぶると下がってしまい、終いも伸びず15着だった。どうも引っ張っているうちは良いが、追われてから伸びないようで、レース後、関係者で協議した結果、このレースを最後に22日付けで現役登録を抹消し、繁殖牝馬として生まれ故郷に戻ることとなった。これまで長い間、ご声援いただきありがとうございました。精算は3月末を予定しています。 |
近況(2009.1.23現在) |
12月27日阪神、ダート1200mに出走し、びっくりするくらいの好スタートを切ったが、控える競馬をさせる予定だった為、予定通り控えて後方からの競馬をしてみたが結果は14着。ただ、それでも揉まれても怯まず、砂を被っても平気だったのは収穫だった。なお、レース後は次走に向けてシャドーロールを試してみるなど工夫していたが、反ってフワフワしてしまうようなので、結局はつけずにレースへ臨むことになった。1月10日京都、ダート1200mを除外になり、1月18日京都、ダート1200mに出走を予定している。 |
近況(2008.12.22現在) |
グリーンファーム甲南で調整されていたが、厩舎の馬調整がつき12月6日に帰厩した。11日の追い切りは、馬場が悪かったこともあるが、まだ少し身体が立派すぎたし、息遣いがもう一つのようだった。最終的には12月27日阪神、ダート1200mが目標となるが、このクラスは、どこかで除外の権利を獲得しないことには、出走するだけでも困難な状況だ。なお、今後については、ご協力頂いたアンケートの結果を踏まえて、もう1〜2走、様子をみて、近走同様のレース内容だったら、改めて進退について協議することになっている。 |
近況(2008.11.21現在) |
除外の優先権を持って10月22日に帰厩し、11月1日京都、牝馬限定、ダート1400mに出走した。外枠は好都合だったがスタートが良くても、二の脚がつかなくて行けず、3コーナーで砂をかぶると完全にブレーキをかけてしまい15着。「状態が良かったし、条件が揃っていたにしては残念な結果だった」と調教師。レース後は、再び11月5日にグリーンファーム甲南へ移動して調整されている。 |
近況(2008.10.23現在) |
9月24日に帰厩し、予定通り10月5日阪神、ダート1200mに登録したが除外で、10月12日京都、ダート1400mに出走した。内枠だったが、二の脚がつかずで思うように行けず、3〜4番手につけ、終始揉まれる厳しい展開で頭を上げてしまい、14着。連闘で天王山特別・ダート1200mに登録したが除外になったため、ひとまず17日にグリーンファーム甲南へ移動した。次走は11月1日京都、牝馬限定、ダート1400mに登録するため、22日には帰厩の予定。 |
近況(2008.9.24現在) |
笠松交流レースを除外になったため、8月24日小倉、ダート1000mに出走する予定だったが、もう一週待って、9月3日園田競馬場の交流レースに登録した。補欠の一番目だったのでぎりぎりまで登録を待ったが、回避する馬もなく、8月31日小倉、ダート1000mに出走した。内枠からスッと先手を取ったが、早めに並ばれ、苦しい展開になると思われたが、直線は引き離す強い競馬で、終いは2着馬に詰め寄られたが、2年ぶりに勝利の美酒を味わった。レース後も変わりなく、9月3日にグリーンファーム甲南へ移動して調整され、10月5日阪神、ダート1200mあたりを目標に進めている。 |
近況(2008.8.22現在) |
7月16日にグリーンファーム甲南に移動して調整されており、レースではトモがバラバラと言われたが、ここでは取り立てて気になるところはなく、身体もゆったりして好気配だった。その後8月13日に帰厩し、翌日には角馬場で、軽めのキャンターを乗られたが、ムキになることもなく、低い姿勢で、なかなかの動きを披露していた。8月27日笠松、鈴蘭特別・ダート1400mに登録したが、残念ながら除外になったため、8月24日小倉、ダート1000mに出走の予定。 |
近況(2008.7.24現在) |
小松トレーニングセンター(旧名小松温泉牧場)で調整され、6月28日に帰厩した。以前のように馬場に出て、引っかかり加減に行きたがることもなく、7月2日にはCWコースでスムーズな追い切りを消化し、7月12日阪神、牝馬限定、ダート1400mに出走した。レースの前半は、手応え良く好位置を追走していたが、ペースが上がるとトモがバラバラになったとのことで、終いは無理に追わず15着だった。次走は交流レースへの出走を検討しており、16日にトレセン近辺のグリーンファーム甲南へ放牧に出して、帰厩のタイミングを計りながら進めていく予定。 |
近況(2008.6.24現在) |
小松温泉牧場で調整中。馬場に出ると少しやる気になりすぎる嫌いがあるため、馬場での調教を少なくし、気分に合わせて、時には角馬場で乗られた後、坂路を2本のメニュー。こうすることにより、無駄な力みが抜けて、とてもリラックスした調教ができており、トモの状態もすっかり良くなっている。5月下旬で540・あったが、トモに筋肉がついてバランスが良くなった為、かえってスッキリ見えるくらいの身体つき。すでに帰厩に向けてコンスタントに15-15の時計も出しており、小倉開催での出走に向けて、徐々に態勢が整ってきたようだ。 |
近況(2008.5.23現在) |
小松温泉牧場で調整中。調教は休みなく行われているが、どうも左トモの尻付け根の筋肉を傷めているようで、踏み込みがもう一つ。乗り込んでくればほぐれるので、それほど心配はいらないようだが、当初の帰厩予定は白紙になり、早くても夏頃になりそうだ。現在はウォーキングマシンで運動後、馬場でダク2周とキャンターを左右手前を替えて5周、さらに坂路を1本のメニュー。もともと暑い季節の方が良さそうと言われていた馬なので、良くなれば待った分の活躍は期待できそうだ。 |
近況(2008.4.23現在) |
予定通り3月29日中京、牝馬限定、ダート1000mに出走した。エンジンのかかりが遅く、馬を気にして怯むような面を見せて、ロスの多いレースだったが、これまでになく終いはなかなかの脚を見せて、10着だった。「やはり暖かくなって、走れる状態になってきたのだろう」と調教師。レース後はまた小松温泉牧場へ移動して調整されているが、肩の出が気になるようだし、右トモもあまり良くない感じとのこと。調教は休んでいないものの、帰厩は3〜4週間くらい伸びるかもしれない。まだ具体的ではないが、帰厩後は地方交流レースなども含めて出走を検討していく予定。 |
近況(2008.3.24現在) |
小松温泉牧場で調整されている。522・あるとのことだったが、全体に毛づやが良くて、すっきりしており、ムキになるところがなく、非常にスムーズで気分の良さそうな調教ができているようだ。すでに坂路で15-14-13くらいのペースの追い切りもこなしており、3月29日中京、牝馬限定、ダート1000mを目標に、19日の夕方に検疫馬房に帰厩し、20日午後には厩舎に移動した。雪が多く、寒い冬だったが、ここ来てかなり暖かくなってきており、そろそろ変わり身を見せてくれそうな雰囲気はある。 |
近況(2008.2.22現在) |
1月27日小倉、牝馬限定、ダート1000mに出走し、ゲートの出は抜群だったが、なかなかスピードに乗らず、アッと言う間に置かれてしまい、それでも懸命に追走し9着。宮調教師は「今の時期があまり良くないんだろう」とのことで、1月31日に小松温泉牧場へ放牧に出した。しばらくは身体を戻すことに専念し、翌週には520kgまで回復。馬場で軽いハッキング調整を行っていたが、中旬からはダートコースでダク2周、キャンターは左右手前を替えて2〜3周ずつ距離にして2400mから3000mほど乗られており暖かくなるまではここでの調整になりそう。 |
近況(2008.1.22現在) |
12月22日中京、ダート1700mに出走し、好スタートから自分のペースで逃げられるかと思ったが、さすがにガンガン行く馬が多く、流れに戸惑ったようで、見せ場なく12着に終わってしまった。復帰後は、まだ本当のこの馬らしさが見られずじまいだ。レース後はリフレッシュのため12月26日に小松温泉牧場へ放牧に出して調整され、1月16日に帰厩したが、今回の大きな違いは、坂路を2本乗り込まれてきたことで、身体が引き締まって見えるし、馬場入りの際のイラつきもましな感じが伺える。1月27日小倉、牝馬限定、ダート1000mに出走の予定で、初勝利のシーンを再現して欲しいもの。 |
近況(2007.12.25現在) |
11月25日京都ダート1200mに出走した。ハナに行って、無理のないスムーズなレースだったが、久々のためか、粘りきれず7着。レース後もダメージなく、12月9日中京、牝馬限定、ダート1000mに出走したが、行き切れず、インで揉まれた割には終い伸びて4着。調教師は「1000mくらいの方が良いのかな」とのことで、次走は12月23日中京、牝馬限定、ダート1000mが目標だが、ゆったり行かせて1700mくらいの競馬も試して見たいようで、最終週の中京、牝馬限定、ダート1700mも視野に入れている。いずれにせよ、長期休養明け3戦目、そろそろチャンスも近いだろう。 |
近況(2007.11.27現在) |
小松温泉牧場で調整されていたが、状態も良くなり厩舎の馬房調整がついたため、10月26日に帰厩した。さっそく馬場で調教され、11月1日には帰厩後初めて時計を出したが、中間の調整過程を考えると出来過ぎくらい動きは良かった。その後も毎週追い切りを消化し、すでに息はできているようだ。翌週にはゲートの確認も行い、その後も順調に追い切りをこなし、息遣いも上々。ただ、11月17日京都、ダート1200mは頭数が多いため、11月25日京都ダート1200mか1400m、もしくはハナに行かせてみたいとのことで、同日中京、牝馬限定、ダート1700mへの出走を検討している。 |
近況(2007.10.16現在) |
小松温泉牧場で調整中。当初10月に入ったら帰厩のプランもあったが、中間に調教師が状態を確認され、まだ太いので、もう少しここで調整することになった。脚元の状態が良くなったため、距離を長目に乗られており、馬場でダクとハッキング3周、さらに手前を替えてキャンターを3周乗られ、その後坂路で20-18くらいのペースを1本。まだトモがしっかりしていない印象もあるが、身体が絞れて息遣いが良くなってきたし、涼しくなってかなり元気も出てきたので、今後は10月末の帰厩を目標に進めていく予定。 |
近況(2007.9.18現在) |
小松温泉牧場で調整中。乗り込むにつれてトモの不安も解消し、現在はウォーキングマシンで運動後、馬場でダク1200m、キャンター2400mのメニュー。特にインフルエンザの影響もなく、順調に乗り込まれており、10月の帰厩に向けて徐々にキャンターのペースを上げる態勢を作っている現状。 |
近況(2007.8.21現在) |
小松温泉牧場で調整中。しばらくウォーターウォーキングマシンで運動を行っていたが、四肢に腫れが見られたため引き運動に止めていた。7月末に獣医に診せて今後の予定を決めるとのことだったが、中間に調教師が状態を見てこられ、運動した方が腫れが引くとのことで、馬場でダクを乗り始めた。現在は四肢ともすっきりしているが、右トモの踏み込みがもう一つ良くないとのこと。それでもダク1200mとキャンター1800mのメニューをこなしており、帰厩は10月頃の予定だそうで、慌てずに進められそうだし、その頃には完全に良くなっているだろう。 |
近況(2007.7.17現在) |
グリーンファーム甲南にいた時、6月27日の帰厩予定を延期したのは、おそらく捻挫だろうと思うが、調教師が状態を確認された際に、左前脚の球節が腫れていたためのようだ。その後の経過が良かったので、6月20日に帰厩した。腫れの状態は一進一退で、痛みはなく、15-15程度の時計も出してみたが、やはり「完調には一息」の結論に達し、ここで無理をさせることはないので、7月4日に小松温泉牧場へ放牧に出した。移動後は疝痛を起こさない程度に、5〜10分くらいウォーキングマシンで運動を行っている。特に予定は立てず、完全に良くなるまでこのメニューで経過を見ていくことになった。 |
近況(2007.6.18現在) |
前走後、取り立てて気になるところはなかったが、5月18日にグリーンファーム甲南へ移動して調整されている。6月上旬に、そろそろ坂路3本に増やそうかと思った矢先、左トモの管が全体に腫れてしまい、球節に軟腫が見られため獣医に診せたところ、痛みもなく問題はないとのことだった。念のため装蹄師にもチェックして貰い、その後は順調に調教されている。ただ、中間調教師が状態を確認され、「27日に戻すつもりだったが、もう少し延期した方が良さそう」とのことで、復帰戦は小倉開催あたりになりそうだ。 |
近況(2007.5.17現在) |
連日角馬場でダクとキャンターを乗られた後、CWコースで調教されている。前走がやや急仕上げで好走したので、4月28日京都、牝馬限定、ダート1200mでは確勝を期して臨んだが、残念ながら勝馬が一枚上で、ハナに立つ本馬を、いつでも交わせる手応えで虎視眈々とすぐ後につけ、あっさりと交わされて2着。その後もダメージはなく、飼葉の食いも旺盛で、5月13日京都、ダート1200mに出走したが、テンからペースが速くて、騎乗した四位騎手は「スッと行けると思っていたのに、ついて行けず、あれ?って感じだった」とのことで、砂をまともにかぶり、11着と惨敗した。 |
近況(2007.4.17現在) |
金勝牧場で調整されていたが、3月28日に帰厩した。絶対的な乗り込みが不足しているし、全身麻酔の影響か、ガレている印象。当初から4月15日阪神、牝馬限定、ダート1400mを目標にしていたが、帰厩してずぐの追い切りでは動けない感じだったため、少し延期する予定だった。ところが、4月11日の追い切りは上々の時計をマークしたため、4月14日阪神、ダート1200mに出走した。追い切りも足りず、毛づやなどももう一つの感じだったが、好スタートで外から3番手につけ、直線はグングン伸びて2着と健闘した。手術の効果か、息の感じが良いとのことなので、次は楽しみ。 |
近況(2007.3.16現在) |
右鼻の穴の上の小さな瘤はエコー検査の結果、血管の通っていない、良性のものであることがわかったが、この際なので摘出手術を行った。数日入院し、抜糸も済ませて、2月27日には金勝牧場へ放牧に出した。翌日には馬場でダクを乗られ、騎乗者は「本当に休んでいたんですか」と言われるくらいスムーズな動きを見せており、すぐに坂路入りを開始した。翌週からはキャンターも乗られており、中間調教師が状態を見てこられた際にも、元気すぎるくらいだったとのこと。まだ乗り込みが足りないが、帰厩はそれほど先のことではなさそうだ。 |
近況(2007.2.16現在) |
金勝牧場で順調に調整され、1月31日に帰厩した。2月7日にはCWコースにて3頭併せで追い切り、遅れたが、予定通り、2月11日京都、牝馬限定・ダート1400mに出走した。芝の部分も問題なく、スッと先行し、向正面ではハナに立とうかという勢いから3番手に控えたが、直線はカラ馬が終始半馬身くらい前にいて、押し込められ動けずもったいない競馬だったが、6着と、少し良いところを見せてくれた。入厩当初から右鼻の穴の上に小さな瘤(おそらく脂肪の固まり)があり、競走には影響ないとのことだったが、それがだんだん大きくなっているので、診療所で簡単な除去手術を行うことになった。 |
近況(2007.1.17現在) |
12月23日中山、クリスマスローズステークス・芝1200mに出走したが、競馬では追い切りの良さがまったく見られず15着に惨敗。やはりダートでこその結論に達したが、収穫は輸送によるダメージが少なかったことで、続いて1月8日中山、牝馬限定、呉竹賞・ダート1200mに出走した。ここも以前のように、ゲートからスッといける感じがなく11着。力のいるパサパサのダートが合っているのかもしれないとのことだった。レース後も特に気になるところはないが、一息入れることになり、12日に金勝牧場へ移動した。今後は2月11日京都、ダート1400mを目標に進めていく予定。 |
近況(2006.12.20現在) |
トモの傷腫れは、チップコースだと擦って再発することもあるが、ダートや芝では問題なく、ふだんの調教では押さえるのが苦労するくらいとのこと。11月下旬から追い切りを再開し、ここでかけた時間は無駄ではなく、とにかくパワーがついて、馬にゆとりが出てきたようだ。追い切りに跨っている内田騎手は「首の使い方が上手になってきたし、今なら芝でも大丈夫」とのことで、12月17日中山、フェアリーステークス(G3)芝1200mに登録したが除外。その後いろいろ検討した結果、12月23日中山、クリスマスローズステークス・芝1200mへの出走が濃厚。 |
近況(2006.11.20現在) |
トモの踏み込みが良くなったため、中間、調教で左トモの裏側を擦って、いくらか腫れがあったものの、追い切りも問題なくこなし、11月4日京都、ダート1400mに出走を予定していたが、メンバーを考慮して11月5日福島2歳ステークスに目標を切り替えた。ただ、直前にフレグモーネのため熱が上がってしまい、残念ながら出走を回避した。その後しばらく治療に専念し、まだ腫れは残っているが、厩舎周りの運動から始め、11月15日からは角馬場でダクとキャンターを乗られている。次走についてはまだ白紙だが、このままで進めていくことになった。 |
近況(2006.10.20現在) |
中間はソエの状態を見ながら調整されていたが、心配はなくなり、完全に固まったようだ。結局、10月2日東京、ダート1400mに出走し、追い切りの時に内田騎手が「スピードの乗り方が古馬みたいだ」と言っていたし、前走の内容からもかなり期待したが、坂が応えたのか4着に終わった。それでも初の輸送競馬、初コース、直線の坂、一頭だけ牝馬など考えると本当によく頑張ったと思う。レース後も変わりなく、現状はまだ脚元が完全に固まっていないため、ダートの方が良いだろうとのことで、次走は11月4日京都、ダート1400mに出走を予定している。 |
近況(2006.9.20現在) |
8月27日小倉、ダート1000mに出走し、少し細く見えるくらいの仕上がりで、さすがに1000mではスタートから遅れたが、エンジンがかかってからの動きは、まったく他の馬が止まって見えるくらいで、グングン加速すると、終いは押さえる余裕で快勝した。レース後は適当なレースまで時間があるため、2週間ほどは角馬場での調整。9月14日にようやく内田騎手が跨がって馬場でも乗られたが、ソエはもう大丈夫のようだ。次走は10月2日京都、牝馬限定・りんどう賞・芝1400mか、同日東京、ダート1400mさらに10月7日旭川競馬場での交流重賞・エーデルワイス賞も視野に入れている。 |
近況(2006.8.18現在) |
宇治田原優駿ステーブルでソエの治療を第一に調整されていたが、コンスタントに18-18のキャンターを乗られ、ソエが完治したため8月3日に帰厩し、軽めのキャンターではフラフラするとのことだったが、6日、9日に併せ馬で追い切りを行い、上々の動きを見せている。以前に比べてムキにならなくなっているし、追い切りを行ってもイライラすることもなく、どっしりして、相変わらず、2歳の牝馬とは思えない雰囲気。ソエは完全に固まったようで、8月27日小倉、ダート1000mに出走を予定しており、前走の内容からも楽しみ。 |
近況(2006.7.20現在) |
6月24日京都、ダート1200mでデビューした。本馬も追い切りではかなり良い動きを見せていただけに、初戦から期待したが、相手が一枚上で、残念ながら2着。それでも3着以下をちぎっており、次は何とか、の期待は高まった。ただ、レース後は、両前脚ともソエが出てしまい、使って使えなくはないとのことだったが、まだ無理をする時期ではなく、6月28日に宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出した。しばらくはウォーキングマシンで状態を見て、触っても痛がる素振りも見せないので、7月中旬くらいから調教を開始しており、調教師は「思ったより回復が早い」とのことだった。 |
近況(2006.6.20現在) |
入厩後は、特に気になるところもなくすこぶる順調で、5月24日には見事一回でゲート試験に合格した。その頃からがーっと行きたがるような面を見せたり、坂路で他の馬を追いかけてすごい馬力を見せたりしていたそうだが、追い切りをこなすにつれて、身体も脚元もすっきりし、精神的にも安定してきたようで、ムキになる面が解消されつつある。いつも追い切りに跨っている内田騎手は「これは2歳の牝馬って感じじゃない」とぞっこんの様子。馬力があるし血統的にもダート向きだろうと、6月24日京都、ダート1200mでのデビューに向けてすこぶる順調。 |
近況(2006.5.19現在) |
チェスナットファームで調整されていたが、すこぶる順調で、5月3日に栗東・宮厩舎に入厩した。検疫馬房でもどっしりして、とても2歳の牝馬とは思えないくらい。馬場でも同時入厩の他の2頭を先導して、角馬場からCWコースに移動して大きめのキャンターを乗られている。坂路でも乗られているが、ややムキになって前を追いかけるそうで、その時の馬力がすごいらしい。併せて行っているゲート練習ではすでにEコースのゲートで、前後の扉を閉めて、出すところまで進んでおり、順調そのもの。調教師は「まだ全体に緩い感じがするけど、調教課程は上々」とのことだ。 |
近況(2006.4.20現在) |
チェスナットファームで調整されている。この中間は乗り込み量を増やして4月上旬はBTCの直線ウッド2本を毎日乗られるようになった。「すごい身体。一気に良くなった。大型馬だからソエとかの心配はあるけど、見た目は出来ているし、化骨検査の結果も完璧だった。動きもいいし、仕上がってきたね」と育成スタッフ。調教師が来場した際、この状態の良さから早めにトレセンへ入厩させるとの指示があり、小倉デビューが目標。11日には産地馬体検査を受け、馬名は「インディゴラヴ」に決定。今後は入厩に向け15-15も乗り始める予定で「いつでも出来る状態」と順調だ。3月末現在で548kg。 |
近況(2006.3.20現在) |
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に乗り込まれ、3月上旬は調教量も増えBTCの直線ウッドを1000〜2000m、ハロン21程度にペースを上げている。「もう太くはないけど、でかい馬だから化骨がしっかりするまでは無理したくない。でも最近、調子は凄くいい。ガラッと馬が変わってきた」と育成スタッフは話し、一回り成長した。調教ではピッチな走りでやはりスピードがありそう。この身体でけっこう素軽い動きを見せる。まだ集中しきれていない様子も、この時期はどの馬もそうだし、変にうるさいような面はない。4月11日に産地馬体検査を受ける予定。2月末現在で520kg。 |
近況(2006.2.20現在) |
チェスナットファームで調整されている。リフレッシュ休養を取っていたが、中間はすぐに調教を再開。2月上旬はBTCの直線ウッドでダク2000m、キャンター1000mをハロン25〜23ペース。今後は徐々に距離を伸ばす予定。「まだ少し動きに頼りないところはありますが、素直だし、硬さもなく、むしろ柔らかすぎるくらい」と育成スタッフ。身体は良いが、まだゆるさが目立つ現状。ただ、これは成長とともに解消されるものだ。ガッチリしてもっと硬い馬かと思ったが、これが意外に柔らかい。芯がしっかりしてくるのは遅い方かもしれないが、いい柔らかさを持っていそう。1月末現在で520kg。 |
近況(2006.1.20現在) |
チェスナットファームで調整されている。12月は同じメニューを順調に乗り込まれ、下旬から2週間の予定でリフレッシュ休養に入った。1月上旬はWマシンのみだったが、変わりなく元気で近くBTCで調教を再開の予定。この馬の方針について育成スタッフは「どこも悪いところはないし、大きな馬だけど、まだ身体にゆるいところがあって奥手な面がありそうなので、これはじっくりやろうと思う」という。骨格が立派で迫力があり当然パワーもあるが、まだ全体で見ると完成されていないようだ。問題なく順調も調教を強めるにあたってはもう少し成長を待つ必要がありそう。1月6日現在で518kg。 |
近況(2005.12.20現在) |
チェスナットファームに移動後、ブレーキングは問題なく、12月に入ってさっそくBTCで乗り始め、上旬は屋内直線ウッドでダク2000m、軽いキャンター1000m。育成場でもその馬っぷりが注目を集め、だいぶ身体がスッキリしてきた状態で498kg(11月末)。「今年は大きい馬が多いけど牝馬ではこれが一番。まだ伸びそうで520〜30kgの身体になるのでは」というほど。調教では「周りの馬を気にするところはあるけど、基本的には素直で大人しいです。年明けにはもっとしっかりしてくると思いますよ」と育成スタッフは話し、まだ中身は見た目ほどではないようだが、パワーとスピードは相当。 |
近況(2005.11.21現在) |
11月上旬も市川F分場で昼夜放牧されている。「うるさい馬じゃないけど、この身体だし何をやっても目立つよね。引っ張って歩いてても力が違うし、早めに育成場に移動させる予定だよ」と育成スタッフ。ようやく上背の成長は落ち着いたが、すでにかなりの大型馬。その上、身体のつくりがしっかりとして、トモは雄大だし、とにかく実の入りは2歳馬と見間違うほど。とにかく大人びた雰囲気をしている。動きは見た目通りパワフルで、それでいてキビキビとした面もあり、やはりスピードが勝っている印象。なお、11月15日に浦河のチェスナットファームに移動しており、近日中にブレーキングを開始する予定。 |
近況(2005.10.20現在) |
10月上旬も市川ファーム分場で昼夜放牧されている。「この身体だから扱うのも大変だけど、力は間違いないし、化ける可能性はあるよ。最近、馬が変わってきたし、うまく仕上がれば早い時期から使えるタイプかもな」と市川氏。少し成長は落ち着いているように見えるが、現段階でも馬格は抜けており、存在感は抜群。筋肉質で、ムキムキとした父譲りの馬体が目立ち、いかにも早くから活躍できそうなタイプだ。少し硬めに見えがちで、いかにも短距離向きといった雰囲気だが、相当なスピードとパワーを秘めていそう。9月27日現在の馬体重は520kg。 |
近況(2005.9.20現在) |
9月上旬も市川ファーム分場で昼夜放牧されている。「最近は昼夜放牧で疲れているし、ノソノソ歩いているけど、この身体だし、一度機嫌を損ねると押さえるのが大変なんだ」と牧場スタッフ。やはり放牧地の中では一頭だけ目を引くほど大きい。馬体の逞しさは言うまでもなく、ここ最近、胴伸びもでてきて、身体全体のバランスが良くなり、牝馬ながら雄大で風格すら漂っている。大柄な上に大人びていて成長が早いし、大きな動きで他馬を圧倒しており、米国血統の良さが随所に表れている。まずスピードとパワーは間違いないだろう。8月27日現在の馬体重は514kg。 |
近況(2005.8.19現在) |
8月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「そろそろ成長も落ち着いてくると思ったけど、まだ上に伸びているし、体重も増えているね。牝馬でもとにかく首の力が強くってパワーがあるから、やっぱりダートがいいのかな」と牧場スタッフ。馬体は、身体全体が引き締まってメリハリがついてきて、益々、見栄えのする好馬体になってきた。胴伸びもでてきて、バランスが良くなってきたし、早生まれということもあって成長が早く、今時期の完成度は群を抜いている。トモの踏み込みが力強く、いかにもスピードのある走りを見せている。7月27日現在の馬体重は510kg。 |
近況(2005.7.20現在) |
7月上旬も市川ファーム分場で夜間放牧されている。「特別、背丈は大きくないけど、骨があって胴伸びがあるから、けっこう体重がかかるんだ。相変わらず飼葉食いもいいし、まだまだ大きくなると思うよ」と牧場スタッフ。馬体は前月同様に発育の良さが目につき、順調にできており、充実感一杯。弾力感のあるぶ厚い筋肉に包まれた身体はとにかく見栄えがするし、相変わらず逞しさは抜けた存在である。放牧地では沈み込むようなフォームで力強く抜群の動きをしており、それでいて重苦しさは全くなく、スピードとパワーを兼ね備えたタイプに見える。6月27日現在の馬体重は482kg。 |
近況(2005.6.21現在) |
6月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「青草を食べるようになって、一段と幅がでて馬に伸びがでてきたし、また良くなってきたね。力があって、血統的にも楽しみがあるし、おもしろいと思うよ」と牧場スタッフ。青草のつく時期になり、他の馬が伸びてきた分、以前に比べて上背こそ目立たなくなった。それでも相変わらず筋肉質で骨太な馬体は、いかにも米国血統らしく、逞しさが抜けている。見た目通り、首が強いようで、引っ張る力は男馬に負けないほど。大人びた性格で堂々としており、大物感たっぷりなところからも、期待できそうだ。5月27日現在の馬体重は456kg。 |
近況(2005.5.20現在) |
5月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「これはラフィアン(Idol15)に比べると気が悪いことはないけど、とにかく首が強いから、引っ張っていて一度怒らせると大変なんだ」と牧場スタッフ。もうすでに馬体が大きいこともあってあまり変わった感じはないが、青草のつくこの時期になって、毛ヅヤ、張り共にグンと良くなった。筋肉質で厚みのある身体つきは見るからに立派だし、やはり米国血統だけに迫力が違う。本馬と同じ父ホーリーブル産駒のジャコモが今年のケンタッキーダービを優勝しており、血統面からも注目が高まっている。4月27日現在の馬体重は437kg。 |
近況(2005.4.20現在) |
4月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「血統面からは当然だけど、太い首さしやトモっぱりからも、やっぱりダートが得意な感じがするね」と牧場スタッフ。今月も至って順調な成長ぶりを見せ、やはり他馬より大きく逞しい本馬。春になって冬毛が抜けてきたらさらに見栄えがするようになったし、幅もでてきてガッチリしており、充実感一杯。放牧地では力強いフットワークでスピード感溢れる動きをしており、今時期としては申し分ない。気性も大人びていてチャカチャカした感じはなく、堂々としているところも好感が持てる。3月27日現在の馬体重は414kg。 |
近況(2005.3.18現在) |
3月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「また体高が伸びたし、成長してバランスがとれてきたら、そんなに顔は大きく見えませんよ。これで暖かくなって冬毛が抜ければ、さらに見栄えがすると思うし、とにかく順調に成長していますね」と牧場スタッフ。また上背が伸びたようで、他馬と比べても相変わらず大きく、身体の出来の良さは群を抜いている。トモは立派だし、筋肉質で丸みを帯びた身体つきは父譲りの逞しさである。重量感のある見た目通り、力強い脚捌きに加え、大きな身のこなしも見せており、とにかく豪快。2月27日現在の馬体重は407kg。 |
近況(2005.2.18現在) |
2月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「キタノラフィアンの仔が6月生まれで、この馬は2月生まれだから、違うのは当然だけど、並んでいると親子に見えるね。将来的にそんな超大型馬にならないと思うけど、今は大きい分、とにかく存在感があるんだ」と牧場スタッフ。馬体は最近、それほど大きくなっていないが、さらに実が入ってきた感じがする。やはり放牧地では目につき、見るからにタフで丈夫そうだし、気性もドッシリとしてとにかく大人びている。動きは見た目より俊敏でキビキビとした面を見せ、スピード馬らしい雰囲気を持っている。1月27日現在の馬体重は393kg。 |
近況(2005.1.20現在) |
1月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「少し顔がデカイのは気になるけど、全てのパーツが大柄だし、持ち込み馬で血統的な物だろうね。とにかく首が強くって、一度走り出したら押さえがきかないほどだよ」と牧場スタッフ。馬体は成長して胴伸びした分、少し腹まわりがスッキリ映るものの、胸前やトモの厚みが増して、一段と逞しくなった。現時点では完成度の高さが目につく。多少、硬さはあるものの、トモの蹴りが力強く、キビキビとしてやはりパワーがありそう。やはり米国血統である父親の良さが感じられる。気性もドッシリとして落ち着きがあり、精神的にも大人びている。 |
近況(2004.12.20現在) |
12月上旬も市川ファーム分場で放牧されている。「お尻の厚みなんか凄くって、順調に大きくなっているね。骨格があるし、放牧地に1歳馬が交じっているかと思うくらい違うね」と牧場スタッフ。引き続き順調な成長ぶりで他馬と比べても大きく、ボリューム感満点。一際、発育の良さが目立っている。見るからに筋骨隆々で逞しく、両親共に大きく力強いタイプだけに、確実に良さを受け継いでいる。放牧地では重心の低い姿勢でグイグイと勢い良く動き、実にパワフルな雰囲気。米国血統で、いかにもダートが良そうな感じがする。 |
近況(2004.11.19現在) |
11月上旬は市川ファーム分場で放牧されている。「今までも背丈がこれくらい大きな馬はいたけど、お尻の幅や筋肉がここまで発達したのは見たことないな。当歳馬用の馬服では股下が届かなくなったし、やっぱりアメリカ血統は違うね」と牧場スタッフ。2月生まれもあって、放牧地の中では馬体は大きく大人びており、かなりのガッチリタイプ。立派な胸前やトモをしており、牝馬らしからぬ逞しさである。動きは身体を大きく使い、ダイナミックなフォームで、当歳馬とは思えないほどの迫力。それでいて気性は素直で落ち着きがあると言うし、とてもいい雰囲気を持っている。 |