ウォームストーリー


3代血統表
サクラバクシンオー サクラユタカオー テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ ノーザンテースト
クリアアンバー
タイセイクロス タマモクロス シービークロス
グリーンシャトー
ヤハビービー Broadway Forli
Why her

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重

近況(2007.7.17現在)
Bコースにて併せ馬で調教され、わずかずつでも進歩が見られ、馬場内のゲートで駐立、ダッシュの練習まで進んでいたが、だんだんテンションが上がって、地下道で止まったり、蹴ったりして、他の馬にかなり迷惑をかけていたようだ。それとともに、怪我をした左トモの踏ん張りが効かず、外ラチへもたれる面を見せ、6月27日にEコースのゲートで練習していた際に、身体を支えきれず両膝をついてしまった。関係者で協議し、これ以上は危険が伴うとの判断で、残念ながら現役登録を抹消し、地方競馬に移籍した。これまでのご声援ありがとうございました。精算は8月末の予定です。
近況(2007.6.18現在)
5月18日に入厩が決まり、北海道を出発したのだが、厩務員が一人大怪我をしてしまった関係で、そのまま信楽牧場に移動した。気性面で難しいところがあると聞いていたが、馬場に入らず、入っても動かずで、騎乗して出入り口が見えなくなるところまで引いて、一気にキャンターで行かせれれば何とか・・・。6月2日に馬房調整がつき入厩したが、馬場の外でロンジングを行ってから併せ馬で馬場入りし、日替わりで色んなコースを使っているため、今はまだ出入り口を覚える暇がなく、何とか馬場入りできているが、この先ゲート練習など、上手く進めていけるだろうかが正直な気持ちだ。
近況(2007.5.17現在)
聖心台牧場で調整されている。ようやく軌道に乗ったようで、中間は更にペースを上げ、5月上旬はBTCで終い15-13くらいの調教をこなしている。「先生からの指示で、ビッシリとゲート練習をやっているんですが、あまり速い方ではないですね。それでもポンと出ればスピードはあるし、動きは悪くないですよ。身体はちょうど良いし、気合ものって、上々な仕上がりで送り出せそうです」と渡辺氏。怪我によるアクシデントなどで、時間はかかってしまったが、ようやく5月18日の検疫で入厩が決まり、16日に北海道を出発した。
近況(2007.4.17現在)
聖心台牧場で調整中。調教再開後、今度は筋肉痛の症状を見せた為、針治療をして10日程リフレッシュ休養に入ったが、月末から乗り運動を再開。その後は順調に乗り込まれ、再び4月11日にBTCへの通い調教も行った。当日の馬体重は444kg。「今日はどれだけ力を抜いて走れるかをテーマに、やりました。スピードがあるのは分かっているけど、2ハロンしか持たなかったら意味がないですからね。それでも歯の治療をして、食べれるようになってからは、徐々に身体が増えてきたし、もう少し体力がつけば走れると思うんです」と渡辺氏。入厩に向けて、今度こそ順調にいってもらいたいものだ。
近況(2007.3.16現在)
聖心台牧場で調整されている。外傷のため中間はしばらく調教を休んでいたが、2月下旬より牧場で調教を再開し、3月6日にはBTCへ通い、ダートトラックで軽めキャンターを乗られた。当日の馬体重は446kg。「気性が気性だからうるさいのは仕方がないけど、前から見たら多少は落ち着いた。馬体がなかなか太らないのが悩み。ただ、歯を良くしてから以前より食べるようになり、ハミ受けも良く素直になった。もうちょっと腹がフワーッとしてくれるといいけど、体型的なものもあるだろうね」と渡辺氏。脚元の方は心配なく、今後は入厩に向けて再びBTCの坂路で強めの調教を行っていく予定。
近況(2007.2.16現在)
聖心台牧場で調整されている。1月6日にBTCで調教した後、馬体が大幅に減ってしまったため、この中間は牧場で軽めの調整にとどめた。2月上旬はWマシンのみで調整していたが、「どうも太らない。血液検査もしたが異常なかった。ただ、飼葉を食べるのが遅い。どこか噛み合わせが悪いのかも」と牧場スタッフ。8日に獣医に歯を診てもらい、その際、歯替わりの歯を1本とやせ歯を抜いた。その後は少し食いが良くなったようだが、今度はパドックで暴れ、左前の管にスリ傷を負い、中旬は治療しながらWマシンで運動している。12日には調教師が来場し、馬体をフックラさせるよう指示があった。
近況(2007.1.17現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も普段は牧場の屋内馬場で1時間の乗り運動で調整し、予定どおりBTCへ通い調教を行うようになり、12月19、29日と1月6日の計3回行い、1000mの屋内坂路を2本。1月6日は3ハロンを36.7秒(11.4-11.7-13.6)で乗られた。「ちょっと時計が速すぎたけど、この馬は行っちゃうんだ。球節はまだちょっと腫れているが大丈夫。よくここまで回復した。イレッポだけど、仕上がりは早そう」と渡辺氏。坂路までの移動中に暴れるなど怖がりで気性的に難しく、ややスタミナ不足も、スピードのあるところは見せた。入厩に向けて順調に進めている。1月6日現在で430kg。
近況(2006.12.20現在)
聖心台牧場で調整されている。11月下旬より調教を再開し、脚元の状態を見ながら屋内運動場で1時間ほど乗り運動を行っているが、12月上旬は「球節はまだ腫れているけど、これ以上は悪くならないし、跛行もしない」と順調にきている。もう少しこのまま乗り込んで今後は入厩に向けBTCへの通い調教も行う予定。「球節の神経のことは心配だけど、BTCの1000mの馬場でビュッとやってみて何ともなければ大丈夫だと思う。調教師も『だいぶ良くなった。順調なら2月くらいには持っていけるかな』と言ってましたし、とにかく気のいい馬なので、順調なら仕上がりは早いと思いますよ」と渡辺氏。
近況(2006.11.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も舎飼で引き運動を行っていたが、10月末には傷もだいぶふさがり歩様も跛行しなくなったので、パドック放牧とWマシンで運動を始めた。獣医は「このまま順調なら近いうちに乗れるようになる」との見解。11月上旬も変わりなくWマシンで30分運動し、左トモの傷は上の方がまだ完全でなく、球節も腫れているが、脚元を気にする様子もなくスムーズな歩様になってきた。すっかり元気を取り戻し、この馬らしいうるささを見せている。神経など中のことは正直やってみないことには分からないが、傷がふさがりしだい、来月頃には乗り運動を再開できる見込み。
近況(2006.10.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も舎飼され、左トモの腫れも引いて痛みも徐々に和らいできたため、9月下旬から引き運動を始めた。10月上旬もメニューは変わりなく、「体調や食べる方は問題ないし、運動中に時々暴れたりして元気なところを見せ、以前ほど痛がらなくなり、少しずつ回復の方向には向かっているように思います」と育成スタッフ。しかしながら傷跡がまだ痛々しく、トモの歩様にも跛行が見られる現状。後膝の傷はふさがれば問題ないというが、球節の方が神経を傷めている可能性があるとのことで心配されている。獣医からもしばらくこのまま経過を見るよう指示があった。
近況(2006.9.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間は左目の状態も回復し、他は気になるところもなかったので再び入厩に向けて進めていたが、9月11日に大典牧場へ通い調教中、何かに驚いたらしく馬がイレ込んで暴走し、コーナーを回りきれず鉄パイプの外ラチを飛び越してしまった。その際に前脚はかすり傷程度で済んだが、左トモの球節前方と後膝を切ってしまったため、すぐに三石の診療所へ。レントゲンを撮ったところ骨には異常なく、傷口を縫う手術だけ施し、すぐに牧場へ戻った。ただ、左トモの傷が深く、翌日に球節が腫れて中旬現在も痛みがあるため、もうしばらく経過を見る必要がありそうだ。
近況(2006.8.18現在)
聖心台牧場で調整されている。入厩に向け順調に進めていたが、7月下旬頃になって飼葉の食いが悪くなり、身体も細くなってしまったため1週間ほど調教を休んだ。念のため血液検査をして異常なかったが、やせ歯(過剰歯)が出ており、そのせいかもしれないとのことで歯を研いだ。8月上旬は調教を再開し、育成スタッフは「今は飼葉を食べています。それよりハミ受けが改善されたのが良かった」とのことで、調教を進めていこうとした矢先、今度は屋内で運動中に暴れた際、壁に左目をぶつけてしまい、一部が白っぽくなったため再び休養。幸い視力に影響はなく、治りしだい調教を再開する予定。
近況(2006.7.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も順調に乗り込まれ、7月上旬もトラックを主体にダク、キャンター併せて3000〜4000m。最近は入厩に向けて距離もペースも伸ばし、「反応がいい。少し仕掛けただけで『バーン』と行くし反応が良すぎるくらい。こっちでやれることは全てやったし、いつでも入厩できる状態です」と育成スタッフは状態の良さに太鼓判を押す。馬体は細身ながら、ここにきてグッと張りが出て競走馬らしい雰囲気になり、柔らかい走りに好感が持てる。今後もどんどん進めながら入厩の指示を待つ予定。6月28日に第2回産地馬体検査を受け、馬名は「ウォームストーリー」に決定。
近況(2006.6.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間は少しずつ調教量を増やし、6月上旬はダートトラックと坂路を日替わりでダク、キャンター併せて3000m。近隣の大典牧場へ通い調教も始めている。調教ではメンコを着用。まだ物見をしたり音に敏感な面があり、気性面でも若さが残る現状。それでも「真面目すぎるくらい真面目」な性格だという。けっこう行きたがって気のいいタイプに見え、フォームがとても綺麗な素軽い走りをする。「もう少し集中力がついたら」といった感じで先々への期待感はある。馬体もトモがフックラし、ようやく実が入りつつあるようだ。28日に第2回産地馬体検査を受ける予定。
近況(2006.5.19現在)
聖心台牧場で調整されている。前月、笹針をして腰の疲れもとれ、しばらくWマシンで様子を見てから4月下旬より坂路で調教を再開した。5月上旬は600mの坂路で軽めキャンターを2〜3本乗られていたが、12日に育成スタッフは「腹回りが細くなってきたので、ここ2〜3日は常歩とダクだけ乗っています」と。馬体は前月からそれほど変わった感じはなく、まだ全体に細身で幼く感じる。柔らかく素軽い動きを見せているが、非力なタイプでもう少しパワーアップがほしい。特に気になるところはないが、成長を見ながら進めていく方針。なお、調教師の指示で6月の第2回産地馬体検査を受ける予定。
近況(2006.4.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間は坂路でも乗りだし徐々に調教を進めていったが、3月末になって腰に疲れが見えたため、笹針をして一息入れることになった。4月上旬はWマシンのみだったが、疲れも取れてきたので中旬は屋内で調教を再開している。馬体は徐々にしっかりしてきたが、まだ幼さが抜けきらない様子。元々が非力で軽快なタイプだけに今時期しっかりしない部分があるのは仕方ないところ。夏を越してくらいに良くなる馬だろう。一方、気性面については「だいぶピリピリしたところが抜けて大人になってきた」と渡辺氏。こちらは成長の跡が見え、少しずつ馬が変わってきている。
近況(2006.3.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も変わりなく、3月上旬もWマシンと屋内運動場で乗り運動を1時間ほど行っている。そろそろ屋外の坂路でも乗り始める予定。「まだちょっと力強さが足りないし、神経質なところがあるからね。調教師から産地馬体検査の話もあったけど、相談して、まだ馬が若いので青草をつけながらゆっくりやることにしました」と渡辺氏。マシンの中でも時々暴れたりして気性はさほど変わっていない。馬体の方は毛ヅヤが良化し、少しずつトモに厚みが出て以前に比べ歩様がしっかりした。ただ、素軽い動きは魅力もまだ心身ともに若さが目につき、もう少し成長を待ちたい。
近況(2006.2.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間は徐々に調教量を増やし、2月上旬はWマシンと、屋内運動場で常歩、ダク、軽いキャンター併せて1時間。「普段は大人しいけど、やっぱりキツイところはある。バクシンオーというより気性的にタマモだね。馬体はもっと幅が出るといいけど、素軽いは素軽い」と渡辺氏。まだ成長途中で掴み所のない感じ。育成場で「柔らかい」と評判。当歳の頃からずっと言われ続けているし、最近の動きからもその点は折り紙付き。馬体も一頃よりフックラして良化中だ。ただ、もう少し気性面で成長がほしい。いい物は持っているが、まだ身体の線も細く、いかにも馬が若い。
近況(2006.1.20現在)
聖心台牧場で調整されている。前月、怪我した影響はないが、中間は休みを入れながらゆっくり進められ、1月上旬はWマシンの運動と、屋内で常歩とダクを乗られている。「身体がクタクタしているし、精神的にも子供。まだ全体に馬が若いけど、動きには俊敏さがあるし先々に期待だね」と渡辺氏は現状を話す。馬体がゆっくり成長しているし、相変わらずちょっとしたことでバタバタして落ち着きない面を見せるので、もう少し成長を待ってゆっくり進める方針とした。馬体は前月と大きく変わった感じはなく、まだトモがゆるくて芯が出来ていない印象だが、奥手で後から良くなるタイプだろう。
近況(2005.12.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も順調に進め、屋外の坂路でダクを乗られていたが、12月に入ってすぐに調教で放馬した際、左膝を擦りむいてしまい、心配ないものの1週間ほど休んで8日から調教を再開している。「アイドル19とは対照的にこっちは反応が良すぎるんです。周囲に敏感で急に暴れたりもしますが、それも一瞬ですぐに収まるので理解力はあります。普段は大人しくて人間が大好きな馬ですからね」と育成スタッフは話し、まだ慣れずにバタバタしているが特に問題ないようだ。馬体は少しスッキリしすぎた感があるが、柔らかみは申し分なく、もう少し幅が出ると良くなるだろう。
近況(2005.11.21現在)
聖心台牧場で調整されている。中間はブレーキングを終えて運動を始めており、11月上旬は屋内運動場で常歩を20分乗られ、併せてWマシンでも1時間ほど運動している。ブレーキングではお転婆な面を見せていたが、最近は徐々に落ち着いてきたようで「初めはピリピリして神経質なところがあってやっぱりタマモの肌で悍の強いところはあるけど、だいぶ馬がのんびりしてきた」と渡辺氏。馬体については「薄かったけど、段々幅がでて良くなっている。もう少しお尻に幅がでてくれば」と。まだどちらかというと細身の部類だが、また少し幅を増し徐々にスピード馬の身体つきに変わりつつある。
近況(2005.10.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間はパドック放牧とWマシンに変えて9月末からブレーキングを開始。ブレーキング専門の外人スタッフの手によって進められ、「我の強い面はあるけど、理解すれば問題ない。でもなかなか賢いし、いいよこの馬は!」と。少しうるさいところを見せ、ちょっとだけベテランの手をも焼かせているようだが、しかし順調で10月上旬は乗って牧場の隅々を歩かせスクーリングを行っている。馬体も成長した。少し幅がでたことで以前より身体つきも歩様もしっかりしたものに変わってきた。まだ掴み所ないが、マイラー?やはり父の仔、スピード馬の雰囲気になってきた。
近況(2005.9.20現在)
聖心台牧場で放牧されている。9月上旬は涼しくなり日中に放牧。「一時期のようなガッとくる成長はありませんが、最近はそれなりに伸びている感じです」と牧場スタッフ。馬格的には牝馬としては標準な感じで、秋になっていくらかフックラしてこの馬なりに身が入ってきたが、やはり全体に薄手な造り。柔らかく軽快なタイプで、伸びは十分。あとはもっと幅がでて、もう少しパワーがほしい感じがするが、ゆっくりと良化中。「馬に対しては強い方ですが、気性がきついわけではなく、ちょっと掴み所のない感じ」という本馬。今月中にはブレーキングを始める予定で、心身ともに変わりそうだ。
近況(2005.8.19現在)
8月上旬も聖心台牧場で昼夜放牧されている。相変わらずバクシンオー産駒にしてはスラッとした馬体だが、ゆっくりながら少しずつ幅がでて、以前より体型的にトモが勝って見えるし段々と馬が変わっている。昼夜で鍛えられてトモの張りが目立つようになってきた。胴伸びもあるし、動きも柔らかく素軽い。これでもっと幅がでてきたら申し分ないが、育成スタッフは「バクシンオーとタマモですから大きくなるでしょうし、まだまだ変わってくると思います」と期待する。最近は気性も大人になり、多くの父の産駒と違い早生ではないだろうし距離的にも少し長めな感じか。秋にかけて成長しそう。
近況(2005.7.20現在)
聖心台牧場で放牧されている。中間も昼夜放牧を行い、7月上旬は雨のとき以外はずっと外に放しており、豊富な運動量をこなしている。「涼しいうちはこのままで。それにしても皆元気ですよ」と牧場スタッフは話し、本馬も前月より馬体がフックラして慣れてきたようだ。昼夜で疲れて大人しいと思いきや、「そうでもないですよ。4頭の群れの中ではNo2。でも人間の言うことはよく聞いて扱いやすい」となかなか活発な様子だ。馬体の方は「だいぶバクシンオーが出てきたかな。夏を越してどう変わってくるかですね」という。まだ細身ながら体力旺盛な面を見せ、今後の変わり身が期待できそう。
近況(2005.6.21現在)
聖心台牧場で中間も元気に放牧され、6月に入って16時から翌朝10時まで昼夜放牧を開始。運動量が大幅に増し朝方は疲れた様子で、まだ始めたばかりとあって馬体も少し細く見えたが、この中間は「だんだんバクシンオーらしく幅がでてきた」と言われ、骨格自体は大きくなり、以前よりお尻の幅がでて成長は確か。これから昼夜に慣れてくれば一回り逞しく変わりそうだ。馬体の伸びは上々、これでもう少し全体にボリュームが出ると良いが、徐々に良化中。動きも成長するにつれ柔軟性と素軽さを増し、ストライドのあるシャープな走りを見せている。やはり父の産駒にはない柔らかさが魅力だ。
近況(2005.5.20現在)
5月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「大きくなった。牝馬の中ではこれが一番伸びている。馬体も詰まってないし、硬くないのがいいね。動きもしなやかで関節が柔らかいから距離も大丈夫。調教師も頻繁に見に来られていますよ」と渡辺氏。さらに成長中。今で体高が154cmは牝馬としてはけっこう大柄。父の産駒にしては薄手のタイプだが、そのかわりに伸びがあって柔らかみのある馬体。当歳時、小さかった本馬が今では体高ならアイドル19より大きいのだからその成長力には驚かされる。成長するにつれだんだん悍性の強い面が目立つようになり、心身ともに母系の影響が強くなってきた。
近況(2005.4.20現在)
4月上旬も聖心台牧場で放牧されている。ドンドン成長中。まだどちらかというと細身な方だが、段々とフックラしてきて、胴伸びがでて均整のとれた体型になった。大きさも標準かそれよりも大きいくらいで、牝馬としては十分なサイズ。また、動きにおいても以前より歩様が大きくなり、いかにも芝向きといった感じの軽快な走りを見せている。「他馬と離れるとけっこう寂しがりやなところも見せますが、ヤンチャで元気いっぱい」と牧場スタッフは言い、やや忙しない感じの気性は母父タマモクロスがでたか。もう少し幅がほしい現状ではあるが、とにかく見るたび馬の雰囲気が変わっている。
近況(2005.3.18現在)
3月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「良くなった。馬が変わってきた。けっこう人にジャレついてきたりして性格的にはまだ子供だけど、伸びもあるし初仔でこれだけの身体になるんだから、やはりバクシンオーだね。こんなに変わってきた馬も珍しいよ」と渡辺氏が言うように、最近の成長が著しい本馬。大きさも普通の馬とは遜色なく、大柄なアイドル19との比較でも背丈はだいぶ追いついてきた。また、少し腰幅が増したとともに身体つきもフックラして体型も変わってきた。父の産駒にしてはまだ細身だが、期待どおりの変わり身を見せ、遺伝力が強い父。まだまだ変わってくるだろう。
近況(2005.2.18現在)
近況(2005.1.20現在)
1月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「放牧地では小さく見えますが、コイツなりに大きくなっていますよ。でもほんとバネがあります。皆で全速力で走っているとこれが一番身体の使い方が柔らかいんです。」と牧場スタッフ。小柄なタイプで薄手のスラッと映る馬体だが、だんだんボリュームも出て昨秋に比べればずいぶん変わってきた印象。これでもう少しトモが発達するともっと父親に似てくるのではないか。ただスタッフは「普段は大人しいけどテンションが上がるとけっこう利かない。母と一緒で口もうるさくなってきた」と気性について話しており、現状は母系の方が強く出ている感じ。
近況(2004.12.20現在)
近況(2004.11.19現在)