パッショナルダンス


3代血統表
サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ランバダスタイル ダンシングブレーヴ Lyphard
Navajo Princess
Santa’s Sister Middle Brother
Santa Paula

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重
2004.12.18 阪神 新馬 武豊 54 芝1400 1.23.1 0.8 458
12.25 中京 未勝利 吉田稔 54 芝1800 1.51.0 1.0 450
2005.1.29 京都 未勝利 熊沢 54 ダ1800 1.56.4 0.9 454
3.20 中京 未勝利 柴山 54 芝1800 1.49.7 0.3 446
6.5 中京 500万下 12 柴山 54 芝1800 1.52.0 1.5 448
8.14 札幌 小樽特別 11 川島 52 芝1500 1.29.6 0.5 468
9.25 札幌 500万下 藤田 52 芝2000 2.04.4 1.0 464
12.4 中京 500万下 石橋脩 53 芝2000 2.02.0 0.7 454
2006.1.29 小倉 筑前特別 ルメール 54 芝1800 1.49.0 0.6 456
2.12 小倉 山国川特別 松田 54 芝1800 1.49.1 0.2 452
3.19 中京 稍重 名鉄杯 松田 55 芝1800 1.50.8 2.2 456
4.23 京都 紫野特別 10 11 藤岡 55 芝1800 1.48.1 1.1 456
7.15 小倉 稍重 対馬特別 熊沢 55 芝1700 1.41.3 0.9 458
7.30 小倉 都井岬特別 熊沢 55 芝1800 1.48.0 0.5 464
8.26 小倉 500万下 10 赤木 55 芝1800 1.48.8 1.2 448
12.17 中京 犬山特別 松田 55 芝1800 1.49.1 0.5 458
2007.3.24 中京 稍重 熱田特別 川島 55 芝2000 2.03.2 0.8 466
4.8 福島 500万下 芹沢 55 芝2000 2.00.8 0.2 466
6.23 阪神 500万下 熊沢 55 芝2000 2.01.0 0.8 458
11.10 福島 500万下 川島 55 芝1800 1.51.5 0.7 470
12.22 中京 500万下 13 川島 55 ダ1700 1.49.4 2.3 470
2008.2.10 小倉 500万下 12 13 川島 55 芝2000 2.03.1 2.1 476

近況(2008.2.22現在)
1月24日に帰厩。2月10日小倉、芝2000mでは好位置からレースを進めたが、ペースが上がると遅れ、終いも伸びはなく13着。川島騎手は「馬場は気にしてないのに、以前のような切れがありません」とのことで、現役登録を抹消して繁殖として牧場に戻ることになった。池江調教師からは「期待していただいたほどの成績を上げられず、反省している」とのメッセージをいただいたが、ゲート難さえ見せなければもっと上のクラスでも好走できただろうに、残念だ。これまでのご声援ありがとうございました。なお、先日4月末とお知らせしましたが、精算は3月末ですのでお詫びして訂正します。
近況(2008.1.22現在)
12月23日中京、若手騎手限定、芝2000mに出走を予定していたが、適当な騎手が見あたらず、ゲート問題がついて回るため、乗り慣れた川島騎手で12月22日中京、牝馬限定、ダート1700mに出走した。状態はかなり良く、ゲートの出もスムーズだったが、おそらく、蹄底が浅いためダートは苦手のようで、ぜんぜん前に進めず13着に終わった。12月27日にグリーンウッドトレーニングへ移動し、角馬場と坂路では15-15の時計を出し順調。小倉開催の3週目か4週目に出走の予定で、逆算して、そろそろ帰厩が検討されている。
近況(2007.12.25現在)
グリーンウッドトレーニングで調整され、中間には坂路での追い切りも消化し、落ち着きがあってかなり好状態をキープできていたようだ。予定どおり中京開催での出走を目標に、12月6日に帰厩した。坂路とDWコースで調教されており、さっそく翌週には馬場状態を考慮し、芝コースで追い切りを行った。調教師は「すごく気合い乗りが良い」とのことで、12月23日中京、若手騎手限定、芝2000mに出走を予定している。ただ、ここへきて出馬ラッシュのため、特別レースやダートも視野に入れている。
近況(2007.11.27現在)
帰厩後は主に坂路とDWコースで調教され、ゲート練習もスムーズで、とにかく落ち着きがあって、「身体つきがようやくサンデーサイレンスらしくなってきた」と厩舎スタッフ。当初、11月4日福島、牝馬限定、檜原湖特別・芝2000mを目標にしていたが、もともと馬場状態が良くないところへ持ってきて、前週の雨でかなり悪化していたため、翌週に延期した。11月10日牝馬限定、芝1800mに出走し、ゲートも問題なかったが、残念ながらまたもや雨が降り、久々もあって5着止まり。次走は中京開催での出走を予定しており、13日にグリーンウッドトレーニングへ放牧に出した。
近況(2007.10.16現在)
アカデミーでは順調に調整され、身体がふっくらして落ち着きもあり、メンコを着けなくてもバタバタしたり、行きたがったりすることもなく、馬場では終いを14-14くらいまで伸ばした調整が行われた。特にトモの状態が良く、以前のようにハミにもたれたりしなくなったとのこと。10月10日にようやく厩舎馬房の調整がつき、帰厩した。さっそく坂路で調教され、元気いっぱい。まだ復帰戦などは具体的になっていないが、ゲート問題を抱えているので、追い切りと両方をバランス良く進めていきたいとのことだ。
近況(2007.9.18現在)
変わりなくアカデミーで調整されており、好状態をキープできている。月17日に帰厩が決まっていたが、インフルエンザの影響で、馬の移動ができなくなり、帰厩は白紙。その後、9月4日から検疫が再開されたが、毎週一厩舎2頭と割り当てられて、馬房に余力があれば抽選というルールが決められた。厩舎サイドは3歳未勝利馬を優先したいとのことだったのでしばらく延期になったが、もともと平坦小回りが合いそうなタイプなので、福島開催あたりでの出走がベストだろう。
近況(2007.8.21現在)
アカデミーで調整中。中間は調教師が毎週のように、状態を確認されており、前回同様、良い状態をキープできているようだ。ただ、ゲート問題がつきまとうし、この次は失敗が許されない状況でもあり、慎重を期して、当初、8月上旬に帰厩できる予定だったが、馬房調整がつかなかったため、延期になり、8月17日に帰厩が決まった。ところが、16日に馬インフルエンザの影響で、施設外からの移動ができなくなり、帰厩予定は白紙になってしまった。このまましばらくこれまで通りの調整を行っていく。
近況(2007.7.17現在)
6月23日阪神、芝2000mに出走した。落ち着きがあって状態も上々だったが、ゲート内で一瞬ふわっと立ち、出遅れてしまい、後方から。終いも手応えのわりには伸びず、勝馬から0秒8差の9着。ゲートは十分に練習していたし、ゲート内での扱いも悪くなかったのに、馬自身のリズムのような感じで、一度立てば納得したようだったとのこと。幸い調教師が交渉して何とかゲート再試験を免れたが、間隔を開けないと出走が難しいこともあり、27日にアカデミーへ放牧に出した。どこも気になるところはなく、キャンターのペースも上げており、小倉開催での出走を目標に進められている。
近況(2007.6.18現在)
アカデミーで調整され、帰厩直前に、左前脚の球節内側が張ることがあると聞いていたが、5月23日に帰厩後もまったく問題はなく、順調に調整されている。とにかく、落ち着きがあって、イライラした面をまったく見せず、通常坂路からDWコースに移動して追い切られているが、反応も時計も上々。中間にはゲート練習も行っており、今のところは心配なさそう。ここまでの練習で、我慢することを覚えたようで、心身ともにこれまでで一番良い状態だと言える。完全に仕上げてから出走させたいとの意向で、6月23日阪神、芝2000mを目標にしているが、かなり楽しみな一戦になりそうだ。
近況(2007.5.17現在)
アカデミーで調整中。この馬をよく知っている場長は「今回はダメージがまったくないし、何よりも馬が落ち着いている」とのこと。ウォーキングマシンの運動と、馬場でダク、20-18くらいのキャンターを休みなく乗り込まれ、すでに15-15に近い時計を出している。中間には調教師が状態を見てこられ、「ようやく毛づやが良くなってきたから、今度は良い状態で戻せそう」とのことだ。まだ具体的ではないが、中京開催での出走を予定しており、それほど先のことではなさそう。
近況(2007.4.17現在)
ゲート試験は、何か気を紛らさせることがあればと、試しにシャドーロールを付けて3月16日に合格。3月24日中京、熱田特別・芝2000mに出走し、太めだったため8着に終わったが、ゲートで我慢できたことに、厩舎スタッフと共に喜びを噛みしめた次第。中間にもゲート練習を行い、続いて4月8日福島、牝馬限定、芝2000mに出走し、1番枠を克服して、ゲートも問題なかったが、もたれる癖を見せて惜しい4着。残念ながら優先出走権を確保できなかったため、13日にひとまずアカデミーへ放牧に出した。とにかく、ゲート問題さえクリアできれば力は上位なので、次走は未定だが楽しみ。
近況(2007.3.16現在)
アカデミーで調整され、中間は調教師が頻繁に状態を確認されており、中京開催での出走を目標に、7日に帰厩した。さっそく坂路で乗られ、その後ゲート練習を行っているが、やはり練習では問題なく、3月14日にゲート試験を受けたが、一瞬だけふわーっと立ってしまい、試験を受けさせて貰えなかった。騎乗していた川島騎手は「厳しすぎますよ!」と憤慨していたが、これが初めてではないため仕方のないところ。これから調教が強くなるとさらに心配でもあり、何とか早くクリアしたいもの。3月25日中京、芝1800mを目標にしているが、これで出走はやや微妙な感じになった。
近況(2007.2.16現在)
アカデミーで調整中。調教師が毎週のように状態を確認されているが、ハミにもたれて走るような面があるためか、トモの状態がもう一つなのと、ゲート再試験を考えると、小倉開催での出走は時間的に気ぜわしいとのことで、目標を中京開催に切り替えた。冬毛が伸びてモコモコしているが、体調は良く、調教の前後にウォーキングマシンを40分ずつ、馬場でダク1600mとキャンターは18-18くらいのペースを3000m乗られ、終いの1周を16-16くらいにペースを上げている。まだ帰厩について具体的にはなっていないが、それほど先のことではなさそう。
近況(2007.1.17現在)
1月16日まで出走停止が課せられたが、3度目でも競馬場での再試験ではなく、トレセンで受ければ良いとのことで一安心。12月20日にアカデミーへ放牧に出し、緩めることなくウォーキングマシン、馬場で調教されている。少し前の出が窮屈な感じなのと、トモに傷腫れを起こしたため、しばらくは軽めの調整だったが、すでに18-18くらいのキャンターを乗られている。中間には調教師が状態を確認されており、まだ具体的にはなっていないが、小倉開催での出走を目標に帰厩し、ゲート再試験を受ける予定。
近況(2006.12.20現在)
坂路で15-15の時計を出しながら、中間は坂路1本乗られた後、ゲート練習を行い、11月中旬からバランシングレーンを外し、ゲートの後で輪乗りに時間をかけるなどの工夫を凝らして、熊沢騎手が乗り、11月30日に2度目の挑戦でようやく合格した。その後も毎週練習を行い、追い切りの動きも上々で、12月17日中京、犬山特別・芝1800mに出走し、終いは伸びて3着と能力のあるところを見せた。落ち着いていたし、それほどゲート内で長く待った訳ではないが、やはり前掻きをし、我慢できない感じで2度ほど立ってしまい、ゲート再試験のため1月16日まで出走停止が課せられた。
近況(2006.11.20現在)
毎週日曜日に坂路で15-15の時計を出しながら、中間は坂路1本乗られた後、ゲート練習を行っている。落ち着いている時は問題ないが、イレ込むとガタガタしたり、立ち上がる素振りを見せたりで、一進一退の状態。10月下旬からは立ち上がらないようにバランシングレーンと言う馬具を装着しているが、必ず効果があるものでもないようだ。とにかく、この次に再試験になるようなら、出走停止の期間が長くなるし、出走予定の競馬場まで出向いての試験になってしまうので失敗は許されない感じだ。こんな現状なので、残念ながら具体的なレースの予定は立っていない。
近況(2006.10.20現在)
グリーンウッドトレーニングで順調に調整され、厩舎の馬房調整がつき10月4日に帰厩した。さっそく坂路で調教されており、ゲート練習も行ったが、特に問題はないようだ。ただ、当初はある程度追い切りを進めながらレース前に再試験を受ける予定だったが、あまりテンションを上げたくないので、まだそれほど強い調教は行っていない。早ければ19日か20日に試験を受ける予定で、このまま順調でも復帰戦は11月5日京都、芝1800mあたりになりそう。
近況(2006.9.20現在)
8月26日小倉、牝馬限定・芝1800mに出走したが、練習では問題ないのに、駐立を辛抱できず、ガタガタしたためゲート再審査を課せられた。身体が16sも減っていたこともあり、まったく見どころなく10着に終わってしまった。レース後はすぐにグリーンウッドトレーニングへ移動して調整され、まずは身体を戻すことと、さらに精神的なリフレッシュを図っている。9月中旬現在、もうすっかり状態は戻っており、馬場で身体をほぐした後、坂路ではすでに15-15のペースでも調教されている。当面は9月一杯をめどにここでの調整となりそうだ。
近況(2006.8.18現在)
前走後もトレセンで調整され、思ったほど頭数が揃わないようで、2週間後、7月30日小倉、都井岬特別・芝1800mに出走した。体調も精神状態も良く、落ち着きがあり、問題のゲートも何とかクリアしたが、4コーナーで前を塞がれ立ち上がる不利を受け、立て直して差を詰めたが、脚色が同じになってしまい、5着止まり。レース後も変わりないが、一度ガス抜きした方が良さそうなので、2日には短期放牧の予定でグリーンウッドトレーニングへ放牧に出し、16日に帰厩した。今後は8月26日小倉、牝馬限定、芝1800mに赤木騎手で出走の予定。
近況(2006.7.20現在)
グリーンウッドトレーニングで調整され、予定通り6月28日に帰厩した。相変わらず、頭を振ったりしてうるさい面を見せることはあるが、トモがパンと張ってかなり状態は良く、さっそく翌週から追い切りをこなしており、7月12日にはDWコースにて熊沢騎手が跨り、実戦さながらの追い切りを披露。7月15日小倉、牝馬限定、対馬特別・芝1700mに出走し、ゲート内でゴソゴソしてはいたが、出はまずまず。終始インの窮屈なところを追走したため、思ったほど伸びず9着。やや放牧ぼけだったようなので、そのまま在厩して次走に向けて調整していくことになった。
近況(2006.6.20現在)
グリーウッドトレーニングで調整中。ウォーキングマシンで運動後、馬場でダクとキャンターを乗られ、その後坂路1本のメニュー。ここへきてトモに肉がついてムキムキした感じが伺えるし、相変わらず馬場では頭を下げて少し行きたがるシーンも見られるが、イライラとは違い、安定した状態の良さを感じる。帰厩が決まっている馬との併せ馬て追い切りパートナーを務めたり、順調そのもので、調教師は「しっかり仕上げてから帰厩させたい」とのことで、6月28日に帰厩が決まっている。
近況(2006.5.19現在)
4月23日京都、紫野特別・芝1800mに出走した。落ち着きがあって状態は良さそうで、心配したゲートも問題なくクリアし、手応え良く追走していたのに、途中から気が抜けたように手応えがなくなってしまったようで11着。中間のゲート練習中心の調教の影響が出たのかもしれないとのことだった。レース後はグリーンウッドトレーニングへ放牧に出し、特に気になるところもないので、ウォーキングマシンで運動後、馬場でダクとキャンターを乗られ、その後坂路1本のメニュー。あまりリラックスせず、気負いが見られるが、夏には降級するので、それまではここで調整していく予定。
近況(2006.4.20現在)
3月18日中京、名鉄杯・芝1800mに出走したが、終始イライラした感じで、今回もゲートで立ち上がり、後方からの競馬。それでも終いは差を詰めて8着だった。残念ながら、ゲートで立ち上がったのがこれで3回目のため、再試験を課せられた。当初、縛りつけを行っていたが、最初だけ駐立が我慢できず頭を振ったり、脚をごそごそしていたものの、その後はすぐに大人しくなり4月12日には無事試験に合格した。中間には坂路で15-15の時計も出し、一時に比べたら落ち着きが見られるようになっており、4月23日京都、紫野特別・芝1800mを目標に調整されている。
近況(2006.3.20現在)
2勝目を挙げた後、すぐにグリーンウッドトレーニングへ放牧に出されていたが、休みなく調教を積み、調教師も再三状態を確認されており、これならとのことで、3月7日に帰厩した。とにかく、以前のように、バタバタするようなところがなくなり、本当にしっとりとした落ち着きが見られるようになっている。3月15日には坂路1本乗られた後、DWコースで追い切りを行った。少し動きが鈍いとのことだったが、一番条件が合っているレースがあり、ここを目標に帰厩したこともあって、3月18日中京、名鉄杯・芝1800mに出走することになった。
近況(2006.2.20現在)
1月17日に帰厩し、予定通り1月29日小倉、筑前特別・芝1800mに出走した。とにかくこれまでになく落ち着きがあり、出来は過去最高間違いなしだったが、残念ながらゲートで数回立つ素振りを見せ、開くと同時に立ち上がり、4馬身くらいの出遅れ。それでも経済コースを進出して終いは詰めて5着。そのまま厩舎で調整され2月12日小倉、山国川特別・芝1800mに出走した。やはりゲートであおったが、うまいコーナリングから直線は馬と馬の間を縫って抜け出し、遅すぎる2勝目を挙げた。まだまだ上を目指せる器だし、ゲートのこともあり、2月16日にグリーンウッドへ放牧に出した。
近況(2006.1.20現在)
グリーンウッドトレーニングで調整されている。問題なく調教は進み、いつも調教をつけているスタッフによると、「体調は申し分ないし、もう少し走って良いはず何ですが・・・」とのこと。やはり競馬場で舞い上がらないだけの精神力がやや足りない現状のようだ。それでも週に2回は坂路で15-15の時計を出しており、次走は1月29日小倉、芝1800mあたりを予定しており、1月17日に帰厩した。
近況(2005.12.20現在)
12月4日中京、尾頭橋特別・芝1800mを目標に、毎週併せ馬で追い切り、身体がゆったりしてかなり状態は良さそうだったが、頭数の関係で、12月3日中京、若手騎手、芝2000mに出走した。前半はやや行きたがり、後半は追われても反応が物足りないレースで8着。「状態からすればもっと走って良いはず」と関係者も首をひねっている。レース後は、グリーンウッドトレーニングへ放牧に出し、身体を緩めることとなく、年明けの帰厩に向けて順調に乗り込まれている。ここでもスタッフから、「状態は悪くないんですが・・・」と言われており、もう少し精神面での成長を待ちたいところ。
近況(2005.11.21現在)
グリーンウッドトレーニングで調整されていたが、馬房調整がつき、10月27日に帰厩した。落ち着きがあり、身体がふっくらして、ようやく理想的な身体つきになってきたようだ。翌週からはコンスタントに追い切りを行い、常に上々の動きを見せている。ただ、ちょうど良いレースがないし、きっちり仕上げて使いたいとのことで、出走は、12月4日中京、尾頭橋特別・芝1800mあたりになりそうだ。
近況(2005.10.20現在)
9月25日札幌、牝馬限定・芝2000mに出走の際は、理想的な流れだったのに反応が鈍かったとのことで6着。身体が徐々に増えている現状を見ても、藤田騎手からは「まだこれからの馬」とのコメントだった。9月28日にトレセンへ帰厩し、翌日にはグリーンウッドトレーニングへ移動した。長距離輸送の疲れなども考慮し、10月4日から馬場入りしているが、身体はしばらく見ないうちにバランスが良くなり、トモに肉がついたと感じるし、疲れもなく元気一杯。調教師からは「3週間くらいの予定」と言われており、どこも気になるところはないので、時期が来れば帰厩できるだろう。
近況(2005.9.20現在)
8月17日にファンタストクラブへ移動後は帰厩に備えてゆるめず調整。坂路でコンスタントに15-15を乗られ、8月末には5ハロンを70秒〜終い3ハロンを40秒程度の時計を出し、育成スタッフは「すごくいい走りをするし、調教は本当にいい。馬も落ち着いているし、調教の良さをレースで活かしてくれるといいんですが、いい馬ですよ」と話していた。9月1日現在の馬体重は474kg。9月上旬も順調で3ハロンを44秒程度で乗られ、「牝馬ですからこれで十分でしょう。あとはいい結果を期待しています」とのことで、14日に札幌競馬場へ帰厩し、9月25日札幌、牝馬限定、芝2000mを目標にしている。
近況(2005.8.19現在)
札幌競馬場に移動後も問題なく元気に調整されたが、函館での出走は回避し、8月14日札幌、小樽特別・芝1500mに出走した。前走から大幅に体重が増えているように、環境が合っているのだろう。ただ、レースでは、終始かなり手応え良く、直線はなかなかの脚色を見せたが、残念ながら再三前が詰まってしまい9着で、脚を余した不完全燃焼だった。レース後はファンタストクラブへ短期放牧に出し、1回札幌開催の最終週か、2回札幌開催の開幕週あたりに出走の予定で進めていく。
近況(2005.7.20現在)
しばらくグリーンウッドトレーニングで調整されていたが、6月30日に帰厩。7月6日には併せ馬で追い切りを行ったが、阪神開催での出走は見送り、札幌競馬場で出走することになった。7月14日にもDWコースで15-15の時計を出し、心配なところはなく順調そのもの。7月16日に札幌競馬場へ移動しており、週末くらいに追い切る予定で、状態が良ければ、函館開催での出走もありそう。
近況(2005.6.21現在)
当初、5月22日中京、牝馬限定、芝2000mに出走を予定していたが、追い切りの動きにいくらか不満があったようで、さらに一週延ばして、6月5日中京、牝馬限定、芝1800mに出走。状態が良く、連勝も可能くらいの気持ちだったのに、直線では内にささって追えず12着だった。池江調教師は「大人しすぎた」とのことで、レース後は、グリーンウッドトレーニングへ移動して、調整されている。調教師が毎週のように状態を確認しており、今後は阪神開催で一度出走してから、札幌競馬場での参戦を予定している。
近況(2005.5.20現在)
5月8日京都、牝馬限定、矢車賞・芝1800mを目標に追い切りもいくらか消化したが、もう一つ動きが良くならないとのことで、出走を延期した。5月12日には坂路にて併せ馬でびっしり追われ、なかなか反応も良かったようだ。帰厩当初はいくらか口向きが良くないような面もあったが、坂路をまっすぐ駆け上がってくるし、なかなか力強い動きをする。次走は5月22日中京、牝馬限定、芝2000mに出走を予定している。
近況(2005.4.20現在)
3月20日中京、芝1800mに柴山騎手で出走し、これまでのもたつきが嘘のように、好位置から早めに動き、直線はもたれながらも後続をちぎってうれしい初勝利を挙げた。どうもゲートが苦手で、まだ課題を残しているようだが、ひとまずはやれやれと言ったところ。レース後はすぐにグリーンウッドトレーニングへ移動してリフレッシュ。特に気になるところはなく、馬場と坂路を併用して調教されている。4月20日には帰厩の予定になっており、5月8日京都、牝馬限定、矢車賞・芝1800mを目標に進めていくことになるだろう。
近況(2005.3.18現在)
グリーンウッドトレーニングで調整されていたが、厩舎の馬房調整がつき、2月24日に帰厩した。もともと、どこかに闘争心を忘れてきたような、大人しい馬なので、あまり環境の変化に動じるようなタイプでもなく、さっそく翌週には併せ馬で追い切りを消化。ただ、追い切りの動きには、以前にない伸び伸びした感じと、粘りが見られ、終いまでしっかりしてきた。復帰戦は、3月20日中京、芝1800mを柴山騎手で予定しており、少しずぶい面があるため、しっかり追ってもらえるのは好材料だろう。
近況(2005.2.18現在)
1月30日京都、牝馬限定、芝1600mを予定していたが、頭数が多く除外になりそうだったので、29日京都、牝馬限定・ダート1800mに出走した。追い切りにも熊沢騎手が乗ったが、動きが以前とは違うと言っていたし、変わり身を期待したが、スタートからずぶくて動けず9着。まだ幼さが残る現状なので、一度リフレッシュ放牧に出して立て直すことになり、2月2日グリーンウッドトレーニングへ移動した。特に気になるところはなく、馬場と坂路で調教されている。当初2週間くらいの予定だったが、帰厩は2月下旬か3月上旬くらいになりそうだ。
近況(2005.1.20現在)
12月18日阪神、芝1400mでデビューしたが、エンジンのかかりが遅く、終始押っつけ通しで見ている方が息切れしそうなレースで5着だったが、真面目に一生懸命走っており、慣れてくればすぐに何とかなりそうな印象。疲れもないことから、連闘で12月25日中京、牝馬限定・芝1800mに出走したが、テンからもたつきが見られて6着止まり。少しズブい感じもあるため、広い馬場の方が良さそうとのことだった。レース後は坂路2本のメニューをコンスタントに消化し、すこぶる順調で、1月30日京都、牝馬限定、芝1600mを予定しているが、今度は変わり身が見られそうで楽しみ。
近況(2004.12.20現在)
追い切りは、並の馬には出せないような時計を叩き出すが、どうもテンにかかって、終いが物足りない内容が続いており、そのあたりは、まだ幼さが感じられる現状。じわっと出して終いを伸ばす追い切りを行い、プールなども併用して、ようやくゴーサインが出たため、12月18日阪神、芝1400mに武豊騎手の騎乗でデビューすることになった。どっしりした風貌とは裏腹に、子供なのかもしれず、まだぐっとアピールしてくるものがないのはやや不満だが、追い切り時計の分だけ走れば・・・と期待は膨らむ。
近況(2004.11.19現在)
坂路で18-18くらいのキャンターを乗られた後、ゲート練習を行い、その後、DWコース1周のメニューが続いた。ゲート試験に合格するまでは、強い調教でテンションを上げないようにとの配慮がなされた。中間のゲート練習では、ダッシュがもう一つだったが、11月4日に、見事一回で合格。翌週にはCWコースにて3頭併せで追い切られ、少しもたもたして見えたが、時計を聞いてびっくり!調教師は「初めてなのに走りすぎた」とのことだった。サンデーサイレンスの産駒らしく、たまにカッとすることはあるらしいが、現状ではすべてにおいて順調で、デビューの日が待ち遠しい。
近況(2004.10.20現在)
滋賀県のグリーンウッドトレーニングを経て、10月7日に栗東・池江厩舎に入厩。検疫馬房でも、厩舎に移動後も、バタバタせず、さっさと飼葉桶に顔を突っ込んでいたように、どっしりしてまるで古牡馬を見ているようで、とにかく風格を感じるし、無駄なことを一切しない優等生。坂路では18-18くらいのキャンターを1本乗られ、その後、ゲートで前後の扉を閉めて、ダッシュの練習をし、さらにDWコースを一周と、運動量もたっぷりで、正直なところ驚きだ。何の問題もないので、ゲート試験も難なくクリアできるだろうし、暮れの阪神開催には間違いなくデビューできるだろう。
近況(2004.9.17現在)
ファンタストクラブで中間も順調に乗り込まれ、9月上旬は坂路で1200mを2本、又はダートトラックでキャンター2000m。まだハロン18秒くらいだが徐々にペースを上げてきている。「良くなっているけど、もう少し身体にメリハリが出ると本物ですね。でも動きはいいです。サンデーでもピリピリしてないのがいいし、ゆるいけど芯が通っている感じ。これで成長すれば相当能力のある馬だと思いますよ」と育成スタッフ。なお、調教師の指示により15日にトレセン近くのグリーンウッドトレーニングへ移動し、今後は入厩に向けて調整を進めていくことになった。8月末現在の馬体重は498kg。
近況(2004.8.20現在)
ファンタストクラブで調整されている。中間は順調に進めており、8月上旬は直線坂路とダートトラックを日替わりで、坂路では1200mを2本、18-18までペースを上げている。「跳びの大きい馬ですね。今のところ気性も難しいところは全く見せないし、サンデーでいずれピリッとした面がでるだろうから、牝馬としてはちょうど良い感じです」と育成スタッフ。また視察に来た調教師は「まだお腹に余裕があるから、その辺が絞れてスッキリ見せるようになると良くなるでしょう。やっぱり秋口だね」とのことで、順調だがもうしばらくはじっくり乗り込んでいく方針。7月末現在の馬体重は498kg。
近況(2004.7.20現在)
中間もBTCで順調に乗り込まれていたが、調教師の指示で7月12日にファンタストクラブへ移動した。移動後も順調で翌日よりダートトラックで軽めキャンター2000mと、草原で常歩をたっぷり乗られている。しばらくこのメニューで様子を見てから、坂路で徐々にペースを上げていく予定。「これだけ見た目で皮膚の薄さが分かる馬はそういないし、サンデーにしては体型のきれいな馬だね。柔らかくて少しトモがゆるいんだけど、それでいて歩様もしっかりしている。来たばかりで少しイライラしてるし、気性面だけ注意してやりたいと思います」と育成スタッフ。7月12日現在の馬体重は504kg。
近況(2004.6.18現在)
丸幸小林牧場で調整されている。中間も順調に調教を進めていき、6月上旬はBTCの色々なコースを日替わりで使用し、キャンター2500mを乗られ、週2日は終いだけハロン16〜17秒までペースを上げている。「また上に伸びたし、ここ1ヵ月で馬体重が15kg近く増えて、急成長です」と育成スタッフ。確かにここにきて馬体にグッと実が入ってきて、さらに成長しているようだ。当初は夏競馬でデビューする事も検討されていたが、先日、視察に訪れた調教師から、「まだ変わりそうなので、秋の京都開催を目標に仕上げるよう」指示があり、今後は秋頃の入厩に備えて調整を進めていく。
近況(2004.5.20現在)
丸幸小林牧場で調整中。中間も順調に調教が進んで、5月上旬はBTCの色々なコースを日替わりで使用し、ハロン20秒のキャンターで1800〜2500mを乗られている。「先月の産地馬体検査の会場では、たくさんの馬や人に囲まれていたけど、入れ込んだりしなかったよ。とても落ち着きがあってサンデー産駒にしては本当に度胸があるね」と育成スタッフ。大きく変わった感じはないものの、張りのある逞しい身体つきはいかにも好調。調教ではしっかりとハミをとり、柔軟かつ力強い脚どりで、心身共に充実している。まだ入厩については未定だが、出来は安定しており、とにかく楽しみな存在。
近況(2004.4.20現在)
丸幸小林牧場で調整中。中間も順調に進めており、4月上旬はBTCの色々なコースを日替わりで使用し、キャンター1800〜2000mを乗られている。「それほどペースは上げていませんが、十分に乗り込んで身体ができてきたし、夏競馬から使えるくらい好調だよ。4月初めには池江調教師が調教を見て行って、とても喜んでいました」と育成スタッフ。最近はだいぶ成長は落ち着いたように見え、大きく変わらないが、相変わらず馬体の張りが良く、ますます充実してきた。なお、4月13日に第一回産地馬体検査で登録し、馬名は「パッショナルダンス」に決定した。3月末現在の馬体重は453kg。
近況(2004.3.19現在)
丸幸小林牧場で調整されている。2月中旬にBTCに隣接した厩舎へ移動し、3月上旬は色々な屋内コースを日替わりで使用し、軽めキャンター1200〜2000mを乗られている。「サンデーサイレンス産駒だし、少しうるさいところがでてきたけど、馬ごみに入ってもリラックス出来ていて問題ないね。首をグイッと下げて凄いキャンターをするし、楽しみな馬だよ」と育成スタッフ。もう上への成長はだいぶ落ち着いたように見えるが、馬体の張り、毛ヅヤがいいし、状態面は安定している。4月13日の第一回産地馬体検査を受ける予定で、最近の充実ぶりなら早くからの活躍を期待したい。
近況(2004.2.20現在)
丸幸小林牧場で調整されている。1月一杯はリフレッシュの為、Wマシンでの運動だけだったが、2月上旬は牧場のトラックで、ダクを乗られている。近いうちにBTCへ移動させ、本格的な調教を開始する予定。「休ませたら少し上に伸びたけど、成長はだいぶ落ち着いたね。でもパーツを見るとバランスが整っていて、ちょうど良い大きさだよ。乗った感触からはオールマイティーなタイプだと思うけど、すごくスピードがあるのでマイルがベストだね」と育成スタッフ。相変わらず馬っぷりは申し分なく、順調に良化しており、早い時期からすんなり仕上がってきそうな雰囲気が漂っている。
近況(2004.1.20現在)
丸幸小林牧場で調整されている。12月一杯は毎日、BTCへ通い調教で進め、屋内直線ウッドで軽めキャンター1000mを乗られていた。1月上旬はひと通りの基礎を教え調教にも慣れてきたので、Wマシン運動のみでリフレッシュ休養に入っている。「今は少し元気を余していますが、調教では誰でも乗れて、素直で乗りやすい馬みたいですよ」と育成スタッフ。相変わらず馬体は毛ヅヤ、張り共に良く、状態の良さが窺える。しばらくラクをさせたら、また上に伸びてきたし、トモも一段と肉づきが良くなっている。今でも出来は十分目立っているが、最近の成長ぶりからもっと良くなりそう。
近況(2003.12.19現在)
丸幸小林牧場で調整されている。寒さで馬場が硬くなってきた為、12月上旬は毎日BTCへ通っており、屋内コースでダク1800m、軽めキャンター600〜700mを乗られている。「馬運車に乗っても初めての環境でも、ドッシリと落ち着きがあって、とにかく頭が良いですよ」と育成スタッフ。馬格は特に伸びた感じはないが、身体つきは一段と丸みを帯びて、成長とともにさらに馬がしっかりしてきた。いつでも毛ヅヤ、張り共に目立ち、見るからに体質面も強そうで、タフなところもありそうだ。精神的にも強く、カリカリした面は全くないようで、気性は良い方へ向いているようだ。
近況(2003.11.20現在)
丸幸小林牧場で調整されている。10月中旬過ぎよりブレーキングを開始して、11月上旬はダートトラックで常歩1000m、ダク1500mを乗られている。「サンデー産駒はハイテンションな馬が多いけど、今のところ心配なくらいのんびりしているね。でも調教で前の馬をかわす時の一瞬のスピードはすごいですよ」と育成スタッフ。馬体は前月と大きく変わらないものの、相変わらず大人びた身体が目立っている。牝馬としては馬格は大きい方だし、走る姿も身のこなしがしっかりしており、迫力がある。当然、まだまだ成長するだろうが、現時点でもなかなか完成度が高く感じられ、期待通りの器。
近況(2003.10.24現在)
10月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「当歳の頃から見たら思ったより大きくならなかったけど、牝馬ながらずっと食いはいいし、一度も細く見えたことはありませんね」と牧場スタッフ。前月と大きく印象は変わらないが、全体のバランスの良さも相変わらず見事で、ツヤのある筋肉は良質な感じがして、やはり好調さが窺える。力強いがのびのびとした馬体にはやはり父の良さがでており、柔らかさは十分。馬も元気が有り余っており、牝馬らしからぬ迫力がある。なお、今月中には同牧場でブレーキングを開始する予定。
近況(2003.9.25現在)
9月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「来月からは馴致を始める予定なので、先月一杯で夜間放牧は終わりにしました。それもあってとにかく元気を余し気味でいつも走り回っているけど、青草はよく食べるし、しっかりと肉もついてきて、また一段と大きくなりましたね」と牧場スタッフ。馬体はいつ見ても張り、ツヤが良く、充実ぶりが窺える。やはりどんどん実が入ってきており、まだ大きくなりそう。放牧地ではとにかく活発に動き回っているし、豪快なフットワークは牡馬顔負けの力強さがある。良血馬らしく素質の高さが窺える。
近況(2003.8.25現在)
8月上旬も丸幸小林牧場で夜間放牧されている。「夜間放牧中に左後肢に擦り傷を負ったので、念の為にバンテージを巻いているけど、特に心配ないよ。馬は夜の方が活発に動いて、運動量も多いから普通はけっこう細くなるんだけど、これはそんなでもないね。馬体は余分な肉だけ落ちた感じで、今時期これくらいでちょうどいいんじゃないですか。引っ張って見るとだいぶ馬力がついてきたのが分かるし、順調に良くなっているね」と牧場スタッフ。放牧地をとにかく活発に走り回っている姿は、いつ見ても迫力があり惚れ惚れするし、血統面だけではなく、本馬の順調な成長過程からも期待が高まる。
近況(2003.7.25現在)
7月上旬も丸幸小林牧場で夜間放牧されている。「先日のツアーの展示会では隣の馬がチャカついていても、気にせず全く動じる事はなかったし、本当に精神面の強い馬ですね」と牧場スタッフ。馬体は前月からそれほど変わっていないが、放牧地の中では引き続き大きく見える。前月同様に早出来な感じがして、とにかく発育良好。しっかりとした骨格に力強い首さし、パーツを見ても素晴らしい。走る姿は弾けるようなバネの利いた動きをしており、さすが父の産駒。今後、夜間放牧で鍛えられて、心身ともにさらに逞しさを増すだろうし、とにかく楽しみ。
近況(2003.6.25現在)
6月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「この時期にしては肉づきがいい方だし、冬毛もきれいに抜けてきて、ますます垢抜けしてきました。この中では大将格でいつも元気に走り回っているし、とにかく存在感がありますね」と牧場スタッフ。馬体は相変わらずフックラとしてツヤが良く、青草のつくこの時期らしく見栄えがして、発育良好。同期の他馬と比べてもしっかりした身体つきで、馬格も十分。走る姿は成長とともに以前に増して身のこなしに柔らかみがでて、スムーズな動きを見せている。さすが良血馬!素質は非凡に感じられ、今後もますます磨きがかかってきそうだ。
近況(2003.5.23現在)
5月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「いつも走り回っているし、サンデーの仔なのでおとなしくはないけど、そんなに利かないわけじゃないですよ。放牧する時はいつも後から1頭だけで放しますが、周りが騒いでも慌てないし、牝馬のわりに度胸があって、この中では親分的存在です」と牧場スタッフ。馬体は胸前やトモの筋肉のつき方もガッシリとして垢抜けてきたし、ここ最近の成長ぶりには目を見張るものがある。気性は相変わらず悍性が強く、動きもシャキシャキとしてとても機敏。強靱なバネを持っていそうに見え、スケールの大きな馬である。
近況(2003.4.25現在)
4月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「歩いた時の柔らかな筋肉の動きやバネの強さは、さすがサンデー産駒といった感じがして、やはり他馬とは一味違いますね」と牧場スタッフ。前月あたりからまた上背も伸びてきて、馬体の成長ぶりは順調そのもの。つくりは他馬よりひとまわりゴツイし、身体を大きく見せている。走る姿は柔軟性に溢れ、首使いが低いフォームは魅力的。やはり父の仔らしく気性はキツめだが、チャカチャカした感じはなく馬は堂々としている。また、視察に訪れた池江調教師も、本馬の順調な成長ぶりに満足していた様子で、ますます期待が高まる。
近況(2003.3.25現在)
3月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「この辺は雪の量が多いし冬場の運動不足を解消する為、最近はWマシンによる運動をしているんだ。それでも、かなり気が強い方だから、元気を余してしょうがない感じだね。それに馬力もスゴイし、牝馬はこれくらいキツイやつでないと走らないから」と牧場スタッフ。最近は少しずつ身体が伸びており、他馬との差もだいぶ詰まった感じがするが、相変わらずボリューム感満点の馬体は群を抜いているし、とにかく垢抜けている。身のこなしはますます柔らかみがでて、力強い見た目のわりにゆったりした動きを見せ、さすが父の産駒といった柔軟性。
近況(2003.2.25現在)
2月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「最近は他の馬と一緒に行動をすることが減って、1頭でポツンといる時が多いね。昔からこのタイプは後で大物になったとか、根拠のない話をよく聞きますが、これには本当に期待しています」と牧場スタッフ。馬体は前月から少しずつ伸びている感じだが、相変わらず骨太で肉づきが良く、父の産駒としてはボリューム感満点。特にお尻は大きく後躯の逞しさは抜けている。歩様を見てもトモのしっかりした馬で、動きにも力があって、走る姿もかなり脚力が強そう。それにしても雰囲気は大人びており、この時期の1歳馬とは思えぬ迫力がある。
近況(2003.1.25現在)
1月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「牝馬ながら男馬にも負けない程骨量があるし、首さしも太く、逞しさは抜けているね。大きくなりそうだし、鍛えたらいい身体になると思うよ」と牧場スタッフ。馬体は放牧地の中でも相変わらず大きく、筋肉質でボリュームの良い身体はやはり垢抜けている。どちらかと言うと母系の影響が強い本馬は、ドッシリとして落ち着いて見える。逞しい見た目と違い、柔らかくてゆったりとしたトモの動きが良く、サンデー系の素晴らしさも感じられる。
近況(2002.12.20現在)
12月上旬も丸幸小林牧場で放牧されている。「普段はおっとりしているけど、馬に対してこれで結構威張っているんです。サンデー産駒は気性の勝ったところがセールスポイントと聞きますが、この馬みたいに利口で学習能力の高い産駒も多いみたいですね」と牧場スタッフ。放牧地では相変わらず馬体は大きいし気性も強く、仲間うちではリーダー的な存在の様子。少しずつだが、やはり悍性の強さが目立ちはじめた。最近の成長も確かで、元々肉づきの良かった本馬は、以前に増して見栄えのする好馬体になってきた。動きも柔らかな筋肉に加え、全体にバネが感じられ、やはり素材の良さは間違いない。
近況(2002.11.25現在)
丸幸小林牧場で9月下旬に離乳を済ませ、11月上旬は6頭で放牧されている。視察に訪れた池江調教師は「当歳時からこれだけ見栄えのするサンデー産駒はめずらしいが、トゥザビクトリーも見栄えのする馬だった。馬がいいから楽しみですね」とのこと。本馬はサンデー産駒にしてはガッチリとした力強いタイプで、胸前の筋肉も発達している。馬体は放牧地の中でも一番大きいし、この時期にしては迫力があり、これから逞しく成長していきそうだ。元気があり、キビキビとした機敏な脚捌きをしており、父の雰囲気も受け継いでいる。