ポルックス


3代血統表
フサイチソニック デインヒル Danzig
Razyana
パッショナリアU Beldale Flutter
Djallybrook
ジョーディアレスト キタノカチドキ テスコボーイ
ライトフレーム
ミスシラオキ ロムルス
ミスアシヤガワ

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重
2005.2.12 京都 新馬 安藤 56 ダ1800 1.58.5 2.5 470
2.27 阪神 未勝利 12 長谷川 55 ダ1800 2.01.7 5.3 472
3.13 阪神 未勝利 12 長谷川 55 ダ1200 1.15.8 1.5 468
3.27 阪神 稍重 未勝利 10 長谷川 55 ダ1200 1.16.0 1.6 472
4.16 福島 未勝利 12 10 西田 56 芝1800 1.51.8 1.6 472
9.4 小倉 未勝利 11 11 川田 54 ダ1000 1.01.3 2.5 484
9.18 阪神 未勝利 14 11 藤岡 55 ダ1200 1.16.0 3.0 482

近況(2005.10.20現在)
9月18日阪神、ダート1200mに出走したが、ずいぶん元気で、手応えも良かったが、肝心のところでの反応が悪く、立派な身体の割にスタミナが足りないとのことで11着。3走連続成績不振のため、10月18日まで出走停止が課せられ、関係者で協議の結果、すでにご報告しているとおり、現役登録を抹消し、名古屋競馬場へ移籍した。これまでのご声援ありがとうございました。なお、精算は11月末を予定しています。
近況(2005.9.20現在)
ようやく馬房調整がつき、8月18日に帰厩した。放牧先でかなり乗り込んでいたので、さっそく追い切りを行ったが、もともと動くタイプではないし、単走では・・・と言った感じで、出走の予定を延期した。翌週の併せ馬での追い切りは、ころっと変わった面を見せたが、9月4日小倉、ダート1000mに出走したものの、かなり太めもあったか、テンから忙しくて追走に汲々し11着。幸い鼻出血の兆候はなく、次走に向けて調教されている。放牧から帰って、ずいぶんやんちゃな面が陰を潜めているので、9月18日阪神、ダート1200mではいくらか変わり身を見せてくれそうだ。
近況(2005.8.19現在)
引き続き、鹿児島県の山下牧場で調整中。早朝にパドック放牧され、潮の引いた海岸で乗られている。毎週15-15の追い切りをこなしており、いつでも帰厩できる状態。8月上旬に帰厩することが決まっていたが、馬房調整の関係で、延期になった。調教師は、「何とか小倉開催の間には復帰させたい」とのことなので、20日過ぎには帰厩できるものと思う。8月21日号のギャロップに山下牧場が紹介され、本馬も海岸で乗られている姿が載っていたので、ぜひご確認いただきたい。
近況(2005.7.20現在)
引き続き、鹿児島県の山下牧場で調整中。調教師が状態を確認し、もう大丈夫とのことで6月22日に帰厩の予定だったが、担当厩務員が怪我で入院したため少し延期になった。早朝にパドック放牧され、潮の引いた海岸で乗られているが、すでに毎週15-15の追い切りをこなしており、鼻出血の心配はないとのこと。まだ帰厩は具体的になっていないが、このままの状態をキープしていきたいもの。
近況(2005.6.21現在)
引き続き、鹿児島県の山下牧場で調整中。連日、パドックに放牧され、潮の引いた海岸で調教されている。今のところ取り立てて気になるところもなく、調教師も状態を確認されて、そろそろ帰厩に向けてペースを上げるように指示されたとのことだった。
近況(2005.5.20現在)
福島戦の後、右前脚にソエが出てしまい、レーザーで治療しながらの調整で、次走に向けて4月下旬には追い切りを行ったが、5月3日の調教後に、鼻出血を発症してしまった。もともと訳の分からない時に突然イレ込んで、だーっと後に下がったりすることがあり、血圧が上がったりすることがあるためかもしれないとのこと。5月6日に鹿児島県の山下牧場へ移動し、パドック放牧のみで少しのんびりさせていたが、元気が余ってうるさいため、すでに海岸でダクを乗り始めている。
近況(2005.4.20現在)
3月13日阪神、ダート1200mを8着した後、3月27日阪神、ダート1200mでも8着だった。トモに力がないから、ゲートダッシュがあまり良くなく、好位置に取りつくまでに脚を使うようだが、それでいて終いも伸びてくるので、内容としてはそれほど悪くはないが、「もうワンパンチ足りないね」と言われる所以だろう。それでもとにかく、使った後もダメージはなく、元気だし、だんだん調教でも引っかかるくらいのパワーがついてきている。続いて4月16日福島、芝1800mに出走し、芝での走りを期待したが、もう一つ掴みどころがなく10着。まだまだこれからの馬のようだ。
近況(2005.3.18現在)
2月27日阪神、若手騎手、ダート1800mに出走したが、ゆったりした展開になると思っていたのに、テンから急がせることになってしまい、2番手をややムキになっていたし、距離も長かったようで、5秒3遅れの12着。ただ、向正面で、不利を受けたためタイムオーバーは免れた。疲れもないことから連闘で、3月13日阪神、ダート1200mに出走し、馬場の外目にいるときはやや行きたがり、インではうまく折り合いを見せたが、調教師は「1000mくらいでも良いくらいだな」とのことだった。ここへきて毛づやが良くなり、身体も絞れて来ており、さらに上積みが見られそう。
近況(2005.2.18現在)
コンスタントに追い切りを消化し、やる度に動きはスムーズ、全身をうまく使ったフォームを見せていた。ゲートは一癖あると言われていた通り、2月3日に試験を受けた際には入りでごねて不合格。それでも9日には合格して、10日に追い切り、動きもまずまずだったため、2月12日京都、ダート1800でデビューした。なかなか良いものを持っている感じはしていたものの、びっしり追われたことがないため半信半疑だったが、これならひと叩きされた次走は変わり身十分といったの内容で7着と健闘した。次走は2月27日阪神、若手騎手、ダート1800mを目標にしている。
近況(2005.1.20現在)
山下牧場で調整中に、調教師が何度も状態を確認され、「びしっとやって、変わり身が大きい」と聞いたとおり、12月23日に入厩したが、別の馬を見ているようだった。まだトモに肉が付ききっていない感じだが、鞍を置いて馬場で見る方がはるかにいい馬だし、毎週見るたびにしっかりしてくるのがわかる。角馬場でダクを乗られた後、CWコースや、坂路で調教され、併せ馬をしているときはいいが、一頭になると、急に止まったりするらしく、一癖あると言われてはいるが、キャンターは姿勢の低いきれいなフォームで走るし、併せて行っているゲート練習では特に気になる面はなさそう。
近況(2004.12.20現在)
引き続き、鹿児島の山下牧場で調教されている。通常は、海岸を18-18くらいのキャンターで乗られているが、先日調教師が状態を確認され、「ここへ来て2Fくらいをびゅっと伸ばす調教を行っており、だんだんやる気も見られるようになってきた」とのこと。まだ四肢がむくんだりすることもあり、若さが随所に見られるようだが、こういう馬は変わり身が大きいそうで、あくまでも入れ替える馬の都合だが、12月24日には入厩できるかもしれないとのこと。
近況(2004.11.19現在)
調教師の指示で、10月24日に北海道を出発し、鹿児島の山下牧場へ移動した。無事に到着したものの、長距離輸送の影響で、四肢ともむくみが出たが、すぐに収まったようだ。連日、早朝からサンシャインパドックに放牧され、潮の引いた海岸で、6頭が一緒に、20-23くらいのキャンターを距離にして3000〜4000mくらい乗られている。姿勢を見ると、少し前が窮屈な印象だが、キャンターの動きを見る限りでは、全身を使った伸び伸びしたフォームで、問題はない。先日調教師が状態を見てこられ、まだトモの肉付きが物足りないとのことで、入厩はまだ先のことになりそう。
近況(2004.10.20現在)
ディアレストクラブイーストで調整されている。前月同様、中間も順調に乗り込まれ、10月上旬はBTCのダートコース又は坂路を使用し、キャンター3000mくらいを乗られ、週1日は15-15までペースを上げている。「肩周辺がだいぶスッキリしてきたし、少しずつ幼い体型が抜けてきたので、ようやく変わりつつありますね」と育成スタッフ。上旬に調教師の指示で鹿児島県の山下牧場に移動する予定だったが、馬運車の関係で延期となった。ただ、状態面は変わらず問題ないので、今月中には移動させる予定。入厩時期は秋以降になりそうだが、確実に良化しており、力がついてパンとしたらなかなかおもしろいと思う。
近況(2004.9.17現在)
ディアレストクラブイーストで調整されている。中間は涼しくなってきた為、また徐々にピッチを上げていった。9月上旬はBTCのダートトラックも使っているが、主に700mの坂路を3本乗られ、最後の1本は16-16までペースを上げている。「馬体はだいぶスッキリしてきましたが、まだ少ししっかりしてこない部分があって、あともうひと息ですね。気性も悪くないけど、乗り役を落とそうとしたり、ズル賢いところがあります。そのあたりが走る方に集中してくれれば、変わってくると思いますよ」と育成スタッフ。順調だが、もうしばらくはじっくり乗り込んで、入厩は秋以降となりそうだ。
近況(2004.8.20現在)
ディアレストクラブイーストで調整されている。中間は徐々にピッチを上げていき、BTCで17-17も乗られていたが、8月上旬は暑さの為、ペースを落として距離も短縮している。「全体にまだ子供っぽいところが目立つんですが、走り出したらしっかりとハミをとって、だいぶ大人になってきましたよ。うちから入厩して新馬戦2着だったフサイチソニック産駒も、馬体はそんなに大きくありませんでしたし、この馬も460kg台での競馬だと思います」と育成スタッフ。遅生まれだし本格化は秋以降だろうが、身体は柔らかく前捌きは力強いので、トモがしっかりしてくれば楽しみな存在。
近況(2004.7.20現在)
ディアレストクラブイーストで調整されている。中間は強めを乗られ順調だったが、この馬はじっくり進めていく方針なので、7月上旬は少しペースを落として、ハロン20秒くらいで長めに乗られている。「腹袋がある方で、実が入り易いタイプなので、あまり太らせて上を重くしないように注意しています。最近はとにかく元気があり調教では行きたがるようで、乗り役も押さえるのに苦労していますよ。体型的にまだ幼さが残るので、焦らずゆっくり進めていますが、尻っぱねをすると、すごい高く脚が上がるし、いい筋肉を持っていそうですね」と育成スタッフ。
近況(2004.6.18現在)
ディアレストクラブイーストで調整されている。中間は徐々に調教のペースを上げていき、6月上旬はBTCの色々なコースを日替わりで使用し、17-17くらいまでペースを上げている。「まだ少し体力不足の感じはしますが、1日も調教を休むことなく順調ですよ。馬体もちょっと絞れてきて、体型が大人っぽくなりました。これから良くなってきそうですね。先日、調教師の先生も見て行かれて、『秘密兵器だな』と、なかなか期待しているようでした」と育成スタッフ。まだこれからといった印象は大きいが、着々と身体は出来てきており、走りそうな雰囲気がある。
近況(2004.5.20現在)
調教師の指示で5月6日に浦河のディアレストクラブイーストに移動し、すぐにBTCでの調教を開始。5月上旬は1600mのダートトラックでハロン20秒のキャンター1本を乗られている。「ここに来てからも体調面は変わりありませんよ。息使いや身体つきを見ると、今までかなり乗られていたようですね。ただ、まだ芯ができてない感じがするので、しばらくはトラック中心で距離を長めに乗るつもりです。体型から背丈はそんなに伸びないと思いますが、背中の感触がいいし、将来的にはいい身体になりそうですよ」と育成スタッフ。4月25日現在の馬体重は480kg。
近況(2004.4.20現在)
荻伏共同育成場で調整されている。3月17日から屋外ダートトラックで乗られるようになり、4月上旬は少しピッチを上げてダク2000m、ハロン18〜20秒のキャンターで2500mを乗られている。まだ少しトモのしっかりしないところがあるものの、最近は特に気にせず他馬と一緒にドンドン調教を進めており、順調に乗り込まれている。ただ、調教ではまだカリカリした面が見られ、尻っぱねをしたりして幼い雰囲気がある。馬体も伸びがでて良くなっているし、これから心身ともに大きく変わってきそうだが、やはり奥手で本格化にはもう少し時間がかかりそう。3月25日現在の馬体重は490kg。
近況(2004.3.19現在)
荻伏共同育成場で調整されている。中間も順調に進めており、3月上旬も普段は屋内トラックで軽めキャンター2500mを乗られているが、週2日は450mの坂路を3本、ハロン20秒くらいにペースを上げている。「まだトモのクタクタしたところはあるけど、痛いところはどこもないし皆と一緒に進めているよ」と育成スタッフ。馬体はまだまだ成長途中に見え、気性の勝ったところがあるというが、イレ込んで汗をビッシリ欠いており、心身共に若さが目立っている。それでも、けっこうガーッと行きそうな雰囲気で、馬体の良さからも成長とともに変わってきそうだ。2月25日現在の馬体重は475kg。
近況(2004.2.20現在)
荻伏共同育成場で調整されている。中間は順調に進めており、2月上旬は屋内トラックでダク2000m、軽めキャンター2500mを乗られ、週2日は450mの坂路で少しペースを上げて3本乗られている。「初めは心配したけど、だいぶトモがしっかりしてきた。もう皆と一緒に乗っているし心配ないよ。乗り込んでいくうちにしっかりしてくるんじゃないかな」と育成スタッフ。調教ではまだ頭を上げたりして幼い面が見られ、馬体も小柄だが、最近はドンドン変わってきている。奥手だが、スピードがありそうな馬体をしており、トモがしっかりしてきたのも良い傾向だ。1月25日現在の馬体重は470kg。
近況(2004.1.20現在)
荻伏共同育成場で調整されている。中間は12月中旬より屋内トラックで乗り始め、しばらく常歩1000m、ダク2000mを乗られた。年末から冬休みに入り、年明けは12日より調教を再開。近いうちに軽くキャンターも乗り始める予定。「少しカリカリしたところはあるけど、まだ乗りだして日が浅いからね」と騎乗スタッフ。胴の詰まった体型をしているし、キビキビした身のこなしは短距離馬っぽい雰囲気。やはりスピードがありそうなので、トモさえしっかりしてくれば、といった感じだ。それでも元気に調教をこなし、馬体も幅がでて段々と大きくなってきた。12月25日現在の馬体重は475kg。
近況(2003.12.19現在)
11月27日に荻伏共同育成場に移動した。12月上旬はブレーキングを進めており、気性は素直で全く心配ないようだが、少し歩様がクタクタしてトモがしっかりしない面が見られた為、様子を見ながらゆっくり進めていくことにした。毛ヅヤが良く体調面では元気だが、馬体もまだ小柄だし、奥手に加えて遅生まれ。半兄ヒミツヘイキもトモの甘いところがあったそうで、この血統は少しゆるいところがあるようだが、成長すればしっかりしてくるはずで心配ない。それでも身のこなしが実に柔らかいし、馬体もスピードがありそうで見るべき所があり、兄同様ダートで走りそうな雰囲気を持っている。
近況(2003.11.20現在)
11月上旬も大成牧場分場で放牧中。「この系統はとにかく食いが良くって、身になりやすいんですよ。最近はみるみる太ってくるので、少し食事制限をしたり、放牧地も広いところとパドックと1日おきに放すようにしています。それでも力がついて今頃が馬にとっても一番いい時期だから、成長して胸囲も一段と立派になりましたよ。ただ、遅生まれだから、育成はゆっくりで、今月末頃に移動する予定です」と斎藤氏。最近ではさらに気が強そうに見え、より貫禄がついてきた感じ。小柄ながらドッシリとした大きなトモはとにかく魅力的。いずれ成長すれば育成段階で頭角を現してきそうだ。
近況(2003.10.24現在)
10月上旬も大成牧場分場で放牧されている。「あまりおとなしくっても困りますが、今の時期は男馬はどれもヤンチャですからね。乗り出したら少しは落ち着くんでしょうけど。遅生まれなので、ゆっくり進めるつもりで12月頃に育成場へ移動させる予定です。もう少し身体があればいいんですが、馬が柔らかいし、動きはいいですよ」と斎藤氏。前月と比べてそれほど大きくなっていないが、身体自体は逞しく、近くで見ると重量感に溢れ、すごい迫力。動きも見た目どおり力強い。それでもやはり遅出来な感じはするが、成長とともにいずれは垢抜けした存在になってくるだろう。
近況(2003.9.25現在)
9月上旬も大成牧場分場で放牧されている。「馬格はまだ小さい方なんですが、幅は増す一方でガッチリしてきて、いい身体ですね。男馬ということもあって、最近はとにかくヤンチャが目立つし、すごい力があるので馬入れも一苦労ですよ」と牧場スタッフ。馬体はジワジワと成長しているようだが、胴伸びがでてきたし、ガッシリとした肩の骨格を見ると、これから逞しく変わりそうな格好をしている。バランスも良い馬なので、素質は秘めているはず。放牧地では、他馬と相撲をとる姿は闘争心むき出しで頼もい限り。小柄だが、柔らかく全身を使って走る姿は、バネの塊といった感じがする。
近況(2003.8.25現在)
8月上旬も大成牧場分場で放牧されている。「相変わらず気性が勝っているので、わがままで強情な面を見せる時もありますが、以前に比べて落ち着いた感じがするので、このまま大人になってくれればいいんですが」と牧場スタッフ。馬体はこの馬なりにやっと変わってきた感じはするが、他の馬に比べたら、小柄でまだ幼く映る。それでも幅は上々で馬格のわりに胸囲も立派で、逞しさは負けない。小さいが、動きは素軽さがあり、運動神経抜群といったようでセンスも感じられ、成長とともに身体が出来てくる秋頃にはスピード馬らしい軽快な動きを披露してくれそうだ。
近況(2003.7.25現在)
7月上旬も大成牧場分場で放牧されている。「元気が良すぎてとにかく活発に走り回っていたので、ちょうどツアーの展示会の頃、少し細くなっていましたね。今は少し太らせる為にも夜間放牧を休んでいます」と斉藤氏。馬体は前月あたりから背丈も伸びはじめてきたようで、変わってきた。元々幅はしっかりしていたが、肩から胸前にかけて一段と逞しくなってきた。とにかく元気でヤンチャな性格だし、他馬を圧倒しており、悍性もかなり強い方に見えるが、カリカリした感じではなく、母系の良さ。遅生まれなのでゆっくり出来ているが、素材は良いし軌道に乗ればメキメキと頭角を現してくるはず。
近況(2003.6.25現在)
6月上旬も大成牧場分場で放牧されている。「最近はとにかく元気があってけっこう威張るんですが、母系統自体、気性が勝ったタイプが多いので、これくらいなら心配ありません。だいぶ大きくなりましたが、競馬にいって450〜60kg。男馬にしては少し小さいかもしれませんが、トモに力がありますし、大きな馬にもパワーでは負けないと思う」と斉藤氏。前月あたりは生まれが遅い分、出来は遅れている印象だったが、昼夜放牧の効果か、グングンと追いついてきた。放牧地の中では元気一杯でとにかく活発。掻き込みに迫力があり、力強い雰囲気に満ち溢れており、今後が楽しみになってきた。
近況(2003.5.23現在)
5月上旬も大成牧場で放牧されている。「今月の2日から昼夜放牧を始めました。Wマシンにかけたりするんじゃなくて、自然な形で運動量を増やすことが目的ですね。男馬はこの時期、相撲をとったりとにかく活発になってくるし、効果は大きいと思うんです。この馬もやっと少しずつ伸びてきた感じがするし、ポンと出た腹もだいぶへこんできました。成長と併せてこれからまだまだ変わっていきそうですよ」と斎藤氏。風貌や体型からはまだまだ幼さが見え、骨格はしっかりしており、走る姿も意外な程力強いし、やはりいい物は持っていそうだ。
近況(2003.4.25現在)
4月上旬も大成牧場分場で放牧されている。「とにかく飼葉食いはスゴイから身体はまだ増えるだろうけど、血統的にも上にはそれほど伸びてこないと思う。多少短めの胴に結構な幅があるから、やっぱり短いところが合いそうだね」と斎藤氏。馬体は上に少しずつ伸びており、やはり奥手なタイプでゆっくり成長している感じがする。それでも身体の肉づきは悪くないし、なにより骨格がしっかりして見える。放牧地の中では時折気の強い面を見せ、運動量は豊富で、いかにもスピード馬らしい気配。現状からも変わる要素は大きそうで、先々が楽しみ。
近況(2003.3.25現在)
3月上旬も大成牧場で放牧されている。「相棒に風邪をうつされたようで少し体調を崩していたけど、今はじゃれたりするほど、とにかく元気だし、特に問題ありません。この血統らしくうるさいところはあるけど、叔父のスターサンシャインもこんな感じだったから、気性はいい方にでているね。体型はジョーディシラオキに似ているから、短距離でスピードを活かすタイプだろうね。小柄な方だけど、後から変わる血統だから、心配ないんじゃないかな」と斎藤氏。いつもキビキビとした力の入った動きは目立っているし、体型的にまだまだ伸びてくる格好なので、今後の成長ぶりに期待している。
近況(2003.2.25現在)
2月上旬も大成牧場で放牧されている。「成長段階なのでお腹に肉がつきやすく、コロッとしているけど、本来はバランスのいい馬だと思います」と斉藤氏。馬体は上に伸びており、少しずつだが段々と相棒に追いついてきた。最近になってさらに肉づきが良くなり、トモに厚みを増したし、小柄ながらしっかりとしてきて、ますます力強い馬体になってきた。放牧地で走り回る姿からは、悍性が強そうでキリッとした動きをしており、スピード馬としての雰囲気が漂っている。現状、まだまだ幼さが残る体型だが、骨格に恵まれており、成長とともに身体が出来てくれば、やはり目立つ1頭になるだろう。
近況(2003.1.25現在)
1月上旬も大成牧場で放牧されている。「もう少し胴伸びが欲しいけど、この系統は皆、こんな感じの格好だからね。この馬も今の体型なら、短いところが合いそうな感じだね」と斉藤氏。幼く見えがちだった馬体も少しずつ大きくなっており、順調に成長している。どちらかと言うとコンパクトにまとまった体型で、胸前がガッチリした筋肉質タイプ。骨量が豊富だし、しっかりした身体つきで、力強い雰囲気が伝わってくる。走る姿を見ても機敏で瞬発力のありそうな感じがして、スピード能力の高さがを感じさせる。
近況(2002.12.20現在)
12月上旬も大成牧場で放牧されている。「最近はますます元気がでてきて、朝、放牧する時でも飛び出すように走り出します。体型的にはヒミツヘイキよりはジョーディシラオキに似てきた感じで、やはりスピードタイプだろうね。遅生まれだけど、やっと伸びてきたし競馬で450〜460kgにはなりそう」と斉藤氏。馬体は他馬と比べるとまだ小さい方だが、全体的にバランスが良く、しっかりとしたつくりをしている。少しずつ幅がでてきて、胴まわりも厚みが増して、逞しくなっている。とにかく運動量が豊富でヤンチャぶりを発揮しており、まだまだ変わり身の余地は大きそう。
近況(2002.11.25現在)
大成牧場で10月中旬に離乳を済ませ、11月上旬は3頭で放牧されている。「種馬もこんな感じだけど、この馬はガッシリとした骨格に短めの胴で、当歳時のヒミツヘイキにも良く似たところがありますよ。あの馬は1歳になってからドンドン成長してきたし、血統的にも本当に良くなるのは育成を始める頃かな。母の仔は皆気性が勝っていて、確かに本馬にもキツイ面があるようですが、手を焼く程ではないので問題ないと思います」と斉藤氏。馬体は遅生まれの為、まだ小柄で幼さが目立っている。小さいながらも後躯が逞しい体型をしており、ガッシリとして、素材の良さが目立っている。