グリンガレット


3代血統表
ブライアンズタイム Roberto Hail to Reason
Bramalea
Kelley’s Day Graustark
Golden Trail
フリートスティード ダンシングブレーヴ Lyphard
Navajo Princess
ソシアルメーカー マルゼンスキー
リトルマネーメーカー

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重
2005.4.16 福島 未勝利 角田 56 ダ1700 1.48.9 0.9 448
5.1 東京 未勝利 蛯名 56 ダ1400 1.27.2 0.2 454
5.14 東京 未勝利 デザーモ 56 ダ1300 1.20.2 0.3 446
6.4 東京 500万下 13 福永 56 ダ1300 1.21.4 2.3 450
2006.1.5 京都 500万下 14 14 鮫島 53 ダ1400 1.26.3 1.5 472
1.21 小倉 500万下 10 鮫島 53 ダ1700 1.46.0 0.3 468
2.11 小倉 稍重 500万下 鮫島 53 ダ1700 1.46.3 0.2 474
3.5 阪神 1000万下 鮫島 54 ダ1400 1.26.6 1.6 472
3.26 中京 伊勢特別 13 柴田善 57 ダ1700 1.47.9 1.7 468
2007.2.17 東京 500万下 田中博 54 ダ1600 1.39.3 0.0 482
3.3 中京 500万下 田中博 54 ダ1700 1.46.9 0.0 482
3.18 中京 500万下 田中博 54 ダ1700 1.48.2 1.6 484
10.14 東京 500万下 田中博 55 ダ1600 1.40.2 1.1 490
10.28 福島 500万下 14 津村 57 ダ1700 1.47.5 2.9 490
12.15 中京 稍重 500万下 津村 57 ダ1700 1.47.7 1.3 480
2008.2.2 東京 500万下 10 津村 57 ダ1600 1.38.6 0.7 486
2.23 東京 500万下 津村 57 ダ1600 1.39.4 0.7 484
3.23 中京 500万下 藤岡康 55 ダ1700 1.46.9 0.6 472
3.29 中京 500万下 10 藤岡康 55 ダ1700 1.48.8 2.5 468
5.18 新潟 500万下 三浦 54 ダ1200 1.12.1 0.0 472
6.15 東京 日吉特別 11 三浦 57 ダ1600 1.37.8 1.0 466
8.2 新潟 苗場特別 11 村田 57 ダ1200 1.11.5 1.2 476
9.6 札幌 層雲峡特別 10 横山典 57 ダ1700 1.47.1 1.9 482
9.21 中山 稍重 葛飾特別 14 11 村田 57 ダ1200 1.11.4 1.0 476
10.25 東京 1000万下 13 柴山 57 ダ1400 1.23.6 0.7 488
11.22 東京 1000万下 11 12 柴山 57 ダ1300 1.19.6 1.5 496
2009.2.8 東京 1000万下 柴山 57 ダ1400 1.25.9 0.9 492
3.22 中山 1000万下 村田 57 ダ1200 1.13.5 0.9 488
4.26 東京 稍重 1000万下 13 伊藤工 54 ダ1400 1.25.2 0.6 480
2010.2.21 東京 1000万下 14 15 柴山 57 ダ1400 1.28.2 3.6 496
3.20 中山 1000万下 14 11 江田照 57 ダ1200 1.15.2 1.9 494
4.10 中山 1000万下 15 12 柴山 57 ダ1200 1.12.8 1.5 492

近況(2010.3.24現在)
美浦トレセン・粕谷昌央厩舎で調整中。予定通り2月21日東京、4歳以上1000万下・ダート1400mで約10ヶ月振りの実戦を迎えた。スタート後、押して5番手につけ道中もまずまずの手応えで追走。ところがそのまま直線に向くも脚色は鈍く、半ばでは後続馬に次々と交わされ15着と殿負けを喫してしまった。柴山騎手は「久々の分、4コーナーで急に手応えが怪しくなりました」とのこと。レース後も変わりなく調整され、3月20日中山、混合、4歳以上1000万下・ダート1200mに出走を予定。中間の動きからも久々を1度叩かれての上積みも見込め、巻き返しに期待をしたい。
近況(2010.2.24現在)
美浦トレセン・粕谷昌央厩舎で調整中。復帰戦に向けての追い切りは、坂路コースを主体に1月20日に56秒0〜13秒8を馬なり、27日に38秒8〜13秒1を馬なり、2月4日に51秒3〜37秒6を馬なり、10日に52秒7〜上がりの3Fはエラーも〜最後の1Fは12秒4と強めに追われた。粕谷調教師は「徐々に息の入りも良くなってきたし、この分なら当日までにはキッチリと仕上がりそうです」とのこと。2月21日東京、4歳以上1000万下・ダート1400mに柴山雄一騎手で出走の予定だが、今回は久々の不利は否めないものの、息さえ保てばスムーズな左回りで上位進出の可能性も秘めている。
近況(2010.1.22現在)
No.9ホーストレーニングメソドでBTCの色々なコースを併用してキャンター2000〜3000m、週に1日は15ー15を交えて調整されていたが、復帰へ向けての調教を進めるため、まずは帰厩に向けてのワンクッションとして1月5日に千葉県の相川牧場へ移動した。翌日からは坂路を主体に乗り込まれ、その後、厩舎の馬房調整がつき14日の検疫で帰厩。粕谷調教師は「思った以上に状態も良く歩様もしっかりしていますね」と好感触。今後はトレセンにて、東京開催での復帰へ向けて調整を進められる予定だ。
近況(2009.12.22現在)
No.9ホーストレーニングメソドで調整中。引き続き、BTCの色んなコースを併用して20秒前後のキャンター2000〜3000mを乗られ、状態もぐんぐん良くなってきたことから、粕谷調教師の指示で、11月末からは週に1日は17-16へとペースを上げて乗られている。強めに乗られても、歩様はしっかりとしており、取り立てて不安な面もなさそうで、今後は年明け1月末から始まる東京開催での復帰を目標に進められる予定だ。
近況(2009.11.24現在)
引き続きNo.9ホーストレーニングメソドで調整中。ウォーキングマシンでの常歩運動を行っていたが、10月20日に患部のレントゲンを撮ったところ、経過は良好との診断で、その後は屋内ウッドコースでダク、軽めキャンター合わせて2000〜3000mを乗られるようになった。さらに11月からはBTCの様々なコースを併用して、ハロンでは25秒前後のキャンター3000mまでペースップ。調教再開後も、患部には特に問題はなく、このまま帰厩に向けて進めて行けそうだ。
近況(2009.10.23現在)
聖心台牧場で調整されていたが、9月17日に浦河のNo.9ホーストレーニングメソドへ移動した。移動後は、患部のレントゲン写真を撮り経過を確認。獣医によると「古馬なので、多少は治りが遅い感じはするも、骨膜は特に問題はないし、経過は良好です」との診断だった。その後は、ウォーキングマシンで常歩運動のみのメニューも、変わりなく元気一杯。近日中には、再度、レントゲンを撮って経過を観察してから、乗り運動等のメニューに移るかどうかの判断をする予定だ。
近況(2009.9.24現在)
聖心台牧場で調整中。8月一杯は引き続きパドック放牧とウォーキングマシンによる常歩運動を行っており、中間の経過も順調とのことで、復帰に向けての乗り込みを開始するため、育成場へ移動する予定だったが、9月初旬になって蹄をやや気にする素振りをみせた。その後、経過を観察していたが幸い特に問題はなく、一時的なものだろうとのことで、予定通り17日にNO.9ホーストレーニングメソドへ移動の予定だ。
近況(2009.8.24現在)
聖心台牧場で調整中。7月一杯はパドック放牧されていたが、患部の経過も特に問題はないようで8月からは加えてウォ−キングマシンでの常歩運動を計1時間30分ほど行っている。この中間、経過を確認するために獣医の診察を受けたところ「右膝には若干微熱が残っているが、術後の経過としては特に問題はない。あと、1ヶ月経過したら乗り運動も始められそうだ」とのこと。今後も、様子を見ながら無理せずに進めていく予定。
近況(2009.7.23現在)
聖心台牧場で調整されている。7月上旬も引き続き、パドック放牧が行われている。「患部は徐々に良くなっていますが、まだ歩様が完全ではないし、もう少し時間がかかりそうです」と渡辺氏。しばらく運動をしていないこともあって、筋肉が落ちている印象だが、飼い食いは良く、元気があって、体調は良さそうなだけに、早く患部が回復してほしいところだ。
近況(2009.6.23現在)
5月17日に新ひだか町の聖心台牧場へ移動した。移動後は2週間程舎飼され、6月上旬は、パドック放牧が行われている。「患部にはまだ腫れが残っていて、歩様も少し自分から加減するような仕草を見せています。粕谷先生も馬を見て『完治するまで運動はしないほうがいいでしょう』と仰っていましたので、もうしばらくはこのまま様子を見ていきます」と渡辺氏。馬は落ち着きがあって、元気もあるが、今後は患部の回復を見ながらの調整となる。
近況(2009.5.22現在)
中間も坂路で順調に調整され、4月26日東京、4歳以上1000万下・ダート1400mに出走。好スタートも控えて4番手から楽な手応えで追走し3コーナー手前では3番手にまで進出したが、直線で追い出されてからが伸びひと息で0秒6差の7着だった。しかし、レース後特に異常はなかったが、30日の調教前に急に歩様が乱れてしまい、脚元にやや熱感もあった為、レントゲン検査を行ったところ「右前膝剥離骨折」と診断された。その後、美浦トレセン内入院馬房に移動し、5月7日に骨片除去手術の予定も腹痛の影響で9日に延期されたが無事に終了。なお、当初は全治3ヶ月との診断も手術後には全治6ヶ月と診断が変更されたが、術後の経過は良好。16日に抜糸した後、北海道の聖心台牧場へ移動の予定だ。
近況(2009.4.22現在)
3月22日中山、4歳以上1000万下・ダート1200mに出走。スタートまずまずも控えて後方から。向正面から徐々に押し上げ、3コーナーでは7〜8番手まで進出。そのまま直線に向き、馬場の外から追い出されるとじわじわ脚を伸ばして0秒9差の7着だった。村田騎手は「状態は良かったのですが、右回りだと内にモタれてしまう」とのこと。レース後は次走の東京戦に備えて、一旦放牧に出ることになり26日に相川牧場へ移動した。馬は緩めることなくキャンター調整されて4月9日に帰厩。中間も追い切りの動きは上々で、次走は4月26日東京、4歳以上1000万下・ダート1400mから登録の予定だ。
近況(2009.3.23現在)
次走まである程度間隔が必要だろうとのことで、2月16日に千葉県の相川牧場に放牧に出たが、急遽、3月3日の検疫で帰厩した。粕谷調教師は「予想していたより間隔が開かなくても出走が可能なようなので、早めに厩舎の方へ戻しました」とのこと。早速、8日には坂路で54秒6〜39秒9〜12秒7を馬なりでマーク。11日にも53秒0〜38秒4〜12秒3を一杯に追われ、徐々に出走体勢も整ってきた。18日にも追われる予定で、23日中山、4歳以上1000万下・ダート1200mに村田一誠騎手での出走を予定している。展開に左右される面はあるが、上手に末脚を活かせれば上位進出も十分に可能だ。
近況(2009.2.23現在)
相川牧場で調整されていたが、東京戦へ向け1月15日に帰厩し、その後18日、21日、28日、2月4日と追い切りを重ねて徐々に態勢が整った。粕谷調教師は「息の入りはやや物足りないが、さすがにダイナミックで豪快な動き」とのこと。そして、2月8日東京、4歳以上1000万下・ダート1400mに出走。好発も控えて5〜6番手から。3コーナー手前では馬なりで3番手まで上がり、そのまま直線に向き、馬場の内目で懸命に粘っていたが、半ばで後続に強襲され8着だった。柴山騎手は「最後までバテてはいないのですが」とのこと。なお、出走間隔を空ける必要があるため、16日に相川牧場に放牧に出た。
近況(2009.1.23現在)
千葉県の相川牧場で調整中。こちらに移動後も馬は緩めておらず、平地馬場では20-20のキャンターで2500〜3000mを順調に乗られている。牧場スタッフは「当初は馬に硬さが見られたが、フットワークも良くなってきたし、動きにも力強さが戻ってきました」とのこと。その後1月初旬からは、粕谷調教師の指示で、週に1日は17-16秒と帰厩へ向けてペースアップを図っている。粕谷調教師は「徐々に疲れも癒えてきたようだね。中山戦はこの馬は不向きなようなので、次走は東京戦が目標です」とのことで、帰厩に向けて進められていたが、急遽、厩舎の馬房調整がついた為、15日の検疫で帰厩した。
近況(2008.12.22現在)
11月22日東京、ダート1300mに出走した。中団後方からレースを進めて、勝負所でも位置取りは変わらず、そのまま直線に向き、馬場の外から追い出されたが、伸びはなく1秒5差の12着だった。柴山騎手は「3角過ぎでバランスを崩してリズムが狂った。それに外目をスンナリ走るより、馬込みに入れた方が闘争心が出そうだ」とレース後のコメント。続く、29日東京、ダート1400mに登録も除外。粕谷調教師は「中山より東京向きの馬。やや疲れも見えるし、ここでひと息入れたい」とのことで、28日に千葉県の相川牧場へ移動したが、馬は緩めておらず、平地馬場でキャンター調整されている。
近況(2008.11.21現在)
10月25日東京、ダート1400mに出走。スタートまずまずも控えて後方から。直線勝負に賭けて道中は末脚を温存し、直線で馬場の内から追い出されると鋭く脚を伸ばして4着だった。柴山騎手は「馬がムキにならないよう、上手く脚を溜めて末を活かせました」とのことだった。続く、権利取りのためのフィリピントロフィーを予定通りに除外になり、改め、15日東京、ダート1400mへ登録を行ったが、頭数が多く再度除外されてしまった。なお、この後は11月22日東京、ダート1400mに出走の予定だが、2度の除外で間隔は空いたものの仕上がりは上々で、再度末脚が生きる展開になれば、さらなる上位進出も見えてくるだろう。
近況(2008.10.23現在)
9月21日中山、葛飾特別、ダート1200mに出走。スタートまずまずで4〜5番手から。勝負所でも位置取りは変わらずに、そのまま直線に向き、馬場の中ほどから追われたが、伸びひと息で1秒差の11着。村田騎手は「状態はいいも、距離が幾分忙しかった」とコメント。中間も変わりなく調整され、10月12日東京、ダート1400mに出走を予定したが、登録頭数が多く除外。翌週の19日東京、ダート1300mも再度の除外。改め、25日東京、ダート1400mまで延期された。この条件での短距離戦は登録が多く予想されるため、出走までには2回の権利が必要なようだ。
近況(2008.9.24現在)
8月17日新潟、岩室温泉特別、ダート1200mを除外され、粕谷調教師は「すでに身体が仕上がっている現状、9月7日の新潟戦までは間が開き過ぎ。距離の1700mも心配なし」との判断で、急遽、予定を変更され27日に札幌競馬場へ移動。そして、8月30日、大雪ハンデ、ダート1700mに登録も再び除外。改め、9月6日、層雲峡特別、ダート1700mに出走。果敢にハナを奪ってレースを進めていたが、直線では失速して10着。今回、騎乗した横山典騎手は「最後まで手前を替えなかった」と分析。厩舎事情で10日に美浦へ引き上げ、次走は21日中山、葛飾特別、ダート1200mから登録の予定。
近況(2008.8.22現在)
8月2日新潟、苗場特別、ダート1200mに出走。馬体重は前走からプラス10kgの476kgとやや馬体に余裕残しの印象。スタートまずまずも控え中団後方から。道中は馬場の内目を追走し、3コーナー手前から進出して6番手まで。そのまま直線に向き、追い出されたが伸びひと息で8着。村田騎手は「息の入りが悪かった」とのことで、粕谷調教師も「幾分重かったかも知れない」と分析。続き、17日新潟、岩室温泉特別、ダート1200mに登録したが、頭数が多く残念ながら除外。改め、次走は9月7日新潟、妙高特別、ダート1200mを視野に入れている。
近況(2008.7.24現在)
千葉県の相川牧場で調整され、平地馬場と坂路を併用して順調に乗られていたが、ようやく厩舎の馬房調整がつき、7月16日に入厩の予定。この中間は、粕谷調教師も頻繁に視察に訪れて状態を確認しており「疲れも特に感じられないし、力強い動きを見せる馬です。元管理していた相沢先生にも、この馬のいい所は聞いているので、ある程度は分かっているつもり。このクラスでも能力は十分に通用しそう」とのことで、今後は新潟、ダート1200mを目標に仕上げる予定。8月2日苗場特別を除外された時は、17日の岩室温泉特別辺りに出走か。
近況(2008.6.24現在)
昇級緒戦は5月24日東京、ダート1400mを予定も、登録頭数が多く除外。31日東京、ダート1300mも再度の除外。さらに6月8日東京、三浦特別、ダート1400mも除外され3回目。改め、15日東京、日吉特別、ダート1600mにようやく出走。4〜5番手からの追走で、そのまま直線に向き、馬場の中ほどから追われたが、前走ほどの伸びはなく1秒差の11着。三浦騎手は「バテてはいないも、距離が幾分長かった」と。なお、17日に千葉県の相川牧場に移動されたが、諸事情で転厩することになり、18日付けで美浦・粕谷昌央厩舎所属変更となった。
近況(2008.5.23現在)
ミルファーム千葉にて、左前脚には数回のショックウェーブ治療を行い、ソエの痛みは気にならなくなった。坂路にてキャンターを進め、厩舎の馬房調整がつき、5月8日に帰厩。太めに見せるのはいつものことで、毛ヅヤが良く元気いっぱい。その後、チップコースで順調に追い切りをこなし、5月18日新潟、ダート1200mへ今売り出し中の三浦騎手で出走した。中団の外目からレースを進め、3〜4コーナーそのままの位置取りも、直線で外の方から勢い良く脚を伸ばし、ゴール手前でクビだけ交わして優勝。今回は減量起用と平坦コース、距離短縮が吉と出て、久々となる3勝目を挙げた。
近況(2008.4.23現在)
予定どおり、3月23日中京、ダート1700mに出走。すっと先行し、3番手から。3コーナーあたりでは2番手まで進出し、直線もそのまま粘っていたものの、3頭の争いの中から勝馬に抜け出され、2着だった。輸送で馬体が絞れたのも良かったのだろう。続く、連闘で29日中京、ダート1700mに出走。思ったほど行けず、道中も手応えが今ひとつで、直線も見所なく、10着に終わった。レース後、左前をかばう素振りを見せかなり歩様が悪くなってしまい、すぐに獣医の診断を受けたところ、ソエを痛がっているとのことだった。4月2日にミルファーム千葉へ移動し、ショックウェーブ治療中。
近況(2008.3.24現在)
予定どおり、2月23日東京、ダート1600mに出走。中団外目を追走し、4コーナーでの手応えは抜群だったが、直線で追われるとじりじりと最後まで止まってはいないものの、前には届かず6着だった。優先出走権が取れなかったため、27日には一旦、ミルファーム千葉に移動し、こちらで馬体を緩ませることなくキャンター調整が進められ、2週間ほどで3月13日に帰厩。やや太めに映るのはいつものことで、次走は23日中京、ダート1700mを目標にしている。昨年のこの舞台で僅差の2着があるので、なんとかその時ぐらいの走りは見せて欲しいところ。
近況(2008.2.22現在)
予定どおり、2月2日東京、ダート1600mに出走。中団あたりからレースを進め、3〜4コーナーではやや後退も、直線に向き、馬場の内からぐんぐんと脚を伸ばし、際どい3着争いに加わったが、写真判定の結果、4着だった。それでも一時のスランプを脱し、ようやくこの馬らしい競馬ができたのは何より。ブリンカー効果もあったようだ。そして無事、優先出走権を得られてひと安心。メンバーなどを考慮し、次走は中2週で23日東京、ダート1600mを予定。脚元は特に変わらず、このクラスでは力上位だけに、叩き2戦目でさらに前進が見込めるだろう。
近況(2008.1.22現在)
前走後は12月19日に千葉県のミルファーム千葉に放牧に出ている。いくらか脚元に疲れは見られたようだが、年が明けてからは通常メニューをこなしており、ダク、ハッキングで身体をほぐしてから坂路にてキャンター調整が行われている。中間、相沢調教師が視察に訪れ、状態を確認、1月18日に帰厩の予定。「小倉も視野に入れていたが、ダートコースでの調教は不安が残るので」とのことで、東京開催での出走を目標にしている。今年から5着以内に優先出走権が与えられるため、なんとか掲示板は確保したいところ。2月2日東京、ダート1600mから登録の予定。
近況(2007.12.25現在)
千葉県のミルファーム千葉にて調整され、2週間ほどで帰厩の予定だったが、厩舎の馬房調整がつかず1週ほど延びて、11月27日に帰厩した。元々太めに見せる体型だが、汗取りを着用してもさすがにこの時期は汗をかかず、絞りきれずに予定が1週ほど延期となり、12月15日中京、ダート1700mに出走。馬ナリで2番手につけ1〜2コーナーを回り、向正面では楽な手応えで前の馬を見ながら追走。しかし勝負処では早々と手が動きだし、直線半ばまではなんとか粘っていたが、後続に一気に来られ8着だった。今回は道中、まったく手前を替えなかったとのこと。
近況(2007.11.27現在)
予定通り、10月28日福島、ダート1700mに出走。まずまずのスタートから先行争いに加わり、ハナへ。後ろからつつかれる厳しい展開。3コーナーあたりからすでに手応えは怪しく、終いは脚が上がってしまい、14着と大敗を喫した。少しトモの甘いところもあるし、テン乗りというのも影響していたようだ。馬房調整の関係で31日には千葉県のミルファーム千葉に短期放牧に出た。次走は左回りの中京戦を目標にしており、馬体を緩ませることなく、坂路にてキャンター調整が行われており、間もなく帰厩の予定。このクラスでは能力上位、スリーアウトは絶対に免れたいところ。
近況(2007.10.16現在)
千葉県のミルファーム千葉にて調整され、15-15も定期的にこなし、最終的に調教師が脚元の状態を確認して、ようやく10月4日に帰厩。10日競馬で、14日東京、ダート1600mが復帰戦となった。中団あたりを追走し、勝負処では5番手まで。いざ、直線入ってからの反応がひと息で、伸び脚見られず9着だった。レース後、田中騎手は「久々のせいか、思ったほど動けませんでした」とのことで、体重もプラス6とやや太め残りで、いかにも急仕上げだった様子。叩かれた次走の変わり身に期待したい。次走は中1週で福島、ダート1700mを予定している。
近況(2007.9.18現在)
千葉県のミルファーム千葉にて調整されている。引き続き、ダク、ハッキングにて身体をほぐしてから坂路にて18-18くらいのキャンターを乗られ、週に1〜2日は15-15も交えて進められている。中山開催での復帰を目標にしていたが、インフルエンザ騒動で、2日間の開催中止があり、さらにトレセンへの入退厩が一時ストップしてしまい、現時点では3歳未勝利馬優先なので、この分だと早くても復帰は府中開催にずれ込みそう。ただ、脚質からは府中向きで、休養前の内容からも、初戦から狙っていけそうだ。やや太めに映るのはいつものことで、馬房調整がつきしだい、帰厩の予定。
近況(2007.8.21現在)
千葉県のミルファーム千葉にて調整されている。左前脚球節は小康状態を保っており、現在はダク、ハッキングで身体をほぐしたあと、坂路にて18-18くらいのキャンター1600mほど乗られ、調教後は念のため、患部を冷やしている。一時期に比べると球節付近はすっきりと見せており、このまま進めていけそうで、8月中旬からは15-15も取り入れ、9月の帰厩に向けてペースアップしている。元々、太めに見せる体型なので重量感はあるが、乗り込むにつれて、徐々に引き締まってきた印象。トレセンへ戻る頃には、500キロを切るくらいになるだろう。
近況(2007.7.17現在)
千葉県のミルファーム千葉にて調整されている。脚元の状態は特に変わらず、ダク、ハッキングにて乗られ、ペースを上げる前に、念のため6月下旬に左前脚球節のエコー検査を行ったところ、ごく軽いものだが骨膜が出ていることが判明し、獣医の指示で再度、ブリスター治療を行った。2週間ほど休養を余儀なくされ、7月中旬からは乗り運動を再開。左前脚球節は、前回の長期休養の原因ともなった箇所で、完全にすっきりとさせることは難しそうなので、これ以上は悪化させないように調整を進めていくほかないだろう。早くても復帰は9月の中山開催あたりになりそう。
近況(2007.6.18現在)
千葉県のミルファーム千葉にて調整されている。左前脚の球節の腫れはまだいくらか残っているが、現在はダク、ハッキングにて1800mほど乗られている。乗り出しても脚元の状態は変わらず、このままを維持しつつ、乗り固めていく方針で、今後も様子を見ながら進めていく。元々太めに見える体型だが、運動のみにとどめられていた分、馬体は緩く映り、明らかに重い。それでも、これからは気温の上昇とともに汗をかきやすくなるため、徐々に締まってくるだろう。休み明けは優先的に出走できるため、特に目標は掲げず、脚元の状態を見ながら調整を行っていく。
近況(2007.5.17現在)
千葉県のミルファーム千葉にて調整されている。左前脚の球節の腫れがなかなか治まらず、再度、ブリスター治療を行い、ウォーキングマシンでの運動のみにとどめられている。運動後には冷却治療を行っているが、腫れの方はまだいくらか残っており、これ以上は悪化させないよう努められている。それでも移動当初に比べれば、患部の状態は落ち着いてきており、そろそろ乗り運動を始める予定。このクラスでの能力上位は明らかで、パンとすればすぐにでも勝ち上がれるだけに、今は我慢のしどころ、焦らず完治を待ちたい。
近況(2007.4.17現在)
予定通り、3月18日中京、ダート1700mに出走。頭を上げたところでスタートが切られ、出遅れたものの、さっと好位の5〜6番手をキープ。終いの脚に期待したが、伸びは見られず6着までだった。中1週続きで、疲れがピークに達していた様子。レース前から少し気になっていた左前脚球節が腫れてしまったため検査を行ったところ、副管骨に僅かながら骨折が判明し、全治3ヶ月の診断だった。21日は千葉県のミルファーム千葉に移動。23日には全身に笹針を施し、骨折箇所にはブリスター治療を行った。1週間ほど舎飼され、現在はパドック放牧のみだが、そろそろ運動を始められそうだ。
近況(2007.3.16現在)
予定通り、2月17日東京、ダート1600mに出走。好位追走から、勝負処では一旦外から被されてしまい、直線では立て直して外に持ち出すと、グイグイと差を詰めたものの、ハナ差及ばずの2着。続く、中1週で3月3日中京、ダート1700mに出走。スタートから積極的にハナを奪いにいき、自分のペースに持ち込み、4コーナーでの手応えは良く、そのまま粘り込めるかと思ったところ、外の馬の脚色が優勢で、クビ交わされたところがゴール、またもや惜しい2着だった。次走は中1週で18日中京、ダート1700mを予定。このクラスでの力上位は明らかで、今度こそ、もう負けられない。
近況(2007.2.16現在)
千葉県のミルファーム千葉にて乗り込みを進め、いつ帰厩の声がかかっても良い状態をキープしていたが、なかなか馬房調整がつかず、延び延びになっており、ようやく2月7日に帰厩した。コロンと見せる身体つきで、腹回りなどやや太目に映る体型だが、直前の動きは抜群で、多少、プラス体重でも特に心配はいらないだろう。なにぶん、レース間隔が1年近く開いているので、まずはひと叩き必要だろうが、すでに500万クラスは勝ち上がっているだけに、このあたりでモタモタしてはいられない。2月17日東京、ダート1600mが復帰戦の予定。
近況(2007.1.17現在)
千葉県のミルファーム千葉育成厩舎にて調整されている。引き続き、ダク、ハッキングで身体をほぐしてから坂路にて18-17くらいのキャンターにて調整されている。帰厩に向けて。コンスタントに15-15も取り入れ乗り込まれており、徐々に調子は上向き、あとは厩舎の馬房調整を待つばかりとなった。当初、小倉開催を目標にしていたが、出張馬房の関係などもあり、府中開催と両睨みで進めていくことになった。久々なので、レース勘が問題だが、このクラスなら力上位、今年は休みの長かった今までの分を取り返すべく活躍を期待したい。
近況(2006.12.20現在)
千葉県のミルファーム千葉育成厩舎にて調整されている。移動後すぐは軽めに乗られ、いくらかゴトゴトする感じはあるものの、乗り進めていくうちに動きも良くなってきた。1月後半の小倉開催での出走を目標に、現在はダク、ハッキングで身体をほぐしてから18-17くらいのキャンターにて調整されている。見た目は背丈が低く、格好が良いとは言えないタイプだが、キャンターにいくといい動きをするとのこと。いかにもパワーがありそうな筋肉質で逞しい馬体は、乗り込むに連れて張りが良くなっている。年明け帰厩に向けて、徐々にペースアップしていく予定。
近況(2006.11.20現在)
グリーンファーム甲南で調整され、左トモは深いところの捻挫のようで、中間は長針治療を行い、状態も徐々に良くなり、坂路を18-18くらいのペースで2本乗られ、11月に入った頃には行きたがって仕方ない程元気になって一安心。すでにご報告の通り、この度、美浦・相沢厩舎に転厩することになり、16日にひとまず、千葉県のミルファーム千葉育成厩舎へ移動している。今後は1月小倉開催での出走を目標に厩舎馬房調整がつけば帰厩できる見込み。
近況(2006.10.20現在)
グリーンファーム甲南で調整中。ウォーキングマシンで運動後、馬場で常歩、ダクで歩様を確認してから、坂路をダクで1本、ここへ来て活気が出て歩様も問題なく、とても順調だし、まだ太めのため、キャンターは3本のメニュー。20-20を1本と18-18を2本乗られているが、週に1〜2回は3本目の終いの1Fを15-15にペースを上げることもあり、見ていると速さを感じさせない順調さ。調教師も時々状態を確認され、「順番が来たら戻さないといけないね」とのことなので、それほど遠い日のことではないだろう。
近況(2006.9.20現在)
グリーンファーム甲南で調整中。ウォーキングマシンで運動後、馬場で常歩、ダクを乗り、歩様を確認してから坂路をダクで1本乗られ、その後18-18くらいのキャンター2本のメニュー。さらにウォーキングマシンで1時間運動を行っている。これだけの運動量をこなしても、やはり腹周りには余裕があり、まだ乗り込みが足りないのか、左前と右トモの出がもう一つの状態で、緩みがあるような印象。それでも患部は問題なく、今後はドンドンペースを上げていけるだろう。
近況(2006.8.18現在)
グリーンファーム甲南で調整中。ストレスがなくなったためとても元気が出て、イライラが取れて、良い意味のやんちゃ坊主に逆戻り。8月上旬からはキャンターを坂路で3本乗られるようになり、患部はすっかり良くなって、ひんやりしている。まだ20-20くらいのペースだが、今後は帰厩に向けて終いの1本を強めに乗れるようになれば帰厩の声も聞こえてくるだろう。8月上旬現在の馬体重は506キロ。
近況(2006.7.20現在)
グリーンファーム甲南で調整中。痛いところがなくなったからか、元気一杯で、かなりやんちゃな面を見せているようだ。7月に入ってからは、角馬場でダクを乗られた後、坂路をダクで1本、その後軽いキャンターを2本のメニュー。一時の緩みが取れたためか、動きはかなりスムーズで、このまま進めていけそう。中山場長は「坂路で3本、終いの1本で時計を出せるようになれば帰厩できるでしょうから、しばらくはこんな感じで状態を見ながら徐々にペースを上げていきます」とのことだ。
近況(2006.6.20現在)
グリーンファーム甲南で調整中。寝藁を食べて困る問題は、チップに変更して解決し、5月中旬に撮ったレントゲンの状態が良かったため、6月に入ってからはウォーキングマシンで運動を開始し、念のため患部にはレーザー治療を行っている。一時に比べると見違えるくらいすっきりしており、6月中旬には騎乗して、角馬場でダクと、坂路で軽いキャンターを乗り始めている。運動後も患部に熱を持つことはなく、このまま進めていけそうだ。
近況(2006.5.19現在)
グリーンファーム甲南で休養中。治療を始めて3週間後に患部のレントゲンを撮ったが、それほど良化が見られなかったため、引き続き舎飼している。表に出られないストレスもあるのかもしれないが、寝藁をすっかり食べてしまうらしく、何か寝藁に変わるものを検討しているとのことだ。レーザー、冷却治療を続けており、幸い球節の腫れも熱もなく、一時に比べるとかなり治まっているようで、再度レントゲンを撮って確認してから今後のメニューを決めていくとのこと。
近況(2006.4.20現在)
3月26日中京、伊勢特別・ダート1700mに出走し、好スタートから積極的に前に出て行ったものの、粘りきれず13着。まだこのクラスのペースに慣れていないとのことで、3月30日にグリーンファーム甲南へ放牧に出した。どこか痛いところがあるわけではないので、休みなく、ウォーキングマシンで運動後、角馬場でダクを乗られ、その後坂路3本のメニューを消化。ところが、もともといくらか不安のある左前脚の球節が腫れてしまい、調教を休んでレントゲンを撮ったところ、種子骨に骨膜が出ており、消炎剤を塗りながら患部を冷やして、完全休養させている。
近況(2006.3.20現在)
3月5日阪神、ダート1400mに出走した。小倉での勝ちっぷりから、昇級しても問題ないと思っていたが、外枠からテンに脚を使ったし、かなり馬群で揉まれたこともあって、力を出し切れずに終わったようで9着。レース後に左前脚を落鉄し、そのせいで球節がいくらか腫れぼったくなり、いつものレース後よりも坂路入りを遅らせるアクシデントはあったが、その後はまったく問題なく、坂路で16-17くらいのキャンターを2本乗られている。前走の内容から1400mはいくらか忙しいようなので、次走は3月26日中京、伊勢特別・ダート1700mに出走の予定。
近況(2006.2.20現在)
復帰2戦目は1月21日小倉、ダート1700mで、大外から果敢にハナを切ってレースを引っ張り、3コーナーから並ばれて厳しい展開だったが、ギリギリ粘って2着で時計も優秀だった。優先権を持って、2月11日小倉、ダート1700mに出走。展開はさらに厳しく、1コーナーから4頭が雁行状態で、向正面は3頭がびっしり競り合う形で、おそらく先行馬総崩れになるだろうと思っていたが、直線で振り切るとそのまま逃げ込んで2勝目を挙げた。レース後も変わりなく、次走は3月5日阪神、ダート1400mに鮫島騎手か、同日中京、瀬戸特別・ダート1700mに福永騎手で出走を検討している。
近況(2006.1.20現在)
帰厩後も順調で、毎週コンスタントに追い切りを消化し、1月5日京都、ダート1400mに出走した。プラス22sだったが、ほとんどが成長分で、太め感はなかったし、追い切りの動きから、もう少しスムーズなレースができるかと思っていたものの、案外もたつき14着。思えば、今回が関西初見参で、これまで、レース内容の細かいところを見ていなかったこともあるが、レース後、内にささって追いづらいところがあるとのことだった。レース後も、連日坂路2本乗られ、元気一杯で、次走は除外の可能性があると思うが、1月21日か22日小倉、ダート1700mに出走を予定している。
近況(2005.12.20現在)
グリーンファーム甲南では、坂路で20-20を1本、18-18を3本のメニューを消化。週に一回は15-15の時計を出し、併せてトレッドミルでの運動も行うなど、豊富な運動量をこなしてきた。12月8日にようやく帰厩し、10日には坂路で15-15の時計を出し、14日には坂路で馬なりで追い切りを行った。伸びが出て、体型が変わった印象があり、それほど腹がボテッとはしていないし、あばらがうっすら見える状態で、かなり体調が良さそう。このまま順調なら年明け早々の京都開催で出走できるだろう。
近況(2005.11.21現在)
ベルテックスファームで調整されていたが、帰厩へのワンステップとして、10月28日に滋賀県のグリーンファーム甲南へ移動した。さっそく坂路で4本、20-18くらいのペースで乗られ、週に1回は15-15の時計も出している。以前に比べるとやんちゃな感じがするし、放牧先でサク癖を覚えてしまい、馬房では口籠を着けられているが、もともと腹回りがボテッとしているのに、サク癖をすると腹が出てしまうため、これ以上は勘弁して貰いたい心境。それでもこのまま順調なら、帰厩はそれほど先のことではなさそうだ。
近況(2005.10.20現在)
ベルテックスFで調整されている。中間も18-18のペースで変わりなく順調に進められ、10月上旬はBTCの屋内直線ウッドでキャンター2000m、週1日は15-15も乗り始めている。日時は未定だが、ようやく調教師より帰厩に向けて徐々にピッチを上げていくように、との指示があり、今後はどんどん進めていく。「行きっぷりが良くなってきて、だいぶ動けるようになったし、状態はどんどん上に向いていますね。けっこう気性がキツイし、走法からも短距離が合いそうな感じですが、スピードとパワーを持っているし、500万下は楽に通過して欲しいですね」と育成スタッフ。9月末現在の馬体重は485kg。
近況(2005.9.20現在)
ベルテックスファームで調整されている。中間も前月同様、順調に進められ、9月上旬はBTCの屋内直線ウッドでキャンター2000mを乗られ、18-20にペースを上げている。「トモにもう少し力がつくと動きも変わってくると思いますが、いつでも速いところをやれる好状態です」と育成スタッフ。馬体はそれほど大きく成長した感じはないが、身体全体がパンと張ってボリュームがでたし、確実に良化している。毎月、調教師は来場しており、状態面は把握しているようだが、まだ指示はなく、しばらくは今のペースで乗り込んでいく。8月末現在の馬体重は480kg。
近況(2005.8.19現在)
ベルテックスファームで調整されている。中間も取り立てて不安な面はないが、ゆっくり進められ、8月上旬はBTCの屋内直線ウッドでダク2000m、キャンター1000mを乗られ、ペースは20-20まで。「放牧に来た頃に比べると、フックラして毛ヅヤが良くなりましたし、だいぶ疲れが抜けてきましたね。最近は元気がでてきて口うるさくなってきましたよ。あとは調教師の先生から指示がでれば、いつでもペースを上げていける状態です」と育成スタッフ。見るからに活気がでてきて元気一杯だし、馬体にも張りが戻ってきて、状態面は問題なさそうだ。
近況(2005.7.20現在)
ベルテックスファームで調整されている。中間は徐々に調教のピッチを上げていき、7月上旬はBTCの屋内直線ウッドでキャンター2000mを乗られ、週1日は20-20にペースを上げている。「夏場はリフレッシュをさせる為、もうしばらくはじっくり進めていく予定ですが、思っていたより回復が早そうで、だいぶトモの筋肉が戻ってきました。未勝利戦の勝ち方からも、状態さえ本物なら上のクラスでも通じると思うし、これからの馬ですよ」と育成スタッフ。相変わらず体高は小さいが、以前に比べると体型からは幼さが抜けたし、成長力のある血統で、秋にはパワーアップした姿を披露できそうだ。
近況(2005.6.21現在)
未勝利戦、快勝後も不安なところは全くなく、6月4日東京、ダート1300mに出走した。前走の内容から500万下クラスでも期待したが、道中のペースが忙しく、力を発揮できず14着。レース後、とごも悪いところはないが、デビューから輸送競馬が4戦続いていたし、リフレッシュ休養させることになり、6月11日に北海道のベルテックスファームへ放牧に出た。移動後は、パドック放牧のみで様子を見たが、心配な面もなく、すぐにBTCで調教を再開。現在はダク2000mを乗られており、しばらくは軽めに調整され、秋の帰厩を目標に進めていく。
近況(2005.5.20現在)
2戦目は僚馬たちと一緒に東京へ出張し、5月1日東京、ダート1400mに出走した。好位置から早めに抜け出しを図ったが、内外から交わされて3着だったが、権利をもらったのは大きい。レース後も心配なところは皆無で、飼葉の食いも良く、元気いっぱいで、続いて5月14日東京、ダート1300mに出走した。出負けして思ったより後方だったし、直線は前が壁になりとても抜けられそうになかったが、さすがの鞍上が、上手く外へ出して後続をちぎる快勝ぶり。インで砂をかぶっても問題なかったし、いくらか強行スケジュールにもへこたれず、収穫の多いレースだった。
近況(2005.4.20現在)
3月18日にゲート試験を受け、難なく合格し、その後は、何度か併せ馬で追い切りを行ったが、とにかく真面目で一生懸命に走る姿は好感が持てる。追い切りに乗った角田騎手は「終いの伸びが物足りない」とのことだったが、最終追い切りでは格上の古馬に食い下がり、これならとのことで、4月16日福島、ダート1700mでデビューした。スッと2番手につけて、3コーナーで先頭に立ち、逃げ込みを計ったが、距離もいくらか長かったようでバテてしまい4着。さすがに母譲りのスピードを見せてくれたし、ここを使って次走は大きな変わり身を見せてくれそうで楽しみ。
近況(2005.3.18現在)
併せ馬で、角馬場でダク、ダートコースで18-17くらいのキャンターを乗られ、その後ゲート練習に余念のない毎日。育成場でもゲート練習は行い、問題はなさそうだったが、いくらか身体を硬くして、緊張状態とのことだったので、嫌気がささないように、時間をかけて練習し、3月10日に試験を受けるEコースのゲートでダッシュさせたが問題なく、18日に試験を受けることになっているが、難なくクリアできるだろう。まだ追い切りなどは行っていないが、真面目な性格で前向きだし、姿勢が低いきれいなフォームなので、間違いなく走りそうだし、デビューは未定だが、待ち遠しい。
近況(2005.2.18現在)
グリーンファーム甲南で調整中はすこぶる順調で、坂路を18-18くらいのペースで3本、週に1回は15-15の時計を出し、ゲート練習も問題なくこなしてきた。2月12日にようやく厩舎の馬房調整がつき、栗東・白井厩舎に入厩した。さっそく角馬場でダクを乗られた後、併せ馬で馬場を通常のメニューで乗られているが、物見をすることもなく、しっかりした走りを見せている。さすがにここまでしっかり調教を積んできただけのことはある。少し前の出が硬い感じがするとのことだが、どこかが悪いわけではなく、併せて行っているゲート練習も問題なさそう。
近況(2005.1.20現在)
引き続き、グリーンファーム甲南で調整中。すこぶる順調で、通常は650m坂路を18-18くらいのペースで3本、週に1回は15-15の時計を出している。併せて行っているゲート練習も問題なくこなしており、そろそろ入厩の声が聞こえても良さそうな雰囲気。相変わらず腹周りがぼてっとして見えるが、これはブライアンズタイム特有の体型だし、とにかく体調は良さそう。今後も厩舎の馬房調整を待ちながら、この状態をキープして行きたいものだ。
近況(2004.12.20現在)
引き続き、グリーンファーム甲南で調整中。すこぶる順調で、通常は650m坂路を18-18くらいのペースで3本、週に1回は15-15の時計を出している。相変わらず腹周りはぼてっとしているが、ずいぶん体調が良いと見えて、表情もすっきりしており、やんちゃな面が出てきた。トレッドミルの運動も問題なくこなし、だんだん逞しさが身についてきたようだ。ただ、トレセンでの調教に耐えるには、もう少し体力の強化が必要のようで、今後も厩舎の馬房調整を待ちながら、さらに腹周りを絞りたい。
近況(2004.11.19現在)
引き続き、グリーンファーム甲南で調整中。650m坂路を20-18くらいのペースで3本乗られているが、息の乱れもなく、涼しい顔をしてしっかり駆け上がってくる。その後ゲート練習を行っているが、前後の扉を閉めて駐立と音を聴かせており、問題なく順調。調教後は、トレッドミルで30分の常歩運動を行っているが、これが一番ハードと見えて、全身にびっしり汗をかいている。少し傾斜をつけているので、首から背中を上手に動かす必要があるため、きれいなフォームの秘密なのかもしれない。まだまだ太めだし、体力的に物足りないとのことなので入厩はもう少し先になりそう。
近況(2004.10.20現在)
入厩へのステップとして、10月1日に、トレセン近辺の甲西グリーンファームへ移動した。長距離輸送の疲れもなく、さっそく650mの坂路を2本乗られている。ここは八日市グリーンファームの分場として、坂路調教ができる施設として最近開設されたもの。もともと腹回りに余裕が感じられる体型だが、毛づやが良く、鍛えられてくっきりした筋肉の付き方をしており、身体の張りを見る限りかなり体調は良さそう。ここへきて日が浅いこともあり、ペースはあまり上げておらず、入厩もまだ具体的になっていないが、それほど先のことではなさそうだ。
近況(2004.9.17現在)
ベルテックスFで調整されている。中間も順調に乗られ、8月上旬はBTCの直線ウッドと坂路を併用してキャンター2000mくらいを乗られ、週2日は15-15までペースを上げている。「夏バテもなかったし、脚元の疲れもなく、とにかく順調ですね。調教でもグイグイ走って、行きっぷりがいいですよ。まだ具体的な入厩時期は聞いていませんが、先生も毎月状態はチェックしていますし、いつでも仕上げられる出来です」と育成スタッフ。相変わらず腹まわりがコロッとしているし、全体的にも太め残りだが、毛ヅヤは抜群で、体調面は万全。今後も入厩に向けてどんどん乗り込んでいく予定。
近況(2004.8.20現在)
ベルテックスFで調整中。中間も前月同様に順調に調教が進み、8月上旬はBTCの直線ウッドと坂路を併用してキャンター2000mくらいを乗られ、週2日は15-15までペースを上げている。「最近、ようやく馬体も絞れてきて、徐々に腹まわりもスッキリしてきました。だいぶ時計を詰めてきていますが、手応えは楽だし、調子自体も良さそうですよ。普段、これだけおとなしいブライアンズタイム産駒は、見たことがないくらいですが、調教で人間が跨ると、気合いが乗って一変するんです」と育成スタッフ。まだ入厩については未定だが、調教が進むにつれどんどん良化している。
近況(2004.7.20現在)
ベルテックスFで調整中。予定どおり6月23日に産地馬体検査を受け、馬名は「グリンガレット」に決定した。中間は徐々に調教のピッチを上げ、7月上旬はBTCの直線ダートと坂路を併用してキャンター2000mくらいを乗られ、週2日は15-15までペースを上げている。「だいぶお腹もへっこんでダイエットできたので、また調教を強めています。最近はゴーサインを出すと瞬時に反応するし、動きが変わってきました」と育成スタッフ。まだ馬体が太くゴロンとして幼く見えるが、前月と比べれば腹まわりが絞れ、確実に良化中。ごっつい見た目のわりに身のこなしが柔らかく、スムーズなフットワーク。
近況(2004.6.18現在)
ベルテックスFで調整中。中間もBTCの坂路で18-18くらいまでペースを上げていたが、6月に入って疲れから少し脚元が張った為、無理せず20-20のキャンターで乗られている。「今は無理せずゆっくり進めていますが、ブライアンズタイム産駒らしい体型は悪くないし、いい物は持っていると思います」と育成スタッフ。ここにきて一段と幅を増し迫力満点だが、動きは身体を持て余し気味だし、まだまだ変わってきそうだ。それでも馬体がしっかりしているし、バネがあり、かなりのパワーを秘めていそう。なお、本馬は6月23日の第二回産地馬体検査を受ける予定。5月24日現在の馬体重は462kg。
近況(2004.5.20現在)
ベルテックスファームで調整されている。中間も順調に調教が進んで、5月上旬はBTCの直線ウッドと坂路を併用して、キャンター2100〜3000mを乗られ、18-18までペースを上げている。「5月に入ってから少しずつ時計を詰めてきて、だいぶお腹が絞れてスッキリしてきましたね。見た目より、けっこう軽快な面があってスピードがありますし、血統的にも期待しているんですよ」と育成スタッフ。現在のところ早期デビューは検討されていないようなので、今後も今のペースで進めていくが、6月の第二回産地馬体検査を受ける予定。4月19日現在の馬体重は449kg。
近況(2004.4.20現在)
ベルテックスファームで調整されている。中間は調教量を増やしてBTCの直線ウッドでキャンター2000mを乗られ、4月上旬は週3日は700mの坂路で20-20を1本乗られている。「移動してきた当初はおとなしかったけど、最近やっと自分をだすようになってきて、走る気がでてきたようですね。小さいんですが全身を使って柔らかな動きをしますし、このまま順調にいけば楽しみですよ」と育成スタッフ。男馬なのでもうひとまわり馬格が欲しい気もするが、父の産駒らしい体型で、幅はスゴく逞しさは負けない。ゆったりとした歩様はいい感じで、柔軟性に長けている。3月末現在の馬体重は436kg。
近況(2004.3.19現在)
ベルテックスFで調整されている。移動後、環境に慣れてきたので、中間はBTCで調教を進めており、3月上旬は常歩を1時間乗ったあと直線ウッドでダク1000m、軽めキャンター1000mを乗られている。「今は音などにビックリするような事もなくなり、慣れてきました。ブライアン産駒は気性のうるさいイメージがありますが、これは大人しくて、少しズブイかなと思うくらい大人しいです」と育成スタッフ。馬体は最近も420kg台といい、もう少しある様に見えるが、まだ小柄でそんなに変わった感じはしない。問題なく順調だが、今後もしばらくは馬体の成長を見ながら無理なく進めていく方針。
近況(2004.2.20現在)
中間も聖心台牧場で調教を進めていたが、調教師の指示で2月10日に浦河のベルテックスファームに移動した。移動後、育成スタッフは「角馬場でダクを乗ってみたところ基礎は出来ている感じでした。ただ、音に敏感な面があるので、しばらく角馬場で乗りならしてからBTCで乗る予定です。それに馬体も小さいので、ゆっくりめに進めようと思います」と。環境が変わったせいか落ち着かない様子で、調教でも少し怖がる面があるというが、性格は素直で乗りやすいとの事。元気だが、他馬に比べ馬体が幼く小柄なので、もう少し成長を待つ必要がありそうだ。2月10日現在の馬体重は420kg。
近況(2004.1.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間は正月休みを挟んで成長を促しながらゆっくり調教を進めていき、1月中旬は屋内運動場で常歩、ダク、ハッキングを併せて20分ほど乗られている。騎乗スタッフは「すごく大人しいし、素直な馬」と言い、また渡辺氏は「普段はモタッとしているけど、調教では反応が良くて、何かあると素早い動きをするんだ。小さいけど馬を大きく見せるし、力のあるような動きをするから、面白いと思うよ」と。馬体もようやく変わってきた。まだ小柄だが、グンと胴が伸びてきたし、最近は腹まわりも段々とスッキリ。トモや幅はすごいので、今後が楽しみになってきた。
近況(2003.12.19現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も調教を進めていたが、11月下旬に寒くなり下が硬くなってきた時に左前脚をざ跖してしまい、2週間ほどパドック放牧にして休ませた。心配なく、12月上旬には回復しWマシンで運動を始めており、近々調教も再開する予定。「ブライアン(の成長ぶり)はこんな感じなのかなぁ。まだ馬が子供だけど、母方も奥手だからね。でも骨組だけはしっかりしているよ」と渡辺氏。馬体はまだ小柄でそんなに変わっていないが、張りのある身体つきに好感が持てる。成長ペースはかなりゆっくりな感じだが、父の産駒にしては歩様に柔らかみがあるし、丈夫そうに見える。
近況(2003.11.20現在)
聖心台牧場で調整されている。中間も順調に調教を進めており、11月上旬はWマシンで1時間運動した後、屋内運動場やダートトラックで常歩を乗られている。成長を促しながらゆっくりと進めているが、相変わらずドッシリ落ち着いて調教をこなし、全く問題ないようだ。馬体はまだ小柄で見るからに幼い身体つきだが、前後躯はまた一段と逞しくなり成長は確か。本当にすごいトモをしている。「成長がゆっくりでヤキモキするけど、初仔のテイエムアクションも十分な馬体でデビューしたから心配ないよ。ただ少し腹回りが太すぎるから、たっぷり運動してスッキリさせないとね」と渡辺氏。
近況(2003.10.24現在)
聖心台牧場で調整されている。中間は9月上旬すぎよりブレーキングを開始。「物覚えがいいし落ち着きがあり、かなり賢い方だと思います」と言われるほどで順調に進み、10月に入ってからはWマシンで運動した後、屋内運動場や屋外トラックなど色々な場所で常歩とダクを乗られている。ひと通り基礎は済ませたので、乗ったり休んだりして成長を促しながらゆっくり進めていく方針。馬体はまだ小柄だが、成長は遅くとも馬はどんどん変わっている。段々と父に似てきたし、力強くゆったりした動きを見せるので、スピードとスタミナを兼備した父産駒の良さが感じられるようになってきた。
近況(2003.9.25現在)
聖心台牧場で放牧されている。しばらく昼夜で鍛えられたが、9月に入ってからは普通に放牧され、併せて11日よりWマシンで運動を始めている。今月末頃には馴致も進めていく予定。「まだ幅ばっかり目立つけど、なんぼか大きくなってきたかな。幅があるから馬を大きく見せるけどね。放牧地では草ばっかり食べているし、まず飼葉食いはいいから。お尻も高いし、これからどんどん伸びてくると思う」と渡辺氏。小柄で幼さが残る馬体だが、見るたび段々と変わっており、身体は筋肉質で本当に逞しい。それにドッシリした気性に大物感が漂う。何をする時でもまず暴れたりすることはない。
近況(2003.8.25現在)
8月上旬も聖心台牧場で昼夜放牧を行っている。「馬は良くなってきたな。小さいわりに関節とか筋肉の発達がいいし、それに体型は独特だけど、見た目より動きがいいんだ。重心が低くて掻き込みが強く、パワーとスタミナがありそうで他を圧倒している。気性的にもますます強くなって、他馬もこの馬には寄りつかないほどだよ」と渡辺氏。馬体は相変わらずジリジリ大きくなっているが、肩やトモの筋肉がますます発達し、全体にフックラして厚みがあり実に力強く感じられる。今時期は小柄で、ゴロンとした体型、そしてスケールの大きいトモ。独特だが、父親の産駒はこれがいいのだろう。
近況(2003.7.25現在)
聖心台牧場で放牧されている。6月下旬から昼夜放牧を始め、7月上旬も雨の時以外はずっと外に放しているが、変わりなく元気いっぱい。馬体は小柄だが、以前ほど放牧地で小さく見えなくなったし、今もまだまだ伸びている最中。また体型的にも他馬より幼い感じがするが、そのわりに筋肉質でしっかりした身体つきをしている。さらに幅がでて、動きもグッと力強い感じになってきた。この調子なら先々はかなり筋肉質タイプに成長しそうだし、骨も太く、この馬は丈夫に育つだろう。「馬を強くしないとね(渡辺氏)」との方針で昼夜を試みたが、本馬ならその期待に応えてくれるはず。
近況(2003.6.25現在)
6月上旬も聖心台牧場で放牧され、毎日30分Wマシンで運動を行っている。奥手で少し実が入るのが遅れていた本馬も、5月に入ってからは、冬毛がすっかり抜けて身体もどんどん良くなっている。「骨ばっかり太くて・・、もう少し上に伸びてくれるといいんだけど」と言われ、相変わらず他馬に比べて背丈は小さいが、トモ幅がでて、全体に筋肉質な身体つきになってきた。やはり逞しく変わりそうで、スピード、スタミナを兼備したブライアン産駒特有の好馬体に見える。大きさについても、小柄だった2歳の半兄が現在では体重が470kgあるというので、本馬も後から大きくなるだろう。
近況(2003.5.23現在)
5月上旬も聖心台牧場で放牧され、最近は毎日30分Wマシンの運動を行っている。放牧中は他馬と共にヤンチャだが、扱いやすい馬で、何をするときでもドッシリ落ち着いているという。本当、いつも堂々としているが、馬体はまだ幼い感じが強い。今時期にしては小柄だし、まだ前躯の逞しさばかりが目立っていて均整がとれていないように見える。徐々にトモ幅はでてきたものの、本馬ならもっと逞しくなっていい。それでも成長途中ながら見た目より動きが柔らかいし、やはり身体が柔らかく、良質な筋肉を持った馬なのだろう。大柄な母の2番仔だし、身体もまだまだ大きくなるだろう。
近況(2003.4.25現在)
4月上旬も聖心台牧場で放牧され、毎日20分Wマシンの運動を行っている。元気が良く、雪解けの今時期はいつも泥だらけになって帰ってくるという。馬体はまだ小さめだし、他馬に比べて冬毛が長く、相変わらず奥手な雰囲気だが、この馬のペースで順調に成長している。ゆっくりながらどんどん馬が変わっており、上にも伸びてきたし、何より馬体のスケールが他を圧倒している。ブライアン産駒らしい成長ぶりで、その良さが目立ち、成長は一番ゆっくりなのに放牧地では一番力強い感じがする。「骨太で大きくなってきた。これは走るんじゃないかな」と渡辺氏の期待度もアップ。
近況(2003.3.25現在)
3月上旬も聖心台牧場で放牧され、毎日20分Wマシンの運動も行っている。「1つ上のフジキセキは1歳秋になっても小柄でしたが、それよりは今時期で大きいし、背丈も伸びていると思います。それに兄は放牧地でも凄くおとなしかったけど、これは元気がいいですからね」と牧場スタッフ。それほど目立たないが馬体は少しずつ大きくなっているし、お腹の目立つ体型も、前後の幅を増したので均整が取れてきた。上体はかなり立派だし、骨も太くなってきたので、やはりゴツクなりそうだ。首をグイッと下げた、重心の低い力強い動きをしており、奥手ながらしっかりした面も見える。
近況(2003.2.25現在)
2月上旬も聖心台牧場で放牧されている。また、最近は毎日20分のWマシン運動も始めた。「大きなお腹をしていて、あごの発達が良く、見ての通りよく食べる馬なんですが、そのわりに大きくなりませんね。でも雰囲気的にはいいし、僕らもこの馬にはかなり期待してるんです」と牧場スタッフ。馬体は前月と変わりなく、小柄でコロンとしていて幼さが目立っている。太い首にごつくて大きな顔、いかにも逞しくなりそうだが、やはり奥手でまだまだこれからといった感じ。テンカタイヘイもそうだったが、ブライアン産駒は成長が遅い。それでも父親の産駒らしい、雰囲気のある馬だ。
近況(2003.1.25現在)
1月上旬も聖心台牧場で放牧されている。横に長い放牧地の一番奥の急斜面を本馬と相棒はいつも元気に駈け上がっている。馬体はそれほど大きくなった感じはなく、相棒と比べるとまだ小柄で幼さが目立つが、徐々にトモに厚みを増してきた。大きな馬ではないが、先々は太くしっかりした身体になりそうだ。それに、なりは小さいが、気が強くて今も放牧地のボス。見た目に反して、他馬に対しては本当に堂々としているのだから不思議な感じがする。身のこなしの柔らかさも群を抜いており、独特な雰囲気を持った馬。成長自体がゆっくりなので、馬格も段々と追いついてくるはず。
近況(2002.12.20現在)
12月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「とにかく飼葉食いがいい」という本馬だが、大きなお腹がそれを証明している。馬体は前月からそれほど大きくなっていないし、小柄で、お腹ばかりが目立ち、まだ食べた分が全体にバランス良く身になってこない現状のようで、他馬と比べると幼く見える。やはり当歳時は見栄えのしないタイプだが、本来は幅があってしっかりとした馬だと思うので、段々と変わってくるはず。また、父の産駒らしく少し奥手な面があるかもしれない。産駒は手先の硬い馬が多いと聞くが、これは全体に柔らかみがありシャープな感じがして、脚元は丈夫そうだ。
近況(2002.11.25現在)
11月上旬も聖心台牧場で放牧されている。「背丈は少し小さめだけど、幅がある分そんなに小さくは見えません。この馬は性格が良くて、うるさいところもないし度胸がいい。馬同士ではボス格で親分肌なんです。ただ、普段のんびりしているせいか、すぐにお腹に肉がついちゃうんです。でも年明けからWマシンで運動を始める予定です」と牧場スタッフ。当歳時は見栄えがしないタイプかもしれないが、筋肉質でギュッと実の詰まった身体で動きの柔らかさが目立ち、非凡な雰囲気を持っている。1歳の半兄も小さめとのことだが、母親は馬格があるし2番仔でこれから変わってくるだろう。