近況(2005.10.20現在) |
札幌競馬場で調整され、9月25日、朝里川特別、芝1200mに出走した。馬体重は前走からプラス16キロとやや重め残りも、レースでは好発も控え中団から。3〜4コーナーでは6番手まで進出。そのまま直線に向き、大外から追い出されるとぐんぐん脚を伸ばし、0秒9差の4着だった。前走に続いての4着で、500万条件でも通用することを証明した。その後、関係者で協議し、再ファンドすることに決定した。10月1日付けで名古屋の竹口勝利厩舎に移籍した。精算については11月末の予定で会員の方には追って連絡します。なお、10月21日に地方移籍初戦を予定している。 |
近況(2005.9.20現在) |
浦河の丸幸小林牧場で調整されていたが、厩舎の馬房調整がつき8月28日札幌競馬場に帰厩。この中間、やや風邪気味とのことだったが、その影響もなく、身体もふっくらとして状態はまずまず。何といっても4歳未勝利馬だけにレースの選択はできないが、第2回札幌は、中山、阪神戦と同時開催となり、頭数もやや落ち着きそうなので、短距離での出走も決して不可能ではない。前走の函館戦、芝1200mではゴール前でアワヤのシーンを見せたように、能力は500万でも十分に通用。9月19日、ニセコ特別、芝1200mに登録も、頭数が多く除外だった。 |
近況(2005.8.19現在) |
前走後も函館競馬場に滞在して調整され、7月31日函館、3歳以上500万下、芝1200mに出走。ゲートは一息もすぐに中団につけ、勝負処から徐々に進出すると直線でも伸び脚を見せ、2着と同タイムの4着、ブリンカー効果も大きかったようで、大健闘した。レース後も変わりなく、連闘で出走を予定していたが、登録頭数が多く、出走不可能の為、一旦8月7日に浦河の丸幸小林牧場に放牧に出た。移動後はすぐにBTCで調教を始めており、変わりなく好調をキープしている。今後は、1回札幌開催は番組が混み合う事が予想される為、2回札幌開催での出走を目標に調整を進めていく。 |
近況(2005.7.20現在) |
浦河の丸幸小林牧場で調整され、BTCに通い調教を行っていたが、厩舎の馬房調整がつき7月1日函館競馬場に入厩。6日、13日とチップコースで追い切りが行われ、はまずまずの動きを見せ、徐々に出走態勢も整い、17日、登別特別、芝1200mに出走。好発から2番手をキープも、ペースアップされた3コーナー手前から徐々に遅れてしまい、4コーナーでは後方まで後退。そのまま直線に向き、追い出されたが伸びを欠き14着と殿り。着順こそ悪いが、それでも勝馬からは1秒1差と大きくは負けていない。叩かれた次走は変わり身も窺えるので、出走可能なレースを選んで登録を行う予定。 |
近況(2005.6.21現在) |
丸幸小林牧場で調整されている。中間は、ウォーキングマシンや常歩を長めに行い、コズミが解消され、歩様は随分とスムーズになった。その為、調教のピッチを上げる為、6月初旬からはBTCに滞在し、現在はキャンター3000m前後を18-18で乗られている。視察に訪れた調教師は「2回函館開催での復帰を目標にしているので、1回函館開催後半に帰厩できるよう、仕上げてほしい」との指示で、今後は更にペースアップを計る予定。 |
近況(2005.5.20現在) |
4月23日福島、芝1800mに出走。スタートまずまずで中団から。ところが4コーナーで躓く不利、すぐに態勢を立て直し、外から僅かに脚を伸ばしたが10着。続く、5月7日新潟、加治川特別、芝1800mに出走。スタート良く先行して2番手から。そのまま直線に向き、半ばまでは粘っていたが、最後は力つきての11着。これで3走成績不振のため、6月7日まで1ヶ月の出走停止処分に課せられた。また、疲れも残っており、ここでひと息入れることで、12日に浦河の丸幸小林牧場に移動。なお、数日間は楽をさせるが、その後はBTCに通い調教を行い、今後は函館戦出走を目標に進められる。 |
近況(2005.4.20現在) |
前走でゲート再審査を課せられたので、この中間はスタート練習に入念。そして、4月1日北馬場で試験を受け、無事に合格。入りもスムーズで、駐立も落ち着き、出もまずまず。改め、次走に向け、福島戦の出走可能なレースを選んで登録を行っていく予定も、1週目〜3週目までは未勝利馬には出走が困難なため、あえて登録はおこなっていない。13日にはチップコースでの併せ馬、66秒5〜38秒0で先着と久々を叩かれて状態面は一変。福島4週目の23日〜24日には登録を行う予定なので、何とか出走をと願う。なお、この後は、30日から開催の新潟戦も視野に入れている。 |
近況(2005.3.18現在) |
栗東の北橋修二厩舎管理馬で、滋賀県の信楽牧場で調整も、厩舎事情で関東に転厩することになり、2月24日美浦トレセンの高木嘉夫厩舎に移籍。3月3日に坂路で59秒9〜39秒9を馬なりでマーク、9日には52秒5〜38秒8をやや一杯に追われた。中京戦は出馬ラッシュで、開幕週は4歳以上未勝利馬の出走は困難だったが、2週目は頭数も落ち着き、12日中京、ダート1000mに出走。スタート良く好位追走も、3コーナーで早々と手応えが怪しく中団まで後退。4コーナーを後方で回りすでに脚色一杯で粘りを欠き、勝馬から3秒3差の16着と殿負け。今回は久々での馬体減も応えたようだ。 |
近況(2005.2.18現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。整体治療の効果で、最近はすっかり調子を取り戻し、ウォーキングマシンでの常歩運動の後、馬場でダク2周と、キャンターは日によって軽めで3周乗られており、徐々に強めて、週に2回は18-18くらいのペースをこなしている。肩の出もトモの状態も問題なく、このまま進めていけそうだ。ただ、状態が良いのに厩舎の馬房調整がつかないため、関係者で協議の結果、美浦の高木厩舎へ転厩することになり、移籍の手続きが済み次第、2月24日には帰厩できる見通しがついている。 |
近況(2005.1.20現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。右脇と、左トモの不安は、思ったより長引いたためと、年始に寒波が来て、馬場が凍ってしまう日があったため、ウォーキングマシンでの運動のみの日もあり、それほど進んではいない現状。それでもすっかり不安が取れて、馬場では騎乗者を振り落とすくらい元気いっぱいになってきたし、残念ながら、小倉開催には間に合わないが、今後は中京開催での復帰を目指してドンドン進めていけそうだ。 |
近況(2004.12.20現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。12月に入ってから、ようやく左前脚の膝下の骨瘤を気にしなくなり、復帰に向けて徐々にピッチを上げているが、整体治療の際にも、うるさいくらい元気が出てきた。もう大丈夫とのことで、12月中旬には、小倉開催での復帰を目指し、キャンターのペースを上げていたのだが、ここへ来て、右脇と、左トモに若干筋肉痛が見られるため、治療を行った。すぐに痛みも取れており、このままドンドン進めていけそうだ。 |
近況(2004.11.19現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。整体治療を行いながら馬場で調教されていたが、10月下旬に歩様が乱れたため、詳しく検査を行ったところ、左前脚の膝下に骨瘤が出ていて、かなり痛がっているようだった。水冷とレーザー治療でかなり痛みが治まったため、11月に入ってからはウォーキングマシンで運動を行っている。ここへきて、ようやく夏負けの兆候も消え、そろそろ本格的な調教が始められそうだ。今後も、条件は不利だが、中京か小倉参戦を目標に進めていく予定。 |
近況(2004.10.20現在) |
レース後は、左トモの踏み込みが悪くなり、やはり尻尾の左側の筋肉を傷めたようで、数日は馬場入りを控えて、厩舎周りの運動に止めた。その後状態が良くなって、坂路での追い切りもなかなかのものだったが、ラストチャンスの10月3日阪神、牝馬限定・ダート1800mは残念ながら除外。今後について関係者で協議の結果、一番良い頃の状態にはほど遠いため、一度放牧に出して立て直すことになり、10月5日に信楽牧場へ移動し、整体を行いながら調教を進めている。 |
近況(2004.9.17現在) |
帰厩後は、夏負けが長引いて息遣いが悪く、トモの状態もあまり良くなく、さらに馬場でつまずいて擦り傷を作ったため、馬場入りを控えたこともあり、一時はデビューさえ危ぶまれた。それでもスタッフの懸命の努力で、9月8日にはゲートから追い切り、なかなか素早いスタートを見せたが、柴原騎手は「少し硬い」とのことだった。9月12日阪神、牝馬限定・ダート1400mでデビューしたが、スッと2番手につけ、もたれながらも終いまでしっかりしていて、10着だったが、デビュー戦にしては上々の内容。残された時間は少ないが、次走はかなり変わり身が見られそうだ。 |
近況(2004.8.20現在) |
信楽牧場で順調に調教され、中間は右トモの踏み込みに力強さを欠くとのことで、整体治療を行いながら、乗り込まれた。まだ、一番良かった頃に比べると、状態は物足りないが、厩舎の馬房調整がつき、7月30日に帰厩した。馬場と坂路を併用して調教されているが、身体には取り立てて気になる箇所はないものの、息遣いが良くないとのこと。顔を見ても、少し夏負けの感じで、牝馬にしては、どうも夏は苦手のようだ。この分で行くと小倉でのデビューは微妙で、おそらく阪神開催になりそうだ。 |
近況(2004.7.20現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。かなり順調に調教が進み、18-17くらいのペースのキャンターを乗り込まれていたが、帰厩の声が聞こえそうになった矢先、馬場でつまずいた際に、右膝の裏側に切り傷を負ってしまった。季節的なこともあってか、少し腫れたため、大事を取っていたが、傷が枯れて、問題はなくなったため調教を再開している。調教師も状態を見に来られているが、まだ右トモの踏み込みに物足りなさを感じるとのことで、もうしばらく整体治療を行いながら、様子を見ることになった。 |
近況(2004.6.18現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。パドック放牧と、ウォーキングマシンでの運動に加えて、5月中旬からは馬場での調教を再開している。状態はかなり良く、ペースこそ上げていないが、ダク2周、キャンター3周の通常メニュー。とにかく元気が出て、動きも溌剌としている。併せて整体治療を開始しているが、気になるところはなく、今後はドンドン調教を強めていく。そろそろ厩舎の馬房調整がつきそうで、帰厩の日はそれほど先のことではなさそうだ。 |
近況(2004.5.20現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。笹針後は、すっかりガレて、表情も冴えなかったが、ここへきてかなり元気を取り戻し、本来のいたずらっ子のような活き活きした雰囲気が出てきた。ずっとサンシャインパドックでの放牧のみのメニューだったが、5月に入ってからウォーキングマシンでの運動を開始している。身体つきもずいぶんふっくらしてきたし、そろそろレントゲンを撮って骨膜の状態を確認したら、馬場での運動も始められそう。それに併せて整体治療も再開する。 |
近況(2004.4.20現在) |
坂路で15-15の時計を出しながら、ゲート練習を行っていたが、入りが悪くて時間がかかってしまい、そうこうしているうちに、試験は受かったものの、右前脚トウ骨と、左トモ下腿骨に骨膜が出てしまった。治療しながら進めており、3月31日に、デビュー目指してCWコースで追い切りを行ったところ、動けなくなってしまったため、4月2日に信楽牧場へ放牧に出し、6日に笹針を行った。全身にかなり疲れが溜まっていたようで、これですっかり良くなると思う。歩様もスムーズになっており、4月末くらいから運動を始めるが、今後は小倉でのデビューを目標に進めていく予定。 |
近況(2004.3.19現在) |
帰厩後は、どっしりと落ち着きがあって、馬体重が470sまで増えており、まるで牡馬のようだとの評価。遠目にも惚れ惚れするくらいのグッドルッキングホースだ。動きも良く、併せ馬で角馬場、坂路、Bコースと日替わりで調教され、すでに坂路で15-15の時計を何度も出している。ただ、お尻がゲートに触るのが嫌なようで、入りが悪く、身体半分で立ち止まってしまい、時間がかかっている。何とか新馬戦のある内にと懸命に努力してもらったが、間に合わなかった。とにかく、今はゲート試験に合格することを最優先の調整中。 |
近況(2004.2.20現在) |
信楽牧場で調整中は、定期的に整体治療を行い、すこぶる状態が良く、通常は18-18くらいのペースのキャンターを乗られ、15-15の追い切りも何度もこなしてきたが、スタッフによると手脚が軽くて、とても良い動きをするとのこと。骨瘤はすっかり固まったようで、ペースを上げても問題なく、併せてゲート練習も通過、駐立をこなしており、身体がしっかりしてきたからか、イライラした面もなく、すべてに置いてスムーズ。ようやく厩舎の馬房調整がつき、2月13日に帰厩した。入厩まで、思いのほか時間がかかったが、これまでかけた時間の分、これからはスムーズに進むものと思う。 |
近況(2004.1.20現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。定期的に整体治療を行い、一部、腰の骨に発達の遅れがあると言われていた箇所も調教が進むにつれてドンドン良くなってきた。幅が出て、トモもずいぶんしっかりしてきたし、最近は馬場で17-17くらいのキャンターをコンスタントに乗り込まれ、いつでも入厩できるくらいの状態の良さ。調教師からも「順番が来れば入厩させる」とのコメントをもらっており、秒読み態勢に入っている。 |
近況(2003.12.19現在) |
引き続き、信楽牧場で調整中。連日、サンシャインパドックに放牧され、ウォーキングマシンでの常歩運動を行った後、800m馬場で、ダク3周と、キャンター3周乗られている。骨瘤、ソエの状態は問題なく、併せて整体治療を行っている。仙骨の一部が少し小さく、調教が進むにつれて、その部分の筋肉の発育が遅れ始めているとのことだが、致命的なものではなく、今後もしばらくはこのメニューを続けていく。いずれにせよ、入厩は年明け以降なので、さらに鍛えて、完全に不安がなくなるまでは無理はしない方が良いだろう。 |
近況(2003.11.20現在) |
鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターで調教されていたが、競走馬登録を行うため、10月31日に、栗東トレセン検疫馬房へ入厩し、検査を受けた後、信楽牧場へ移動した。サンシャインパドックに放牧され、ウォーキングマシンでの常歩運動を行った後、800m馬場で、ダク3周と、軽めのキャンター3周乗られている。物見が激しく、なかなか慣れないようだが、骨瘤、ソエの状態は問題なく、これまで数回トモに不安が出たことから、13日には整体治療を行った。取り立てて、骨のずれなどはないが、一部発達の遅れが感じられるため、さらに鍛えていく必要があるとのことだった。 |
近況(2003.10.24現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。中間に調教師が視察に行った際に、かなり夏負けの兆候で、熱発したため、熱が下がるのを待って、運動だけは続けるようにと指示して来たとのことだった。その後も比較的涼しくなるのに時間が掛かっているため、それほど進めてはいないがこの間にソエも骨瘤も心配なところがなくなり、ケガの巧妙だったようだ。状態が良かったため早くから使う予定で鹿児島へ連れてきたが、やはりこの血統は奥手のようで、馬に負担をかけたことがかわいそうでならない。ただ致命的なことではないので、今後も11月月以降の入厩を目指す。 |
近況(2003.9.25現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。8月20日頃に調教師が状態を確認された際、骨瘤とソエは心配ないが、少し左トモの送りが気になるとのことで、長針治療を行い、調教を1週間休んだ。その後、ダクのみの調整を行っていたが、暑さがぶり返して、かなり夏負けの兆候が見られるため、現在は調教を休んでいる。もともと奥手の血統だし、骨瘤やソエが出るのは、骨が弱く、固まっていないためなので、この休養は成長への大きなプラスになるだろう。取りあえずは、早く涼しくなって、元気を取り戻して欲しいもの。 |
近況(2003.8.25現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。7月中旬に、左前脚管の内側の骨瘤と、右前脚のソエは焼烙治療を行った。かなりしつこい感じだったため2回行い、特に歩様にも気になるところはなく、馬場でダク、軽めのキャンターを乗られている。一番暑かった時期が通り過ぎて、朝晩は少し涼しくなってきたため徐々に元気を取り戻しており、近々調教師が状態の確認に行く予定とのことなので、今後の動向がある程度具体的になるかもしれない。 |
近況(2003.7.25現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。休まず調教されていたが、6月中旬頃、場所は心配ないが、左前脚管の内側に骨瘤が出て、それがかなり大きくなってしまい、合わせて右前脚のソエを気にしていることもあり、数日調教を休んだ。骨瘤は熱、痛みがかなり和らいだため、現在は放牧と、ウォーキングマシンでの常歩運動、馬場でダク1000m、軽めのキャンターを2000m乗られている。暑さのせいもあり、かなり疲れた表情を見せていたが、この際思い切って、骨瘤もソエも焼烙治療するとのことなので、ちょうど良い休養になると思う。 |
近況(2003.6.25現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。今がちょうど成長期とのことで、ペースを落し、現在も基礎体力をつけることに重点を置いた調教が行われているが、とにかく健康で、手が掛からない馬のようだ。北橋調教師は、「夏に使えたら使わないこともないけど、馬のためにはもう少し時間をかけてゆっくりやった方が良さそう」とのこと。この血統を熟知されているし、鹿児島へも頻繁に視察に行っておられるで、いつが一番いい時期かを計っているようだ。 |
近況(2003.5.23現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。一時は小倉でのデビュー案が出ていたが、5月上旬に調教師が状態を見て来られた時に、現状は背が伸びている段階なので、もう少し成長を待った方が良いとのことで、少しペースを落とすことになった。ただ、基礎体力は十分培われてきたし、調教メニューもこれまでどおり順調にこなしている。取り立てて気になるところもなく、元気いっぱい。もともと遅生まれだし、奥手の血統と言われていたくらいなので、このペースダウンは必ず後に生きてくるだろうと思う。 |
近況(2003.4.25現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。もともとかなり肉感的な馬だが、先月に比べると、身体が引き締まって、あばらがうっすら見えているし、キコウが抜けて、すっかり競走馬の身体つきになってきた。それとともに精神的にも落ち着きがあって、馬房から一頭で引き出されても、相棒を恋しがるような面もなく、どっしりして、牡馬かと思うくらい。調教は500m馬場でダク3周、キャンターを左右3周ずつ乗られており、ゲート練習も取り立てて問題なくこなしている。4月14日現在の馬体重は446kg。小倉でのデビューが徐々に現実味を帯びてきたようだ。 |
近況(2003.3.25現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。サンシャインパドックに放牧され、ウォーキングマシンでの常歩運動の後、2歳馬3頭が併せて、500mくらいの馬場でダク2周、右回りで23-23くらいのペースのキャンターを3周こなし、ゲート通過の練習も行っている。少し物見をして尻っぱねしたりはあるが、これはご愛敬。すこぶる順調で、3月中旬に調教師が状態を視察され、その際に計った馬体重は445kg。左回りのキャンターも始めており、なかなか良いキャンターをすると報告をいただいた。ずいぶんあか抜けてきたし、心配な面はなくとにかく元気とのことだ。 |
近況(2003.2.25現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。毎日早朝にパドック放牧され、馬場でダクを15分、2月に入ってからは予定どおりキャンターを始めた。先日調教師が状態を視察に訪れ、順調な成長ぶりに目を細めていた。まだ幼さは感じられるものの、とにかくパワーがあり、すごぶる順調で、今後は徐々にキャンターの距離を伸ばしていけそうだ。この調子なら夏の小倉開催でのデビューも夢ではないだろう。 |
近況(2003.1.25現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。毎日早朝にパドック放牧され、馬場でダクを左右15分くらいずつ乗られている。特に心配な点はなく、2月からはキャンターを始めていくとのことだが、鍛え甲斐のありそうな、ムキムキした筋肉の持ち主で、とても牝馬には見えないくらいだ。ただ、時々うるさいところを見せることはあるそうだが、これはお愛嬌。とにかく暖かいので順調に乗り込まれているし、今後の状態次第で早期デビューも可能だろう。 |
近況(2002.12.20現在) |
引き続き、鹿児島県の鹿屋軽種馬育成センターにて調整中。相棒が北海道から到着したので、2頭で調教されている。毎日の生活は、サンシャインパドックに2時間くらい放牧され、ウォーキングマシンで40分の常歩運動。その後角馬場でダクを30分。1月中旬くらいまではこのメニューで進めていく。血統的には、あまり大人しくはないだろうと思っていたそうだが、素直で特に心配な点はないようだ。 |
近況(2002.11.25現在) |
11月1日に北海道を出発し、3日に、鹿児島県鹿屋軽種馬育成センターに到着した。輸送で少し熱が上がったが、注射で落ち着き、現在は放牧のみのメニュー。実は、別の牧場から、北橋厩舎に入厩予定の1歳馬を、一緒につれてくる予定だったが、その馬が風邪を引いたため延期になっており、その馬の来るのを待って、馴致を開始する予定。来月にはもう少し詳しいレポートをお届けできるだろう。 |
近況(2002.10.25現在) |
10月上旬も土田Fで放牧されている。「調教師からあまり太らせないようにと言われましたが、『でも脚元もしっかりしているし、いいなぁ』と褒めてもらいました。飼葉もやった分だけペロリと残さず食べるし、相変わらず元気がいいです」と牧場スタッフ。馬体は上には少しずつ伸びているが、また一段とボリューム感を増し、トモの踏み込みもさらに力強くなった。前月でも良く見えたし、もう成長は落ち着いた頃かと思ったが、やはり6月生まれとあってまた馬が変わってきた。中間も1頭で放れているので、かなり体力を持て余している様子。なお、育成場には11月頃に移動する予定。 |
近況(2002.9.25現在) |
9月上旬も土田Fで放牧されている。「身体はいくらか太めですが、またひとまわりフックラしてトモの張りが立派になりました。もっと上背がほしいところですが、幅は文句なし。それに最近また力がついてきて、押さえが利かないくらいなんです。放牧地では1頭でもよく走り回っているし、とにかく元気がいい」と牧場スタッフ。馬体はさほど変わった感じはしないが、前月より少し大きくなったようだ。トモが立派で胸の深い、いかにもスピード馬らしい体型は相変わらず。見るたびに逞しさを増しており、どんどんパワーアップしている感じだ。強情な性格で男勝りの雰囲気がある。 |
近況(2002.8.20現在) |
8月上旬も土田Fで放牧されている。前月から大きく変わった感じはしないが、相変わらずしっかりとした馬体で充実感が漂っている。胸囲がある分、体高はそれほど小さくないが、全体で見ればコンパクトな体型でやや小柄。ますます父の産駒らしく見え、成長とともにごつい風貌になってきた。ただ、ダート馬といった感じではない。トモに力があって身のこなしが柔らかく、歩様が素軽くスイスイと前に伸び、シャープな動きを見せる。実に身体の造りがしっかりしているし、この馬は丈夫だろう。1頭で放牧されてから馬も落ち着き、これで秋にグンと伸びてくれれば言うことはない。 |
近況(2002.7.18現在) |
7月上旬も土田Fで放牧されている。「最近、顔が大きくなりモクシがきつくなってきました。他の馬に比べて顎の発達がいいんですよ。身体は少し伸びた程度ですが、馬はどんどんごつくなっています。展示会のとき初めてハミを着けてみましたが、意外におとなしかった」と牧場スタッフ。馬体はじわじわと伸びているものの、まだ小柄に見え、もっと上背がでてくるとなお良いのだが、今後変わってくるはず。身体の方は厚みがあって文句なしの出来だし、ごつさという点では牝馬らしからぬ面がある。少しずつ変わっているが、成長するにつれ逞しさを増している。 |
(2002.6.19現在) |
6月上旬も土田Fで放牧されている。「5月末に相棒が育成場へ移動し、今は1頭だけで放牧されているから寂しくてしょうがないんです。人しか相手がいないので、ちょっかいばかりかけてきますよ。でも以前より聞き分けが良くなりましたね」と牧場スタッフ。馬体はどんどん良くなっており、最近は種馬の特長が強くなってきた。上背が目立たないわりに胸囲があり、全体にごつくなって産駒らしい短距離向きの体型に見える。まだ少し幼い感じもするが、早生まれにだって負けない出来の良さ。悍性もかなり強い方に見えるが、カリカリした感じではなく、非凡な面が目立っている。 |