アンベリール


3代血統表
サクラローレル Rainbow Quest Blushing Groom
I Will Follow
ローラローラ Saint Cyrien
Bold Lady
イクノディクタス ディクタス Sanctus
Doronic
ダイナランディング ノーザンテースト
ナイスランディング

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重
2004.5.16 京都 不良 未勝利 11 15 佐久間 51 芝1400 1.29.8 2.4 454
5.29 中京 未勝利 16 14 佐久間 51 ダ1700 1.52.1 3.4 452
6.12 中京 不良 未勝利 14 14 佐久間 51 ダ1700 1.49.9 4.4 446
9.25 阪神 未勝利 14 12 佐久間 51 ダ1200 1.16.2 3.2 458

近況(2004.10.20現在)
9月25日阪神、牝馬限定・ダート1200mに出走した。イレ込みがきつくて、ゲート入りを嫌がり、一度は飛び出す始末。結局ゲート再審査を課せられてしまった。レースはスタートまずまずも後方を追走し、終いはバテた馬を数頭交わしたが、身体が増えた以外に休養の効果も見られず、レースぶりが変わってこないため、現役登録を抹消し、繁殖として生まれ故郷へ帰った。これまでのご声援ありがとうございました。精算は11月末を予定しています。
近況(2004.9.17現在)
湖南牧場ではそれほど速い追い切りは行わず、18-18くらいのペースのキャンターをしっかり乗り込み、一時のようなうるさい面も見せず、かなり順調に進んだ。何とか厩舎の馬房調整をつけて貰って9月2日に帰厩。さっそく馬場で調教され、5日には15-15の時計を出したが、追われるとフォームがバラバラになってしまうとのこと。ふだんの調教では動きはよく見えるのだが・・・。これまでの成績からも変わり身は難しいかもしれないが、何とか母から譲り受けた気の強さをレースに活かして欲しいもの。復帰戦は9月25日か26日のどこかになるだろう。
近況(2004.8.20現在)
湖南牧場で調整中。ソエは4回ほど焼烙治療してすっかり治まり、連日、ウォーキングマシンでの運動を行った後、800m馬場でダク2周、キャンター3周を乗られている。最近ではすっかり落ち着き、メンコも着けずに調教ができるくらいになっている。これまでは表の道路を走る車を見たり、バイクを見て横飛びすることもしばしばだったが、そんな面も見せなくなった。キャンターの3周目は18-18くらいまでペースを上げており、馬体重も10sくらい増えているし、状態はかなり上向きで、早く厩舎の馬房調整がついて欲しいもの。
近況(2004.7.20現在)
6月22日に湖南牧場へ移動後は、右前脚のソエをかなり痛がっていたため、焼烙治療を行った。トレセンでは、調教後には手入れができないくらいイレ込んでうるさいし、削蹄などで洗い場に繋がれたりするのも嫌がるそうだが、放牧先ではのんびりするのか、そんな面は見せたことがない。現在はソエの治療と、肩、トモには長針治療を行いながら、馬場でダクを2周乗られている。歩様も悪くないし、それほど気になる面もないため、そろそろキャンターを乗り始める予定。
近況(2004.6.18現在)
レース後も取り立てて気になるところはなく、前走、ゲートから出た際に突っ張っていたとのことから、2戦目は5月29日中京、牝馬限定・ダート1700m。やはり行き脚がつかず後方からの競馬で14着。その後、追い切りで右前脚のソエが痛くなったそうだが、6月12日中京、牝馬限定・ダート1700mに出走した。トモが甘いからダッシュがつかず、後方からの競馬で、それでも終いまで懸命に走って14着。残念ながら7月12日まで出走停止となった。まだ肩の出が本当ではないし、ソエやトモの甘さなど、足りないところがあるため、6月22日に湖南牧場へ放牧に出して立て直すことになった。
近況(2004.5.20現在)
入厩後は取り立てて心配な面はなく、連日併せ馬で入念に調教を積み、4月29日には見事一回でゲート試験に合格した。ゲートダッシュから、2F目には12.1をマークしたが、もともと手脚が軽く、キビキビした小気味のいいスピード感ある動きを見せている。併せ馬での追い切りもこなし、まずまず仕上がったため、5月16日京都、牝馬限定・芝1400mでデビューした。ポンとスタートを切ったが、流れに乗れず後方も、終いはいくらか伸びて15着。まだ追い切りも足りないことを思えば、仕方のないところだろうが、ここを使って次走はかなり変わり身を見せてくれそうだ。
近況(2004.4.20現在)
湖南牧場で調整され、トモの状態がかなり良くなってきたことから、3月31日に、厩舎ゆかりのミスタートウジンの産駒と一緒に入厩した。同じくらいのペースで進んでおり、ちょうど良い相棒がいて好都合だ。連日併せ馬で、キャンターは17-17くらいのペースで乗られ、心配した物見も、それほどひどくはなく、徐々に力がつき、フォームが変わってきた。併せて行っているゲート練習は、日により、寄りつきが悪いことがあるものの、全体的には素直だし、案ずるより産むが易と言った印象。トモに甘さは残るそうだが、鞍をつけている時は、どっしりした幅のある好馬体を誇っている。
近況(2004.3.19現在)
引き続き、湖南牧場で調教中。笹針後の経過は良く、2月中旬から馬場でダクを乗り始めている。これまでの感じから調教の際に集中力に欠けるようなことがあるため、ブリンカーをつけているが、当初はかえって怖がるような面を見せたとのこと。物見をするのも日によってまちまちだし、見るものも、主に車とのことだが、かなり気性面ではムラがあるようだ。3月に入ってから馬場でキャンターも乗られているが、ダクや軽めキャンターではスムーズさに欠けることがあるものの、ペースが上がると問題はなさそうで、厩舎の馬房調整がつきしだい入厩の予定。
近況(2004.2.20現在)
引き続き、湖南牧場で調教中。右肩、右トモが良くないとのことで、筋肉注射など行いながら進めていたが、一時の状態の良さが影を潜め、どこか痛いところがあるようで、動きにスムーズさを欠いていたため、調教師の指示で、1月31日に全身に笹針をした。競馬を使っている馬のように疲れが溜まっていたとのことで、やはり物見をしたりすることが多いし、無駄な力みがあるためだろうとのことだった。一週間舎飼の後、ウォーキングマシンで常歩運動を行っており、中旬からダクを乗り始める予定。
近況(2004.1.20現在)
引き続き、湖南牧場で調教中。連日、ウォーキングマシンで常歩運動を行った後、800m馬場でダクと軽めのキャンターを3周。一時はかなりペースが上がっていたのだが、ここへきて右肩と右トモにいくらか疲れが感じられるため、筋肉注射などで治療しながら進めている。調教中は物見が激しく、特に表の道路を車が走ったりするたびにバタバタするため、現在はメンコをつけている。脚元にはまったく問題はなく、体調面でもピカピカの毛ヅヤを誇っているが、今後も肩とトモの状態を見ながら進めていく予定。
近況(2003.12.19現在)
引き続き、湖南牧場で調整中。ウォーキングマシンでの常歩運動の後、馬場でダク、キャンターを乗られているが、当初は少しゴトゴトした感じがするとのことだった。12月に入ってからはかなり順調で、心配な面はなく、軽めだと手脚を振り回すような歩様だが、スピードが上がるとそんなことはないとのことで、併せ馬で順調に乗り込まれている。まだ入厩のことは具体的になっておらず、調教師の指示で、今後もそれほどペースは上げないで、じっくり乗るようにとのことだ。
近況(2003.11.20現在)
北海道の豊洋牧場で調教されていたが、順調に来ていたものの、そろそろ馬場が凍ってきたため、11月11日に滋賀県の湖南牧場へ移動した。長距離輸送の疲れもないが、数日はウォーキングマシンでの運動に止めた。環境の変化にも動じることもなく、素直で、取り立てて問題はなさそう。皮膚が薄く、張りがあって、脚元もすっきりしており、すぐに馬場で乗り始めているが、気になる点もなく、今後も厩舎の馬房調整がつくのを待ちながら乗り込んでいく予定。
近況(2003.10.24現在)
豊洋牧場大富支場で調整されている。「絶好調だよ。ずっと順調だし、以前より手前を変えるのもスムーズになったし、馬がしっかりしてきた。力があるし走ると思うよ」と育成スタッフ。中間は疲れを溜めないように一時的にペースを落としたものの順調に乗り込まれ、10月上旬は元のメニューに戻し週2日は15-15をこなしている。馬体はまだいくらか太めだが、だいぶスッキリして張りのある競走馬らしい身体つきになった。トモがしっかりしてきたし、馬体の出来については申し分ない。厩舎の馬房調整の関係もあり入厩はもう少し先となりそうだが、奥手でまだまだ成長してくる馬だろう。
近況(2003.9.25現在)
豊洋牧場大富支場で調整されている。中間も変わりなく順調に乗り込まれており、9月上旬も週1日は3ハロンを15-15で乗られている。「15-15は楽にこなしているし、以前より余力があって力をつけているね。身体も丈夫だし順調そのもの」と育成スタッフ。コンスタントに強めを乗られ、太かった馬体もだいぶスッキリして順調に良化している。入厩の時期は未定だが、けっこう上背があり十分な身体をしているし、もういつ声がかかっても大丈夫だろう。細身で脚長な馬体はバランスが良いと言われるタイプではないだろうが、見た目以上にトモがしっかりしているのが魅力。動きも上々だ。
近況(2003.8.25現在)
豊洋牧場大富支場で調整中。「変わりなく順調!」といい、8月上旬もトラックでキャンター2000〜2400m、週1日は終い3ハロンを15-15で乗られている。馬体はそれほど変わった感じはなく、まだまだ成長の余地がありそうだが、段々と馬がしっかりしてきたように見え、順調に良化。相変わらず脚長な体型をしているが、フワフワしたところがなく見た目よりスムーズな走りで、なかなか軽快。「本当、キャンターに行っていい馬だよね。時計を詰めるとさらに重心が低くなるから」と育成スタッフ。入厩は秋以降となる見込みだが、もうひとまわり成長すれば、いい感じに仕上がってきそうだ。
近況(2003.7.25現在)
豊洋牧場大富支場で調整されている。中間も順調に乗り込まれ、7月上旬もトラックでキャンター2000〜2400m、週1日は終い3ハロンを15-15で乗られている。「15-15も軽くこなすし、心配なところはないよ」と育成スタッフの力強いコメント。馬体はまだ腹まわりは太いが、それが引っ込むにつれてトモが逞しくなり、どんどん変わっている。随分とトモがしっかりしてきたし、動きにも安定味を増した。まだまだ成長途中の面はあるが、身体が柔らかいせいか見た目以上に丈夫だし、さらなる変わり身を期待。入厩は秋以降となりそうだが、「いつでも大丈夫」と。本格化する秋が楽しみだ。
近況(2003.6.25現在)
豊洋牧場大富支場で調整されている。中間も順調に乗り込まれ、6月上旬もトラックでキャンター2000〜2400mを乗られているが、5月下旬より週1日は終い15-15にペースを上げている。最近は育成場の2歳馬の中でも一番と言われるほど順調だ。「見た目より力があるし、強めを乗ったら想像以上の動きでビックリしたよ。いい物を持っていると思う」と騎乗スタッフ。本当グングン良化中。馬体はまだ太めが目立つが、幅がでてグッと馬が変わってきた感じがする。トモがしっかりしてきて、調教でもスムーズな走りをしている。奥手も、この調子なら夏を越せばいい状態になるだろう。
近況(2003.5.23現在)
豊洋牧場大富支場で調整されている。中間も順調に乗り込まれ、5月上旬はダートトラックでキャンター2000〜2400mを乗られ、日によって終いをハロン17〜18秒ペースに上げている。「軽めだと少しフワフワしたところがあるけど、ペースが上がるとグーッと沈んで重心の低い走りになり、思ったよりいい動きをする。速いときの方がいい動きをするタイプかもしれないね」と育成スタッフ。馬体はまだまだ良化途中だが、少しずつ幅がでて、お腹も絞れ、最近ようやくまともに身になるようになった。調教の動きもまだ若さが目立つが、身体が出来てきたとともに徐々に良化している。
近況(2003.4.25現在)
豊洋牧場大富分場で調整されている。中間は順調に乗り込まれ、3月末からは1周1000mの屋外ダートトラックで進められ、4月上旬はダク1000m・軽めキャンター2000mを乗られている。馬場に慣れるまで少し時間がかかったが、今では落ち着いて調教をこなし、前月のトモについても全く気にならないとのことで、問題なく少しずつペースを上げている。馬体はまだ太めで良化の余地は大きいが、騎乗者は「まだ動きに硬さが残るけど、力はあるよ」と言い、奥手も順調に力をつけている。調教の動きは若さが目立つが、軽快なフットワークが目につき、実が入ってくれば良くなるだろう。
近況(2003.3.25現在)
豊洋牧場大富分場で調整されている。順調に乗り込んできたが、2月17日の朝になって急に右後肢を痛がった為、1週間は舎飼で様子を見た。寝違えたのか、原因は分からなかったが、すぐに歩様も良くなったので、しばらくWマシンだけで様子を見てから3月上旬より調教を再開した。調教でもスムーズな動きをしており、もう心配ないようだ。一頓挫あったが、馬体は順調に成長しており、まだ細身ながら徐々に幅がでてきた。それに見た目以上に力があるし、気性面も落ち着いている。とても柔らかい動きをするので、もっと幅がでて馬がしっかりしてくれば、走りそうな雰囲気だ。
近況(2003.2.25現在)
豊洋牧場大富分場で調整されている。中間も順調に乗り込まれ、2月上旬は屋内運動場でダク2000〜2500mを乗られている。「見た目より、乗るとけっこうトモにいいバネを持っており、動きが良くなってきた。前へ前へ行こうとする気性もいいね。馬格もあるし、なかなか力があるよ」と育成スタッフ。奥手で華奢な面が目立っていた本馬だが、ここにきてようやく馬が変わってきた。身体に少し幅がでて、以前よりヒョロッと脚長に見えなくなった。もう上にはそれほど伸びていないし、これから段々と逞しくなってきそうで、ゆっくりながらこの馬なりに順調に良化している。
近況(2003.1.25現在)
豊洋牧場大富分場で調整されている。中間も順調に乗り込まれ、1月上旬も常歩1000m・ダク2000mを乗られ、計1時間のWマシン運動も行っている。春に外で乗れるようになるまでは、このままのペースで進めていく予定。「気性は変わらず素直だし、動きに柔らかみがでて良くなってきたよ」と育成スタッフ。馬体は上背は充分だし、調教を進めてお腹も少しずつ絞れてきた。動きも軽快だし、最近も特に問題はなく順調。ただ、元々薄でのタイプではあるが、まだ全体に華奢な感じがする。やはり奥手で、体型的にも父の産駒らしく中長距離型に見えるし、ゆっくり力をつけていきそうだ。
近況(2002.12.20現在)
豊洋牧場大富分場で調整されている。中間は順調にブレーキングが進められ、12月に入ってから屋内運動場で調教を開始した。上旬はダク2000mを乗られ、さらに午前午後計1時間のWマシン運動を行っている。「来たときはわりとうるさかったけど、気性的には素直で問題ないよ。背が高いし牝馬にしては体重もありそうだね」と育成スタッフ。調教も落ち着いてこなし、すっかり環境に慣れたようだ。馬体はまた大きなお腹が目立ってきて、まだまだ成長途中といった感じだが、見た目より軽快でキビキビとした動きをしている。順調だが、実が入るのが遅いタイプで変わり身の余地は大きい。
近況(2002.11.25現在)
11月1日に新冠・豊洋牧場大富分場に移動した。五丸農場分場から歩いてすぐの所だが、それでも環境はガラッと変わる。移動後はうるさいところを見せていたというが、徐々に慣れて13日にはだいぶ落ち着いてきた。移動した翌日からWマシンで30分の運動が行われ、同時にブレーキングを進めている。順調だが、じっくりと進める方針なので、今月一杯は馴致に専念する予定。馬体は前月から大きくなった感じはしないが、環境が変わって運動を始め、大きいお腹もようやく引っ込んで全体に身体がスッキリとした。以前に比べて軽快な雰囲気になり、これからどんどん変わっていきそうだ。
近況(2002.10.25現在)
10月上旬も五丸農場分場で放牧されている。他馬が育成場へ移動し、今は近親の相棒と2頭で放牧され、落ち着いた雰囲気。本馬も今月末頃には近隣の豊洋牧場へ移動する予定。本馬は成長力があって、まだじわじわと大きくなっている。今時期の牝馬としては大きい方だし、さらにごつくなってきた。力強いが、のびのびとした馬体にはやはり父の良さを感じる。また、馬も元気が有り余っているようだし、とにかく気が強いので、牝馬らしからぬ迫力がある。「見た目は独特な感じだけど、骨っぷしはいいし、申し分のない出来だと思うよ」と五丸氏。育成を前にますます充実してきた。
近況(2002.9.25現在)
9月上旬も五丸農場分場で放牧されている。馬体は前月から特に変わった感じはしないが、順調に大きくなっているようだ。背中の位置が低いせいかそれほど大きくは見えないが、キ甲の位置は高く牝馬では大きい方。身体もこの馬なりにフックラしていて充実感があるし、最近になってますます身のこなしが力強くなってきた。今は特別逞しい見た目ではないが、なかなか芯はしっかりしていそうだし、骨量も豊富なので、育成に入ってまだまだ馬が変わってくる可能性は十分。父Sローレルは馬格があってダートに強い産駒も出すので、本馬は今後どう変わっていくのか興味深いところ。
近況(2002.8.20現在)
8月上旬も五丸農場分場で放牧されている。「ここにきてかなり実が入ってきた。母親はもっと幅があってゴロンとした感じだったけど、だいぶ似てきたね」と五丸氏。馬体は特に大きくなった感じはしないし、相変わらず大きなお腹も目立つが、それに負けないくらい後躯に幅がでて、また一段と逞しさを増した。ほんと春頃とは見違えるほどごつくなった。ローレルの仔らしく薄でのタイプではあるが、発達の良いトモは少し違った雰囲気になってきた。母も秋に変わった馬だし、今後もこの調子でどんどんパワーアップしてほしいものだ。放牧地でもますます馬が堂々としてきた。
近況(2002.7.18現在)
7月上旬も五丸農場分場で放牧されている。「最近、骨はしっかりと出来てきたね」と五丸氏。母も牝馬にしては骨が太い方だが、本馬も随分と脚部の太さが目立つようになった。馬体は放牧地の他馬とは同じくらいだが、けっこう上背がでてきたし、思った以上に大きくなってきた。身体はまだ細い方だし、大きなお腹も相変わらずだが、以前に比べれば肉づきが良くなり、特に後躯の造りがしっかりしてきた。バランス的には悪くないので、あとはしっかりと身体が出来てくれば好馬体になるだろう。ゆっくりながら着々と逞しさを増しているだけに今後の変わり身が期待できそうだ。
(2002.6.19現在)
6月上旬も五丸農場分場で放牧されている。他馬の方が成長が早くキ甲抜けが良い分、本馬は体高は小さい方だが、父の産駒らしく成長するにつれ胴伸びの良さが目立ち、決して小さな馬ではない。産駒は実が入るのが遅い傾向があるので今時期細いのは仕方ないが、本馬は体型的にはそれなりにバランスが取れているし、それほど遅いとも限らない。段々と身体の線が整ってきたし、これからどんどん変わってくるだろう。動きもますますゆったりした感じになり、父の影響が強く距離適性は長めだと思うが、身のこなしが実に大きいし軽快な面もあるので、配合どおりの良さを感じる。