ルヴァンクレール


3代血統表
Danehill Dancer デインヒル Danzig
Razyana
Mira Adonde Sharpen Up
Lettre d’Amour
Loch Clair Lomond Northern Dancer
My Charmer
Burghclere Busted
Highclere

出走日 競馬場 馬場 レース名 人気 着順 騎手 斤量 距離 タイム 着差 馬体重
2008.5.3 京都 未勝利 藤岡佑 54 ダ1200 1.14.0 1.8 498
5.17 京都 未勝利 13 岩田 54 ダ1800 1.57.8 3.9 502
6.14 中京 未勝利 岩田 54 ダ1000 1.00.7 0.9 504
7.30 園田 三室山特別 小牧 54 ダ1400 取消 計不
12.8 笠松 サラ系C29組C29 湯前良 54 ダ1400 1.34.8 2.2 504
2009.1.6 笠松 サラ系C28組C28 東川公 54 ダ1400 1.33.9 0.9 496
2.8 笠松 サラ系C33組C33 東川公 54 ダ1400 1.34.4 1.3 489
2.22 笠松 マサカツミノル記念C31 東川公 54 ダ1400 1.33.0 1.4 492
4.2 笠松 サラ系C24組 牝馬C24牝馬 東川公 54 ダ1400 1.31.8 0.1 488

近況(2009.4.22現在)
笠松競馬場後藤厩舎で調整中。暖かくなるにつれ毛ヅヤなどは良くなってきたものの、まだいくらか物足りない状態との事だったが、4月2日牝馬限定、ダート1400mに出走すると、3番手から早めに先頭に立って押し切った。但し、レース直後より歩様が乱れ、また、レースでも最後は馬が自分で走るのを抑えるような感じだったとのことで、その後良化はしたものの、このまま中央再登録を行なうには不安が残るため、今後について関係者で協議を行ない、誠に残念ながら再ファンドを断念することが決定し、4月11日に繁殖として市川ファームへ戻った。これまでのご声援ありがとうございました。
近況(2009.3.23現在)
笠松競馬場、後藤厩舎で調整されている。2月22日のC31組・ダート1400mでは、中間の動きがかなり変わってきたとのことで期待が大きかったのだが、少し無理をして先行させたところ、3コーナーあたりでいっぱいになり、後続に次々交されて6着だった。後藤調教師も「動きを見ているとこんな馬ではないんだが、なかなか思うように良くなっていないようだ」とのことで、長い間治療しながら舎飼で完全に休養していたことが、少なからず影響しているのかもしれない。なお、この後は一開催休んで、4月2日からの開催に出走を予定しているが、暖かくなるにつれて最近毛艶などはいくらか良くなってきたようだ。
近況(2009.2.23現在)
笠松競馬場、後藤保厩舎で調整されている。いくらか暖かくなってきたからか、毛ヅヤが良くなり、馬場での行っぷりが違ってきたとのこと。脚元も問題なく、2月8日、ダート1400mに出走した。スタートで出遅れたため終始インコースの砂の深いところを走るはめになり、直線は前が詰まって出られなかったようで4着だったが、後藤調教師は「時計は少し詰めたし、気配が変わってきたので、この次くらいは良いと思います」とのことだ。次走予定の2月22日からの開催では大幅な変わり身に期待したい。
近況(2009.1.23現在)
笠松競馬場、後藤保厩舎で調整され、12月26日から開催での出走を検討していたが、前走後、数日楽をさせたため、出走を見合わせ、1月6日に出走した。中間の削蹄の際、装蹄師から「もう痛みはないし、大丈夫」と言われたように、脚元はもう問題ないようだが、どうにも気合いが入らないようで、早々に肩鞭が入ったものの、反応がもう一つで3着までだった。追い切りの動きはとても良いのだから、馬自身が加減しているのかもしれない。なお、毛艶があまり良くないので定期的に血液検査を行っており、赤血球の数を増やすため、増血剤を投与している。次走は2月8日からの開催になりそうだ。
近況(2008.12.22現在)
笠松競馬場の後藤厩舎で調整されている。追い切りはコンスタントにこなしており、調教での動きが良く、デビュー戦が待ち遠しいくらいの状態の良さで、12月8日笠松、ダート1400mに出走した。追い切りの動きから負ける気がしないくらいの評価だったが、ゲートでつまづき、4番手からの競馬で、1、2着馬が抜け出して大差をつけられ、4着がやっと。レース後、湯前騎手は「普段の追い切りでは気が良すぎてグイグイ行くのに、今日は全然違っていた」とのことだった。レースの翌日はいくらか蹄を気にしていたが、その後は問題なく、12月26日からの開催で出走を検討している。
近況(2008.11.20現在)
笠松競馬場の後藤保厩舎で調整されている。当初はかなり慎重に進められ、硬いところの常歩から始めて、砂の上の常歩、馬場でダク、キャンターと徐々に調教が進んでも、取り立てて気になるところはなく順調。11月中旬には6Fから15-15の追い切りを行い、終いの1Fを13秒5まで伸ばしたとのこと。このまま順調なら12月8日からの開催に間に合いそうだ。飛びが大きいので小回りが気になるが、能力があるのはわかっているので、どのくらいの時計で走ってくれるか楽しみ。
近況(2008.10.23現在)
笠松競馬場、後藤保厩舎で調整されている。移動後も手探りの状態だったが、装蹄師は「蹄底が薄いため、蹄踵が下がって、肉芽が出来、それが知覚部分を圧迫しているのでは」との見解だった。そこで、肉芽を切除し、隙間を作る装蹄行ったところ、徐々に歩様が良化。15日には初めて馬場に入れてキャンターを乗り、問題ないとのことだった。痛みがある時は馬房から引き出されて、常歩で歩くことにも嫌がっている感じだったのが、現在はしっかりした歩様で活き活きしている。ただ、しばらく調教を休んでいたため、具体的な復帰時期については今のところ未定。
近況(2008.9.24現在)
グリーンファーム甲南で休養し、中間は削蹄など、色々と工夫したものの歩様が良くならなかった為、トレセンの獣医と装蹄師の治療を受けることになり、8月19日に近場で往診に便利な島上牧場へ移動した。当初は挫石と考えられ、両前脚の蹄から膿が出た後は、回復に向かうと思われたが、なかなかスッキリせず、はっきりとした原因が特定できなかった。それでも、9月の中旬頃からは確実に良化が見られ、時間的にスーパー未勝利戦には間に合わないものの、近日中には再ファンドへ向けて、地方競馬に移籍することになった。なお、精算は11月末の予定で、会員の方には追って御連絡します。
近況(2008.8.22現在)
7月30日園田競馬場、三室山特別・ダート1400mに選ばれ、ここへ来て追い切りの動きが抜群だったことから、楽しみにしていたのだが、残念ながら、直前になって右前脚の歩様が悪く回避した。はっきりこれと断定できる原因は見つからなかったが、もともと蹄底が平らと言えるくらい浅いため、挫石のような痛みがあるのだろうとの結論に達し、31日にグリーンF甲南へ放牧に出した。特殊な蹄鉄で痛みは少し和らいだようだが、まだ歩様は完全には良くなっておらず、現在も舎飼している。一応はスーパー未勝利戦での出走を目標にしているが、状態次第では無理せず、このまま再ファンドも視野に入れている。
近況(2008.7.24現在)
6月18日に小松トレーニングセンター(旧名小松温泉牧場)へ移動して調整され、取り立てて不安な面はなく、坂路で15-15も何本かこなし、7月10日に帰厩した。目標にしていた7月23日の笠松競馬場での交流レースは補欠の2番で、出られそうにないため、小倉で芝のレースも検討している。ただ、混合、芝1200mのレースがなかなか無いし、追い切りも足りないため、ひとまず交流レース1本に絞ることになり、7月29日の金沢か30日の園田に登録する予定。16日の坂路の追い切りは、時間を考えるとかなり荒れた馬場にも関わらず好時計をマークしたようで、ようやく能力を発揮できそう。
近況(2008.6.24現在)
次走は芝レースの予定で、放牧に出さず、ずっと厩舎での調整が行われた。ただ、当初の予測に反して頭数が多く、6月8日中京、芝1200mは除外。出走の予定がなかなか立たない現状で、追い切りは馬なりの調整だったが、状態に関しては、かなり上向きで調教師も手応えを感じていたようだ。ようやく頭数が落ち着き、何とか出走できそうだったので、6月14日中京、ダート1000mに出走した。スタートも問題なく、スッと好位置につけたものの、直線では砂を被ってフワフワし、手応えほど伸びず9着。次走は交流レースを目標に、2〜3週間の予定で小松温泉牧場へ放牧に出すことになった。
近況(2008.5.23現在)
その後は脚元の不安などが出ることはなかったが、口向きが悪くて、舌を縛ったり、リングハミを使っての調教が行われ、順調に追い切りもこなし、1〜2本足りないかもとのことだったが、5月3日京都、ダート1200mに出走した。レースでは、課題の口向きの悪い面が出て「3コーナーを回れないかもと思った(藤岡騎手)」とのことだったが、直線ではいい伸び脚をみせて7着。その後も問題なく、飼葉の食いが良いし、体力があるようだ。続いて5月17日京都、ダート1800mに出走し、ハナに立ってレースを引っ張ったが、距離が長かったようで、直線半ばで止まってしまい、13着に終わった。
近況(2008.4.23現在)
入厩後、坂路で17-18くらいのペースのキャンターを乗られていたが、5日目くらいに気になっていた右前脚が腫れて、どきっとしたそうだ。ただ、装蹄師に見て貰ってすぐに治まり、その後は不安点も見せず順調に進んでいる。4月9日に2回目でゲート試験に合格したが、少しのんびりし過ぎているくらいなので、最初の時は出がもう一つだったようだ。いつも調教に跨っている山口助手からは「この馬は走るよ」と力強いコメントが出ており、坂路での追い切りも徐々に熱を帯びてきた。このまま順調なら、京都開催の3週目あたりでデビューできるだろう。
近況(2008.3.24現在)
小松温泉牧場で調整され、獣医からはもう治療するところはないとのことで、すでに坂路で15-15の追い切りも何本もこなし、騎乗しているスタッフからは「ちょっとこれだけの馬にはなかなか出会ったことがない」とうれしい評価。少し気が勝っているため、ムキになるような面を見せることもあるが、とにかく豊かなスピードとバネを見せていた。厩舎馬房調整がつき、3月12日に入厩した。馬房でもどっしりして、ずっと前からここにいるような涼しい顔をしてデンと構えている。翌日から馬場入りし、さっそく坂路で調教されており、とにかく馬力があるの一言。
近況(2008.2.22現在)
小松温泉牧場で調整中。右前脚の蹄と繋の境目のあたりが痛かったようで、ショックウェーブ治療を3回行い、ほとんど問題はないようだ。ただ、さらに調教を強めてどうかの心配はあるため、今後も経過を観察しながら進めていく予定。現在514kgと、前回よりも15kgほど絞れ、騎乗しているスタッフは「器用さはないかもしれないが、バネがあって動きは良い」とのこと。まだあまりペースを上げていないため息ができていない感じはあるが、身体が引き締まって活気が出てきたし、このまま順調なら、もう1ヶ月も乗り込めば入厩の声も聞こえてきそうだ。
近況(2008.1.22現在)
小松温泉牧場で調整中。ショックウェーブ治療の効果で、歩様が良くなり、このままドンドン進めていけそうだが、とにかくまだ全体に緩くて、ぶよぶよした感じだし、手前の替え方など、基本的なこともわかっていないようなところがあるとのことだった。それでも、痛みの箇所がわかったのは何よりだし、現在はとにかく乗り込んで体力をつけないと・・・といったところ。馬力がありそうで、良くなれば楽しみな感じは伺えるが、少し時間がかかりそうだ。
近況(2007.12.25現在)
11月14日に小松温泉牧場に移動した際に少し熱が上がったため、数日安静にしていたが、19日に調教師が状態を確認され、問題ないとのことで調教を開始した。まだ幼児体型で成長途上と言うこともあるのだろうが、その後の状態がもう一つぱっとせず、相変わらず前の出が窮屈で、肩かもしれないとのことだった。現在は怪しい場所にショックウェーブ治療を行いながら、場所の特定を急いでいる現状だが、調教は休みなく行っており、ショックウェーブ治療を3回ほど行えば良くなると予測されている。
近況(2007.11.27現在)
チェスナットファームで調整されている。中間は入厩に向けて13-13もこなしていたが、10月下旬に挫跖した為、1週間程調教を休んだ。11月上旬はBTCの屋内直線ウッドと直線ダートを日替わりで使用し、キャンター2000〜2600m、ペースは20秒前後まで。「休む前は結構速いところもやったし、またすぐに動けるようになってくると思いますよ。以前のトモのような甘い感じはなくなり、最近はトビも大きくなって自分から引っ掛かって行くからね」と育成スタッフ。なお、調教師の指示で、入厩に備えて14日に石川県の小松温泉牧場に移動した。11月上旬現在の馬体重は528kg。
近況(2007.10.16現在)
チェスナットファームで調整されている。中間は更に調教のピッチを上げていき、10月上旬はBTCの色々なコースを使用してキャンター2000〜3000m、速い日は終いを14-12までペースアップしている。「最近は結構ビシッと調教をやっているし、だいぶ気合も乗ってきたね。あまり器用じゃないから、距離が長い方が競馬はしやすいだろうけど、能力は高いからやっぱり嵌れば動けそうだよ」と育成スタッフ。最近は2〜3週間に一度、調教師も状態を確認しに来場しており、この調子ならそう遠くない時期に入厩も可能だろう。10月上旬現在の馬体重は524kg。
近況(2007.9.18現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教を進めており、9月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2400m、週1回は15-15も乗られている。「先日、3回目の化骨検査をしたんですが、だいぶ他の馬に成長が追いついてきました。ただ、宮先生からもゆっくりやって欲しいとの指示なので、無理なく進めています」と育成スタッフ。元々、成長が遅いタイプのようで、まだまだ体型が変わっており、やはり入厩は秋以降が良さそう。それでも、トモの踏み込みはしっかりしているし、全身を使った動きには迫力があり、パンとしたら楽しみ。9月上旬現在の馬体重は520kg。
近況(2007.8.21現在)
チェスナットファームで調整されている。中間はトモの強化の為、坂路調教を主体に進めており、8月上旬はキャンター2000〜3000m、週1回は15-15も乗られている。順調だが、7月末に行った化骨検査で、まだ他の馬に比べて成長が遅れているようなので、調教師と相談して、しっかり馬が固まるまで無理はしない方針とした。「いつでも速い時計で動けるんだけどね。とにかく奥手のようだし、体型が決まるまでは15秒以上の追い切りは控えるつもりだよ」と育成スタッフ。成長途中で入厩は秋以降となりそうだが、状態は悪くないし、今後は乗り込むにつれ良化していくだろう。
近況(2007.7.17現在)
チェスナットファームで調整中。中間は1週間程Wマシンによる運動のみでリフレッシュ休養に入ったが、7月上旬はまた調教を再開しており、BTCの色々なコースを併用して、ハロン20秒ペースのキャンター2000mを乗られている。「だいぶ腰がしっかりしてきましたし、もう一歩ですね。これからは坂路を中心に乗って、トモの強化に努めていきます」と育成スタッフ。まだ太めで良化途中といった感じはするが、馬体が成長してだいぶバランスが良くなってきたし、乗り込むにつれグッと引き締まってきた。入厩はまだ先なので、今後もジックリと鍛え込んでいく方針。6月末現在の馬体重は510kg。
近況(2007.6.18現在)
チェスナットFで調整中。中間も順調で、6月上旬はBTCの色々なコースを併用して、キャンター2000m、週1回は18-17で乗られている。「だいぶ身体つきもスッキリしたし、順調です。ただ、最近、また腰の位置の方が高く見え、まだ成長期のようですね。先日、宮先生も見えて、秋を目標に進めていくようにとの指示でした」と育成スタッフ。化骨が遅れているので、もうしばらくは成長を見ながら進めていくが、最近は着々と身体が良くなっているし、段々と変わってくるだろう。大柄なわりに素軽い動きを見せ、柔らかみもあって、いい物は持っていそうだ。5月末現在の馬体重は506kg。
近況(2007.5.17現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調だったが、4月下旬に行った化骨検査の結果、他馬に比べて成長が遅れていた為、しばらくはゆっくりと進めていくことになった。5月上旬は前月同様、ペースは20-20まで。「外国産馬だし、身体の成長は早い方だと思っていたけど、意外だったね。それでもどこも悪いところはなから、乗り込んでいけばトモもしっかりとしてくると思う」と育成スタッフ。馬体はまだ緩いところがあって、余裕を持たせた造りながらも、骨格に恵まれていて迫力満点。毛ヅヤの良さからも状態は良さそうで、もう少し成長さえ待てば問題なく進めていけるだろう。
近況(2007.4.17現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も前月同様のメニューで順調に進めており、4月上旬はBTCの直線ウッドでキャンター2000m、ハロン20秒ペースまで。「そんなに大きくはなってないけど、成長してスッキリしたし、だいぶ身体つきも変わってきた。動きもようやくしっかりしてきた感じ。ただ、少し頭の高いフォームだし、見た目でこれだけ凄いトモをしていたら、本来もっと力がある筈だよね」と育成スタッフ。まだ全体的に少し緩いところがあるようだが、心身共に心配な面はなく、今後は乗り込むにつれて良化していくだろう。3月末現在の馬体重は490kg。
近況(2007.3.16現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教を進め、3月上旬はBTCの直線ウッドを1日おきに2本、ハロン20秒前後で乗られ、「最近は自分から行くようになった。動きすぎるくらい。急に動きが良くなったから今週はラクをさせたけど順調。これなら仕上げも問題ない」と育成スタッフは話し、ここにきてグングン調子を上げているようだ。また、騎乗者に乗った感じを聞くと「軽いといった感じでないけど、力は凄い。気性は大人しいですよ」と。見るたび筋肉が増してバランス良くなっていく馬体。大きく力強い歩様を見せ、なかなか非凡な気配になってきた。3月1日現在で500kg。
近況(2007.2.16現在)
チェスナットファームで調整されている。中間も順調に調教を進め、2月上旬はBTCの直線ウッドを1本、ペースは少し上がってハロン22〜20秒。「馬体は最初、前ばかり勝っていたけど、トモも出来てきてバランスが良くなったし、いい動きになってきた。ここ1カ月ですごくトモが強くなったね」と育成スタッフ。短距離向きでどこかヨーロッパテーストを感じる馬体。当初は全体にゆるさが感じられたが、トモが逞しくなったとともにその踏み込みもだいぶしっかりして、徐々に解消してきた。馬体から相当なスピードを想像させるし、これも来月辺りグンと評価が上昇しそう。2月2日現在で495kg。
近況(2007.1.17現在)
チェスナットファームで調整されている。中間はブレーキングを終えて12月中旬すぎより調教を開始した。1月上旬はBTCの直線ウッドでキャンター1000mを1本、ハロン23〜24秒ペースで乗られている。「初めはちょっとトモが甘かったけど、今はだいぶ踏み込みもしっかりしてきた。もうちょっと攻めてみないと分からないけど、ただ身体は見るからにしっかりしているから心配ないだろうね。この馬としてはまだ子供。まだまだ変わる」と育成スタッフ。馬体は元々立派なトモに加え、肩の辺りもムキムキしてきた。成長期もあって見た目よりゆるい印象だが、柔いは柔い。1月5日現在で500kg。
近況(2006.12.20現在)
チェスナットファームに移動後さっそくブレーキングを進め、12月上旬はロンギ場で乗りならしている段階だが、「素直で大人しいし、手がかからない」と順調で、近日中にBTCで乗り始める予定。「トモの凄い馬」と育成スタッフも夏頃から注目していたが、育成場に来て「トモが立派だね。でも身体が出来てくるのはこれから。でかくなると思うよ。まだトモのゆるいところがあるし、少し時間をかけた方が良さそうだね」とさらなる成長を期待する。馬体はもっとゴロンとしているかと思ったが、すっきりして胴が伸びた印象。どっしりした、牝馬と思えぬ力強さがある。12月11日現在で478kg。
近況(2006.11.20現在)
11月上旬も市川ファーム分場で、天候状態を見ながら昼夜放牧を行っている。「最近、ますますゴッツくなってきましたね。幅は凄いですし、胴伸びが出てきて、見るからに外国産馬っぽい造りですよ」と牧場スタッフ。背丈はあまり伸びていないが、胴伸びがでてきたことで、コロンとしていたお腹は徐々に目立たなくなってきており、バランスも良く成長してきた。牝馬ながらも重量感に富んでおり、力強い雰囲気に満ち溢れているが、放牧地では反応が良く、見た目より素軽い動きをする。なお、本馬は育成を開始する為、11月11日に浦河のチェスナットファームへ移動した。
近況(2006.10.20現在)
10月上旬も市川ファーム分場で1日置きに昼夜放牧されている。「今は少しお腹が目立つ体型ですが、これから変わってくると思います。体高はまだまだ伸びそうだし、関節が太くて、他の馬と比べて造りが違いますからね。やはり競馬で目方のかかる馬だと思いますよ」と牧場スタッフ。背丈こそ普通くらいだが、見るからに重量感に富んだ身体つきをしており、逞しさは抜けている。放牧地ではしっかりとした踏み込みで力強く、やはり外国産馬らしいパワー型のタイプに見える。体型からも、まだまだ変わりそうだし、これから育成が始まれば、さらに立派に成長していきそうだ。
近況(2006.9.20現在)
9月上旬も市川ファーム分場で1日置きに昼夜放牧されている。「今まではズングリムックリした体型で、幅ばかり目立っていたけど、胴伸びがでてきたし、馬が変わってきましたよ。性格は相変わらずドッシリと落ち着いているし、最近も順調ですね」と牧場スタッフ。馬体は成長するにつれ、一段と肉づきが良くなり、ますます父デンヒル系らしい雰囲気になってきた。放牧地では、迫力満点の動きをしており、いかにもスピードタイプといった力強い身のこなしをしている。相変わらず他馬と比べても馬っぷりが抜けているし、とにかくしっかりした素材が目についた。9月12日現在の馬体重は450kg。
近況(2006.8.18現在)
8月上旬も市川ファーム分場で1日置きに昼夜放牧されている。「日本の環境にも慣れてきたのか、最近はだいぶ元気がでてきました。2ヵ月経って、ますます幅がでた感じがするし、凄くトモのいい馬ですね」と牧場スタッフ。馬体は背丈はあまり伸びていないが、最近も横幅の成長に目を見張るものがあり、どんどん逞しさが増している。少しお腹がコロンとして見える体型だが、特に問題はなく、牝馬ながらボリューム感一杯で、力強さはグンを抜いている。放牧地ではトモの踏み込みが深く、また、バネの強さも感じられ、とても動きがいい。8月16日現在の馬体重は440kg。
近況(2006.7.20現在)
7月上旬も市川ファームで昼夜放牧されている。「うちに来てからは、背丈より横幅の成長が目立ちますね。順調に体重は増えているし、やっぱり牝馬としては大柄な方ですよ。おとなしい馬ですが、この身体の上、力が強いから、何をするにも一苦労です」と牧場スタッフ。馬格は平均よりやや大きいくらいだが、幅が凄いし、牝馬ながら重量感たっぷり。とにかく発育の良さが目立っている。弾力性のあるぶ厚い筋肉で見栄えがするし、逞しさは他馬を圧倒していて、さすが外国産馬といった雰囲気。それでいて動きは重くなく、バネのあるフットワークで柔軟性がある。7月12日現在の馬体重は434kg。
近況(2006.6.20現在)
輸入検疫が明け、5月26日に荻伏の市川ファームへ移動した。6月上旬は着地検査中(伝染生疾病の潜伏期間を考慮したもので、3ヵ月間は、移動制限などが義務付けられている)だが、変わりなく元気に昼夜放牧されている。「話に聞いていたより上背は大きな馬ではありませんが、牝馬としては中型以上です。肉づきや幅は凄いですし、迫力があって見るからに外国産馬といった感じがしますね。それに何をされてもおとなしいし、精神的にも強そうですよ」と牧場スタッフ。写真から想像していた通り、デインヒル系の特長が良くでており、とにかく迫力満点の好馬体をしている。6月12日現在の馬体重は411kg。
近況(2006.5.19現在)
ようやく条件の合う飛行機があった為、アイルランドを5月15日に発ち、時差の関係で同日に北海道の新千歳空港に到着した。午後には厚真町の動物検疫所に移動しており、現在は10日間の輸入検疫(外国から輸入される動物から、伝染生疾病が侵入するのを防ぐ為に法律で義務付けられている)に入っている。明け次第、荻伏の市川ファームへ移動して、今度は3ヵ月の着地検査に入る予定。帯同しているスタッフの話によると、到着後も飼葉食いが良く、元気一杯で、体調は問題ないそうだ。大柄で幅があり、とにかく馬っぷりは目立ち、検疫所でも、血統の良さと合わせて話題になっているという。
近況(2006.4.20現在)
4月上旬もアイルランドのRathbarry Studで昼夜放牧されている。現地からの報告では「至って順調に成長しています。先日、左前脚の管骨に外傷を負いましたが、順調に回復していて、獣医も大丈夫と言っています。また、人間に対しては、素直でとても扱いやすい馬ですが、馬同士では気が強く威張っていて、正に群れのボス的存在です。おそらくとても精神的にタフな競走馬になると思います」とのこと。送られてきた写真では、冬毛が長く見栄えこそ今ひとつだが、馬体はボリューム感を増し、一段と立派になった。大柄で骨太に見え、順調な成長ぶりが伝わってくる。
近況(2006.3.20現在)
3月上旬もアイルランドのRathbarry Studで昼夜放牧されている。当初、今月中旬に来日させる話があったが、帯同馬がキャンセルとなり、残念ながら延期になってしまった。市川氏は「現地の話しでは馬はいつでも日本への輸送に耐えられるくらい、体調面は良いみたいだよ。なんとか6月のクラブの展示会でお披露目できるように、日本へ持って来たいと考えているんだ」とのこと、本馬は元気一杯で、順調に成長しているようだ。長距離輸送は馬に大きな負担がかかる為、1頭だけでは難しく、なるべくなら同世代の馬との飛行機があればベストだろう。今後も条件さえ揃えば、来日させる予定。
近況(2006.2.20現在)
2月上旬もアイルランドのRathbarry Studで昼夜放牧されている。最近の現地からの報告では「成長期で少し馬の形は崩れていますが、だいぶ背丈が伸びて、同期の中でも体高は大きい方です。特に肩周辺の筋肉の発達ぶりが目立ってきて、デンヒル系らしい特長がでてきました」と、一段と逞しさを増したようで、やはり血統通り、スピードタイプに成長しているようだ。昨年、英国(愛国を含む)2歳リーディングサイアーランキングで2位だった父の産駒は、今年も好調なようで、早くも3歳世代から重賞勝ち馬がでていると聞くし、今後、ますます評価は高まっていきそうだ。
近況(2006.1.20現在)
1月上旬もアイルランドのRathbarry Studで放牧されている。現地からの報告では、広い放牧地に牝馬5頭と一緒に昼夜放牧され、毎日しっかりと飼育管理されており、大きな病気や怪我もなく順調に成長しているとのこと。最新の写真を見ると、遅生まれながら、かなり発育は良さそうに見え、雄大な骨格が目立ってきた。これまでの成長ぶりや血統から、馬格は牝馬では中型と思われる。父デンヒルダンサーは、昨年の英国(愛国を含む)2歳リーディングサイアーランキングでは堂々の2位を獲得、本馬もその父の産駒らしく、早い時期から競馬ができそうなタイプだろう。
近況(2005.12.20現在)
12月上旬もアイルランドのRathbarry Studで放牧されている。市川氏の話では、愛国は日本と違い一年中草が豊富で、放牧地もとにかく広大だという。本馬は、そのような環境で昼夜放牧され、変わりなく元気で、順調に成長しているとのこと。以前、見たビデオからは、ガシッと逞しい体型ながら柔軟性に富んでおり、全身を使った俊敏な動きが印象的で、さすがデンヒル系のスピード馬といった感じがした。また、日本への来日時期については、もう少し暖かくなってから馬の体調を見ながら検討する為、現在のところ未定。
近況(2005.11.21現在)
11月上旬は、アイルランドのRathbarry Studで昼夜放牧されている。10月末の現地からの報告では「最近、冬毛が目立ち始めましたが、体調面は問題なく、とても丈夫で健康な馬ですよ」と、変わりなく順調のようだ。一緒に送られてきた写真からは、馬格は平均くらいに思われるが、5月生まれにしては、かなり発育が良さそうに見える。デンヒル系らしく雄大な骨格、トモをしており、スピード馬らしい雰囲気が漂っている。本馬はディープインパクトの近親という血統が注目されるが、父デンヒルダンサーの来年の種付料は75000ユーロ(日本円で約1千万円)と、海外で非常に高い評価を得ている。