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Web標準による
プレゼンデータの
制作手法
アームチェア
1. デジタルプレゼンの現状
- デジタルプレゼンが普及してきている(8割)。
- データ化されているので、簡単な変換作業によってWeb公開可能。そうする事のメリットは大きい。
- シェアの高いパワーポイントの標準機能では、Web上で互換性の高い標準的なフォーマットが得にくい。
2. パワーポイントの問題点
- やや高価である。ちなみに、PCバンドル版の MS Office Personal には収録されていない。
- HTML書出しが出来るが、Windows版 IEにしか正式対応せず、Webでの標準性が弱い。
- PDF化は互換性の解決策になるが、別にPDF作成ソフトが必要。
3. OpenOfficeの導入
- OpenOfficeはフリーウェアである。
- パワーポイントのコンバータとしても利用できる(多少の修正は必要なようだ)。
- OpenOffice標準機能として、PDFあるいはFlashに書き出せる。
4. Web標準に準拠したプレゼン
- HTML及びCSSでプレゼンに適した書式が作れる。
- 画像はラスター化しておく(Flashも可)。
- Web標準に始めから準拠する事で、広範な互換性が確保できる。
- JavaScriptを上手く活用すれば、凝ったページめくり等も出来る。スライドショーも出来る。
5. HTMLベースの問題点
- 画像作成ソフトが別に必要 → 既にあれば問題ないし、慣れたソフトを使う方が楽。
- HTMLの自作に不馴れな場合は、敷居が高い → 本稿のように、ソースはシンプル。
- 写真などの画像が多い場合はスライドショーにした方がよいが、JavaScriptの利用は敷居が高い → HTMLを別ファイルにすれば簡単。
6. 後処理の場合
- パワーポイントであれ何であれ、画面キャプチャーで画像化してしまえば、そのスライドショーに還元できる。
- PDF作成には、安価なソフトもあるので、それを利用してもよいかもしれない。
- 動画化する手もある → 動画は帯域を食うし、プレゼンなら閲覧者には時間圧縮効果もある。
7. まとめ
- 最初からHTMLベースで作ると、高い互換性を確保できる。
- プレゼンのWeb公開がスムーズになる効果も期待できる。
- サーバ等のソースに対して、負担が少ない(特に動画と比較)。