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東京遺跡情報2000 Tokyo Archaeology Presence |
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まず前提として、地域と時代をある程度限定して、類例を踏まえる必要があります。類例は、形状、大きさ、立地などの情報になります。大体、類例に沿ったものである可能性が高いでしょう。
遺物(埴輪、土師器、須恵器、鉄製品、石製品など)が伝承や表面採集などで古くから知られている場合、有力な証拠になりますが、正規の発掘によるのでなければ、出土地点が不明ですから、参考情報にしかなりません。
形状については、地震や浸食、後世の改変や毀損によって変形している場合が多いと思われます(保存状態がよければ、既に確認されているでしょうし)。埋没した周溝(濠)については、ソイルマークで見えていたかもしれません。
最終的には試掘調査によって確認するしかありません。いずれにしましても、公的機関による正規の調査を待つしかありません。