文書番号001
2003年8月14日
関係機関
各位
考古学リソースのデジタル化
アームチェア

ビジネス文書のHTML化

 インターネットは多くの場合、広報手段や、出版物の代替と位置付けられています。双方向コミュニケーションを強調するとしても、パブリックリレーションの一環と捉えることができます。つまり、一般にパブリックな情報流通のインフラストラクチャーと位置付けられています。
 しかしHTMLは元来、エンドユーザ同士の文書交換の基盤として開発されたものです。今日ではCSS(スタイルシート)が発達していますから、物理的書式という点では、DTP程の精度を必要としない一般的なワープロ文書の殆どをカバーする事ができます。
 スタイルシートは外部リンクとし、テンプレートを利用すれば、制作の敷居も低いでしょう。FTPは、FFFTP(Windows)で充分でしょう。付け加える事があるとしたら、index(目次)を更新することくらいです。
 これを実行すれば、デジタル化をめぐる学習効果は非常に高いと考えられます。

1.ワープロの回避 ワープロのような複雑なアプリケーションではなく、テキストエディタを専ら用いるようにします。なおHTML作成支援機能は排除しません(おそらく望ましいでしょう…テンプレート方式の方が楽と思われます)。
2.HTML形式 シンプルで、かつCSSとidを駆使したHTML形式の採用により、物理的書式と構造性を両立する。
3.文書管理システム 高価で複雑な文書管理システムが不要なので、大幅なTCO削減になります。
これは囲み罫の例です。本文書の内容はダミーです。プリント(プレビュー)はベースが11pt、見出しはゴシック系、本文は明朝系になっています。
以上
アームチェア