circle 1/20〜3/25 特別展「四葉地区遺跡−発掘調査とその軌跡」 板橋区立郷土資料館 (03-5998-0081)
 無料 案内図 〒175-0092 板橋区赤塚5-35-25
ちらし表 ちらし裏 ●四葉地区遺跡は、板橋区の四葉二丁目・徳丸八丁目に位置する、開発面積21万m2という広大な土地区画整理事業に伴って、約64,000m2を対象として調査された遺跡です。荒川谷に臨む武蔵野台地(成増台)の縁辺部にあたり、支谷や湧水を抱え、旧石器時代から近代に至るまで、実に膨大な資料が出土しています。以前から常設展としても展示されていましたが、今回の特別展では改めて四葉地区遺跡の全貌を振り返り、総括する機会となるようです。

●遺構総数2119の内、旧石器時代ブロック26、旧石器時代礫群17、旧石器時代陥穴状土坑1(VI層?)、縄文時代住居跡15(全て前期諸磯、汽水性地点貝塚1)、炉穴35、弥生時代住居跡342(中期後半以降)、方形周溝墓46、環濠2、古代住居跡86、建物跡8、古墳5(埴輪あり)、鍛冶跡2、中世段切状遺構7、地下式壙25、火葬跡2、墓壙20などが含まれ、実に壮大な遺構数です。

▼特別記念講演
 2月25日 (日) 13:30「縄文人の風景」小林達雄(國學院大)
▼関連企画
 1月27日 (土) 13:30「四葉地区遺跡報告」山村貴輝・依田賢仁
 3月 3日 (土) 13:30「板橋区遺跡発表会」(「志村遺跡第6地点、舟渡遺跡第3地点」水澤裕子 /西台後藤田遺跡第1地点」藤波啓容)
※いずれも会場は館内の講義室、先着100名、無料
▼学芸員による展示解説(いずれも午後2時から、所要時間40分程度)
 1/20 (土)、2/11 (日)、2/24 (土)、3/4 (日)、3/20 (火)

■図録(A4判.総カラー80頁)

 ※上図は「ちらし」の表と裏です(原寸A4)。
<東京遺跡情報2000