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そんな"(社)ナントカ連盟"にお金を使って差し上げるという行為は、本当はとても口惜しいのですが、大好きな瀬川さんは応援したいので『瀬川本』を買ってしまいました。
将棋が出来ないクセに、なんでそこまで瀬川さんに思い入れを持つ?
それは『夢を折った』という部分に、感情移入をしてしまったから。
じぶんでも恐ろしく感じるくらい、「サラリーマンの夢」が琴線に触れたから。
瀬川さんが棋士になる夢が叶わなくなった日、泣いて中野の街をさまよったとあったけど、じぶんも『ある夢』が叶わないと知った日、泣いてミナミの街をさまよった事があった。
"コルネット"が何であるかも知らない占い師にすがりついて、泣きじゃくってすがった日があった。
12年間も将棋の勉強を続け、就職もせず、夢を追って、そして夢を折って。
明日からどうやって生きていくか?と泣いた瀬川さんに比べて、当時のじぶんはたった3年少ししかコルネットの勉強をしていない。別にコルネットが吹けないからといって食べるのに困る訳でもないし、ただの趣味の世界での話だ。
でも当時のじぶんにとって、心のキャパシティは一杯いっぱい。パンパンで溢れそう。
今思えばどうしてこんな小さな事で…と思う程、わたしの懐は狭かった。 甘かったな。
「12年やったことが全て無駄になってしまった。将棋なんてやらなければ良かった。将棋に対して逆恨みをした。」
のくだりを読んで、じぶんも同じ事を考えたっけと思い出した。
じぶんの場合、無駄なお金を使ってしまった事への後悔が、一番強かったんだよなぁ。
高価な楽器や、プロのレッスン代。夢も叶わないのにとんでもない事をしてしまった…と心がズキズキ痛かった。そして瀬川さん同様、コルネットとブラスに対して激しい逆恨みをしていた。
もう、絶対に、夢は叶わない。
その現実を受け入れた上、それでも将棋が好きでたまらなく、アマチュアとして輝いた瀬川さん。まさかいつか将棋の神様が微笑む日が来るとも知らず、ただ「好きだったから」の一心で…。
結局わたしも対象物が好きでたまらなく、どんな形でもいいから続けたかった。
好きなんだ。
止められないんだ。
じゃあ、バカになってしまおう。
お金を使ってしまったことに心が痛むのなら、もっと使ってしまえばいいじゃん。(^_^;
もう一本買っちゃえ! そうだ、最高級のコルネットを吹いてやろう。
好きならバカになれ。
徹底的に、とことんバカになってしまえば、もう心は痛まない…。
ナントカ連盟を辞めるつもりなんて、本当はなかった。
瀬川さんに会える日まで、がんばろうって心に誓っていた。
いつまでもあの場所で働きたかった。
いつか、瀬川さんが事務所に入ってきたら…
夢は"同情"や"お情け"で叶えるものではないですネ♪
夢は、挑戦でつかみ取るもの。
そして、夢は、"好き"って熱いハートの結晶。
教えてくれてありがとう。
わたし、ちょっと泣くのが早すぎました(笑)。
12年修行して、それでも叶わなかったら、もう一度ミナミに泣きに行きます。
…って、あのキタナイ事務所で、瀬川さんにウインクするつもりだったのに(笑)。
瀬川さん。もうお会いするチャンスはありませんね。
だからせめてここから、メッセージ送らせてください。
わたしは今日もおバカにやってます。
最近思うんです。
ここまでバカになれるのなら、いつかわたしにもブラスの神様が微笑む日が来るんじゃないかって。
その事を瀬川さんに伝えたかったです。
よく立ち直ったね…。偉かったよ。<2年前のじぶんから、今のじぶんへ。そして瀬川さんへ。
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