昔ファンクラブに入っていたほど好きだったのに、最近めっきり聴かなくなったユーミンのCDを久しぶりに聴いてみる。
20代中盤から後半にかけての、あのほろ苦い日々がよみがえってくる思い。
20代というのは、若かったのにとても疲れた。
なぜなら恋をしなくてはいけないから。
恋をして結婚相手を見つけなくてはならないから。
似合いもしないソバージュヘアに、一流メーカの化粧品。本当は好きじゃないのにベネトンのTシャツにジーンズを着ていたのは、狙っていた男の好みだったから。
無理なダイエットにも励んだっけ。
逗子マリーナのユーミンのコンサートへも行ったよなぁ。
時流に乗った"オシャレ"な日々と言えるけど、なんだかすごく疲れたな。
そんな無理な生活は見事に壊れて、「カンナ8号線」を聴いて毎日泣いていたんだけど、
もうベネトンシャツを着なくていいと思うと嬉しかったっけ。過去のじぶんと決別するかのように、高いヒールのブーツもベネトンもゴミ袋へ入れたっけ。
そして髪をまっすぐに戻して、化粧をやめてタヌキ顔で街を歩き、ファッショナブルとはお世辞にも言えないフリフリスカートを着て、
『じぶん』を取り戻した開放感に浸ったっけ。
逗子マリーナでのユーミンの鏡のドレスはもう見られなくなくなったけれど、全日本吹奏楽コンクール(笑)に行って淀工の特別演奏。あの日は本当に久しぶりに心の底から楽しかった。
不思議なことに、自然体で生きていると「それでいい」と言ってくれる御仁が現れるものなんですね。
結婚したいがために注いだ、あの莫大なエネルギーって、いったい何だったんだろ。
20代は疲れた。
あぁ、「青春のリグレット」...。(笑)
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