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西宮市民会館アミティホール
---------------- 2003年度吹奏楽コンクール課題曲より ---------------- |
| 演出なし、司会者なし。演奏だけで真っ向勝負☆ これが西宮市吹奏楽団のコンセプトといったところでしょうか。 テンポよく曲が進んでいく『大人の演奏会』が特徴です。 いつも日曜日の真っ昼間の開催で明るいうちに終了してくれるのも、主婦にとっては足を運びやすくて嬉しいところです。 (最近夜のコンサートは行きにくいんです^^;) 演奏はいつもながらのテンションの高さで魅了されました。 今回特に感じたことは旋律の「唄いのうまさ」ということ。 ここのバンドは上手い人が引っ張っていくタイプではなくて、底から湧きあがるような情感が伝わってくる所がいいです。みんなが「唄える」というか、「唄いのポイント」が全員同じに出来るからなのでしょうね。だから情感が音の「うねり」となって聴こえてくるのでしょう。 「うまいなぁ」と思いました。 反面「大阪俗謡」に少し物足りなさを感じてしまったのが残念です。ちょっとお上品すぎるかな?と思いました。祭の"熱狂"をもうちょっと濃く表現したような演奏が個人的には好きです。 今年のコンクール課題曲も早々お披露目されてましたが、マーチなせいか去年のより聴きやすかったです。 前に座っていた中学生たちが一斉に楽譜を広げ始めたのを見て、 「おぉ、じぶんもかつてはこんなことをしていたなぁ。」 と、すぐ目の前の光景なのに遠い目で見ているじぶんです。 いち早く課題曲をやるのは地元の中高生に対しての模範演奏的な意味もあるのではないか?と想像しますが、これを目当てにやってきた中高生も多かったようです。 課題曲2は「スターパズルマーチ」(1993)のブリティッシュ版といった印象。 課題曲3・4はどちらも旋律が美しく、また美しい旋律を上手に唄いあげる西吹の演奏とマッチして楽しく聴くことができました。 アンコールの「レスギンカ」では、指揮者の北野徹氏が太鼓を叩いたシーンがみものでした。タクトを振っている時には威厳に満ちた重厚な雰囲気を漂わせている方ですが、太鼓を叩くお顔はまるで無邪気な少年のようでした。 休憩時間込みで1時間40分程で終演するのですが、司会者のしゃべりや曲紹介等の語りがないせいで、演奏会そのものは大変充実した密度の濃いものです。お代もたったの500円と信じられない安さです。 わたしの"巡回コース"のローテーション入り間違いなしだな、と確信できる大変高水準ないい演奏会でした。次回も楽しみです。 |