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2001.8.30(木) 18:30〜

豊中アクア文化ホール

『阪急百貨店ブラスバンド』は、今回のコンサートよりバンドの名前を "British Style Brass Band 「H.B.B.」"と変えられましたが、変わったのは名前だけで、素晴らしい演奏テクニックや、和やかムードとか、親しみを感じる年齢層の方たちが多いんだよなぁ♪(*^^*)…という、特徴は全く変わっていませんでした。早いもので初めてH.B.B.の演奏を聴いてから今回が5回目です。これって皆勤賞かも……??。地獄の果てまで追っかけたいバンドH.B.B。今回も熱く追っかけてまいりました。

1曲めが始まって即、瞬間に感じた事なのですが、「すごい、上手くなった!!」と驚きました。もちろん今までも上手かったんですよ!だけど今まで聴いた中で今日が一番上手いと思いました。わたしが偉そうにこんな事書くのもアレなのですが^^;、ブラスバンドとしてすごく引き付けられるというか、「☆おぉっっ!!☆」と思わせるというか。これは生で聴く『鼻血ドラゴン』!昨年のコンサート時とは、もうバンドとしての風格が違うのだよと思い知らされます。

おなじみのソリスト・シリーズもよかったです。まずH.B.B.名物のユーフォニウムソロ。いつ聴いても落ち着いていて、すごいなと思うテクニシャンなお方なのですが、今回も難しそうな曲をサラリとこなして、実力のほどを見せつけてくれました。
テナーホーンソロの「デメルザ」は、以前違うブラスバンドでも聴いた事のある曲ですがソリストは同じ方でした。伴奏するメンバーが変わると、こうも印象が変わるものか!と驚きです。「デメルザ」というのは「みどり」というのと同じf^_^;女性の名前なのだそうですが、前に聴いた大阪ハーモニーブラスが表現するデメルザさんは、お城に住んでる美しく高貴な貴婦人で、ちょっと近寄りがたい感じ。遠くから「きれいだなぁ」と憧れてながめている人。対するH.B.B.にいるデメルザさんは、明るくたくましくて元気で、上手に商売なんかしていて、街の人気者になっている女性。同じ曲で同じソリストが吹いているので、同じように感じるのかな?と思っていたのですが、こうまでハッキリ違うものか〜という部分がおもしろかったです。
コルネットソロも楽しくて軽快でした。ものすごーーーーく速いパッセージで、パラパラパラパラ♪と吹くアクロバット芸は圧巻でした。周りからも「すごい……」という感嘆の声が聞こえてきたほどです。この方、演奏中の顔の表情が豊かで、高い音・低い音。いろんな音を出す時に表情があって、全身で演奏してるって感じ。とても勉強になりました。

今回の演奏会の特徴として、かなり「聴かせるコンサート」に仕上がっていたと思います。和やかに楽しめる部分と、真剣モードで聴かせ所を盛り上げる部分のメリハリが利いたなと感じました。ラストに「組曲惑星より 火星」が出て来る所なんて、すごいです。こういう曲で〆ようとするパワーとスタミナがすごいなと思う反面、これを最初にやってしまうと後がバテバテかも?(^^;と他人事ながら心配してしまうほど、ハードな挑戦です。そう!H.B.B.名物 難曲アレンジもんにチャレンジコーナー☆(超勝手に命名)は、やっぱり今回も健在で嬉しかったです。これからも「えっ?こんなすごい曲、マジでやるの?」と、度肝を抜かしてくれるようなチャレンジャーな選曲で、楽しませてほしいものです。

個人的に楽しみだったのは、ホルストの「組曲第一番」で、これは吹奏楽でお馴染みのオリジナル曲ですよね。元は吹奏楽の曲とはいえ、"シャコンヌ"の冒頭や、"マーチ"の金管マーチの部分など、まさしく英国ブラスバンド風の編曲になっているし、吹奏楽曲の中でも好きで想い入れ深い曲なので楽しく聴きました。クラリネットのパートはほとんどがコルネットに置き換わっていて、1stクラがソロコルネット、2nd,3rdクラが、同じく2nd,3rdコルネットになっていたようですが、よく聴くとそんなに単純な物でもないようで、所々が独自の編曲になっていた所が興味深かったです。それにしてもブラスバンドで聴くあの3楽章のマーチって、本当にいいものですね。吹奏楽でやる時も、ここの部分だけはトランペットじゃなくて、コルネットに持ち替えて欲しいなぁと思うくらい、いい感じのサウンドでした。

そうそう、別の所でも書いたことがありますけれど、やっぱり「一組」が出て来る限り何度でもこれを吠えておこう^^;。3楽章のキーマンはバスドラムです!どんなに他がいい感じでやっていても、あのバスドラムの一発で全てが壊れる危険性がはらんでいるので(過去の経験:壊した事あるのですよ〜…トホホA^^;)、いつもバスドラ「ボン☆」の部分は全神経を集中させて、過ぎた昔に想いを馳せているのですが、当然のことながら上品でかつ自信に満ちた一発に、よいお手本を見せていただきました。打楽器といえば「ROCK MUSIC 3」やアンコールの2曲めにやった曲など、パーカッションのリズムが冴え冴えでかっこよかった!初めて聴いた社コンで、その曲では楽器を持っていない打楽器奏者の方も、ごじぶんの膝を楽しそうに叩いていた姿が、今でも忘れられないくらい印象的だったのですが、いつもノリノリパーカッションは、視覚に聴覚に楽しませてくれて、ブラスサウンドを盛り立てているので最高です☆


今回のコンサートでは、曲目紹介のプログラムとは別に、メンバーのプロフィールや活動エピソードが書かれている"かわら版"も添えられていたのですが、これがまた楽しい内容で笑わせてもらいました。 ふと気が付いた事なのですが、メンバーに「おとめ座」の人が多いのでは?と思い、久しぶりにExcelを立ち上げて(^_^;)、作ってみたのが左のグラフです。やはり他の星座に比べて、おとめ座メンバーが飛びぬけて多いのが一目瞭然です。
ちなみに乙女座気質とは、人生にロマンを求め、夢を追いかけていく傾向があなたにはあります。それもただ闇雲に突っ走るわけではなく、夢を単なる夢に終わらせない計画性も備わっているでしょう。ピュアでひたむきなだけでなく、理性的な面もあるので、周囲からも賞賛を浴びることが多いでしょう。 と書かれているのですが(参考:Woman@nifty 占いコーナー)、演奏の端々にロマンチックな雰囲気を感じる、このバンドの特徴に似ているような気もするのですが、これって単なるこじつけかなぁ…?くしくも8月30日は乙女座が守り神についてくれる月まわりでもありますよね。またこのバンドの演奏にロマンを感じる部分については、演奏されている方たちの年齢が他の一般の吹奏楽団などと比べても、若干高めな事にも言えるのではないかと思います。音楽イコール人生。積み重ねた様々な人生経験が、音楽の深い味わいに結びついているのだろう、という事は、自信を持って確信出来る部分でもあります。

久しぶりにExcelを立ち上げたものですから調子に乗って(笑)、血液型の方もグラフにしてみたのですが、こちらはきれいに日本人の平均になっているようです。A型が若干多いのは関西地方の特徴と、何かで読んだ事があるので、まさしくバランスの取れた平均的関西版血液比率。ノリノリで演奏していても、ハチャメチャになることはなく、押さえるべき所はキチンとしている所はA型気質がそうさせているのかも知れません。

楽しい曲・すごい曲・いろいろ織り交ぜて飽きのこないプログラムに工夫されていて、本当に楽しいひとときでした。アンコールの最後の最後までみんな一生懸命でした。かなり期待して出掛けたのですが、実際はそれ以上の満足感で感動して帰ってきました。次に聴かせていただける時には、またもっと上手くなって「おぉっ!!!」っと仰天させてくれる事と思います。でも、これからH.B.B.がどんなに"鼻血ドラゴン化"していこうとも、客席にまで自然に流れ、伝わってゆくほどの「演奏していてメチャ楽しい!」のメッセージをこれからも、ずーーっとこのバンドの財産として持ち続けていただきたいな、と心の底から思います。

実は、わたし、この「演奏していてメチャ楽しい!」のメッセージを身体全体に感じたくて、何度もくり返し演奏会に足を運んでいるのだ、と思うんですヨ。(^_-)-☆ とっても上手いバンドなのですが、ただ技術が上手いだけじゃ、地獄の果てまで追っかける気持ちにはならないと思うのです。