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阪急百貨店ブラスバンド デビューコンサート


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      v   ((人从人 )              豊中アクア文化ホール
    ミ \  c ⌒< ⌒  ρ 
      ̄| ̄\(" ▽ " ノ     n川 
         \   >◆*◆<  ̄ ̄ ̄ゝ/
           \|  \/@| ̄ ̄ ゙̄        指揮:広沢 幸二
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-+*+-+*+- 1st Stage -+*+-+*+-

ペースメーカー(G・ラングフォード)
『キャンディード』序曲(L・バーンスタイン)
パントマイム(P・スパーク)
キャーリックファーグス(アイルランド民謡)
祝典のための音楽(P・スパーク)

-+*+-+*+- 2nd Stage -+*+-+*+-

死か栄光か(R・B・ホール)
ディズニー・ファンタジー(L・ハーライン)
『オペラ座の怪人』よりオール アイ アスク オブ ユー(A・ロイド=ウェッバー)
映画『タイタニック』より マイハート ウィル ゴー オン(J・ホーナー)
マイフェア レディー セレクション(F.ロウ)
ゲスト指揮:鈴木 竹男


何ヶ月も前からとっても楽しみにしていた演奏会でした。

前回聴かせていただいた時、合奏の音がミックスしないまま直接耳に届いてしまいとても残念に思った事が忘れられません。 これはわたしが内輪のお披露目会に勝手に侵入してしまった事が原因でして(ホールではない所で演奏されていた)、今日のコンサートこそが本当のデビューです!

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メンバーの方たちがステージに上がった後、一瞬の沈黙。
そして指揮者が登場…………息をつく間もなく、デビュー最初、一曲めの指揮棒が上がる。
奏者は最初の音を出すための息を吸う。
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もちろんこの間のあいだ、音は一切出ていません。
だけどクレッシェンドしているのです!緊張感が、客席の期待が、なにもかも。
阪急商業学園の時にも書きましたが、こういう音が出ていない部分にもスピード感が感じられるバンドの演奏は、最後まで気が抜けることなく 素晴らしい演奏が続く事が多いです。

一曲め「ペースメーカー」は華やかなマーチで、輝くブラスサウンドを思いっきり堪能出来る曲でした。 思い出に・歴史に残るはじめのいっぽ。さすがによく吹き込んでいましたし、この日演奏された中でも最高の完成度かな?と感じました。 『キャンディード序曲』はこの日のプログラムの中でも楽しみな一曲です。これは吹奏楽でもよく演奏されるのですが、木管はせわしないパッセージが続くかと思えば、中間部ではやわらかい雰囲気を醸し出す必要もあります。 さて、ブラスバンドではどんな風に表現するのかな?これは注目です。
いやいや、驚き!ぶったまげました!! コルネットが頻繁に多種類のミュートを付け替えて、音色の変化を工夫しています。使っている楽器の数は吹奏楽よりずっと少ないのに、聴いていて全然平坦な感じがしません。たぶん2〜3人ずつ 細かくパートが分かれているのだと思いますが、業師コルネットパートには脱帽しました。

前回は司会もメンバーの方がされていたのですが、今回は専門の司会者がついています。指揮者へのインタビューコーナー(楽器の紹介)も、よかったです。 英国風ブラスバンドで使う楽器はめずらしい種類が多く、普段あまり見ることはありません。ひとつひとつ紹介してもらえるのは嬉しいですね。また「今日の調子はいかがですか?」という質問に、 「今日の調子は最高です!(^_^)v」と答えてくれたのが最高でした。「緊張してます」とか「練習不足で…」とか「今のはいい出来じゃない」とか言われたら、もうガッカリです。
それにしてもブラスバンドっていいものですネ。中高生時代はどうもイマイチ好きになれないジャンルだったですが…。
理由は細かくて繊細な雰囲気を表現するのは、吹奏楽では木管の役割じゃないですか。そこの部分のない金管だけのバンドって音楽的に大味な雰囲気しか出せないんじゃないだろうか?って偏見みたいなものがあったのです。
でも、全然そんなことはないのですね。楽器の音色が統一されている分サウンドが美しいし、耳に心地よいですね。大勢でワーって吹いていても全然うるさく感じないのは、やわらかい音の出る楽器を使っているためなんでしょう。
それに当然全部の楽器が金属製ですから、ライトに光ってピカピカ☆キラキラ☆これって客席で見てるとすっごくきれいです!!宝石屋の店先なんて比じゃない、素敵な輝き。美しいです。

ブラスバンドといえば、やっぱりあの映画「ブラス!」。これって意外と業界関係以外の人(例えばわたしの母親なども)も見ている名作ですよね。その中でも使われた行進曲「死か栄光か」。 うーん!ニクい選曲です。 しっとり聴かせる部分はソロでじっくり…。ブラスの響きを堪能する場所では思いっきり!とメリハリのきいた選曲と演奏で、心の底から堪能することが出来ました。 昨年の秋、「ホールだったらこんな響きがするんだろうな」って心の中で想像しながら聴いたあの日。あの時の事を思い出すと、なんだか親戚のおばさんのような気持ちになってしまい、 「わ〜、よかったね!おめでとう☆」って叫びたくなってしまいます(笑)。前回も感動して帰ったのですが、やっぱり今回は格段に素晴らしくなっていました。
わたしがコンサートに行くと、隣の席には熱心なファンが座っている事が多いのですが、今回も若い男性が一人で聴いていました。きっと金管楽器を吹く人なんだろうなって思います。この方、熱心にアンケートを書いてらっしゃいましたし、アンコールの最後の音が吸い込まれて行く時、 低いうなり声をあげていらっしゃいました。心から感動出来なければああいう声って出すことは出来ないと思います。演奏と共に耳に焼き付いている「音」です。

とても楽しかった。来てよかった。また来たいし、また聴きたいな。すごく上手かったし、指揮者もかっこよかった♪
最後に、なぜそう思ったのか。
それは演奏されている方たちが、心底楽しそうだったから。
それが何にも優るテクニックだから。