1999年 10月30日(土) 香養会館 講堂
イ番の部 |
| ★ CONFECTION FOR BRASS ★ ROCK MUSIC 1 ★ JERUSALEM ★ LOVE THEME FROM TITANIC -MY HEART WILL GON ON- ★ ARMY OF THE NILE ★ ORIENT EXPRESS |
ロ番の部 |
| ★ JUBILEE PRELUDE ★ BLENHEIM FLOURISHES ★ IRISH TUNE FROM COUNTY DERRY ★ BLAYDON RACES ★ LIGHT - WALK ★ A DISNEY SPECTACULAR |
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今回は、グライムソープ コリアリーバンドと同じく、本格式英国スタイルのブラスバンドのコンサートへ行ってきました。 編成は コルネット・フリューゲルホーン・テナーホーン・バリトン・ユーフォニウム・トロンボーン・バス・パーカッション(打楽器)の、金管楽器+打楽器で構成されています。 "ブラスバンド"と"吹奏楽"は、呼び方にあいまいな部分が多く、どちらも一緒に思われる事が多いのですが、実際の編成は全く違うものです。わたしがやってきたのは、木管楽器が入る吹奏楽の方ですから、このページのタイトル「VIVA!BRASS♪」というのも、正確に言うと正しくはありません。しかし、あえて「ブラス」という名前を付けているのは、その言葉がとても好きで、「BRASS」という文字にロマンを感じているからなんですね。f^_^; 以前はそれほど想い入れを持っていなかったブラスバンド(金管バンド)なのですが、吹奏楽が混声合唱の華やかさを持っているとしたら、BRASS BANDは男声合唱のグリークラブのような、統一された音色の美しさを持っていると思います。 今回聴かせていただいたコンサートは、阪急百貨店の社員の方で構成されている職場のバンドです。職場での音楽活動には、吹奏楽・合唱・ジャズバンドなどいろいろなジャンルがありますが、ブラスバンドがあるのは、日本でここだけなのだそうです。その記念すべき第一回目の、旗揚げ公演を聴かせていただく機会に恵まれました。 この日は、初めてお客さんの前で演奏されたそうなのですが、そういう初々しさはあまり感じなく、デビューなのに、いきなり「伝統」を感じさせる所が、さすが「阪急」と思いました。 第一曲めからいきなりキラキラのブラスサウンドで、引き込まれます。上手く説明出来ないのですが、合唱にしろ、吹奏楽にしろ、阪急の方たちの演奏は何か一本共通する「気持ち」があるのです。高い技術にハートが加わった所…そう言ったら近いかも知れません。そのわたしの一番大好きな「気持ち」の部分は、ブラスバンドの演奏にも、しっかりと息づいていました。そして何よりも印象に残ったのは、団員のみなさんの「演奏する喜び」にあふれたニコニコの表情です。特にコルネットパートの方たち(わたしの席から一番よく見えたので)の、嬉しい笑顔を見ていたら、本当にこちらまで嬉しい気持ちでいっぱいになってしまいました。「音楽=音を楽しむ」という、あまりにも基本的なコト(だけどテクニカルな部分に興味・関心が向き、忘れてしまいがちな所)を、視覚でも楽しませていただきました。 指揮者の方の情熱的で若々しい雰囲気も、大いに演奏とプレイヤーの気持ちを盛り上げていたと思います。もちろん見ている側も、さわやかな気持ちにさせてくれますね。 さらに嬉しかったことは、演奏されている方は、わたしと同世代くらいの年代の方が多いとお見受けした所です。「わたしと同じくらい」って、どのくらいの年代??という部分は、サラリと流して欲しいのですが(笑)、中学・高校時代は吹奏楽をされていた方が多いと確信しています。一度は楽器から離れた方も少なくないと思います。でも、こうやってまた音楽を続けよう!という情熱を持ち続けていて、お仕事と両立させながらブラスバンドを結成されたという事は、本当に素晴らしくて心からうらやましいと思いました。(^^) ブラスバンドで演奏される曲は、吹奏楽ほど知らないのですが、「ROCK MUSIC 1」が、ブラスぅぅぅーー♪という力強さに満ち溢れていて、カッコ良かったです。吹奏楽での金管楽器は、どうしても木管に気を遣いながらの演奏になると思うのですが、思いっきりブラスの音色を堪能するには、やはりブラスバンドが一番ですよネ。「ORIENT EXPRESS」は、スケールの大きな曲で聞きごたえタップリです。「ARMY OF THE NILE」は、吹奏楽でもよく演奏されるお馴染みのマーチですが、ブラスバンドで聴くマーチというのも、華やかな輝きがあって良いものですね。 ただ、ひとつだけ残念だと思ったことは、素晴らしいフルコースのお料理が、あっという間にお皿からはみ出してしまっていたように思えたことです。この日の会場はコンサートホールではありません。輝くブラスサウンドは狭い会場では反響せず、直接耳に届いてしまいます。もし、この素敵な演奏を音楽ホールで聴いたら、どんな響きがするのでしょうか…。それをとても確かめてみたい気持ちになりました。2回目…3回目…と、会を重ねるごとに成長されてゆくでしょう、この生まれたばかりのバンドを、これからも見守っていけたらいいな。また聴けたら嬉しいな(^^)、と心から思いました。 個人的な用事で「イ番の部」しか聴けなかったことが、今でも残念でたまりません。 *〜* HANKYU BRASS BAND様へのメッセージ *〜* デビューコンサート☆おめでとうございます。(^^) 司会もプログラムも手作りの雰囲気いっぱいの、暖かい演奏会を楽しませていただきましてありがとうございました。デビューとは言え、「阪急」と冠してあるからには期待でいっぱいでした。贈り物などに阪急百貨店の包装紙にはステイタスがあるように、音楽にも包装紙と同じ期待を(聴くものは勝手に)抱いていると思うのですが、「さすが☆」としか言いようの無い、期待通りの…期待以上の素晴らしさでした。 これからどんな楽団に育つのでしょうか。きっと新しい伝統が創られてゆくのでしょう。 でも、イ番の一曲めの、あの輝く笑顔は、ずっと忘れられないと思います。何十回演奏会を重ねても、きっとあの瞬間の笑顔を思い出すと思います。 本当におめでとうございます。「社内コンサート」の「社内」の文字が消えますことを、一人でも多くの方に聴いていただけますことを願って・・・。 |