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_ 尼崎信用金庫創業80周年記念
尼信ブラスフェスティバル **手をつなごうバンド仲間たち**
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2001年11月18日(日)13:00〜 会場:アルカイックホール
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■川西市吹奏楽団
指揮:松山 雅晴
○Besame Mucho.....(岩井直博 編曲)
○Tow O'Clock Jamp.(岩井直博 編曲)
○Night & Day..... (岩井直博 編曲)
○TITO............ (岩井直博 編曲)
■倉敷市民吹奏楽団
グリーンハーモニー
指揮:佐藤 道郎
○交響曲 第3番 作品89 (ジェームス・バーンズ)
■淀川工業高校吹奏楽部
指揮:丸谷 明夫
○祝典序曲 (D・ショスタコビッチ)
○大阪俗謡による幻想曲 (大栗 裕)
○ジャパニーズグラフティー (星出 尚志編曲)
○カーペンターズ フォーエバー (真島 俊夫編曲)
○ザ・ヒットパレード (丸谷 明夫構成)
■蒲郡市吹奏楽団
指揮:西浦 稔/小長谷 宗一
○祝典序曲 (小長谷 宗一)
○交響曲第2番より終楽章 (A・ボロディン)
○Mi−na−to (酒井 格)
○私のお気に入り (R/ロジャース)
■尼崎市吹奏楽団
指揮:辻井 清幸
○ラプソディー・イン・ブルー (ガーシュウイン)
○ボーギーとベス (ガーシュゥイン)


尼崎市信用金庫が創業80周年を記念して、日本を代表する吹奏楽団を尼崎に集結させました。
入場無料でこの内容! ここの社長(銀行だから頭取っていうの?)はエライっ!
これからの企業メセナは吹奏楽に力を入れるべきです!(・_・)/☆キッパリ

〜今回出演された団体の演奏について、少しずつですが感想を語ってみたいと思います〜

川西市吹奏楽団
パッと見た感じ若い人もいるけれど、年配の人も吹いているのが目につく嬉しいバンドでした。
幅広い年齢層で構成されている所が市民バンドの理想形でいいな♪って思います。
ムーディーなポップスやジャズでまとめたステージで、しっぽり大人の世界を繰り広げてました。 指揮者のラメ入りジャケットも雰囲気満点で、からみつくような「ベサメムーチョ」がシブイです。 これって中高生には絶対出せない味だし、こういうのを「いい」と思うじぶんの感覚も 成熟した証拠だよなって思いますね(笑)。
人数は多くないけど、ひとりひとりの技術が高くて均一に鳴っているので、 実際の人数以上に音量豊かに聞こえました。 その証拠に前に出てきてソロを吹く人がみんな上手い。 「ソロ取るくらいだから上手くて当然?」 とは思うんだけど、トランペットパートなんて全員前に出てきてソロを吹いたのですが、 全員同じように上手かったのには驚きました。
好きです。気に入りました川西市吹奏楽団。編成も演奏も理想のタイプでした。
でも、こういうジャンルの曲をやる時って、ユーフォニウムやホルンやダブルリードな方たちは 地味な役回りに徹しなくてはいけないのがちとつらい所かもね…。 別のジャンルの演奏をやる時には、今回は地味だったパートの音も満遍なくじっくり聴いてみたいと思いました。 本当にまた聴いてみたいと思わせる、素晴らしい雰囲気を持っている吹奏楽団でした。

倉敷市民吹奏楽団
初めて聴く曲だけど、全4楽章で40分。なかなか意欲的な演奏ですごかったです。 あまりに美しいサウンドのせいか、時々意識が遠くに行ってしまうほど....。(^人^;;(熱あったんです、ごめんなさい)
アンコンではサックスアンサンブルが全国へ駒を進めているらしく、さすがにサックスパートは自信にあふれ光ってました。 こういう曲を引っさげて遠征にやってくるというパワーが興味深いバンドです。 来年の全国大会ではここを密かに注目しておきたいと思いました。

淀川工業高校吹奏楽部
市民バンドの中に混じるとやっぱり『音が若い☆』ですね(^^)。
ここを目当てに聴きに来たと思われる中高生が、客席には目立っていました。
「祝典序曲」はジンときました。 クライマックス部分のファンファーレで丸谷氏が客席の方を向き、 上方を見て指揮棒を振り下ろした瞬間、
「あ…!☆また?!」
と思わず2階席を 見上げてしまいました。
それが何の合図なのか客席の誰よりも早く気が付いてしまい、一人でうしろを見上げているじぶんが、ちょっと恥ずかしかった(*^-^*ゞ。
「あの日」を思い出してジンときちゃいました。 そう!2階席に金管奏者が一列に並んでいて、ステージの人たちと一緒に ファンファーレを吹き鳴らすという、丸ちゃんお得意のあの演出の再現です。 フラッシュバックする「あの日」とはもちろん、5金の特別演奏の普門館…。 前後から響くステレオ効果。豪華でリッチな響きです。
今年の吹奏楽コンクールでの自由曲、「大阪俗謡」をやってくれたのも嬉しかったです。 もうコンクールでは再々演くらいの登場頻度で、正直言って今年の自由曲が「大阪俗謡」と知った時、 「またやるの?ネタ切れ?」と思ったものですが(ごめんなさい…)、 今回初めて"生の淀工俗謡"を聴いてみて、淀工は何度コンクールで俗謡をやっても許す!!!という気持ちになりました。
大阪人の気質にこれほどピッタリマッチする曲は他にないといっても過言ではないでしょう。 やっぱり大阪のバンドが演奏する「俗謡」は上手いのです。
ギラギラの夏や、花火や、川面を行き交う船が心に浮かんできます。 思い返せば淀工が5金の特別演奏をやった年の関西代表には、金光八尾高校が初登場してきたのですが、 その時の自由曲も「大阪俗謡」でした。初出場で金賞を射止めましたよね。 スピード感のある演奏と、クラリネットの女の子の勝ち気そうな顔が今でも忘れられません。 丸谷明夫氏は、さすがに俗謡を振る指揮に情感がこもっていて、もちろん暗譜です。 先生ご勇退の年、最後のコンクールの自由曲にはやっぱり「俗謡」で〆てもらいたいなんて 思ってしまったほどです。生で聴けてよかった、よかった!
残りポップス曲はいつものパターンでしたが、 何度聴いても飽きないで引き付けられてしまう所がヨドコウの魅力です。 「ヒットパレード」もお約束の十八番ですが、今回はNEWバージョンでUSJのテーマ曲が新鮮でした。 電飾のついた手作り小道具が登場するあたりが、工業高校らしい特色が出ていていいです。 六甲おろしの歌い手は、いつも野球部のユニフォーム姿だったのに、 今回は本物のトラグッズで身を固めていたので、衣装を買う予算がついたのかな?(^^)

蒲郡市吹奏楽団
このバンドのスーバーバイザーは、かの有名な小長谷宗一氏だそうです。 最近の市民吹奏楽団って、有名な先生が音楽監督についてたりしていいですね。
お顔を拝見したのは初めてだったので得した気分で嬉しかったです。 それにしてもこの人の編曲した「スターウォーズ」は、今までやった曲の中でダントツに難しかったです(^^;。 「中学生の頃、泣かしたのはあなただったのね・・・」と、心の中で叫んでみたりなんかして。 でも、ダンディーっぽい雰囲気の素敵な紳士だったので、昔の事は許してあげましょう(笑)。
客席には「mi-na-to」と作曲した、酒井格氏も応援にかけつけてました。
「バストロンボーンの男の子がフルートの女の子に恋をする」という曲だと司会者が紹介してましたが、 最後の方でバストロンボーンが「ぱおっ、ぱおっ♪」と吠えていたのは、失恋したよぉ〜って合図だったのでしょうか? それとも喜びの雄たけびだったのかなぁ?そこの部分はよくわからなかったけど、おもしろい曲でした。
小長谷氏の友人のプロのサックス奏者も友情出演しました。 幅広い人脈があるみたいでうらやましい活動をされている吹奏楽団です。
大人数で合奏していても決してうるさいと感じない、きれいな音色を持っているバンドでした。

尼崎市吹奏楽団
本日の大トリは地元尼崎が世界に誇る大御所、尼崎市吹奏楽団でした。
相変わらず余裕のある、ゴージャスで華やかな演奏を聞かせてくれます。 「ラプソディー インブルー」はプロのピアニストとの競演で、目にも耳にも豪華でした。
当たり前のことなんだけど、ピアノって打鍵で表情をつけるじゃないですか。 難しい楽器だなぁ…って思います。この日のソリストの方は相当上手い方で、 いろんな表情を表現していて、思わず吹奏楽よりもピアノの方に聞き惚れてしまったほどです。 一瞬オーケストラのコンサートに来たか?と思わせるくらい、落ち着きのある大人の演奏でした。
ボーギーとベスも、長い曲なのにかかわらず繊細さと緊張感をキープしたままの力演でした。 木管の層が厚くてやわらかい音色をしている所が尼吹らしいなぁ〜と感じる部分です。 これだけクラリネットが充実している吹奏楽団もめずらしいかも? まろやかなクラの音色はいつ聴いてもうっとりです・・・。
こういう大曲を余裕で演奏しているのを見ていると、吹奏楽コンクールなんて12分しかやらなくていいんだから、 力を持て余すよな、いつも関西大会ではぶっちぎり状態なのも納得って感じです。 全体的に余裕があるから、特に美味しい部分を集めて12分間に濃縮させて出てくるのでしょうね。 尼吹の底力はコンクールだけでは知ることが出来ないという事を、改めて思い知らされるひとときでした。
アンコールの「ナイルの守り」も嬉しかったです♪ やっぱりマーチで〆ると納得して帰ることが出来るし、この曲はマーチの中でも特に好きな一品です。
これだけたっぷり聴いても、アンコールがあると得した気分で嬉しいものですネ(*^^*)。

4時間という濃厚な演奏会でありましたが意外と短く感じたのは、全部の演奏が美味だったからです。 この演奏会、来年もやるみたいなんですけど、すっかり尼信ファンになっちゃいました
f(^▽^* 貯金しちゃおーかなーー(笑)。
こういうご時世だからこそ、メセナをやっている企業には好感度大です。 いまどきの会社はリストラなんてやらないで、吹奏楽を後援しようっ♪
好感度の高い会社にはいいお客さんがたくさんついて、長い目で見ると企業も潤うってものですよね?、ね?、ね?(笑)

なにはともあれ、尼崎信用金庫の創業80周年を心からお祝い申し上げます。