G400/G450/G550  FAQ

INDEX

(Q1〜Q50 Q51〜Q100 Q101〜Q150 Q151〜Q200 Q201以降)


Answer:

Q101.サイドバンド転送を無効にする方法


G400では、デフォルトでサイドバンド転送がONになっています。
(G4SET.EXEでも確認できます。)

通常、他のビデオカードではこれをOFFにするためのツールが付属しているのですが、G400には付属していません。

このため、G400では通常サイドバンド転送はOFFに出来ないのですが、PowerStipを使用することでOFFに出来るようです。
(通常、サイドバンド転送をOFFにするとAGPクロック耐性があがると言われているようです。)

方法は、pstrip.exe(PowerStripの実行ファイル)のショートカットを作ってコマンドラインパラメータで

pstrip.exe /sba:on
pstrip.exe /sba:off

とするのですが、
G400では AGP Aperture size(マザーのBIOSの設定)を16MB以下にしないとうまく切替が出来ない(マシンが暴走する)とのことです。

というわけで、G400でサイドバンド転送をOFFにするのは現状では、あまりメリットが無いように感じられます。

サイドバンド転送については、以下のサイトが詳しいようです。
AGP Sidebanding vs. AGP Overclocking
(英語サイト)

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M2さんのMGA Control Utilityでも、サイドバンド転送が操作できるようです。ただし、Aperture Sizeを16MB以下にしていないとハングアップします。

Q102.GIGABYTE製のG400カードについて


GIGABYTE版のG400として、GA−MG400という製品があります。
これは、G400SHに相当したビデオカードで16MB版と32MB版が存在するようです。
今後、DHタイプもリリースされるようです。

本来、Matroxでは、Matrox製チップの搭載したビデオカードはMatrox純正品に限られていてサードパーティ品は一つもなく、チップのOE販売はマザーボードのオンボード搭載されたものに限られていました。

ただし、このカードにはBIOSが付いておらず、GIGABYTE製のマザーボードにVIDEOカードのBIOSを搭載して、これを使用しているために、GIGABYTE以外のマザーボードでは使用できません。
逆を言えば、GIGABYTE製のマザーボードであればマザーボードを交換してもこのビデオカードが使用できることになり、結果的に専用マザー専用のVIDEOカードとなりオンボード搭載したのと変わらないということらしいです。(オンボードマザーのVIDEO機能が流用できるという位置付け)

現在(2000/01/31現在)の対応マザーは

GA-BX2000 GA-6VXE+
GA-BX2000+ GA-6VX-4X
GA-6BXC GA-6ZMA
GA-6BXE GA-6ZXC
GA-6CX GA-7IX
GA-6CXC  

となっています。GA−MG400用のドライバ&対応マザーBIOSは
http://www.giga-byte.com/gigabyte-web/swagp.htm
にあります。
ドライバのバージョンは PowerDesk for Windows 95/98 Revision 5.26.021
とのことです。

しかし、対応BIOSを搭載したGIGABYTE製のマザーボードにMatroxのMillennium G400のビデオカードを使用してもGA−MG400として認識してしまうとのこと。(以前のMatroxのドライバを使用したときはGA−G400として認識するようです。現在は、GA−MG400として認識します。)
特に不具合はないのでしょうか?

->ASCII DOS/V ISSUE 2000年3月号のP.177ページによると、対応BIOSを搭載したGIGABYTE製のマザーボードにMatroxのMillennium G400を装着してドライバを自動認識させると、GA−MG400用のドライアをインストールしてしまうのでレジストリエラーでWin98が起動しなくなる状態になってしまうそうだ。
これを回避するには、ドライバを1度削除して再起動して、GA−MG400のドライバがインストールした後で再起動せずに画面のプロパティの詳細設定でアダプタを強制的にMatrox Millenium G400 に変更すれば良いようだ。

しかし、Matroxの最新ドライバのINFファイルにGA−G400用の設定が入っているのがさすがです。
INFファイルを調査したところ、MatroxにあったPD5.30以降にはGA−G400用の設定がINFファイルに含まれています。
確かにPD5.30・PD5.41はGA−G400とMatrox Millenium G400 とはインストール内容が異なっていますので、上記のようなことは起こり得ます。
ただし、PD5.50では共通のインストール内容になっていたのでGA−G400のままのドライバでも問題無いと思います。

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ところで、この場合はPINファイルはどのような扱いになるのでしょうか。
やはり、マザーのBIOS側に記録されるのでしょうか・・・・・・・・・・・
それ以前にPROGBIOSでPINファイルの取得が出来るかも謎ですね。

(追加)
GA−MG400 32MBを実際に使っている方から情報をいただきました。
それによると、

  • PINファイルの取得はPROGBIOSを実行しても、”これはMatroxのVGAではない!”と言った旨のメッセージが出て蹴られてしまう。(どうやら、BIOSのアドレスが異なるためのようです。)
  • GA−MG400用のドライバではなく、Matroxのドライバをインストールした場合、一応は使用できるということです。ただし現段階のドライバでは、GA−MG400 32MBでも、GA−G400 16M SH相当として認識してしまうそうです。
    もちろん、GA−MG400用のドライバでは正しく認識されるとのこと。

塙さんより、情報をいただきました。ありがとうございます。(2000/03/20)

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掲示板(01/02/10)にJunkerさんから、MG−G400用のPINSに関する情報をいただきました。
(→FAQ189.MG−G400のPINS取得・書き換えについて

Q103.ごくまれに、マシンの起動時の解像度が640*480 16色になってしまいます。


ごくまれに、マシンの起動時の解像度が640*480 16色になってしまうことがあります。再度再起動すると回復します。

これは、いくつかの原因が考えられます。

  • ディスプレイの指定をPnPモニタにしていると、マシンの起動時にディスプレイの電源が入っていないとPnPで情報が得られないことがあります。
    先にディスプレイを起動しておくか、ディスプレイの指定をPnPではなく固定にしておくことで解決できます。
  • ディスプレイを固定にしている場合は上の場合は当てはまりません。
    このときは、マザーボードのバッテリー切れの可能性があります。
    とくに、数日マシンの電源を入れずにいて、久々にマシンを起動したときに症状が出るような場合にはこの可能性が高いです。
    (マシンでは、現在のパーツ構成を記憶しているのですがバッテリー切れによりこの情報が消失していることが考えられます。)
Q104.ディスプレイごとのデフォルト解像度&リフレッシュレートの設定の方法


ディスプレイの性能は主に水平周波数と垂直周波数で表されます。
この水平周波数と垂直周波数によって、ディスプレイの出力可能な解像度とリフレッシュレートが決まります。

通常は、Windows上の設定として「画面のプロパティ」「設定タグの詳細」「モニタタグの変更」「特定の場所にある〜」「すべてのハードウェアを指定」でディスプレイ名の指定を行うことで、これらの設定を指定します。
(もし、Windows標準のリストに自分のディスプレイがなければ、ディスプレイのメーカーのWebからディスプレイの設定ファイルをダウンロードできることがあります。こちらの方をお勧めします。)
それでもなければ、できるだけ自分の型番に近いものを選択することになります。

また、PowerDeskのモニタ設定として「画面のプロパティ」「設定タグの詳細」「モニタ設定タグのMatroxリストからカスタマイズ設定を選択するボタン」で、自分のモニタが選択できれば、こちらの設定が優先的に使われるようです。
先にWindows側でディスプレイの指定をしておけば、PD上で選んだディスプレイの設定を適用しても大丈夫かどうかの簡単なチェックが入ります。

これで、メーカーが決めた使用できる解像度とリフレッシュレートが自動的にセットされます。

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例えば、私の使用しているディスプレイ(Acer製 AcerView76i)では
Windows側の設定=「Acerの Acer 76i」  (AcerのWebからダウンロードしたinfファイル)
PD上の設定  =「Acerの AcerView76E」(ちょうど同じ型番が無かったため)
を設定しています。

これで、最適な解像度&リフレッシュレートとして

  640 x 480 - 85Hz
  800 x 600 - 84Hz
 1024 x 768 - 85Hz
 1280 x 1024 - 60Hz

が自動的に設定されます。


[このFAQの説明はシバ氏作の日本語化パッチを使用したドライバで行っています]

Q105.ディスプレイの規定値以上の解像度を出す方法


(注)
本FAQは最悪失敗するとディスプレイが火を吹き、昇天してしまう可能性があります。自己責任でお願いします。



さて、Q104でメーカーが定めた最適解像度&リフレッシュレートに自動設定しましたが、これ以上の解像度&リフレッシュレートの設定はどうやっても出来ないのでしょうか・・・・・・・・・じつは出来る可能性が有ります。
無論、これ以上の設定は自己責任という厳しいの世界に立ち入ることになります。

ディスプレイも量産電化製品であるため、カタログスペックに対して実際の製品には経年劣化・歩留まりを考慮に入れた性能マージンが多少存在します。
この分を使用すれば、同じ解像度でも少しリフレッシュレートを上げることが可能です。
(たとえて言うならばディスプレイのオーバークロック(?)にあたります。)

また、通常はノンインターレースモード(1回の書き換えで画面全体を表示する方法)で画面表示していますが、これをインターレースモード(1ラインずつ飛ばして画面を表示し、2回の書き換えでは1ラインずらして同じように表示することで見かけ上の縦の解像度を2倍にする方法。逆を言えば、同じ解像度であればリフレッシュレートを半分に出来る。)にすることで、表示可能な最大解像度を増やすことも可能です。
ただし、インターレスモードの場合はその表示方法から画面がちらつくという欠点も持っています。
[インターレースモードを通常のTV放送でも採用しています。TVで静止画を見るとちらついて見えるのと同じです。]

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さて、このカスタマイズ設定ですが、やはり目安としてディプレイの表示可能な水平周波数&垂直周波数は知っておいた方がいいでしょう。

これは、モニタのマニュアルを見ればきちんと載っています。

例えば私のディスプレイ(AcerView 76i,17インチ)は、マニュアルで調べると
 水平周波数 = 24―64KHz
 垂直周波数 = 50―100Hz

となっています。
(最近のディスプレイはもっと性能が上でしょう。このディスプレイはWindows95が出る前に購入したものです。)

さて、「もうモニタのマニュアルなんてどっかいっちゃったよ」という方でも調べる方法があります。
それは,先ほど出てきたWindowsのモニタの設定ファイル(infファイル)です。
「モニタタグ」でモニタ名を指定して「次へボタン」を押すと確認が出てきますが、この画面に下にドライバのある場所として、あるinfファイル名が表示されていると思います。このinfファイルをメモ帳で開いて、選択したディスプレイ名で検索してみましょう。

ここでは、「Acer 76i」のモニタ設定を調べることとしますと、infファイル名は
C:\Windows\INF\OTHER\AcerACER98.INF
となります。
このファイルを「Acer 76i」で検索すると
 7176i = "Acer 76i"
という行が見つかります。
次に、"Acer 76i"に関連付けられた"7176i"という文字列で検索すると、
 
 [7176i.AddReg]
 HKR,"MODES\
1280,1024",Mode1,,"30.0-64.0,50.0-110.0,+,+"
 HKR,,ICMprofile,0,"7176i.ICM"


という部分が見つかります。これを解釈すると、

最大解像度 1280*1024
水平周波数 30.0-64.0KHz
垂直周波数 50.0-110.0Hz

という設定となっていることが解ります。モニタのマニュアルと値が多少ずれていますが、メーカーがこれで良いといっているのですから信じましょう。場合によっては、ちょっと記述方法が違うかもしれませんが大体は同じだと思います。

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さて、実際にカスタマイズの方法ですが、「画面のプロパティ」「設定タグの詳細」「現在のディスプレイモードを調整する」もしくは「別のディスプレイモードを調整する」ボタンを使用します。
ココで注意ですが、上の「カスタマイズしたWindowsモニター設定を使用する」チェックボックスにチェックを入れないとこのカスタマイズ設定が反映されません。
また、一番下の「簡易モニタコントロールを使用する」を外すことで、垂直周波数だけの設定だけではなく、水平周波数やピクセルクロックを確認しながら指定を行うことができます。外しておくことをお勧めします。

「現在のディスプレイモードを調整する」は、現在の解像度&色設定での水平周波数・垂直周波数を変更することができます。周波数値を変更した時点で表示に反映されます。
もし、モニタが解像度の切り替えに失敗して、カチカチと音が鳴ったりして画面が真っ黒になったらすぐにESCキーを押して設定を元に戻してください。(この状態を長く続けるとモニタが故障します。)
うまく画面が出てくれば成功です。設定が決まったら、次へボタンを押して、設定を保存してください。
インターレースにチェックを入れることでインターレースモードにして、水平周波数・垂直周波数を半分におとすことも可能です。

「別のディスプレイモードを調整する」は、ドライバがサポートしている解像度から、設定を変更したい解像度・色設定を選択して、次へをクリック。「ディスプレイモードの調整」を選択して次に進み、水平周波数・垂直周波数・RAMDACクロックを変更することが出来ます。
インターレースにチェックを入れることでインターレースモードにして、水平周波数・垂直周波数を半分におとすことも可能です。
即座に変更が表示に反映されませんので、値が決まったら次へボタンを押すと指定した解像度に画面が切り替わりますのでうまく表示できれば保存することができます。
もし、モニタが解像度の切り替えに失敗して、カチカチと音が鳴ったりして画面が真っ黒になったらすぐにESCキーを押して設定を元に戻してください。(この状態を長く続けるとモニタが故障します。)

「別のディスプレイモードを調整する」を使用してインターレースにチェックを入れることで、今まで使用できなかった解像度でも使用できるようになる可能性があります。
このときは、「Windowsがこのディスプレイモードを使えるようにする」にチェックを入れる必要があります。
ただし、インターレースモードと言うことで多少のちらつきを感じることがあります。
まったく新しい解像度を使用したいのならば、PD5RESMGR (PowerDesk 5 Resolution Manager)v2.1で追加してから設定を行えばOKです。

私がこのカスタマイズ(以下はすべて色設定16bitモード時)を行った結果は以下の通りです。

1024*768(通常使用している解像度)
 水平68KHz&垂直85Hz −> 72KHz&90Hz(共ににノンインターレース)

1280*1024(変更前の最大解像度)
 水平64KHz&垂直60Hz −> 69KHz&65Hz(共ににノンインターレース)

1920*1440(カスタマイズ後の最大解像度)
 表示不可         −> 70KHz&45Hz(インターレースモードを使用)


残念ながら、私のモニタでは 2048*1536 は出すことが出来ませんでしたが、最大解像度が1280*1024から1920*1440まで大きくなったのは収穫が大きいと思います。(でも、細かすぎて読みにくいけど[爆])

さて、画面の設定が終わったら、モニタ側で画面が全体に表示されるように微調整を行いましょう。これでカスタマイズは終了です。

使用する解像度に対して1つ1つ個別に設定していくことことになりますので、多少の手間がかかりますが、それなりの価値はあるでしょう。

ある程度設定が決まったら、「カスタマイズファイルを保存する」ボタンを使用して、現在のカスタマイズ内容を保存しておきましょう。呼び出しは「カスタマイズ結果を開く」で行うことが出来ます。


最後に、無茶をしすぎて高価なモニタを壊さないようにくれぐれも注意をお願いします。


[Windows98での操作方法です。その他のOSでは多少内容が異なる可能性が有ります。]
[このFAQの説明はシバ氏作の日本語化パッチを使用したドライバで行っています。]

Q106.画面がちらついて見えるのですが、どうすれば直りますか?


画面がちらつくというのは、おそらくリフレッシュレートが60Hz等のように低く設定されているか、インターレースモードでの表示モードとなっている可能性が有ります。
通所、リフレッシュレートが75Hz以上で有れば「フリッカーフリー」と呼ばれ、ちらつきは感じないとされています。(それでも、眼の良い方だとちらつきを感じることもあるそうです。)

この場合は、
Q105.ディスプレイの規定値以上の解像度を出す方法
を参考に設定を確認してみてください。

また、モニタ周囲の磁気や電磁波の影響を受けていることなども考えられます。
特に近くにTVを置いていたりすると画面が細かくゆれることが有ります。
ディスプレイケーブル等がアンテナの役目をしてしまうことも有りますので注意しましょう。

その他、特性がちょっと悪いディスプレでは、G400からディスプレイに出している信号が画質をシャープにさせるためにエッジがかなり立っている信号に対応できため、ちらつくという意見もあります。リフレッシュレートを72,70とかにしてみたり、それでもだめなら、少しボケますが、ディスプレの調整で明るさを少しあげて、コントラストを少し下げると目にやさしくなるそうです。

Q107.PDのカスタマイズ画面でリフレッシュレートの変更が出来ません。


Q105を見ればわかるとおり、PDの画面で各解像度のリフレッシュレート(垂直周波数)のカスタマイズが出来ますが、以下の2つの条件が満たされたときはリフレッシュレートが60Hz固定となり変更が出来ません。

  • PDの[DualHeadタグ」で「DualHead Clone,DVDMax or Zoom」を選択し、DualHead Clone機能を有効にしている。
  • Clone Option で「最適なリフレッシュレートを可能な限り保持する」にチェックが入ってない。

これは上の状態のときにCloneモードにしたときは、ディスプレイ側のリフレッシュレートも60Hzに固定となってしまうためです。

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また。Win2000のPD5.10以降ではMonitor Settingタグで設定の変更が出来ない場合があります。
これは、モニタがプラグ&プレイで認識されていないと起こる現象のようです。
(原因としては、モニタが対応していない・BNC接続をしている・15PINケーブルを使用していても間にディスプレイ切替器を使用している等が考えられます。)

Q108.Windows3.1でG400を使おうとするとフォントが化けてしまいます。


MatorxのWebページにはWindows3.1ようのドライバとして PD1.61 が用意されていますが、これは日本語化されていないため、日本語版Windows3.1にインストールするとのフォントの設定を変更してしまいます。

サポート対象外ですが、コマツソフトのWebページにG200用のWindows3.1ドライバとして、極東版PD1.61がアップされていますのでこちらを使うとうまく行くそうです。

その他、フォントを日本語のものに置きかえればいいので

SYSTEM.INIの[boot]でfonts.fon=J??SYS.FON,fixedfon.fon=J??FIX.FON,oemfons.fon=J??OEM.FON,(??=18か22が入る)
WIFEMAN.INIでFontDriver=GSYSxx.FOD,(??=18の時xx=16、??=22の時xx=20)

とするとよいそうです。

「IBM版の場合はJ*.FONの代わりにPS55*.FON(?これに近い名称)があったのでそれをSYSTEM.INIで書き換えると良かったはず。」とのこと
(書き換えにはDOSのエディタか、文字化けモードでメモ帳を使います。)

Q109.OpenGL使用時に、画面がフラッシュします。


G400/G200 Windows9x 用 PowerDesk Ver.5.50.010 Beta を使用しているときに特定のOpenGLを使用するソフトで画面がフラッシュしてしまう場合があります。

  • Tirtanium1.8のOPENGL動作時 
  • OPENGLスクリーンセーバー(パイプ)でパイプの数を複数本に設定した場合

これは、G400ICD.DLL のバージョンアップ時のデグレードだと思われるので、これを解決するには、別のバージョン(PD 5.50.005Bata等)のG400ICD.DLLと入れ替えることで対応できます。(このDLLは c:\windows\system\ にあります。)

インストールファイルの"G400icd.dl_"を Raruty や EXPAND32 などを使用して解凍することで"G400ICD.DLL"だけを取得できます。

その他、PowerDesk Ver.5.50.010 Beta以外でも、DH Cloneを有効にしているときに、”最適なリフレッシュレートを可能な限り保持する。”にチェックが入っているとTV出力側の画面がフラッシュするソフトが一部あるようです。このようなソフトでは、このチェックを外してください。

5.52.015ではこの不具合は修正されています。

Q110.システムデバイスでVia Tech CPU to AGP controllerのメモリ範囲とG400のメモリ範囲が競合しています。


使用中のOSがWindows95であった場合に、システムデバイスで誤報告される場合があるそうです。
iwillのvd133というマザーボードで、このような現象が起こるようですが問題なく使用できるとのことです(Win95の誤報告という旨がマザーボードのマニュアルに記述があるそうです)。

Win98ではこのような誤報告は発生しないのことです。

Q111.G400カードへのオプションパーツについて


G400には専用コネクタを使用するオプションパーツがいくつか存在します。

  • Millennium Gシリーズ用RainbowRunnerG(G400ではDHに対応)

    専用のビデオキャプチャボードです。MJPEGでの動画取り込みが可能です。
    MavelG400は、G400DH + RainbowRunnerG - α相当品です。
  • Millennium G400 SH用Dual Head Addon Module

    G400SHをDHにするモジュールです。
    実売価格は7〜8千円とのこと。
    装着するとInfomationタグではdualhead(add on)となるようです。
    詳しくは、servant's Websiteさんに解説があります。
    メニューからDOS/Vへお進みください。
  • Millennium G400 用flat panel display connector module

    G400シリーズにFlat Pannel Displayを接続するためのアダプタです。
    DVI (Digital Video Interface)コネクタが増設できます。
  • Q112.PDのバージョンとドライバのバージョンについて


    G400では、通常ドライバのバージョンを表現するのにドライバ(制御ソフト)ではなくPD(PowerDesk)のバージョンを表すことが多いです。

    PowerDeskはG400の付属ユーティリティで、各種設定などを行うことが出来るツールです。
    通常、起動していれば、タスクトレイにディスプレイのマークで表示され、ダブルクリックで設定画面を出すことができます。

    Matroxでは、このPowerDeskのバージョン表記でWebに最新ドライバをアップしているので、通常のバージョンというのはこちらを示します。

    現在のインストールされているドライバのバージョンは[画面の設定]->[詳細]->[Infomation]のバージョン方法で確認できます。

    Win9x用最新ドライバ(PowerDesk5.52.015)の場合は

    Grafhics BIOS        1.5-22
    Display Driver        4.12.01.1520
    Mini-VDD           4.12.01.1520   
    Matrox PowerDesk      5.52.015
    DirectDraw/Direct3D driver 4.12.01.1520
    Microsoft DirectX      4.07.00.0700

    と表示されていますので、
    PowerDeskのバージョンが 5.52.015 (ドライバをダウンロードしたときのバージョン)
    各種ドライバ(制御ソフト)のバージョンが 4.12.01.1520 ということがわかります。

    バージョンの先頭の数字はメジャーバージョンです。
    G400の場合、メジャーバージョンはWin9x&2000ならば”5”、WinNTならば”4”となります。
    通常、バージョンが上がるほど最新のドライバとなります。

    なお、ドライバの最後の4桁の数字(1520)の2・3桁目(”52”)がPowerDeskのマイナーバージョンと同じものとなっているようです。

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    ただし、最近のドライバ(Win2000用ドライバや、Win9xドライバ[PD6.xx])では上記の法則が崩れているようです。

    たとえば、Win2000用ドライバPD5.20.016では、この5.20.016というバージョン番号はMatrox Driver Packageとして表示されています。
    実際の各種ドライバのバージョンは以下のようになっています。

    Matrox driver package:  5.20.016
    Display driver:  5.12.01.1200[1.20.016]
    Kernel driver:  5.12.01.1200[1.20.016]
    DirectDraw/Direct3D driver:  5.12.01.1200[1.20.016]
    OpenGL ICD:  NT 4.70.011,2k 5.20.016,9x 6[Matrox Graphics Inc. Matrox G4]
    Matrox PowerDesk:  6.20.029
    Q113.MGABG.EXEとは何をしているものなのでしょうか?


    最近のNT系G400用ドライバには、MGABG.EXEというプログラムが含まれています。
    (アイコンは鍵のマーク)

    このプログラムはOS起動時に自動的に起動されますが、CPU占有率がかなり高いものになっています。
    (Pen!!!450で約20%とのこと)

    このプログラムは、MGA BiosGuardということで、G400のBIOSがおかしくなるのを防ぐ機能があるそうです。

    というわけで、いざというときのためのソフトウェアですので、この機能がいらないのであれば起動しなくてもかまわないようで。
    (その場合には、あらかじめ"MAKEDISK.exe"でBIOSのバックアップを取っておきましょう。)

    Q114.DHでTVを使用したMultiDisplay機能を有効にしてもうまく動作しません。


    Win9xでDHタグでMuitiDisplay機能を有効にしたときには、再起動を要求されます。
    再起動後、ディスプレイのプロパティの設定を見ると、2つの画面が表示されると思います。(→MultiDispaly参照
    この2つめの画面の右クリックで画面を使用可能とすれば第2画面が使用できます。

    ただし、第2画面のディスプレイが”不明なディスプレイ”などになっているとうまくTVに表示できないようです。
    このような場合はこのディスプレイの指定に”Super VGA 1024*768”を指定してください。
    (注意:ここの指定に”テレビ”を指定してしまうと640*480以外の解像度に出来なくなります。)

    ディスプレイの指定は第2画面の部分をダブルクリックして出てきた設定画面中のモニタタグの変更で「特定の場所にあるドライバ」「すべてのハードウェアを表示」「標準モニタ中のSuper VGA 1024*768」を指定すればOKです。

    また、ディスプレイの詳細メニューにあるMONITOR SETTINGSにも同様の設定がありますので、こちらも確認してください。

    また、DHタグのTV設定で出力をどこにするかを指定できます(RGB・コンポジット・コンポジットまたはSービデオ)。セカンダリの出力先によって設定してください。

    Q115.G400ってトラブルメーカーなんですか?


    シバのホームペーシさんや、黄金時代さん(閉鎖されました)、私の所などの掲示板を見るとさまざまなトラブル・質問が報告されていますので、G400はいかにもトラブルメーカーに見えてしまいます。

    これは、掲示板という性格上、トラブルがあったときには書き込み方が多いですが、順調に動いているときにはあまり書きこみがありません(書き込む必要がない)から、必然的に掲示板には、トラブル・質問が大体をしめることになります。

    とくに、シバのホームページさんでは、毎日多くの質問の書き込み&解答が上がっていますのでトラブルメーカーとしてG400を感じる方もいるでしょう。

    ただ、多いといっても同じ質問が結構繰り返し行われているので、このG400FAQを作成してみた次第です。
    最近は特にWin2000に関する質問が多いですが、まだ出たばかりのOSということもありますし、これからのドライバ次第でしょう。安定しないという点はAGPモードを1xにすることで解決することが多いようです。

    だから、このページに書かれている不具合が必ず出るというわけではなく、まれに発生する現象に対してこうすれば良いというものを集めたものなので、不具合の百科事典として見てもらえれば良いと思います。
    普通に使うだけならば、報告されたほとんどの不具合は関係の無いものでしょう。
    (私自身、100以上あるFAQのうち実際に不具合として再現したものはあまりありません。)

    たしかにマザーボードなどにいくつかの相性が有るようですが、ほとんどがドライバや設定の問題であったり、その他のマザーボード・メモリ・PCIボード側の問題であることも多いです。(特にAGP関係)
    特にG400ドライバの付属する設定ツールであるPowerDeskはたくさんの機能があるので、その分設定できる項目が多いことも一因かもしれません。(表に出ていない設定でもレジストリで変更できるものもあります)

    AGPモードについても、2x・4xモードに設定すると安定しない場合も多いのですが、
    ドライバが自動判定で1x設定を推奨している場合もあります。
    (Win2000の場合は2xモードにしてしまうようだけど)
    この場合は、レジストリを操作して1xモードにすると安定することが多いようです。

    それと、G400はオーバークロックツールが充実していて、AGP耐性も比較的高い製品が多いようなのでこのあたりの質問・トラブルも多いですが、元々オーバークロックは保証対象外なので・・・・・

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    あと、ビデオカードによって得意・不得意科目があります。

    DirectX7やOpenGL対応の3DアプリならばGeforce系が得意でしょうし、
    DVD再生支援であれば、RAGE系かSavege系が得意です。

    ただし、これらもCPUがある程度高速であれば、特に問題は無いはずです。

    減点法ではなくG400の特色である
    「画質の良さ」、「2Dと3Dのバランスの良さ」、「他に類を見ないDH機能」、「カスタマイズのしやすさ」
    などの機能を考慮に入れた加点法でG400を評価してあげてください。

    それに、MURCシバさんのところ、黄金時代さん(閉鎖されました)、それと私のところのように専門の情報サイトがたくさんあるのでなにかあったときに調査・相談しやすいというのも立派な利点だと思います。

    Q116.デスクトップアイコンの整列で不揃いになってしまいます。


    デスクトップアイコンの整列をしても、アイコンが不揃いになってしまうことが有ります。

    これは、どうやらIE5をインストールしているときにまれに発生する現象のようです(Win9x,Win2000共に)

    これを解決するには、画面のプロパティのデザインタグで
    「アイコン」「アイコンの間隔(縦)」「アイコンの間隔(横)」
    などを32またはそれ以上にしてみると良いかもしれません。

    通常の環境は32、46、46ぐらいだと思います。

    Q117.Ultima Onlineでカーソルの周辺がおかしくなります。


    16Bitカラーモードにしていると、この現象が発生するようです。

    解決策としてはいくつかあります。

  • 全画面モードにする。
  • 24Bit・32Bitカラーモードに設定する。
  • BusmasteringをOffにする。
  • 詳しくは、Maruru's NET冒険野郎!さんに詳しく書いてあります。
    "http://www17.cds.ne.jp/~maruru/pc/uo/mousebug.htm"
    を参照してください。

    Q118.SYNNEXのドライバについて。


    SYNNEXのホームページには、G400用の日本語版ドライバが提供されています。

    このドライバのダウンロードページには、
    ”このツール類をご使用の際には個人の責任においてご使用ください。”
    と書かれているように、動作保証が無い完全に自己責任で使用するドライバです。
    とくに、プロテクトなどはかかっていないようです。

    さて、SYNNEX版G400のユーザがこのドライバを使用して良いかという問題がありますが、この点について,Qazさんという方がSYNNEXにメールで問い合わせた結果、以下のような答えが返って来たということです。(シバのホームページの掲示板[3/17(金) 22:08:08]に投稿された内容)

    その部分を転載させていただきますと、

    >先日(3/11付、件名「教えて!」)話題になっていた、「SYNNEX製リテール
    >ユーザー以外がSYNNEX製日本語ドライバを使用することの可否」について、
    >SYNNEX社に問い合わせてみたところ、同社サポート担当の方より以下の様な
    >回答を頂きました(要約)。

    >・正常動作は保証せず、サポートも一切行なわない。
    >・(上記の条件の下に)「自由に使って構わない」

    >だそうです。
    >「某I社との絡みで難しいところもあるが、S社としての方針」だとか。

    >バルクやI社製の製品を持っている方でも(当然『自己責任』において)
    >大手を振って使用出来る様です。
    >(使われる方は)S社に感謝の祈りを捧げましょう…

    とのことです。
    ありがたく使用させていただきましょう。

    たしか、一番最初にSYNNEXにドライバがアップされたときにもシバのホームページの掲示板に書き込みがあった記憶がありましたし、この辺は寛大なのかもしれません。

    ただし、このドライバを使用するときには自己責任で使用して、SYNNEXさんの好意を無にしないように気をつけましょう。

    −>
    残念ながら、4月終わりからダウンロード時に、シリアル番号を入力しなければいけなくなってしまいました。
    バルク版購入者で日本語版ドライバを使用したい方は、シバのホームページさんの日本語化パッチを使わせてもらいましょう。(00/04/30)

    Q119.TurboGLの切替方法について


    通常OPENGLアプリケーションは、「OPENGL32.DLL」というDLLを使用して画面描画を行います。実際には、このOPENGL32.DLLが「G400ICD.DLL」を呼び出して処理しています。

    TurboGLをインストールすると、CPU別に用意されたDLLのうちの一つを「Mgaturbo.dll」として、c:\windows\systemにインストールします。

    TurboGLはこのOPENGL32.DLL(通常はc:\windows\system等に存在します)のかわりにCPU別の専用DLLを使用するようにすることで、通常モードとTurboGLモードとを切り替えます。

    実際には、c:\windows\systemにあるOPENGL32.DLLには手を触れず、OPENGLアプリケーションのディレクトリの直下に「Mgaturbo.dll」を「OPENGL32.DLL」という名前でコピーすることで、c:\windows\systemのOPENGL32.DLLよりも先にOPENGLアプリケーションのディレクトリの直下のOPENGL32.DLL(Mgaturbo.dll)を使用することで切り替えを行っています。

    これは、アプリケーションの直下のディレクトリの方がDLLの検索優先順位が高いことを利用しています。

    これを自動的にやっているのがTurboGLマネージャです。
    マネージャはTurboGL対応アプリケーションを検索して、Mgaturbo.dllをOPENGL32.DLLという名前でコピー/削除してくれるのです。

    というわけで、TurboGLマネージャで認識しないOpenGLアプリケーションで強引にTurboGLを使用するには、c:\windows\systemにある「Mgaturbo.dll」を雨後か痛いアプリケーションのディレクトリに手動でコピーすればいいことになります。

    ただし、わたしが試した限りではテクスチャがまったく張られていない状態だったり(TIRTANIUM)、画面になにも表示されない(GL髪ベンチ)など正常に動作しないことが多いです。
    やはりTurboGLは対応アプリで使うのが一番ですが、このような裏技もあると言うことで。

    Q120.SDRAM版のSHでもMAX化は可能なのですか?


    ここでいうMAX化が、コアクロック・メモリクロック・メモリタイミングをMAXと同じものにオーバークロックするという意味であれば、出来る可能性があります。

    PINファイルによる変更点は他のカード(SH・DH・MarvelG400-TV等)と同様ですので
    Q19.MAX化ってどうすればできるのですか?
    を参照してください。

    PINファイルを書き換える際には、絶対に91番・93番は書き換えないように注意してください。(ここにRAM種等の情報が書かれています。)

    MGATweakを使用するときも方法は一緒ですので
    Q60.G400の細かいクロックアップチューニングはどうやるのですか?
    を参照してください。


    ただし、くれぐれもオーバークロックは自己責任でお願いします。

    Q121.G400でお勧めのデモ・ベンチマークってありますか?


    G400の3D機能やEnvironment-Mapped Bump Mapping(EMBM)機能を使用したデモやベンチマークがいくつかあります。ここでは奈酢美おすすめのデモ・ベンチマークを紹介します。

    • G400の付属CD内に入っているG400 TechDemo

      通称「妖精デモ」と呼ばれる森の中を妖精が飛んでいくデモです。
      隠し機能として視点を自由に変更して移動することも出来ます。
      詳しくはQ10Q11を参照してください

    • Matrox純正のデモプログラムMatrox Funky Bumped Earth demo Matrox Bumped Flame demo など。

      Matroxのサイトにはいくつかのデモプログラムがあります。
      地球が回転するデモや炎が燃え盛り気流が発生するデモなどとても綺麗なデモが満載です。

    • Kano's Web PageさんのBumpWater

      Environment-Mapped Bump Mappingに対応したデモです。
      水面の波紋が非常に美しく、光源の反射なども再現されています。
      またライトをつかんだり、竿を降りまわしたり出来るのでとても面白いです。

    • 釣りバカ人生さんのTest code for G400 -vectorStorm-

      G400 Enbironment Mapped Bump Mapping(EMBM)に対応したデモソフトです。
      フライトシミュレータのように自由に大空を飛ぶことが出来ます。
      スペースキーで機銃が、Zキーで加速出来る等、いろいろな機能があるようです。

    • Kaneko's Software PageさんのGL髪ベンチ

      OpenGLに対応したリアルタイム物理演算+3D表示性能を調べるベンチマークです。
      髪の毛を回転させたときの挙動を再現します。
      本来は、Geforceのジオメトリエンジンの威力を見るためのベンチマークなのですが、G400でもそれなりに動いてくれます。

    • Michael Tirtasana HomepageさんのTIRTANIUM

      DirectX 7とOpenGLに対応した3Dベンチマークです。
      非常に綺麗なベンチマークプログラムです。

    • MadOnion.comさんの3DMark2000

      DirectX 7に対応した総合3D描画性能計測ベンチマークです。
      サイズが大きいので、雑誌などのCD-ROMを探しましょう。

    • Ziff-Davisさんの3D WinBench2000

      3DMark2000と双璧をなす3Dベンチマークです。
      あらかじめ「3D Quality」を実行してからその他のベンチマークを実行する必要があります。
      リフレッシュレートにも注意しましょう。
      こちらもサイズが大きいので、雑誌などのCD-ROMを探しましょう。

    • テクニカルアーツさんのSL BENCH

      テクスチャの張られた蒸気機関車(C11)が走る国産3Dペンチマークです。(要 DirectX7)
      CPUはCeleron400MHz以上(PentiumV600MHz以上もしくはAthlonを推奨)というとても重いベンチマークです。
      私の環境(P!!!450@600&DH(ちょっとクロックアップ))では、平均13FPSというところでした。
      G400で実行した場合、一部テクスチャに不備があるとのことですが修正予定はあるとのことです
    Q122.G400使用時のWinDVDの設定について


    WinDVDの設定として、、「水平方向のスケーリング補正」と「垂直方向のスケーリング補正」というチェックボックスが存在するそうです。

    G400では、この機能はハードウェア内で処理できるためこのチェックをはずすとCPUの負荷を低減できるようです。
    (これがMatroxの言うDVD再生機能[動画再生機能]のことだと思われます。)
    DVDのコマ落ちが目立つようであれば、設定を変更してみてください。

    また、WinDVDでDVDMAXを使用してTV出力した場合にうまく画面表示されないことがあるようです。
    この場合は、DVDMaxオプションで、いろいろと設定を変更すると表示できるようになるようです。

    特に、DVDMax出力した際に、4:3にデコードされず、720×480(16:9?)の比率のまま出力されてしまい、
    TVモニター下部に余った部分が緑色になってしまう様な場合は、DVDMaxの設定で、「ソースクロッピングを保持する」にチェックをつけてみてください。
    (Infomagic製のドライバを使用している場合は、「ゼスのトリミングを保持」という項目名になっていることがあります。)

    Q123.BIOSアップデートユーティリティのインストール時に登録されるVBEXT.EXEとはどのようなものなのでしょうか?


    BIOSアップデートユーティリティをインストールすると、autoexec.batにVBEXT.exeが登録されます。

    vbext.exeは、DOS上で標準では使用できない解像度を使用できるようにするための常駐プログラムです。
    詳しくはBIOSアップデートファイルの中のreadme.txtを見ると載っています。

    The following VESA display modes are supported:

    Display    | Simultaneous display colors
    resolution  | 16   256  32 K 64 K 16 M
    --------------+--------------------------------
    640 x 400   | --  100  --   --   --
    640 x 480   | (VGA) 101  110  111  112
    800 x 600   | 102  103  113  114  115
    1024 x 768 * | --   105  116  117  118
    1280 x 1024 * | --   107  119  11A  11B
    1600 x 1200 * | --   11C  11D  11E  --


    * Requires the "vbext" memory-resident program

    このようにVBEXT.exeを使用すると1280*768以上のVESA対応の解像度が使用できるようになります。

    ただし、VESA3.0対応にするGx00VBE.exeというプログラムが公開されているので、こちらを使用すればより多くの解像度に対応できます。
    Gx00VBE.exeを使用するのであればVBEXT.exeはAutoexec.batから削除してもかまわないかなと(個人的には)思っています。

    Q124.WIN2000用ドライバで、モニタタグがありません(モニタ調整機能が動作しません)。


    Win9x,WinNTには、モニタタグで、ディスプレイや解像度ごとのリフレッシュレートを指定できます。
    しかし、現段階のドライバ(5.04)には、モニタタグがまだインプリメントされていないため、これらの指定が出来ません。

    このため、表示可能なリフレッシュレートなどに制限が有ります。

    このタグは、今後のドライバのアップデートで追加されるとのことですので、ドライバ更新情報に注目しましょう。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−

    Ver5.10のWin2000用ドライバでモニタタグが追加されました。

    しかし、
    別ツールのPowerDesk W2k Resolution Managerでカスタマイズしているとうまく動作しない。
    また、BNCケーブルでディスプレイと接続しているとうまく動作しない。
    (BNCケーブルはプラグアンドプレイに対応して無いため。ディスプレイがPnPに対応してなくても同じ)
    などの報告があります。

    私の環境でもディスプレイが古いものでPnPに対応していないためかうまく動作していません。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−

    これらの問題も、ドライバのバージョンを上げることによって解決されます。

    PD5.10ではPnP環境にて、設定が可能。
    PD5.31では、非PnP環境でも、モニタ設定ファイルを読み込むことが可能。
    PD5.51.005では、非PnP環境(BNC接続)でもMnitorSettingでの微調整が可能.。

    詳しくは、Q140.PowerDesk W2k Resolution Managerについてなどを参照してください。

    Q125.Win2000で、DH機能のMultiDisplayにしたときに別々の解像度に出来ません。どうすれば出来ますか?


    Win2000は、NT系列のOSですがWin9xのような別々の解像度に対応したMultiDisplay機能に対応しています。

    ただし、PD5.51.005以前のPDでは、G400側のG400用ドライバはNT系のものをベースにしているため、現段階ではDH機能のMultiDisplayをしようすると、NT4と同じようにOS上は1枚のディスプレイ画面として認識されます。

    PD5.51.005にて、Win2000上でも別々の解像度に出来るようになりました。
    ただし、現時点では、セカンダリにTVを接続しているときには、別々の解像度に出来ません。

    詳しくは、Q139.Win2000でのG400のDualHeadマルチディスプレイについてを参照してください。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−

    なお、別にPCIのビデオカードを用意すれば、別々の解像度でのMultiDisplayは現在でも可能です。

    G200などのカードでは、セカンダリのビデオカードとして使用できるようですが、
    ビデオカードによっては、セカンダリとして使用できないものもあるようです。ご注意ください。
    うまく動作しなかった場合は、PCIビデオカードのメーカーでセカンダリとして使用できるかどうかを調査してください。
    (特にATI製のビデオチップの場合、最新版のドライバ(β版)を使用しないと使用できない場合があるようです。)

    G400と同時に使用可能なビデオカードについては、以下のFAQを参照してください
    Q188.Win2000でG400と同時に使用できるビデオカードについて

    Q126.Matrox推奨のマザーボードbios設定は?


    MatroxのFAQページに推奨のマザーボード設定があります。
    [システムパフォーマンスアップを目的とした場合の設定とのことです。]
    http://www.matrox.com/mga/tech_supp/faq/0172.htm

    これによると、

    • - PCI/VGA Palette Snoop - Disabled
    • - Video ROM BIOS Shadow - Disabled
    • - Video RAM Shadow - Disabled
    • - C8000 - DFFFF - All memory ranges should be Disabled.
    • - AGP Aperture Size - 256, or Half of your total amount of main system RAM.
       However you should try different settings.
    • - Video Memory Cache Size - UC
    • - Assign IRQ to VGA - YES

    とのことです。

    AGP Aperture Sizeに関しては使用される最大値を指定するとのことなので普段からそれだけの容量がメモリを確保されるわけではありません。特にTurboGLを使用する場合には256MBを使用してください。

    マザーの種類によっては項目が無かったり、項目名が異なったりしますので注意してください。

    ただし、私の環境では、PCI/VGA Palette SnoopをEnableにしたほうが安定しています。

    これ以外に、Athron用のチップセットAMD751にあるスーパーバイパス(Bypass Mode )機能をEnableにするとG400使用時に安定しないとの情報も有ります(AGPドライバ側での対応がされていない?)

    さらにG400ではメモリ設定が比較的シビアのようですのでメモリタイミングを遅くしたりすると安定する場合が多いです。
    K7VなどマザーボードBIOS設定に「DIMM Interleave Setting」という項目があるときには、この項目をDisableにすると安定するとのことです。

    マザーによってはAGP動作モードを指定できるものも存在します。
    安定性とパフォーマンスを秤にかけて見ましょう

    Q127.Matrox Tweak Utility ( tweakutil )について


    MatroxのUtilページに、新しいG400専用ツールがアップされています。
    Win98専用とのことですが、Matrox Tweak Utility(tweakutil)という名前のツールです。
    http://www.matrox.com/mga/drivers/files/ftp_util2.htm

    >For G400 graphics cards on Windows 98 only.
    >If you are experiencing random systems lock-ups,
    >download and unzip this utility and then double click on the .exe file.

    とのことで、ダウンロード・解凍すると実行ファイルが1個だけ出てきます。
    不規則にマシンがおかしくなる(システムロックな状態になる)ような場合に使ってくれとのことで、どうやらマシンに安定性重視の設定を行うツールのようなのですが、なんせドキュメントも入っていないので良くわかりません。

    わたしの所で実行してみたところ、単にDone!という文字と、反映&リブートボタンが出てるだけで詳しい説明はまったく無しです。

    ただし、このツールを実行(&リブート)後、強制的にAGP2Xモードに変更してみましたが、たしかにマシンがフリーズしません。
    たまに、画面にゴミが出てくることもありますが、OS自身は正常に稼動中です。
    (いままでは、ゴミが出てきた時点でフリーズ)

    実際にこのツールが何をしているのかはまったくの謎なのですが、
    マシンが安定しないという方は試してみる価値はあると思います。

    (ちょっと見た限りでは、AGP動作モードなどの
    G400ユーティリティMGA Control Utility
    PD5ResolutionManager2.1で変更できるレジストリ部分には特に変更がないようです。)

    人によって、AGP1xモードに変更するだけと言う人もいれば、Flip_on_Blank or Vsynch がOFFになったという方もいます。もしかしたら、マシンの環境によって、動的に変更されるのかもしれません。

    なにか、このツールについての情報が有れば、ぜひ掲示板メールで私に教えてください。

    Q128.MGA Control Utilityについて


    "MGA Control Utility"はM2さんが作成されているフリーソフトで、
    Win2000/Win9x用G400のレジストリカスタマイズ&PC環境表示ツールです。

    もともとは、G400Uty Win2kというWin2000専用のレジストリカスタマイズツールだったのですが、
    Win9x&G200/G250のサポート&正式版リリースに伴って、
    "G400 Uty Win2K"から"MGA Control Utility"に名前が変わりました。

    入手はPCガラクタ情報局でどうぞ。

    AGP動作モードも1x,2x,4xから選べるようになっていますし、PCの環境情報も表示できるようになりました。

    Win9xでは、このツールとPowerDesk5 Resolution Manager2.1との組み合わせで、
    ほとんどのG400関連レジストリ項目がカスタマイズできることになります。

    これからのバージョンアップに期待しています。

    Q129.ドライバインストール時に”DISK1を挿入してください”と出て、インストールが出来ません。


    ドライバを解凍するディレクトリをデフォルトの位置(C:\mgafold\w9x525等)
    とは違う場所を指定すると、このようなメッセージが表示される場合があるようです。

    このようなときは、デフォルトのディレクトリに解凍して再度インストールしてみてください。

    また、指定するディレクトリに、ドライバを解凍したディレクトリを指定しても大丈夫な場合があります。

    Q130.画面の上下1/3のあたりに黒い横線が見えますが、故障ですか?


    ディスプレイがアパーチャーグリルタイプブラウン管(トリニトロン、ダイアモンドトロン)を使用している場合、
    「ダンパー線」(構造を支えるための線の影らしいです)と呼ばれる黒い影が画面に見られます。
    これは、ディスプレイ上の構造上発生してしまうもののため、故障ではありません。

    また、縦に黒い影が現われている場合には、フィラメントが絡み付いている可能性があります。
    以下のページを参照して見てください。
    http://www.eizo.co.jp/home/faq/crt/ta.html

    簡単に言うと、

    1.消磁を行い、ディスプレイの側面を軽くたたく(強くたたくとディスプレイの故障の原因となります)。

    これでも、だめな場合は、

    2.WindowsやMacintoshのウィンドウを使って、からみついてる部分に高輝度の白画面を表示します。
     その他の部分は壁紙や色設定で黒画面にして、該当部分をあたためてからディスプレイの側面を軽くたたく。

    をやってみてくださいとのことです。

    (この項目は時にG400とは直接的な関係は有りませんが、有用な情報であると判断して掲載します。)

    Q131.DVDを再生すると、DVDMaxで出力したときに縦長で表示されてしまいます。


    DVDに映画サイズ(16:9)で映像が収録されている場合、
    設定によってはTVに縦長で表示されてしまう場合があります。
    これは、ビデオやTV側で自動的に画面比を調整するようにしている場合にも起こるようです。

    この場合は、DVDMaxオプションで、アスペクト比を固定するを選択し、
    TVアスペクト比や、アスペクト比検出方法を変更してみると正常に表示される様です。

    私の環境で、「王立宇宙軍」を再生したときにも同様の現象が発生したのですが、このときは
    ・TVアスペクト比  =4:3標準
    ・アスペクト比検出方法=ウィンドウのサイズを元に検出する
    とすることで正常に出力が出来ました。
    [テレビが横長テレビでないため、ビデオ側でアスペクト比の自動調整を行っているせいかもしれません。]

    Q132.MATROXやMURCのサイトへ行ったのですが、英語がわかりません。


    MATROXMURCはとっても有用な情報が満載なのですが日本語を母国語としている私たちにとってはやはり英語は壁の一つです。

    ただし、コンピュータの最新情報を得るためにはやはりインターネット上の公用語である英語は必修科目といえます。
    基本的には専門用語は発音してみると私たちが普段カタカナで使用しているものとほとんどおなじですし、
    他の他の単語文法も中学高校の英語レベルのものがほとんどです。

    英語だから・・・とその場であきらめずに、辞書などを片手にちょっと読んでみてください。
    学校の宿題のように正確な訳でなくても雰囲気だけでもわかればこっちのものです。
    事実、私自身もあまり英語はわかりません(核爆)

    それでもだめだぁ〜という方には、和訳してくれる翻訳ソフトウェア(ブラウザと一体になって動作するものもたくさんあります)を利用するのも手です。

    さて、先日公開されたNetscape6 PR1では、Webページの自動翻訳機能を持っています。
    これは、Alis Technologiesの[Gist-In-Time]オンライン自動翻訳システムを使用して英語を日本語に翻訳してしまう機能です。
    ただし、翻訳結果はバリバリの機械翻訳されたものという感じのものですが、雰囲気はつかめます。
    でも原文と見比べながら和訳された文章を読まないと、逆に混乱するかも。「多彩なランナーgシリーズ」ってなんだよ(笑)

    さて、この翻訳機能、Netscape6からだけしか使えないのか?と思う方もいると思いますが、私が試した限りではIE4でも多情の不具合もありましたが使用できました。(多分本来の使い方ではないので、問題的な使い方なのかもしれません。自己責任でお願いします。)

    使い方は

    こちら

    にアクセスして、翻訳したいURLを入力して”Gist!”ボタンを押すだけです。
    ただし、拡張子が”XUL”のファイルをダウンロードするかを聞いてきてしまうので、そこはキャンセルしないとだめです。
    XMLなファイルのようですが、IE4では処理できません。
    ただし、この拡張子をIEで常に処理する様に関連つけてしまえばとりあえず、上側のウインドウがうまく表示されないだけで日本語訳された結果が表示されます。このページのリンクから移動した場合も、和訳されて表示してくれます。

    ということで、こんな方法もあるということです。

    [実は、NS6をいじっていて、IEでも使える方法を見つけたのでこんな項目を作ってしまっただけです。すいません(自爆)。]

    Q133.Win2000で2048x1536の解像度が使用できません


    Win2000の5.06以前のドライバでは
    最大画面解像度は使用しているディスプレイによって変わってきますが、
    Win9x上で2048x1536が使用できていても、
    Win2000上では最大解像度が1920x1440となってしまっています。

    これは、現在のWin2000ドライバの制限のようです。
    今後のドライバのアップデートで対応されるかもしれません。

    最新ベータドライバ(PD5.10)では2048X1536の[解像度が使用可能になりました。
    2048x1536の解像度を使用したい場合には5.10以降を使用してください。

    Q134.新PROGBIOS(v2.08.000d)について


    新しいG400用BIOSを含んだ”SysUtils1.09”には、
    新しいPROGBIOS(MGA Bios Programming Utility v2.08.000d)が含まれています。

    このツールは、G400のBIOSの書き換えを行うツールなのですが、
    隠しオプションを使用することでPINファイルと呼ばれるBIOSの動作パラメータファイルを出力することが出来ます。

    progbios -d > mypins.txt

    しかし、以前のBIOSに含まれているPROGBIOS(v1.94d以前)とは、
    一部PINファイルのフォーマットが異なっているようです。私が気づいた相違点は以下の3点です。

    ・8番(PIN書換回数)の内容が10進表記から16進表記に変更されている。

    ・新しいPROGBIOSでは34番(PCBリビジョン)の行が出力されない。

    ・PINファイルの最後に以下のような情報が追加される。(私のG400DH32MBの場合)
      :filetype TOUCAN
      :PCBinfo 906-01
      :SubsystemVendorId 0x2179102b

    この影響か、G400 Utilityで、新しいPROGBIOSを指定すると、誤動作を起こすようです。
    ご注意ください。この場合でも、以前のPROGBIOSを使用すれば問題ありません。

    出来れば、以前のPROGBIOS(v1.94d)と新しいPROGBIOS(v2.08.000d)でそれぞれPINファイルを取得しておいた方が良いかもしれません。

    これらについて、新しい情報がありましたら、掲示板までお知らせください。

    Q135.PROGBIOSのオプションパラメータ


    PROGBIOSには、いくつかのオプションパラメータが存在します。
    ただし、その多くは非公開の隠しオプションのようですので注意して使用する必要があります。
    この情報は、MatroxX filesさんのページを参考にしています。

    -i <filename.ext>  <filename.ext>のBIOSイメージファイルをMGAカードに書き込みます。
    <公開>
    -i auto カード種別を自動的に判別し、最適なBIOSイメージを自動的に判別し
    MGAカードに書き込みます。
    <公開?>
    -k BIOSのチェックサムエラーがあっても強制的に書き込む指定を行う。
    <未公開?>
    -k1 -kよりも強力な強制書き込み指定ラシイ
    <未公開>
    <未確認>
    -d MGA動作時のパラメータ情報を出力します。
    これをリダイレクトを使用してファイルに出力したものを
    PINSファイルと読んでいます。
    <未公開>
    -s <pinfile.ext> PINファイルと呼ばれるパラメータファイル(<pinfile.ext>)を
    MGAカードに書き込みます。
    <未公開>
    -o <filename.ext> 現在のMGAカードのBIOSイメージファイル(<filename.ext>)を作成します。
    <未公開>
    -maven <tv_mode> DOSからTV出力を行うかどうかの指定を行います。
    <tv_mode>= ntsc,pal,offが指定可能で、それぞれ
    NTSC出力指定・PAL出力指定・TV出力無しが対応します。
    <公開>       
    -b addr,bytes,
    data(1),・・・・
    MGAのBIOSにパッチを当てます。
    addr:パッチを当てる開始位置を指定します。
       アドレスの変わりに以下の文字列も指定できるとのこと
        "SUBSYS_VID", "SUBSYS_ID" ,"PINS", "PINS+<offset>",
        "SYS_ID", "OPTION"
    bytes:パッチを当てるバイト数を指定します。
    data :データを指定します(10進で指定する)
       一説によると"OR_<value>" or "AND_<value>”のような指定も可能らしい。
    <未公開>
    <未確認>
    -v PROGBIOSのバージョン情報や、現在のBIOSなどの情報を表示します。
    <未公開>

    他にも、-a,-e,-font,-r,-sync,-tvなどがあるようなのですが、詳細は不明です。

    なお、MGAのBIOSを弄くることになるので、バックアップは必ず行っておきましょう。
    PROGBIOSを使用して、G400が再起不能になってしまっても私は何の責任も取れないので注意してくださいね。

    謎なコメント:OPTIONの0BITを立てても、起動時のVGA起動メッセージが出てこなかった。
           元々動作しないのか、それともディスプレイの反応速度が悪いのか・・・・・

    これらについて、新しい情報がありましたら、掲示板までお知らせください。                

    Q136.Matrox DVD PlayerはWin9x以外で使用できるのですか?


    通常のG400に付属しているMatrox DVD Playerには3種類有ります。

    これは、バージョンによってVer1.0・Ver2.0・Ver3.0?と呼ばれていますが、
    このうち、Ver1.0はWin9x用となっていて、NTやWin2000では動作しませんが、
    Ver2.0・3.0ではWin9x・NT・Win2000での動作が可能のようです。

    ただし、その他の市販のソフトウェアDVDプレイヤーでもDVDMAX機能を使用することでTV出力可能ですので、NTやWin2000もサポートしているプレイヤーを使用するのも1つの手です。
    ただし、動画がオーバーレイ表示されることが必要です。

    なお、
    Ver1.0はCinemaster98
    Ver2.0はCinemaster99
    Ver3.0はCinePlayer1.0
    がベースとなっているようです。

    Q137.MAXを購入しましたが、コアクロックが150以下になっています。


    最近MAXを購入した方で、コアクロック・メモリクロックを調べると
    コアクロック142MHz・メモリクロック180程度になってしまっているものが見つかっているそうです。

    通常MAXは150、SH・DHは124or126となっているはずなのですが・・・
    ただし、この値はMatroxで公開されたクロックではないので、単なる安定性を狙った設定なのかもしれません。

    この件については、ようちんさんの黄金時代さんでも情報を募集しているとのことですので、このようなG400をもっている方は、ぜひ情報をお願いします。

    Q138.古いG400用のドライバやBIOSはどこへ行けば手に入りますか?


    古いG400用のドライバやBIOSはMatorxのドライバページにいっても存在しない場合があります。
    特にベータ版のものに関してはない場合が多いようです。

    このような場合にはMURCのDownloadsから目的のOSを選択すると過去のドライバ・BIOSが保存されていますのでこちらを使用しましょう。

    Q139.Win2000でのG400のDualHeadマルチディスプレイについて


    Win2000ではOS上の機能としてマルチディスプレイをサポートしていますが、現在のWin2000用ドライバ(5.04)ではNT4用ドライバをベースとしているためか、OS側の機能を使用せずにドライバ側でマルチディスプレイを実現しているようです。

    このためか、デフォルトではいくらか使い勝手が悪い状態になっている部分があります。

    ・ダイアログボックスなと画面中央に表示さ縷縷ウインドウが画面にまたがって表示される。
    ・ウインドウを最大化すると2画面に渡って最大化されてしまいます。

    このような場合は、QuickDeskアイコンの右クリックから、Multi-Display Controlsを実行して設定を行えば上記のような不具合を解消することができます。

    詳しくは、G400活用レポート(Windows2000編)を参照してください。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    PD5.51.005より、OS側の機能を使用したマルチディスプレイ(ディスプレイごとに、解像度色数が切り替え可能)が使用できるようになっています。

    この機能は、本ドライバをSetup.exeからインストールすることで使用可能となります。
    (デバイマネージャからのドライバの更新では追加されません。)

    この機能をインストールされているかは、デバイスマネージャのディスプレイアダプタにMatrox G400/G450 DualHeadという項目が追加されているかどうかで判定できるようです。

    設定は、DualHeadタブのMulti-Display Setting内で、独立した解像度色数の2つのディスプレイ(Win98タイプ・再起動必要)と、
    今までどおり1枚のディスプレイ方式(NTタイプ・再起動不要)が切り替えられます。

    しかし、セカンダリにディスプレイをつないだときはばっちりうまくいくのですが、
    TVを接続したときには、Separate・・・・・(Win98タイプ)にしても、再起動後、Same・・・・・(NTタイプ)に切り替わってしまいます。
    もしかしたら、TVでは新機能は使えないのか、それともどこかに設定があるのか?は現在調査中です。

    右上の画像の1番がG400のプライマリディスプレイ、3番がG400のセカンダリディスプレイです。
    2番は、G400とは別のPCIビデオカード(Virge/DX)に接続された画面です。
    ちなみに、BIOS上の設定では、2番のディスプレイがプライマリになっています。

    Q140.PowerDesk W2k Resolution Managerについて


    現在のWin2000ドライバ(5.04)では、Win9xのようなリフレッシュレートの調整機能を持っていません。
    (今後のバージョンアップでサポート予定とのこと)
    PD5.10にて対応しました。

    PowerDesk W2k Resolution Managerは、暫定的にドライバファイルを書き換えてリフレッシュレートの調整を行うことのできるツールです。MURCから入手が可能です。

    詳しくは、G400活用レポート(Windows2000編)を参照してください。

    なお、このツールはドライバファイルを直接書き換えますので、付属の説明書(英文)を熟読した上で使用することをお勧めします。


    (注)
    Ver5.10のWin2000ドライバではモニタタグが追加されています。
    逆に
    PowerDesk W2k Resolution Managerでカスタマイズしていると、モニタタグの機能が使用できないという報告が上がっています。
    モニタタグの機能を使用したい場合は、カスタマイズをキャンセルする必要があるようです。

    また、PD5.1xからはPDのMonitor Settingでも調整することが可能ですが、プラグ&プレイモニタとして認識できない(モニタが対応していない・BNC接続をしている・15PIN(D-SUB)ケーブルを使用していても間にディスプレイ切替器を使用している等)場合には使用できないようなので、その場合にはこちらを使用するしかありません。
    (私の環境では5.04での動作のみ確認済みです。)

    ただし、PD5.31.003にてやっと非PnP環境であっても、モニタ設定ファイルを読み込むことが可能になりました。
    BNC接続をしている場合にはこちらを使用しましょう。

    BNC接続していて調整のために15ピン(D-SUB)ケーブルに接続しなおしたときには、モニターを再度プラグアンドプレイで認識させる必要があるようです。デバイスからモニターを削除して再起動してみてください。

    PD5.51.005では、非PnP環境(BNC接続)でもMnitorSettingでの微調整が可能になった模様です。

    現在のPower Desk Resolution Managerでは、Win2000でも問題なく使用できるようになっているので、現在ではこのツールを使用する必要はないでしょう。
    (→Q157.Powerdesk Resolution Managerシリーズについて

    Q141.PBiosWinについて


    G400の新BIOS(1.6a)も同梱されているSYSUTIL1.09には、PROGBIOSといったおなじみのツールが添付されていますが、この中で1.09から、”PBIOSWIN.EXE”というツールが追加されました。
    このツールは、PROGBIOS.EXEのWindows版といったような機能を持っているようでオプションによって、BIOS書き換えの動作をおこなうことが可能です。(Win98で動作確認)
    (本来は、UBIOSWIN.EXEのサポートツールのようです。)

    ただし、なにもオプションをつけずに実行してもエラーになるだけですので、動作に応じたオプションを指定する必要があります。(-hを指定することで簡単なヘルプを見ることもできますが一部間違っています。)

    なお、使用するときは、PROGBIOS同様、注意してください。
    G400に致命的なダメージを与える可能性もあります。

     

    -K
    -k
    BIOSのチェックサムエラーがあっても強制的に書き込む指定を行う?
    <未確認>
    -v
    -V
    不明
    -D
    -d
    MGA動作時のパラメータ情報をウインドウ内に出力します。
    Progbiosのようにファイルとして出力する方法は不明です。
    -MMF
    -mmf
    不明
    -H -h ヘルプメッセージを表示します。
    -CTYPE
    -ctype
    不明
    -S
    -s
    不明
    (PROGBIOSとの対応を考えるとPINSファイルの書き込みの可能性有り)
    -B PINS+offset,書込バイト数,
      data(10進),・・・・
    -b PINS+offset,書込バイト数,
      data(10進),・・・・
    特定のエリアのPINSデータを任意に書き換えることが可能です。
    例えばPINSの65番を150に変更したい場合は
    PBiosWin.exe -b 65,1,150
    とします。

    複数Byteを書き込むには
    Pbioswin.exe -b 3,12,06,45
    という形で1バイトごとに","で区切ればOKです。

    書き込む数値は10進数で指定するようです
    (データ-部の先頭の0は入力しても特に問題ないようです)。
    また元が16進の数値(PINSでいうと頭に0xがついている物)の場合は
    先頭から2文字ごとに区切り、後ろから順に10進に変換して
    設定することになります。(x86系CPUの宿命です)

    つまり、PINS表記で言う 71 4 0x24045491は
    pbioswin -b 71,4,145,84,04,36
    になります。

    -O
    -o
    現在のMGAカードのBIOSイメージファイル(<filename.ext>)を作成します。
    <未公開>
    -TQUIET
    -tquiet
    不明
    -QUIET
    -quiet
    不明
    (余分なメッセージを出力しない?)
    -MAVEN <tv_mode>
    -maven <tv_mode>
    DOSからTV出力を行うかどうかの指定を行います。
    <tv_mode>= ntsc,pal,offが指定可能で、それぞれ
    NTSC出力指定・PAL出力指定・TV出力無しが対応します。
    -I <filename.ext>
    -i <filename.ext>
    <filename.ext>のBIOSイメージファイルをMGAカードに書き込みます。
    <filename.ext>にautoと指定すると、カード種別を自動的に判別し、
    最適なBIOSイメージを自動的に判別しMGAカードに書き込みます。

    本来はUBIOSWINから呼ばれるものを前提としているのかもしれませんが、一部不良らしき部分があリます。

    PINSデータを-dオプションで表示しても16進表示の一部で奇数桁が0のときにスペースが表示されたり
    (正確には8ビット区切りの上位4ビットが0のときにスペースを表示している部分がある)
    ヘルプのオプションで"-MAVEN"が"-MVEN"になったりしています。

    VC++で作成されているようですが、"%4x"ではなく"%04x"だろとおもわず突っ込みたくなります(爆)
    [実行ファイルをテキストエディタで見てみると・・・・・・・・・・・・]

    なお、Win2000(おそらくNT4.0も)でPBiosWinを実行するためには、PBiosWin.exeとおなじディレクトリにある”UtilNt.sys”をNTのwindowsディレクトリのsystem32\driversにコピーしておく必要があるようです。(例:C:\WINNT\system32\drivers)

    Q142.PBiosWinによるMAX化例


    PBiosWin.exeを使用したMAX化は以下のようにすれば可能です。

    以下はバッチファイルを使用した場合のMAX化バッチファイル例(win9x)です。
    頭のmakedisk.exeはBIOSのバックアップを取るために入れてあります。
    最後の pbioswin -d は確認のためです。

    -------------ここから-----------------
    cd "C:\mgafold\SysUtils 1.09"
    makedisk.exe
    start /w pbioswin.exe -b 10,2,0,7 -quiet
    start /w pbioswin.exe -b 38,6,90,90,90,90,90,90 -quiet
    start /w pbioswin.exe -b 61,4,17,153,4,32 -quiet
    start /w pbioswin.exe -b 65,2,150,75 -quiet
    start /w pbioswin.exe -b 71,4,17,153,4,32 -quiet
    start /w pbioswin.exe -b 75,2,150,75 -quiet
    start /w pbioswin.exe -b 81,4,17,153,4,32 -quiet
    start /w pbioswin.exe -d -quiet
    -------------ここまで-----------------

    くれぐれもMAX化は注意して行ってください。

    Q143.Windows2000 DualHead Managerについて


    MURCで"Windows2000 DualHead Manager"というソフトが紹介されました。

    実行しても、タスクトレイにも登録されず一見何の変化もありませんが、
    その時点で画面を縦に2分割し、右と左を独立した画面ののように扱ってくれます。

    Multi-Display Controlsの機能を有効にしていない場合でも

    1. 最大化すると今ウインドウのある側半分に最大化します。
    2. ウインドウが左右の中央にまたがるときには、どちらかの側(どうやらウインドウのある範囲が多いほう)に収まる位置に移動します。
    3. もし、ウインドウの大きさの関係で片側半分に収まりきらない場合にはウインドウの大きさ自体を収まるように小さくします。

    Multi-Display Controlsの機能を有効にしているときには、
    Multi-Display ControlsのUse CenterPOPUPの指定のほうが優先されます。
    1番の機能は、Multi-Display Controlsにもありますね。

    というわけで、Multi-Display Controls にできなくて、Windows2000 DualHead Managerにしかできないことは、ウインドウが左右の境界をまたがないようなる。という点ぐらいしか違いが見つかりませんでした。
    マニュアルを見るとほかにも機能がありそうなんだけど・・・
    (情報募集中です。)

    さて上で、左右のディスプレイと書かずに左右の半分と書いたのは、じつは訳があります。

    というのは、別にDH-MultiDisplay機能がOFFの状態でも上のような状態になるからです。つまり1つのディスプレイでも左右半分ずつを独立した画面のように扱えてしまいます。

    ちなみに、低解像度(640x480)のときにWindows2000 DualHead Managerを実行していると一瞬あせる状況に陥いるときがありますので気をつけましょう。

    ちなみに、このプログラムの終了は、タスクマネージャからDHMGR.exeをプロセスの終了で終わらせるしかないようです。

    Win2000でG400のDH-MultiDisplayを使用している方は試してみてはいかがでしょうか。設定次第では便利かもしれません。

    Q144.PROGBIOS(v2.08.000d)で出力したPINファイルのSubsystemVendorIdとはなんですか?


    SubsystemVendorIdはWindowsがプラグ&プレイで増設カードを認識するために付けられている番号の一部です。

    実際には、VENDOR_ID・DEVICE_ID・SUBSYS_VID・SUBSYS_IDでどのカードかを認識していますが、PINファイルでいうSubsystemVendorIdとは先頭4桁がSUBSYS_ID、後半4桁がSUBSYS_VIDが入っています。

    G400系ビデオカードでは、
    VENDOR_ID=102B[Matrox Graphics Inc]
    DEVICE_ID=0525[G400 AGP (Toucan)]
    となっているので、あとはSUBSYS_VID・SUBSYS_IDでカードを区別出来ます。

    WIN2000用ドライバ(5.10)のINFファイルを調査すると以下のようになっています。
    (G400系ビデオカードのみ)

    カード名 VENDOR_ID DEVICE_ID SUBSYS_VID SUBSYS_ID
    Matrox G400 AGP(STR21) 102B 0525 0E11 B16F
    Matrox Marvel G400 AGP(STR22) 102B 0525 102B 3693
    Matrox Millennium G400(STR23) 102B 0525 102B 2F78
    Matrox Millennium G400(STR23) 102B 0525 102B 2F58
    Matrox Millennium G400 DualHead Max(STR25) 102B 0525 102B 217D
    Matrox Millennium G400 DualHead(STR24) 102B 0525 102B 2179
    Matrox Millennium G400 DualHead(STR24) 102B 0525 102B 2159
    Matrox Millennium G400(STR23) 102B 0525 102B 19F8
    Matrox Millennium G400(STR23) 102B 0525 102B 19D8
    GA-G400(STR20) 102B 0525 1458 0400
    Matrox Millennium G400(STR23) 102B 0525 102B 0378
    Matrox Millennium G400(STR23) 102B 0525 102B 0338
    Matrox Condor / Test(STR26) 102B 0525 102B 0001
    Matrox Millennium G450 Dual Head DVI(STR27) 102B 0525 102B 0540
    Matrox Millennium G450 Dual Head DVI(STR27) 102B 0525 102B 0640
    Matrox Millennium G450 Dual Head DVI PCI(STR28) 102B 0525 102B 0D40
    Matrox Marvel G450 eTV(STR29) 102B 0525 102B 0E00
    Matrox Orion AGP(STR30) 102B 0525 102B 5A80
    Matrox Orion PCI(STR31) 102B 0525 102B 5EB0

    (例)
    VENDOR_ID :102B = Matrox Graphics Inc
    DEVICE_ID :0525 = G400 AGP (Toucan)
    SUBSYS_VID:102B = Matrox Graphics Inc.

    ここで、”Matrox Condor / Test”以下の7種類は見なれない名前ですが、
    どうやら新ラインナップのビデオカードだと思われます。

    おそらく”Matrox Condor / Test”〜”Matrox Marvel G450 eTV”は
    G450チップを使用したDualHead・Marvelの後継チップでしょう。
    (Condor IはG450チップの開発コードネームといわれています)

    ”Matrox Orion AGP”・”Matrox Orion PCI”はG400チップを搭載したビデオキャプチャカードのようです。
    http://www.matrox.com/imaging/prod/orion/
    ・最大解像度1280x1024
    ・NTSC/PALデコーダ/エンコーダ搭載(TVキャプチャ/リニア出力可)
    ・8個のビデオ入力を搭載
    ・32MB SDRAM

    Q145.セカンダリ画面に、キャプチャカードなどのオーバーレイ表示が出来ません。


    Win9Xでは、OS上のマルチディスプレイ機能を利用してDH−マルチディスプレイを実現していますが、
    OS上の制限として、セカンダリ画面ではハードウェア・アクセラレーションに関する機能は無効となります。

    このため、セカンダリ画面にオーバーレイ表示をすることは出来ないようです。

    ただし、Win2000ではセカンダリ画面ではハードウェア・アクセラレーションに関する機能が有効になるとの情報も有りますのでオーバーレイ表示できるかもしれません。
    ちなみに、Ver5.00〜5.11のドライバでは、DHマルチディスプレイでOS側のマルチディスプレイ機能を使用していないためか、セカンダリ画面にもオーバーレイ表示が可能のようです(実験済み)

    しかし、オーバーレイ画面をTVに拡大表示するDH-MAXが使用できるMPEG1やMPEG4がセカンダリに表示できたり(Win9x-PD6.01)、逆に表示できなかったり(Win2000-PD5.11)しているので、再生コーデックやG400ドライバなどのバージョンなども関連するのかもしれません。

    なお、表示するプレイヤーによっては、画像表示にオーバーレイを使用しない方法を指定できるものもありますのでこちらで対応することも可能です。

    また、オーバーレイ画面は1つしか表示できませんので、1度なにかの動画をオーバーレイ表示した状態で一時停止し、新しいプレイヤーで動画を再生するとオーバーレイ表示させないようにすることも可能です。

    Q146.Windowsのウインドウ中の最大化ボタンや最小化ボタンやUtility内の選択ボタンの表示がおかしくなってしまいました


    これは、G400特有の問題ではなく、WINDOWS側のアイコンキャッシュが壊れたときに起こる現象です。

    これを解決するためには、一度セーフモードで起動して、再度再起動すれば直るようです。

    それでも直らなかった場合には、再度セーフモードで起動して
    Windowsフォルダ内の「ShellIconCache」というファイルを削除して再起動してみてください。

    これでほとんどの場合直るようです。

    Q147.Matrox Technical Support Twak Utility について


    Matrox Technical Support Twak Utility は、
    Matrox純正のAGP動作モード設定ユーティリティです。

    MatroxのUtilityページからダウンロードできます。

    例によって、説明書はありません。

    起動直後はどこにもチェックが入っていないので、
    設定したいAGPモードをクリックして、ApplyボタンをクリックすればOKです。
    確認が出てくるのでレジストリに設定が書き込まれて、再起動するかの確認が出てきます。
    基本的にはG400 UtilityやMGA Control Utilityでやっていることと一緒のようです。

    Win9xでの私の環境では
    HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\Display\0000\Settings\CPU に
    Default のときは =  1
    AGP1x  のときは =  0
    AGP2x  のときは = -1
    AGP4x  のときは = -2

    が設定されています。


    Win2000でも使用可能で、私の環境では
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\G400\Device0\Mga.AGPFlags に

    Default のときは = "01 01 00 00"
    AGP1x  のときは = "01 00 00 00"
    AGP2x  のときは = "02 00 00 00"
    AGP4x  のときは = "04 00 00 00"

    がセットされているようです。
    (なんかいままでの予想とちがうんですけど・・・・)

    ----------------------------------------

    Matrox Technical Support Twak Utilityのver2.0(mtstu200.exe)が公開されています。

    今回、Win9xだけでなく、NT4.0やWin2000にも対応しており、

    • AGP動作モードの変更(Default・1x・2x・4x)
    • D3DのVsyncの強制ON/OFF設定(NTでは使用できないとのこと)
    • OpenGLドライバの各種調整
    • BusMasteringの強制ON/OFF設定
    • Bitmap Cachingの強制ON/OFF設定

    が調整可能です。
    なお、現時点ではOpenGLドライバの調整機能はこのツールでしか調整できません。

    ----------------------------------------

    Matrox Technical Support Twak Utilityのver3.0(mtstu300.zip)が公開されています。(2000/10/09追加)
    Win9x,WinMe,WInNT4.0,Win2000上のOSでG200とG400を使用したシステムで使用できます。

    今回のバージョンでは、Ver2.00の機能に加えて、以下の機能が追加されています。(詳しくはヘルプ参照)
    使用できるOSに対応したドライバ(PDバージョン)は以下のようになっています。

    Windows98 - 6.xx
    NT4 - 4.xx
    Windows2000 - 5.xx
    Windows ME - 6.xx

    • Matrox製カードの自動認識機能追加(NT4.0とWin2000ではadmin権限が必要)
    • AGPステータスの詳細表示(チップセットがAGP4x非対応のときは4xの選択肢が自動的に無くなります。)
    • D3DのVsyncの強制ON/OFF設定がNTでも使用可能となった模様
    • Audioタグの追加(400hz - 2600Hzの範囲で任意の音をサウンドカードから10秒間出力します。)
    • Monitor Profileタグの追加(Win98と2000で使用出来、任意の解像度を追加することが出来ます。)
      [追加する解像度の縦横比は4:3か16:9にする必要があるようです。]
      追加後、再起動した後でPDのMonitor Settingタグで追加した解像度を使用可能にしてください。
      最初のリフレッシュレートは60Hzになります。
      リフレッシュレートの変更はMonitor Settingタグで行ってください。
    • MiscellaneousタグにGenerate Hardware Logという機能が付きました。ただしこの機能はWin98とNT4.0の場合にMicrosoftのHPからWmicore.exeをダウンロードしてインストールしないと使用できません。
      (私の環境ではエラーが発生してmtstu305.exeが異常終了してしまいますが、c:\にhardware.txtが作成されます。)
    • ヘルプが付きました。このヘルプには"Matrox Technical Support Twak Utility V3.05"のヘルプだけでなく、MatroxのHPにあるFAQ(Technical Support FAQ's)もすべて含まれています。

    ----------------------------------------

    Matrox Technical Support Twak Utilityのver4.0(mtstu400.zip)が公開されています。(2001/01/12追加)
    Win9x,WinMe,WInNT4.0,Win2000上のOSでG200(AGP&PCI)とG400とG450を使用したシステムで使用できます。

    今回のバージョンアップにて、G200PCIとG450でも使える様になったそうです。
    あと、over clocker sectionの追加(G200AGP & G400 のみ)モニタータブでも5:4や16:10の比率も選択可能となったようです。
    FAQも更新されているとのこと。

    over clocker sectionは単純にノーマルを100%として120%までクロックを上げられるようです。
    ただし、この機能はG450ではまだ使えないとのことです。(画面は下の画像参照)

    ----------------------------------------

    Matrox Technical Support Twak Utilityのver4.00.014(mtstu414.zip)が公開されています。(2001/01/28追加)
    今回の修正は、Revision 4.00.010のマイナーアップらしいのですが、over clocker sectionに関する部分のバグ対策版のようですね。 

    ----------------------------------------

    Matrox Technical Support Twak Utilityのver4.00.018(mtstu418.zip)が公開されています。(2001/04/07追加)
    今回の修正は、PD5.51対応のマイナーアップデートのようです。 

    ----------------------------------------

    servantさんが、Matrox Technical Support Utilityについての日本語マニュアルを作成してくれたそうです。
    servant's Websiteさんで公開されています。

    Q148.BeOSでDH機能を使用する方法


    MURCに、BeOS用のアンオフィシャルドライバ(0.06&0.07)が紹介されています。
    これによると、0.07でDH機能に対応したとのことです(0.06では未対応?)

    また、DualHeadSetup0.03というプログラムも同時に紹介されており、
    このツールを使用してDH機能の設定を行います。

    バージョン0.11ではG450にも対応した模様です。

    詳しくは、G400 BeOS driver (FoFT) サイトへ行ってください。

    50KB  Driver v0.11 source code (recommended if you can handle it - needs R5 to compile unless you edit one file)
    50KB  Driver v0.11 binary (for easy install)(最新)

    40KB   Source code Dualhead config utility v0.03a
    30KB  Binary for R5 Dualhead config utility v0.03a(最新)

    40KB  Driver v0.09 source code (recommended if you can handle it)
    40KB  Driver v0.09 binary for R5.0(for easy install)

    40KB  Driver v0.08 source code (recommended if you can handle it)
    40KB  Driver v0.08 binary for R5.0(for easy install)

    40KB  Source code Dualhead config utility v0.03
    30KB  Binary for R5 Dualhead config utility v0.03

    40KB   Driver v0.07 source code
        (recommended if you can handle it)
    170KB Driver v0.07 binary for R5.0
        (for easy install)

    6KB    Source code Dualhead config utility v0.01
    20KB   Binary for R5 Dualhead config utility v0.01

    40KB   Driver v0.06 source code
        (recommended if you can handle it)
    150KB Driver v0.06 binary For R4.5
        (for easy install)


    Dual Head Setup 0.01で設定できる内容は以下の通り

    • 解像度
    • リフレッシュレート
    • 色設定(8・15・16・32Bits/Pixel)
    • DualHeadの設定(以下の4つから選択)
      • Single Head
      • Clone Head
      • Dual Head
      • Switch Head

    Single Head は通常の1画面のみを指定するモードです。
    Clone Head は2つのディスプレイで同じ画面を表示します。
    Dual Head  は2つのディスプレイを利用してマルチディスプレイを実現します(左が第1・右が第2)
    Switch Head はDual Headの左右のディスプレイ位置を入れ替えたものです。  (左が第2・右が第1)


    ためしに、BeOS5 Personal Edition(Free版)にインストールしてみたところ、
    0.07のドライバとDualHeadSetup0.01の組み合わせで、マルチディスプレイとして動作することを確認しました。
    ただし、セカンドモニターとしてはディスプレイのみが使用可能でTV出力は出来ませんでした。
    (そのための設定が見当たらなかった。)
    私のところでは色数設定を16 or 32Bits/Pixelモードにしないと、
    Single Head以外の選択肢が現われませんでした。
    あと、解像度を変更しようとするとDualHeadSetupが無応答になってしまいました。

    ちなみに、0.06のドライバ上でDualHeadSetupでDualHeadを指定するとDH機能は有効になりませんが
    その代わりにカーソルを右に移動するとスクロールして右側のウインドウが表示されます。
    つまり仮想画面として2倍のデスクトップ領域を使用できます。
    個人的にはこちらの方も使える機能ですね。

    ちなみに0.06 or 0.07ドライバをセットアップするには、
    BeOS上のディスクにZIPファイルを解凍してから、中にあるshファイルをダブルクリックすればOKです。
    DualHeadSetup0.01はBeOS上のディスクに解凍すればOKです。

    ホントはDualHeadSetupの画像をココに張りたかったのだが、やり方が解らず断念しました。
    (なんかいつのまにかスクリーンショットがHOMEディレクトリに出来てました。)
    (んでJPEGに変換したのが上の画像だったりします。)

    誰かBeOSの使い方の解る日本語サイト教えてください。
    使い方がまったくわからん(自爆)

    というか、キャプチャカード(BT787)とかサウンドカード(SBLive)とかぜんぜん動いてません。
    認識はされているみたいなんだけど。
    (FD起動を止めたらなぜか解決しちゃいました。)
    ネットワークカードはOSが対応してないチップみたいなんで動かなくてもしょうがないんですけどね・・・・

    Q149.DualHead-MultiDiaplayで2048x1536と1152x864の組み合わせで画面が乱れます。


    かなり環境が限られるのですが、高解像度でのマルチディスプレイを実現している場合、
    (プライマリで2048x1536・セカンダリで1152x864以上にすると)
    画面が乱れることがあるようです。
    これはリフレッシュレートを高く設定していると出るようです。

    一説によると画面表示のためのメモリアクセスが大量になりすぎて
    メモリやG400チップの負荷が上がるためとも言われています。

    仮にDH32MB版で2048x1536x16bit-70Hz・1152x864x32bit-95Hzだとすると
    2048x1536x(16/8)x70+1152x864x(32/8)x95=440401920(420MB)+378224640(360MB)=780MB
    ものデータが画面表示だけで1秒間に読まれることになります。

    それと、マルチディスプレイではビデオメモリが半分ずつ分割されて使用されるので
    32MB搭載していてもプライマリでも2048x1536x32bitは使用できず、
    2048x1536x16bitが上限になるはずです。
    (2048x1536x(32/8)x2=24MB消費するため16MBにおさまらない)

    Q150.再起動時に自動的にデスクトップのアイコンが移動してしまいます。


    まずは、Windowsの設定で自動整列をしていないことを確認してください。

    もし、この機能が無効になっている場合は、
    PDのオプションタグの「Save icons position ・・・・・」の部分が有効になっていると
    再起動時に記憶した場所に戻ってしまいます。

    ただし、一度この機能を有効にすると、そのあとで無効にしても機能が無効にならないことがあるようです。
    この場合は、一度G400のドライバをアンインスト−ルしてから、再度インストールしてみてください。
    これで直ると思います。

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