5月27日  対ジェフ戦観戦記

マリノス、優勝おめでとう!!!


 どーしても優勝の行方が気になって、バレーの試合が終わってから、ひとりで25分遅れで同じ千駄ヶ谷にある、国立競技場へ行ってしまいました。
 
 会場に入ると、まだ0-0のまま。
まだゲームは動いていないというホッとした気持ちと、点を取れていないんだという残念さの入り混じった気持ち。

 
↑チャンピオンシップ出場獲得権のプレートを持っている(右)のが俊輔

見ると、ジェフの方が、攻め込んでいる。やっぱりマリノスは、絶対勝たなければと、硬くなっているのかなぁ。ちぐはぐさが目立つ。
アツがいないし、永井もいない。(まぁ、前半はいなくてもいいけど)サイドが遠藤クンとオニクじゃ、サイドから崩すのがむずかしいかな?守備はバツグンなんだけどね。
 そんな中、俊輔がボールを持つと、エジにパスを出し、
俊輔に引き付けられたDFがエジの突進を許してゴール左すみにゴ〜〜〜ル!!
やった〜〜、待望のゴールだ。ああ、いいぞーー。このままやってくれそうだ。
 しばらくすると、ジェフは、ベンソンが2枚目のイエローで退場。よっしゃーー、これで、数的有利で、ますます点が入る!期待でいっぱいになったところで、前半終了。
 ハーフタイムにセレッソ対フロンターレの途中経過が入った。0-0。フロンターレ、がんばっているなぁ。このまま引き分けに持ち込んじゃえ!!

 後半は、数的有利にもかかわらず、相変わらずジェフにボールを支配されていた。おーい、もっと積極的になってくれよーー。
 そうしているうちに、ジェフに攻め込まれ、マツが突破を防ごうとして、ジェフの選手を押して倒してしまった。まずいっ!イエロー程度でありますように。。。。 でも、判定は無常にもレッド!!
 あ〜あ、あと1点取らなきゃいけないのに、マツがいないんじゃ、誰が守るの??? でもでも、意外とマリノスは10人になった方が動きが良くなる。かえっていいかも。。。。
 不安と期待が混在しながら、点はどちらにも入らない。近くにいた男の人の、フロンターレ、1点とったぞーの声が。そうしているうちに、ボランチの原田に代わって、岡山が投入された。
 おかやま〜〜?ちょっと不安だ、、、ちゃんと守ってくれるのかと思ったが、以外にも密着マークしたり、シュートコースを消したりして、なかなかいい動き。おお、すごいぞ、見なおした・・・・・。
 ボールは相手陣内に攻め込むことなく、淡々と回っていましたが、後半69分、カベパスがきれいに決まって、
遠藤クンがちょんとあわせてゴ〜〜〜ル!!技あり!!
 もうそうなると、マリノスは守りに入ったのか、チャンスななかなか来ない。逆にジェフの猛攻!
 
ハトと岡山が必死に戻って守る、ヨシカツが手ではじく。
なんで攻められてばっかりなの?もっと攻撃して〜〜!
それでも、ジェフは決定力がなくて、絶対のチャンスにもはずしていた。
チャンス自体は、ジェフの方があったから、少ないチャンスをものにしたマリノスは、集中力があると言えるのかな。
そうこうしているうちに、タイムアップ。
やるべきことはやったという感じで、あっさりと試合終了。セレッソ戦は、延長へと表示された。
ヒーローインタビューもなく、挨拶をすませると、選手たちは、グランドのハーフウェーラインにすわったり、トレーナーに体をマッサージされたりしていた。
すると、オーロラビジョンにセレッソの中継が映し出され始めた。スタジアムがどよめいた。おお、ここで選手たちとサポーター全員で、セレッソ戦の結果を待つことができるのか。。。
よーし、がんばってくれよ、フロンターレ!! ここまでよくやった、もう一息だ。
セレッソの方が圧倒的に攻めている。セレッソがシュートするたびに、スタジアムはわーーっという悲鳴のような声が響き渡り、シュートをはずすと、安堵の声が聞こえる。選手たちは、ほっとして、コケる。何回それを繰り返したことか。いやな雰囲気だなーー。でも、フロンターレの勝利を願わずにはいられない。
サポーターからは、大きな
フロンターレコールが起こる。なんか、試合の時よりも、盛り上がっているぞ!
延長前半は、なんとかフロンターレがしのぎきった。ああ、疲れる。。。あと15分、点を入れられずに済むだろうか。。。。。
それよりも、胸がドキドキして、緊張しまくっている。
オーロラビジョンには、結果を待つ俊輔や、ヨシカツの姿が時折映し出される。いま、こうして見つめている人達がスクリーンにぱっと現れると、なんか変な気持ちだね。しかも、全国ネットで中継されているんだよねーー。

後半、セレッソのすさまじい攻撃が続いたが、ついに
フロンターレがカウンターで点を入れた!!!

わーー、やったーーーーーーー!!!! フロンターレ、エライ!
!!!!!優勝!!!!!!!!!!
サポーター総立ち! 選手たちは飛び跳ねたり、抱き合ったり、走り回ったり、大変な騒ぎ。
わぁーー、奇跡だ。逆転優勝!! うそじゃない、本当のことなんだ。
まさか、1stsテージに優勝できるなんて。。。。
選手たちは、ひとりずつサポーター席に優勝の喜びを表現し、優勝Tシャツや、ソックスなどを投げ入れていた。
チャンピオンシップ出場の獲得権のプレートまで、投げ込まれていた!いいのか?
俊輔は、シューズを投げ込んだ。いいな、それをゲットした人・・・・・、一生の宝物になるでしょうね。
その中で、1番盛り上がっていたのが岡山!!サポーターを扇動していた。

感動的な幕切れでした。うれしいーーー。
国立まで来た甲斐があったよ〜。
マリノスおめでとーーーー!!
俊輔は、あとでわかったんだけど、39℃の熱をおして出場していたんだね。
すごいプロ根性!!そんなようには、とても見えなかった。

ひとりの観戦は、ちょっと寂しかったけれど、後ろの男の人がおしゃべりで、ひっきりなしにしゃべっていたから、解説の様で、とてもおもしろかった。そして、何よりも、マリノス優勝という決定的瞬間に立ち会えたことがうれしかった。
あの、選手たちの喜ぶ様子(表情まではわからなかった)が見られて、本当に幸せです。
勝利を分かち合えたサポーターの、その中のひとりになれたかな?
ばんざーーーい、マリノス!!
喜びを、夢を、感動を、ありがとうーーーーーー!!

                                                   優勝の決まった瞬間

横浜Fマリノス   2―0   ジェフユナイテッド市原
     得点    38分  エジミウソン
           69分  遠藤 彰弘