サイパン旅日記

3月31日(土)

さぁ、機内へ乗り込むぞ!
30人乗りのバスをチャーターし、近所までバスに来てもらって成田へ向かいました。
薄着で行きたいのだが、氷雨のため、やや厚地のジャケットになってしまいました。ホントはジャケットなんていらないよぉ〜。
バスが千葉へ入ると、雨がみぞれになってしまいました。寒すぎるぞ!千葉!!
こんな時、バスでの移動で良かったとホントに思います。
いくら京急が京成線まで乗り入れとはいえ、小さいコもいての移動、しかも30人では、どっかいっちゃう子供が必ずいるのよね〜。

このように楽々移動のあとは、カウンター受付を済ませ、荷物を預けました。
時間が来るまで、コーヒーを飲んで、実に優雅な時間です。
ここで使い捨て防水カメラを買って、準備万端です。忘れ物はないはず!

翼の上
機内は、日本人で満席でした。
横にはアメリカ人らしき家族がいて、DVD再生機を借りて、なんとセーラームーンを見ていました。
ノースウェストのスチュワーデスさんは、アメリカ人と日本人半々の構成です。
機内食はたいしたことなく、軽食程度だったけれど、ビールがサッポロ黒ラベルだったから、合計2本、赤ワインのミニボトルも1本もらいました。
ビールをもう1本もらいたかったのですが、機内サービスが終わってしまってもらえなくて残念だったわぁ〜。^^; きっとスッチーさんの英語がわからなくて、時間がかかったのね〜。しょーがないな〜。
席は真中だったし、翼の上だったので、外の景色は全く楽しめませんでした。みぞれだった空は、すぐに晴れ間が覗き、日差しが強くてすぐに窓を閉めたので、どこにいても同じことなので、構いませんでした。

また来たよ〜、サイパン
サイパンは3度目なのです。
ほかに海外と言えばハワイしか知らないのに、なんでこんなにサイパンに縁があるの。
グアムも知らないのに〜〜〜。
でも昼間に到着したのは初めてです。しかもフライト時間は3時間ちょっと!
ちょっとゆったりしていたらすぐに着いてしまいました。近いのね。
外は暑いのかと覚悟していたのですが、日本の5月のとっても暑い日くらいで、それほど湿気がなくて、とっても過ごしやすい陽気です。
さすがに陽の当たる所は暑いのですが、日陰は過ごしやすいのです。
入国手続きが終わると、すぐに外へ出られます。
ホテルのバスに乗って、そのままチェックイン!
30人でひとつのツアーを組み、他の知らない同行者がいないので、快適よぉ〜。
家からこのサイパンのホテルまで、1kmくらいしか歩いていない。楽過ぎる!
旅の重みがないけれど、まっいっかぁ〜。

着いたらさっそくプール
当然よね。
南の島のプールは人があまりいないし、プールサイドにカフェがたくさんあり、ルームナンバーさえ言えば飲みものが買えるし、バスタオルもレンタルしてくれるから、快適そのものです。
部屋からはカード式のキーを持ってくるだけでオッケー!
流れるプールには、一人用と二人用の浮き輪がたくさん浮いていて、それを自由に使ってのんびり寝そべってぷかぷか浮かんでいました。
ああ〜っ、極楽気分!
夕食はバイキング
大人25ドル、子供20ドルでビールやワインも飲み放題というホテルのバイキングレストランで夕食をとりました。
ビール飲み放題というのがうれしいよね! 壁面にある蛇口のようなものから、好き勝手にグラスへ注ぐというのがアメリカンスタイルで、スケールが違うよね!日本だとそういうものはカウンターに設置するけれど。

食事内容は、日本のホテルのバイキングと大差ありません。
肉や魚の煮込み料理、サラダ、フライ物各種、点心類。。。なぜかみそ汁もありました。
それとデザート類たくさん。果物は日本にあるものといっしょ。ケーキは甘すぎ!
その中でなんと表現していいのか、不思議な食べ物がありました。
スタッフは“うどん”と表現していたものです。
見た目は豚骨ラーメンにうどんが入っています。具はチャーシューとねぎだったかな。おいしそう〜〜、沖縄そばみたいなのかなと食べてみてびっくり!
東南アジア系の香辛料がいっぱいです。くさい!!色は黄色っぽくて、中華でいうと、八角の香りです。しょうゆの味はみじんもなし!騙された〜〜。
でもチャモロ的ラーメンだと思って、がんばって残さないように食べました。

そうして子供と大人と席を別々にして食べていると、そこへスタッフがやってきて、一気飲み大会が始まりました。さんざんもうビールをたくさん飲んでいるのに、なんでまだ一気なんてできるの〜〜?
看護婦さんパワーに負けまくりです。
スタッフもすごいなぁ〜。あちこちで一気をやっているのに、なんともない。おまけに9時から開かれるビーチゲームに参加してとのPRも忘れない。
ビーチバレーコートでやるというので、よっしゃぁ〜、ビーチバレーやったるでぇ〜〜と張り切ってしまったのでした。

ビーチゲームに負けず魂が働く
ビーチゲームに参加するため、砂浜にあるコートへみんなでビールでふくれたおなかを抱えて出かけました。
赤チームと青チームに分かれました。赤が少ないので、私は赤チームへ。
大人から3歳くらいの子供まで、日本人よりアメリカ人の方が多くて不思議でした。こんなに子供が多くて、ビーチバレーなんてできるのかなぁ?

でもバレーコートでやるというだけで、実際はみんなで遊ぶゲームでした。
一列に並び、10cmくらいのボールを頭の上と股の間と、交互に通していくのです。最後の人は、ダッシュで先頭へ戻り、また同じことをします。青と赤でどちらが早いかを競います。
ナイナイの岡村に似たおもしろい人が司会進行をして、さっそくゲームがスタートです。
やってみるとアツくなってきて、前にいたアメリカ人の子供に声をかけ、一生懸命やってしまいました。Oママなんて、久しぶりにダッシュしたら足がつってしまったって!そうやって、赤の勝ち!!やったぁ〜〜!!

次はエンドラインで棒を持って5回周り、回ったら今度は麻袋の中に両足を入れて、ジャンプしながらバレーコートのセンターラインまで行き、そのあとは向こうのエンドラインまでダッシュし、また向こうで3回回転してダッシュで戻ってくるものです。
やる前からSママとやだね〜と言っていたのですが、やってみるとやっぱり大変!!
回転したあとは、ちゃんと立っていられるはずがありません。砂浜に這いづくばって、なんとか立ちあがり、麻袋を探します。
私の時なんか、ヘタに赤がリードしていたものだから、なかなか麻袋を渡してもらえませんでした。日本と違うのは、スタッフがジャマをするのです。麻袋をどっか持ってっちゃう!!それをアメリカ人の女の子とかが取り返しに行くのです。日本人は恥ずかしがりやなのか、そういうのにはあまり参加しませんでしたね。言葉のギャップもあると思うけど。。
さて、私の麻袋です。私ったら、マジ〜になっちゃって、まるでバスケでボールを奪うように腰を低く落とし、小刻みに動いてしまいました。ははは〜。^^; なんとしても取ってみせると、負けず魂丸出しでした。ついがんばっちゃうのよね〜。
これは青が逆転して勝ちました。

その次は綱引きです。
私は1回がんばって引いたけど、おなかに力を入れたら気持ち悪くなっちゃって、Mママに代わってもらいました。情けねぇ〜〜!
これは大人の間で盛り上がり、それまで見ていただけの日本人のおとうさん方が多数参加して、力と力、意地の戦いが行われました。無責任に応援するのも楽しいね!
(写真=綱引きに勝ち、バンザイして喜ぶきょーへいパパ)

最後にようやくビーチバレー!
よっしゃぁ〜、がんばるぞぉ〜と勢い込んでやったのですが、2回しかボールに触れず、すぐに終わってしまいました。でも飛び込んでしまった。^^;
帰りに部屋へ戻るときに聞いたよその家族の言葉、「今日はオバさんパワーがすごかったね!」これって、私達のこと!?
そして、一人が私に気がつき、あせってもう一人に指差していました。ダメ押しするなぁ〜〜〜!!
サイパンの夜はまだまだ続くよ。
その後は、部屋へ戻って、近くのマーケットで買ってあったビールを手に、とりとめもない話をえんえんとおしゃべりです。何しゃべったのかもちろん覚えていません。
もぉっ、ノリがいいんだからぁ〜。翌朝8時集合の島内観光組は大丈夫なのか?
(写真=近くの現地御用達のマーケット。頼みもしないのに、現地の人がいっしょにカメラに納まってくれましたぁ。^^;)