私はリアルタイムでQueenの成長振りを見てきた。好きになったり嫌いになったりしていた。
中学の時、友人がQueenが大好きで、特にロジャーの大ファンだった。それでQueenを聴かせてもらったのが始まり。
Killer Queenがヒットし、誰もがその存在を知るところとなった。

初期の頃はRockしていて、ミーハーで、とっつきやすかった。
ビジュアル的に最高だった。フレディもまだ髪が長くてかわいかったし、ブライアンは長身で痩身で、、立ってるだけで絵になっていた。ロジャーは圧倒的にかわいかったし。
あっ、ジョンもいたっけ。これは、別の友人が大好きで、ジョン、ジョンって、うるさかった。
「一番地味じゃん!」
「うるさいな、ハゲよりはいいっ!」
「Queenなんて演奏ヘタじゃん」
「大音量ならいいってもんじゃないぞっ!」

けれど、その辺の男の子同様、みんなが好きだから、今イチのめり込めなかった。“そんなに軽くないぞ、ワタシは!!”って感じ。
それにブライアンのギターよりもリッチーのギターが好きだし、うまいと思っていたから、Purple/Rainbowで行くと決めていた。

好きだけど、嫌い。素直でなはい。
QeenUは好きだったが、『オペラ座の夜』でオペラに走った時は、「オペラに寝返りやがって、ついていけない、これでさようなら」と思っていた。
ヒット曲を連発していたが、関係なかった。自分の趣味の範疇を超えてたのだ。
なのにその後の『The Game』で原点回帰したと聞いた時は、迷わず買って、また好きになっている。
とどめで、J-POPでKatumiクンを好きになった時、一番好きなボーカリストはフレディと聞いて、考え込んでしまった。Katsumiクンの声の方がずっといいと思うのに、その上をいってしまうのか。。。私が見つけられなかった魅力があるのだろうか。なら探り当てねばならない。
それ以来、Queenを意識して聴くようになった。
好きなのに、なぜか声を大にして好きだと言えない。
どこかしら引っかかってしまう。友人の2番煎じになる自分が許せなかったのか?
Queenとはそんなバンドだった。

その後、ロック・オペラが好きになり、オペラの項はクリアした。
すると、必然的にQueenが浮上したのだ。

そんな私が友人からの誘いでQueenのライブに行ったんだから、世の中っておもしろい。
しかも、Paulはタイミングさえ合えば、Purpleに加入したかも知れなかった。
リッチーはPaulを喉から手が出るほどにほしがったのだ。PaulのいるPurpleを応援する可能性だってあったのだ。
Rockは繋がっている。不思議な縁だ。