準決勝と3位決定戦
2月18日(日) 於都立鮫洲高専
準決勝 鮫浜サッカークラブ VS 八潮シーガルス
【区長杯 準決勝】
相手は言わずと知れた八潮シーガルス!
この大会の優勝候補だ。
ついにこの決戦の日が来た。ここに勝つことが目標なのだ。
会場は都立鮫洲高専。手入れの行き届いた広いグラウンドだ。こんな広い所で試合ができるなんて幸せだぁ〜。
第一試合なので、その広いグラウンドで練習ができる。
八潮シーガルスや他のチームと競合することはない。正規のグラウンドはこんなに広いんだ。
鮫浜の校庭の3倍はあるよ〜。全体では6倍だね。かなりいい気分。
近くの公園でアップできたし、ボールでゴールを使った練習もできたし、試合への準備は十分できた。さぁ、試合では頼むよ〜!!
そして試合は始まった。今日はエースストライカーの陽平をトップではなくボランチに置いて、相手のエースを封じ込める作戦だ。
シーガルスはなにしろ得点力が高い。いつもの布陣では点を入れられてしまうだろう。そこで点を入れられないようにしておいて、ラストの10分で攻撃的布陣に持っておいて、一気に得点するのだ。
試合は両者互角と言いたいところだが、まるでグラウンドの半分しか使っていないような、終始シーガルスの攻撃が続いた。まぁ、守るのが作戦だから、仕方がないのだ。
たまに陽平がボールをカットし、笹子までつなぐのだが、トップの太一がどう走っていいのかわからないようにしている。
強兵にもボールは来るのだが、ボールを持って抜け出せても、センタリングには持ちこめない。そして、足が痛いというので、神久君に交代してしまった。
DFはうまく守っていたのだが、それでもほころびは出てしまう。シーガルスに何本かシュートを打たれた。でも、ゴールから遠いレンジからなので、ワクをはずしている。DFもうまく体を入れているから、簡単にシュートができないのだ。
そうして、シーガルスの10番S君にうまいことマークがつけられていたと思っていたが、そのS君が出した横パスに11番が反応して走りぬけて、キーパーマサヒコと1対1になり、シュートを打ってきた。
ボールは飛び出してきたマサヒコの右を抜いた。ゴールするまで時間があったから、それることを期待したが、無常にも右サイドネットへ突き刺さってしまった。
ゴールだ!
だけど、まだ試合開始7分だ。まだまだ先はある。
試合は鮫浜がボールを奪っても、MF止まりになってしまう。
陽平がそのままボランチへ引っ込んだというポジショニングだから、トップに大きな穴があいてしまっているためだ。
将太が何度か突破を試みる。でも体の大きなシーガルスのDFに阻まれて、倒されてしまった。腰を打って痛そうだ。大丈夫だろうか?
試合は終始シーガルスの攻めで進んでいる。鮫浜イレブンはきつそうだけど、なんとか追加点を防いでいる。コーナーキックを得るまでいくのだけれど、M君中心の八潮の鉄壁の守備の前には沈黙してしまう。
陽平がフリーでボールを持ってゴールまで進むのだが、いかんせんグラウンドが広くて、ハーフウェーラインを過ぎたところで息が上がってくる。そしてそうこうしているうちにボールを奪われてしまう。
前半はこうして終わった。
自分達のペースに持ちこめないという、なんとも歯がゆい気持ちはあったが、それでも1点だけで済んでいるのだ。PK戦に持ちこむことができれば、勝算はある。
1点だっ!なんとか入れてほしいっっ!!
後半が始まった。鮫浜は前半と同じ守備重視の布陣だ。陽平を中心として相変わらずよく守っている。攻撃は、トップの太一を左サイドの上がり目に持っていき、トップには5年の神久君が入った。
八潮は体が大きいだけあって、キック力がある。鮫浜はそれによくついているのだが、こう守ってばかりでは疲れてしまう。
さらに将太はDFにまたも弾き飛ばされてすり傷ができている。ここが軽量級の辛さなのよね〜〜。
神久君は、ボールのキープはうまいのだが、ボールの出しどころがわからずにいた。
マサタカ、ユウキのボランチは、すばやい寄せでボールに絡むのだが、今までとは違って八潮の寄せも早いので、いつもよりボールを取られてしまう。
笹子は攻撃の基点として機能しているのだが、今日はパスの出しどころが少ないせいか、コースを読まれてカットされてしまう。
ミッチー、スギの両サイドバックは八潮の攻撃の芽を摘み、ボールをカットしてライン外に出したりするが、相手のスピードに置いていかれることがたびたびあった。
モガのスイーパー、リュウのセンターバックは、守りの要として終始体を寄せつづけていた。抜かれて危ない場面もあった。
頼みのマサヒコのゴールキックもなぜか今日はハーフラインを越えない。あとで聞くと、ジャンプしたあとの着地で、足をくじいていたのだそうだ。それを試合中に訴えないのはエラい!
こう書くと、やられっぱなしって感じだが、見ている方は、まさしくそういう気持ちだったから仕方ない。^^;
それでも、鮫浜イレブンは追加点は許さないという気持ちで集中している。
ボールを奪っても長い距離を走らないと相手ゴール前に到達できないので、疲労度が増してしまう。さらに、攻撃からボールを奪われたあとの戻りが遅くなるから、攻撃にはリスクが伴ってしまう。
なんとかしたいと思ってプレーしていたはずなのだが、こちらは攻撃の形ができていなくて、単発で終わってしまう。
だが、何点取られても負けは負け。1点差といっしょだ。陽平をトップに持っていってシュートを打たせたい。
そういうこちらの気持ちも虚しく、ベンチは動かなかった。いや、動けなかったのだろう。それだけ八潮のキック力は鮫浜を上回り、制空権も握っていたので、守りを薄くするわけにはいかなかった。
結局八潮のシュートをゴール前近くで打たせなかったというのもあって、マサヒコがシュートを抑え、後半は追加点を取られることなく、試合はそのまま1-0で終わった。
リスクを犯してでも、いちかばちか攻撃的に戦ってほしかったというのはあるが、守ってばかりでもくさらずに、よく戦ってくれたよっ!
ちっともあきらめずに、キレなかったよっ!
今日はこのあとまだ3位決定戦もあるから、メゲずにがんばるのよ〜〜!!
by massh
鮫浜SC 0-1 八潮シーガルス
次への誓い
今日も、私は逆サイドで選手の応援!
ベンチには松井さんに入ってもらい、こちらでは神久、森さんと
並んでの応援。
試合が終わり、シーガルスが元気良く応援席にお礼を言いに来て
いる時に、鮫浜はみんなでうな垂れて戻ってきた。
う〜〜、次の試合には気合が持ちなおせるかなぁと思いつつ・・・。
シーガルス戦で1点が入った状況を陽平と分析。
陽平がついた10番島貫選手が右から上がったのを見て、ペナルティ
エリア近辺で、ライン位置から見ても抜かれそうだったので、固め
るために右によった所を苦し紛れに中にパスを入れてきた。
真中に3人、左に三橋のDFが固めていたのだが、ほんのちょっとだけ
穴があいたそこへ11番が左で合わせたボールは勢いの無いボールだっ
たがマー坊の左手下を抜け、ゴール右隅へ決まってしまった。
その辺りの動きを陽平としばらく話す。
思ったより、陽平は淡々としているので、こちらもほっとする。
次の三位決定戦。
これでメダルが取れるかどうかが決まる。
荒川コーチからも「必勝」の令が杉浦さんから伝言され、西塚監督
とも再度体勢について打合せを行う。
荒川コーチ伝言も監督も私も、そして選手達からの要望も通常陣形で行
くことを考えていた。
ただし、強兵が股関節痛で出場できないので神久をトップにして太一を
左に回すことにする。
全員同じ方向を向けているし、シーガルス戦の惜敗のひきづりも無いし、
みんなはというともくもくと昼食を頬張りながら、ベンチを並べて
「戸越ードリームス」の試合を観戦、状況分析している。
昼食を取った後で、ゴール裏でそれぞれパス練習したり、鳥かごをやったり
壁の的当てゲームをやったりそれぞれに身体を動かしている。
集合30分くらい前に、マー坊が「足が痛い」と言ってきた。
どうも今日はボールが上がらないと思ったのは、その辺りに原因があった
のかもしれない。
腰と左右腿裏辺りが張っている。
マッサージをしていると、将太が右足首が痛いと言ってきた。
前の試合で、足を引っ掛けられて腰から落ちているので、足首をやったかな
と思い、後で見ることにする。
時間がないので、マー坊から将太を揉んでいるときに、陽平も足が痛いとか
三橋がここの筋がとか言ってきた。
「おまえらなぁぁ、、」と言いつつ、少しづつ揉んでやる。
「三橋、お前なんでも無い!」とおしりを叩いてやる。
「え〜〜〜、でもここ痛いもん」
そんな話をしながら、次の試合の話をしていく。
開始5分、終了間近5分は気を抜くな、、、。などなど、再確認。
集合が掛かったので、最後に
「揉んでやったんだから絶対点を入れろよ。マー坊は入れられるなよ!」と
言うと、
「わっかりましたぁ!」「絶対入れま〜す」「ほ〜〜い」
様々なアクションでヒートアップ。
「切替も出来たし、いけそうじゃん」と内心ほくそえむ。
さぁ、いよいよ3位決定戦。
今回の鮫浜は、前回の2試合続けてのPKを勝ちぬいた様々な神話を作りつつある。
この試合も誰がこんなことを予想しただろうか。
3位決定戦 鮫浜サッカークラブ VS ドリームス品川
【前半】
5分、中盤から右オープンに出たボールを将太が持ちこみシュートするが、DFに
阻まれゴール右に外れる。
8分には陽平がミドルからループシュートを放つが、辛うじてキーパーの手に届き
点には繋がらなかった。
10分には、太一からショート縦パスを貰った神久がシュートを放つ。
5年代表で頑張っているが、これはキーパー正面。
13分には、相手FKの時にオフサイドトラップをかけ、見事に成功!
でも、キーパーまでボールが届いたので、そのまま流されてしまった。(苦笑)
しかし、この後、ラインで杉や宇治が身体一つ分揃っていないために、オフサイド
にならずに、攻め込まれる場面があった。
前半終了間近、ひやっとしたのが、オフサイドっぽく見えたラインに副審がオフ
サイドの判定に躊躇。
フラッグを上げたが取り消しのコール。しかし主審がフラッグを見てオフサイド
のコール。
選手は「ん? なんで・・」と審判を見ているときに、クイックスタート。
あっという間に自陣ゴール前にもって行かれたが、なんとかマー坊の飛びだしで防
ぐことが出来た。あ〜〜危なかった。。。。
ここで前半終了。
【ここは内緒ね】
さっきのDFラインのことが気になったので、お茶を持って行くメンバーに混じり、
ベンチへ。
宇治と杉、DFに確認。
横が広いから、なかなかラインが見にくいのだろう。
本当にフラットなのか、若干斜めになっているのかがわかりにくいのだろうなぁ。
【後半】
開始5分、しのぎあいから得点が動く。
6分、中盤からのボールの取り合いからヘッドで縦にボールがでた。
陽平がこれに絡み、最終ラインを抜ききった。
ペナルティアリア内左側から、1:1でキーパーが突っ込んでくる。
それよりも早く右足で押しこむようにシュート。
ゴール右隅に決まった。
やったぁぁぁ!!先取点だぁ!!
この後も、スローインから陽平への縦パスからからのシュート、右ラインから上がっ
た縦パスを将太が持ちこんでシュート、と流れは正に鮫浜へ。
しかし、これがドラマの幕開けだったのかもしれない。
14分、ペナルティエリア近辺でボールが神久に渡ったとき、キーパーが飛び出して
きた。
そこへ神久が押しこんで、キーパー横を抜けてゴールへ向けて転がって行く。
キーパーが慌てて戻り、ゴールポストにぶつかりながら、辛うじてCKに逃れる。
もしこれが入っていれば・・・と後から思った展開だった。
さらに将太が持ちこんで、シュートを放つが、なかなか決まらない。
そして、終了まで後1分。
前回は、この時間帯に追いついた経緯があるだけに、お母さん達とも、実は気が抜け
ない時間帯で、もうPKは嫌ですよねなんて話しをしていたときだった。
手元のストップウォッチは、もう残り10秒。
右サイドからのスローイン、縦へでてくる。
20分を回っている。ロスタイムかぁ、、、。早くホイッスルが欲しい・・・・。
その時、右から持ち込まれたボールをセンターリング。
2人詰めてきた選手の内ニア側の選手がなんとワントラップでシュート。
これがマー坊の右足元を抜けゴール。
うがぁぁぁぁぁぁ!!!!!こんなことってあるのかぁぁぁ。
ここはドーハかぁぁぁぁ!!
選手はすぐにセンターにボールをセットして、キックオフしたとたんにホイッスル。
あ〜〜〜〜〜〜、言葉になら無い状態が頭を支配する。
勝利の女神はどこいったぁ、、散歩に行ったのなら帰ってきてくれぇ!
しかし、しかし、、、ドラマはまだ続く。
そしてPK!
お母さん達に、うちはPK練習も、そして本番のPKもどこよりもやってきているので
大丈夫ですよ〜〜と声をかけつつ、後は選手を信じるしか無い。
名将、西塚監督が選手のところで指示を出し、いよいよスタート。
<1番手>
・陽平:ボールをセットした雰囲気でなんとなくどこに打つかを躊躇している様子。
案の定、キーパー正面に蹴りこんで、思わず天を仰いだ陽平。
・10番:はずしたのを見て、力んだかもしれない。ゴールポストへあたり跳ね返る。
<2番手>
・モガ:落ち着いて左上にゲット。
・6番:インサイドキックで、ゴール右上に。
<3番手>
・太一:モガと同じような左上隅にゴール。
・2番の長身選手は、キーパーの正面でマー坊ガッチリセーブ。
<4番手>
・笹子:キーパー正面だったが、高さがあったためキーパーの手を抜けゴール!
・9番の選手は、マー坊の左手に当たるが、そのままゴール右隅へ。
ここまで、3:2。
ということは、最後のマー坊が勝負を決するということになる。
<5番目>
・前回もマー坊が決めてくれた。大きな期待がかかる。ゆっくりアプローチ。
キックしたとたんにざわめく。キーパー正面。阻まれる。
あ〜〜、これで次のキッカーまで持ち越しになってしまった。
・11番の選手がキック。正面!!・・・と思ったらマー坊が反応。
しかし、無情にも高い位置だったために、手にあたりながらもゴール!
5人でも決着がつかなかったぁ。
あ〜〜、これでサドンデス(今は、Vゴール方式)だぁぁぁ。
ドラマの最終場面を飾るにふさわしい盛り上がり。
これだけのプレッシャーの中でキックする、セーブするのはさぞかし大変だ
ろうなぁ、、と思う。
鮫浜の低学年応援団もついに最高潮!
次のキッカーは、将太。
「入れろ! 入れろ!、、将太!、、将太!」
それまで普通だった将太も、この応援で一気に緊張したという。
<6番目>
・将太:このプレッシャーの中、蹴り上げたボールはキーパーの手に触れるも
ゴールに突き刺さった。
・8番の選手:今度は「はずせ!、はずせ!」コールの鮫浜。
ドリームスは「入れろ」コールが出ていた気がするが、VTR組が多く、
余り声援は聞こえなかったような・・・。
大きな声援合戦が繰り広がる中、キ〜〜〜〜ック。。。。。
しかしゴール左ポストをわずかにボール1個分はずれた〜〜〜〜。
ドワ〜〜〜、、、大歓声が上がる!!
ほぼ、全員がこのシーンを見つめていたはず。
3位けって〜〜〜い。
この長いドラマもこれで終わった。
どっと疲れが押し寄せるが、みんなの喜びの顔が次々と寄って来る。
お母さん達、子供達、一丸となった試合。
本当におめでとう!
ドリームスもお疲れ様。良い試合でしたね。
これで6年生の全ての試合が終了しました。
試合後、表彰式の時、私用を終えた荒川コーチが車をかっ飛ばし、死ぬ思いで
現地に駆けつけ、みんなの顔を見つめていた姿が印象的でした。
お疲れ様でした。
西塚監督、直井教頭先生、各学年お世話役、コーチの皆さん、応援のメンバー、
そして何より選手のみんな&お父さん、お母さん、本当にご苦労様でした。
私も良い思い出を作らせてもらいました(感涙)。
by kamisan
鮫浜SC 1-1 ドリームス品川
(PK5-4)
私もひとことという方は、掲示板にお願いします。
♪〜masshの掲示板〜♪