1 |
25 years |
中近東風なイントロから始まる、Blaclmore's
Nightの典型的な曲。
期待を裏切らないし、上回ったりもしない。安心の1曲といったところか。 |
2 |
Olde Village Lantarne |
アイリッシュを思わせるシンセによるリズム。エンヤにも通じる。
本作品の新しい面(シンフォニックなリズム)がこの曲に集約されている。
キャンディスの声は癒しのように神々しい。
タイトルナンバーになったこの曲のメッセージの中に“故郷へ連れ帰ってくれる”“旅の終着駅”とあり、リッチーはこのアルバムでひとまず制作活動を休止してしまうのでは?と懸念する。
なにせ、『希望と家族と愛と友情という暖かみを与えてくれる』とあるのだ。考えすぎならいいが。。 |
3 |
I Guess It Doesn't Mtter Anymore |
軽快なリズムに乗って、キャンディスのボーカルが冴える。キャッチーでノリがいい。All
For One系。
ちょっとマイナーなリッチーのストラトが魅力的な佳曲。 |
4 |
The Messenger |
インストナンバー。
哀愁が漂う。ここでもシンセを効果的に使い、楽曲としての質を高めている。 |
5 |
World Of Stone |
イントロの男性コーラスは嫌いだが、中盤のshawnの演奏は素敵。 |
6 |
Faerie Queen |
キャンディスが力を抜いたはっとする歌声を聴かせてくれる。
リッチーのギターも気取らずさりげなくサポートし、よく合っている。
後半は、東欧の町並みでのフェスティバルのように、アクティブで、にぎやかなギターソロが繰り広げられる。 |
7 |
St. Teresa |
イントロのギターソロが歌うように、語りかけるように優しく奏でられて、とにかく素晴らしい。
その後のドライブ感のあるRock調の歌と演奏は、ルネッサンス風Rockと申すのか、一風変わっている。
リッチーのエレキでのソロは、RainbowというよりPurple。
shawnを抜いて男性ボーカル(ここでジョーリンを使えって!)にすれば、立派にRockとして通用する。キャンディスのために、アイドルがRockを歌ってみましたみたいに仕上がったのが残念。(がんばってはいるけど) |
8 |
Village Dance |
大先生の軽やかなギターの舞が聴ける。風の吹く野原に咲き乱れる花のよう。癒される。 |
9 |
Mond Tanz / Child In Time |
アコギでの作品だったMond Tanzがシンフォニックになって、楽しめる。
Chaild In Timeはキャンディスに似合う。朗々と堂々と歌いきるのはライブと同じ。
Sister Of The Moonのスキャットも素晴らしいのだが、それ以上にバックに流れるリッチーのギターが聴き所。
最後のキャンディスの大げさな笑いは、「パロディだよ」と示しているのだろう。 |
10 |
Streets Of London |
Village Lanterneには、2本の流れがあると思う。“癒し”と“土着”だ。
この曲は癒しの方。悪くはないが、軽く流れていってしまう。 |
11 |
Just Call My Name(I'll Be There) |
軽快だが、やや1本調子。もうちょっとひねりがあればもっと良くなると思う。 |
12 |
Olde Mill Inn |
街中、あるいは居酒屋で群集が集まって陽気に歌っているようだ。
手拍子とギターと太鼓とベースとマンドリンのような音色の楽器の構成。
リッチーは仲間たちと集まってジャムるのが本当に好きなんだな。 |
13 |
Windmills |
いかにもBlackmore's Nightらしい曲。
アコギとキャンディスの歌だけなのが、シンプルで好きだ。 |
14 |
Street Of Dreams |
キャンディスによるStreet Of Dreasは思いの外いい!丁寧に歌っている。
こんなにいい曲だったのだろうかと、びっくりしている。
Village Lanterneの中では雰囲気が違い、異彩を放つ。リッチーのギターは昔のまま。 |
15 |
Once In A Garden |
日本のみのボーナストラック。
ブラナイ特有の3拍子で、安心して聴いていられる。 |
16 |
Street Of Dreams (+Joe Lynn Turner) |
こちらは、ジョー・リン・ターナー参加の初回限定版のボーナストラック。
デュエットのように、1フレーズずつ交代で歌うのが良かったな。ジョーリンの声がキャンディスにかき消されているのが何とも残念。あとからかぶせたのだろう。 |