終端型 POWER METER の 製作

1.はじめに
FUJISOKUの熱電対型 終端電力計 TP-5J1A の汚れて
錆有りの メーター付 ケースが ジャンク箱に残ってました
捨てるのも勿体ないので 活用する事にし、次の目標で
終端型電力計作る事にしました。
2.目標と結果
1) コネクタ:M型 ( 元品は N型 )
2) 1.8MHz〜430MHz で、周波数切替スイッチ無し
3) 測定電力は フルスケール 30W と 120W の 切替え
↓
1) OK
2) 430MHz は SWR が 2以上あり 144MHz 迄 しか
使用(実用) 出来ません ( 後述 )
3) 50Ωの無誘導抵抗の入手の関係で、合計 60Wの
金属皮膜抵抗を使用し、数秒ONの制約付でファンを
付け 何とか目標をクリア
3.回路図
無誘導抵抗や フランジ付面接触の様な 負荷が1個の場合は、トロイダルコアを使った
20dB アッテネータ方式の方が良い様ですが、複数抵抗負荷の場合は 分圧式の方が
周波数平坦性が良く 且つ 有利な様で、下左図の通りとしました

4.検波ダイオードの選定
リニアアンプの自作時を始め 何時も悩むのが このダイオードです、毎回 回路や周辺の
部品に合わせて選定しています
今回の場合は、負荷にシャント抵抗付使用メータ( 720Ω )に TS-570S 20W位置で負荷
電圧を測定しました、TS-570Sのバンド毎の出力に 些少バラツキがあり 不正確ですが
上右図の様に 50MHz÷1.8MHzは 1SS16:0.95、1N60:0.76、1N4148:0.84 と RF-SBD
が 非常に良い結果でした
後述 20dBアッテネータ式 500W終端電力計の場合は 何故か Fairchild の安価な 汎用
ダイオードの ( 100V 200mA ) 1N4148 も 周波数平準度の良い特性でした
5.内部構造&製作過程の補足



負荷抵抗と分圧部 同左上部 検波( 1SS16 )部



ステンレスの茶漉しでシールド ヒューズと検波部のシールド ファン定格 ( 100V 5W )




選出部と表示部のシールド 表示部の裏 120W/30W切替VR & 切替SW



目盛り入れ ( TRXが100W迄なので リニア使用、 校正電力計はデジタル式 DP-830、 電力合わせに大型終端電力計を併用 )


併用の自作 500W 終端電力計 ( 20dBカップラ ・ 800W 高電力チップ型ターミネーション ・ 12Vファン使用 )



側面 底面 後面
5.補足及び注意事項
1) 元の外観のサビ・汚れが酷く スプレー塗装しました
2) 430MHz迄の使用を目指しましたが 茶漉しシールドの距離が少なかった様で 430MHz
では 静電結合が大きくなる関係と思われ SWRが高く 使えませんでした
3) 内部負荷抵抗は 金属皮膜抵抗 60W です、30W以上の出力の場合は AC100Vファン
を使用しています、100W入力の場合は ファン使用で ON 10秒以下 OFF 60秒以上で
使っています。
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