阪神電車 参考 資料

阪神電車の 風景へ

筆者所有の参考資料です。中には古本屋に通ってやっと手 に入れたものもあります。

 

 

 


 

 

1.広報誌「みなさまの足 阪神電車」




「みなさまの足 阪神電車」No.1。まだ杭瀬の高架化工事が進んでいる1976年5月の発行です。

優先座席もこのころから。



各駅の利用人員数がリストアップされています。

社章のいわれが書かれています。明治創業時には電気で走る鉄道を意味するこのシンプルかつ明瞭な社章で十分だったという ことです。


2.書籍



東京の交通博物館の売店で入手した貴重品。
誠文堂新光社、慶応義塾大学鉄道研究会著。1967年12月発行1973年2月第三版。
長らく筆者のバイブル的刊行書でした。

各社の形式集で写真と短いコメントが1ページに納まった資料集。
写真は唯一阪神電車のカラー写真ページ。



筆者がこの本で一番気に入った写真。
阪神魚崎駅東方の写真で、まだ軌道をかさ上げする前、1966年頃ではないか。白壁の倉も壁が新しい。筆者の写真と比べてほしい。

1979年、左の写真より魚崎駅寄りで撮ったもの。
白壁の倉も健在。軌道がかさ上げされたのは南北に走る道路に神戸市バスが通るため、ガードの頭上高を上げるためだったと聞いている。付近が下水道工事をし た時期に行われた。同時に魚崎駅も地下改札化された。

 

 

 

鉄道ピクトリアル303号1975年2月増刊 阪神電気鉄道特集号。当時少なかった趣味誌での阪神情報として貴重だった。3901形の表紙だが駅は山陽電鉄須磨駅。

保育社「カラーブックス」このシリーズはなかなか良い資料でした。
左、1982年2月発行。右、1989年10月発行。著作は共に阪神電気鉄道車両部の方である。

1985年「鉄道ピクトリアル」8月臨時増刊号No.452
この年阪神タイガースが優勝したので、ピクトリアルの阪神特集は縁起が良いとされた。

同左。巻頭のカラーグラフ。一番上の「新5001形」の写真はこのホームページのどこかにあります。

1997年「鉄道ピクトリアル」7月臨時増刊号No.640

阪神タイガースが優勝したのはこれからさらに6年後の2003年。

山と渓谷社刊。1982年6月発行。解説、吉川文夫。

広田尚敬の写真が印象的な本です。魚崎駅付近の写真も用いられていて、やはり阪神間でも魚崎の風景はプロの写真家の目に も留まるくらい良いのだなあ、と思ったものです。



保育社 「私鉄の車両21阪神電気鉄道」 1986年10月発行。

弘済出版社「鉄道ダイヤ情報」1995年3月号。
震災直前の取材記事で構成され、「おことわり」で現状と異なる旨の記載がある。この時点で、阪神電車はまだ部分開通の状態だった。

 


これが長い間古本屋で探し続けた「鉄道ピクトリアル」1966年1、2,4月号。
先の臨時増刊にも参考資料として出ていた。
小型車が全廃される頃の阪神電気鉄道の記事が出ている。


「鉄道ピクトリアル」で有名な「私鉄車両めぐり」に初めて阪神電気鉄道が出た。
専用軌道線つまり現在ある阪神電車の創業期から1966年当時までの各形式の記事。
しかし、併用軌道線、国道線、甲子園線、北大阪線の記事を残して、未完に終わっている。


「鉄道ピクトリアル」では貴重なグラビア写真。
見開き二ページだけだが、ここでしか見られない写真が多い。
生まれたてのジェットシルバーの写真が貴重だ。


 

3.その他 



1977年 高架完成記念切符です。切符額面が安い。

 

1938年神戸大水害のときの三宮駅。阪神電車の地下入り口が見える。「地下鉄」という標示が興味深い。朝日新聞2002年7 月14日より。


今や懐かしの特急標示板。額縁に入れて飾っています。(嘘)

福島駅で鉄道の日の展示即売会で衝動買い。
大阪出張の帰り道だったので、スーツ姿でこれを持って新幹線で帰ってきました。

「日経コンストラクション」表紙写真。
春日野道駅の島式ホームから対向式ホームへの工事は大詰め。
職場回覧している業界誌(といってもこの業界ではないが)に工事現場の外側から見た写真があったので、参考資料として掲載する。
この写真の撮影位置に新しいプラットホームが出来る。電車線側からは見ることが出来ない。
「ウオータージェット」つまり水流でコンクリートを切断しているので、騒音が無い、ということだ。