新・闘わないプログラマ No.21

高い買い物


最近、パソコンも安くなりましたね。10万円ちょっとも出せば、結構まともなパソコンを買う事が出来ますし、普通使う周辺機器なんか、10万円以上のものなんかほどんど無いんじゃないでしょうか。
うちにあるパソコン関係の機器は、みんな値段が高いです。Macなんか、たしか定価100万円以上したはずです(私が持っている物で定価100万円以上の物ってこれだけです。車は持っていないし)。他にも、ディスプレイは定価40万円(往年の名機、NANAO T560i)を筆頭に10万円以上のものがずらりと並んでいます。
やっぱ、安物はだめね。私のようなお金持ちともなると、ついつい高級品の方を買ってしまうのね。なんてことは全然無くて、ただ単に、昔は高かったんですよ(;_;)
今までの、パソコン関係の買い物の仕方を振り返ってみると、どんなものでも、普及する直前というか、価格が暴落するちょっと前に買っていることが多いです。もう少し待てば・・・・ということは分かっているのですが、でも買っちゃった、というものも結構ありました。他人がまだやっていない事をやろうとすると、どうしてもそうなってしまいますよね。

私は、パソコン関係の機器はあまり頻繁に買い替えるようなことはしません。だいたい「高い買い物」をしたものばかりですから、売っ払うのもなんか不愉快だし、とか思ってしまうわけです。そんな中で、もっとも頻繁に買っているのがハードディスクです。こればっかりは、容量・価格比が大暴落を続けている製品ですから、常に新しいのにする必要がありますからね。
私が今までに買ったハードディスクを挙げると、こんな感じになります。

こうやって眺めて見ると、よくもまぁこんなに買ったもんだ、と思ってしまいます。結局、今現役なのが6台、あと壊れたやつが2台転がっています。最初のころは、すごい「高い買い物」をしたような気もしますけど、まぁこんなもんでしょうか。
面白い事に、1年に最低1台は買っていることでしょうか。もうハードディスクは旬のものというかなま物のような気もしてきます。すぐ腐る(壊れる)し(^^;)
今年は、ノート用の大容量のを狙っているのですが・・・先立つものが無い。3GBクラスのが安くなってきているので狙っているのですが。

話はがらっと変わって、仕事上のことなのですが・・・
最近、どこもかしこも「いんたーねっと」で、Webサーバーを立ち上げる、という仕事がちょくちょくあります。まぁ、それはそれでいいのですが、なんか、ずいぶんメーカーにぼられているというか、高い買い物をさせられているな、と思わせることが多いですね。
負荷もそんなに高くない、信頼性もそれほど要求しない、SSLとか特別なことはやらないWebサーバーを立ち上げるんでも、UNIXワークステーションにNetscape Web Serverを乗せる構成を取ったり、とか、PCサーバーにNT Serverを乗せたり(こっちはセキュリティ面で不安)、とか、そんなにお金かけていいの?と思わせるようなシステムにしたりしているのをよく見ます。
「そんなん、そこいら辺に余っている486マシンやPentium 75MHzマシンにLinux入れて、apacheでも動かせばハード・ソフト代はただでできるじゃん」
とか、社内でそういう仕事をしている人に言っているのですが、ノウハウが無い、とか、フリーソフトはだめ、とか、いろいろへ理屈をつけて、やろうとしません。フリーソフトが駄目なら、なんでXとかsendmailとか使っているんだよぉ、と言いたくなってしまうところではありますが。

インターネットって、仕事として考えると、はっきり言って儲からない分野ですから、コストを出来るだけ切りつめないといけないと思うんですけどね。メインフレーム系の仕事ばっかりしてきた人にとっては、その辺の頭の切り替えがなかなか出来ないようです。まぁ、メーカー側から見たら、カモがネギしょって、鍋までぶら下げて飛んで来るように見えているかも知れませんね。
そんなところに、私なんかが横から口を出したら、せっかくのおいしい商売が・・・もしかして、私はメーカーの営業マンから相当恨みを買っているのかも知れない。夜道には気を付けよっと(^^;)

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