新・闘わないプログラマ No.1

私の貧弱なコンピュータ環境


とりあえず、記念すべき第1回です。何を書こうかなぁ〜と思ったのですが、まずは自己紹介も兼ねて、私が今どんなコンピュータを使っているか、お話しておきたいと思います。
私が今家で使っているパソコンははっきり行って貧弱です。多分、これを読まれている皆さんの大部分はこれよりはるかに高性能のパソコンを使っていると思います。まずは本体です。買った順番に行きます。

最初はPC-9801RA2ってやつです。そうあのNECの「きゅうはち」です。でも9821ではありません。書き間違いではありません、9801です。買ったのは多分8年くらい前です。もう有史以前ですね。さすがに最近は全然使っていません。この間、電源を入れたら、ハードディスクが異様な音を立てていました。一応動きましたけど。時計は1992年を指していました(^^;)「私の『コンピュータ』履歴書」の方にも書く予定なので、ここでは詳しく触れませんが、当時はこんなんで写真を画像処理してました。640x400くらいのJPEG開くのに1分くらいかかったりして・・・

そのころ、画像処理ならMacだ、と風の噂に聞きまして、いろいろ調べているうちどうしてもPhotoshopが使いたい、もうMacを買うしか無い、となりました。ちょうどそのころ残業成金してまして(だって、月の残業手当てが50万とかだったんですから)、今は亡きSTEPで買ってしまいました、Quadra700って機械を。今を去ること5年半前のことです。でも、これはいい機械です。当時、832x624 24bit colorなんてスペックの機械を個人で所有しようと思ったらこれしか選択肢が無かったのです。CPUが68040/25MHz、メモリーもなんと大容量20MB、ついでにハードディスクも大容量240MB、しかし値段は100万円をちょっと切るくらい(;_;)
でも、感動しましたね。832x624なんて広い画面(当時は広かったんですよぉ)にフルカラーで画像が表示される、しかもJPEGを表示させても10秒もかからない。なんたって、世間はDOS全盛の時代ですから、Macで無ければこんなこと、なにわのことは夢のまた夢(意味不明) このQuadra700、今でも私のメインマシンです。だいたいこれで全部やります。メモリーは68MBまで増やしましたし(これ以上増やせないけど)、ハードディスクは3GBにしてますし。そうそう、このあいだOS8も入れました。(ポップアップウィンドウは便利ですねぇ(^^))いろんな意味でMacは管理が楽です。だいたい某OSのように、ハードディスクを換えるたびにOSを入れ直したり、OSを入れ直すたびにアプリケーションまで入れ直したりしなくていいですから。どぉっっっして、OS入れなおすたびにアプリケーションまで再インストールしなくちゃいけないの?え、上書きインストールがあるって?あんな怖いこと、私には出来ません。うまく動かなくても元に戻せないし。それに比べてこの間入れたMacOS8、環境設定まで含めてたったの3時間で全部終わったし。楽、楽。

とは言え、Intel系の機械も、おもしろそうなOSがいろいろ出てきているし、一台PCもあってもいいかな、ということで、IBMのPS/Vの一番安い奴を4年くらい前に買いました。あ、PCって巷で「AT互換機」とか「DOS/V機」とか言ってる奴を指してます、為念。CPUがi486/33MHz(言ってて恥ずかしい)です。最初のうちは、OS/2とかFreeBSDとかいろいろ入れて遊びました。結構OSって、おもちゃとして面白いですよね(って、賛同してくれる人います?)。いろいろいじりたおしてみると、そのOSを作った人たちの思想・信念がこちらに伝わって来るように思えます。しょーもないOS(どれとは言いませんが:-))はどう使ってもやっぱりしょーもないですし、使って行くうちにそのOSの真髄に触れることが出来、感動すらしてしまうこともあります。今は、CD-R Writer専用にWindows95、ファイルサーバー他のためにLinuxを入れています。OS/2はBoot managerだけ使って余生を送っています。

と、最近までずっとこのメンバーだったのですが、今年春に新顔が加わりました。引っ越して通勤時間がのびてから、電車の中で使えるパソコンが欲しかったんですよね。PCかMacで、1.5Kg以下、値段は安い方がいいなぁ、そんなに早くなくていいから、って条件で探したのですが、Macは該当機種無し、で脱落、最終的には、東芝のLibretto50と、富士通のFMV-5100NC/Sの一騎討ちになりました。結局、富士通のを買いました。Librettoの小ささと軽さは魅力的だったのですが、FDDが特殊(PCカード接続)でWindows95以外のOSをインストールするときに苦労しそうなこと、キーボードのタッチタイピングが(少なくとも私には)出来なかったことで、脱落しました。
このFMV-5100NC/S、あまりいい評判は聞きません。曰く「液晶がTFTでない」「バッテリーの保ちが悪い」「内蔵バッテリーの交換をユーザーが出来ない」「PCカードが1枚しか入らない」。ま、それはそうなのですが、私は気に入っています。スペック的に中途半端なためアピールしにくいのかも知れませんが、私にとってはちょうどいい(大きさも小さからず、大きからず)機械です。液晶がDSTNなのも、ものは考えようで、電車の中で何か書いていてもとなりの人からは何も見えません。一生懸命書いているラブレターをとなりに座っているおっさんに覗き見られる心配も無いのです(さすが、富士通はそこまで考えてTFTを採用しなかったのか:-))
このノートパソコン、家では一番高速なマシンです(^^;)なんたって、Pentium 100MHzですよ。いやぁ早いですねぇ=3 今は、Windows95とLinuxを入れています。本当は95の代わりにWindowsNTを入れたいところなのですが、ディスクが800MB足らずで小さいので、いまのところ仕方なく95です。2GBくらいのハードディスクも安くなってきたし、入れ換えたいなぁ・・・でも先立つものが無いし・・・あと、PHSを使って外でインターネットに繋いだりもしています。といっても、メールの送受信くらいですけど。わざわざ外で「ねっとさーひん」する必要も無いですから。

周辺機器はでは、まずディスプレイ。写真の処理とかやりたかったので、出来るだけいいものを、ということで、往年の名機NANAO T560iを使っています。いやぁ、当時は高かったですねぇ。でも、そのかわり今でもかなりの高画質を保っています。あとは、230M MOとかCD-Rとか、スキャナとかプリンタとかそんなもんです。みぃーんなだいぶ昔に買ったものだから、今と比べて値段が恐ろしく高い。最近の価格を見ると悲しくなってきて、精神衛生上よくないので、あまり見ないことにしています。

あと、職場では、自分の席にはPentium 90MHzのパソコンがあって、大体WindowsNT 3.51/4.0で動かしています。そこから、あちこちのUNIXマシンにtelnetで入ったりもしながら仕事をしております。最近思うんですが、パソコンなんてPentium 100MHzもあればほとんどの場合性能的に十分なんじゃないでしょうか。使い方にもよるとは思いますが、私はこれで速度的に不満は全くありません。でも、Macの恐ろしく速いのは欲しいな。Photoshopがびゅんびゅん動くような奴(^^)

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