新・闘わないプログラマ No.362

さよならフロッピー


今年は本を書いていたらあっという間に1年が過ぎちゃったような気がします。結局、休みがほとんどそれで潰れてしまったせいか掃除する時間が取れず、家のPCの周りがぐちゃぐちゃな状態と化しておりまして、もう年末でもあるし、大掃除などを始めたわけです。
ところで余談ですが、その、このたび出した本ですが「どんな内容なのかいまいちよくわからん」というご意見もいただいておりまして、書店で見かけた方は手に取って立ち読みでもしていただければ、と思いますが、「近くの書店にはそんなマイナーな本は置いていない」「書店に立ち寄っている時間などない」という方のために、簡単にまとめておきます。

と、さりげなく(←そうか?)本の宣伝をしておいて、本題に入ります。
家のPCの周りがかなり狭くなってきていまして、年末の大掃除の時期でもあるし、この際要らないものはどんどん処分しようと思っています。で、最初に目をつけたのがフロッピーです。数えてみたら全部で1000枚以上あります。いつの間にこんなに。
しかし考えて見ますと、ここ何年かフロッピーディスクなどほとんど使った記憶がありません。データのバックアップや持ち歩きにも、フロッピーじゃ容量が小さすぎます。また昔は、ハードディスクにOSが入っていない状態のPCで、OSをインストールするために手軽にブートするにはフロッピーを使うのが一番だったのですが、今ではCD-ROMなどでブートするほうが一般的なわけで、そもそもPCにフロッピーディスクドライブをつけておく必要すらないのではないかな、とも思っています。
手元にはUSB接続のフロッピーディスクドライブがありますから、「どうしても」という場合にはそれを使えばよさそうですし、今度PCを組み立てるときにはそうしようかな、と。いまどきDOSを使うことなどほとんどないでしょうから、USB接続のフロッピーでも問題なさそうですし……あ、でもマザーボードのBIOSのアップデートとかはどうするんだろう?
さて、1000枚以上のフロッピーです。これらを分類すると、

に大別されます。これらのうち、1.4MBのやつとMACのやつは、かなり前にイメージファイル化してCD-ROMに焼いてありまして、最悪それで復活させることが可能ですので、思い切って全部捨てることにしました。あと、問題はPC98用です。いまさらこんなもん使わないような気もしますが、とは言え、中身まで含めて全部捨てちゃうのも何か忍びないし、さてどうしたものかな、と思っています。
これも何らかの方法でイメージファイル化して取っておくことも可能だとは思いますが、どういう方法がいいのかまだ何も調べていません。
そういえば、PC98用フロッピーは3.5インチの他に、5インチのやつもあったような……あれはどうしようか。そういえば、もう5インチのフロッピーディスクは製造もしてないし、売ってもいないんだそうですね。もしかしてプレミアム付きで取引されていたりして、とオークションの出品を調べてみると……なんだ、いっぱい出品されてて、しかもほとんど値段が付いてないないじゃん。

などと考えつつ、フロッピーをゴミ袋にどんどん投げ入れていると、いろいろと懐かしいフロッピーディスクが見つかりました。パソコン通信時代のログファイルとか。そんな中に、天使たちのなんとか、とかいうゲームソフトらしきフロッピーを発見。ううむ。なんだこれ? なんでこんなもんがあるんだ? 全然記憶にないんだけどなあ。


2004.12.13 追記
PC98用のフロッピーをイメージファイル化する方法の情報をいくつか頂きました。ありがとうございます。時間ができたら試してみて、レポートしたいと思います。

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