新・闘わないプログラマ No.143

家庭内サーバ


Flet's ISDNも開通し、家庭内LANもとりあえず形になってきたので、次は、家の中に常時起動しているサーバを置こうか、ということになりました。
「大切なデータ」のところでも書きましたが、とりあえずファイルサーバは欲しいなあ、とは前々から思っていました。それも、SMBでもAppleTalkでもNFSでも使えるやつ。
で、「大切なデータ」のところでも書いた、以前使っていたノートPCをサーバにしようという試みは、どうやらノートPCのIDEインターフェースがいかれてしまっているようで(ディスクがだめなんだろう、と思っていたのですが、違った)挫折。結局このノートPCは廃棄ということに。あらたに、IBMのPC750っていうPCを秋葉原で中古で見つけて、これを買ってきました ←真夏の暑い時期なので、もう大変でした、持って帰るの。このPC、うちの職場にも大量に入っていて、と言ってもCPUがPentium 100MHzなものですから、そろそろ見捨てられてきているようなやつです。
PC750は、多分リース切れの物件が大量に中古として出回っているのでしょう、秋葉原あたりでもよく見かけます。発売当時確か30〜40万円くらいしたと記憶していますし、そのせいか、作りもまあしっかりしているし、こういう用途には最適かな、などと思ったわけです。私自身も、何度も蓋を開けていじった経験がありますから、勝手を知っている、というのもありましたし。
で、これに、IDEの8GBのディスクを入れてみたのですが…認識しない。どうも、このPCのBIOSって4GBまでのIDE HDDしかダメなようで…しくしく。仕方が無いので、手元にあった、ノートPCに付いていた2.5インチ3GBのディスクを、アダプタを介して入れることにしました。
しかし、これは怪我の功名というか、正解でした。何せ、ディスクの音が小さい。デスクトップ機を常時動かしておくのは、うるさいからやだなー、と思っていたのですが、PC750は本体のファンの音は小さいし、ディスクの音も小さくなったものですから、静かな部屋の中に置いても、耳を澄まさないと、PCの動作音が聞こえないです。

まあ、ハードのお話はこれくらいにして、じゃあ、実際に何をやりたいか、というと、ファイルサーバ、メールサーバ、ニュースサーバあたりでしょうか。あと、出先からリモートメンテナンスが出来るように、telnetで繋げる、というあたりも考慮して、Linuxを入れる、という、まあありがちな結論に落ち着きました。
Linuxのディストリビューションはどれでもよかったのですが、手元にVineLinux 2.0のftp版 CD-ROMがあったので、それを入れることにしました。
でもって…

しかし、こんなことまで書いてしまって、果たしていいのだろうか。
セキュリティホールなんかあったら、やりたい放題やられる可能性もあるだろうし。とりあえず外から繋げるのはtelnetだけのはずですが(あとは、ダイヤルアップルータで弾かれるはず??)、いろいろセキュリティは考慮しているから、大丈夫だと思うんだけどなあ。ポートスキャンをやっていたお客さんが、すでにいたようですけど。
あ、ウチのところなんかクラッキングしてもつまらないですよ、家庭内サーバだから。どーせアタックするなら、もっと大手のところにしておいた方がいいのではないか、などと思いますが ←おい。


この内容に関して「No.144 いいわけ」で補足していますので、そちらもご覧下さい。

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